2018年春期アニメ総評
近代史をベースにし、アイヌと共に北海道を駆け回る様子は北海道好きとしても感慨深い作品であり、旅行の度にアイヌの民族博物館とかを観光してきた自分としては、アイヌにスポットを当てていることだけでも感動モノである。
ストーリーは未完で物語も中途半端な所で終わっているが、それを差し引いてなお面白い作品であり、ストーリー展開の妙、個性の濃い強烈なキャラクター群と、どこを取っても昨今の作品の中では最高峰であろう。
原作未読ではあるが、第二期も決定していることだし、できれば全話をアニメ化して欲しいものである。、
大望のシリアス人間群像劇
「あしたのジョー」をベースにして近未来を舞台に繰り広げられるボクシングのバトルモノという名の群像劇。
「あしたのジョー」自体がボクシング漫画の金字塔であり、最初期の漫画が一番の名作となってしまい、以後の作品は未だこれを越えられていないと個人的には思っている。全くのオリジナルであればこれも同じだが、あえて「あしたのジョー」の焼き直しとしているので、キャラクターや展開への想いがそのまま上乗せされてしまうので正直、この作品はかなり下駄が履かせてある。
ただ、それでもボクシングを中心にした人間群像劇は見事で、少々時間が足らない感はあるが、登場するキャラクターを描ききって生き生きとした印象を残したのは見事。
特に、最終回は「あしたのジョー」ならば死んでいたライバルを敢えて生かしてジョーと談笑できるほどに接近させた様子は胸熱。
この作品だけで世界観が完結しており、これ以上、足すことも引くこともできない見事な出来映えだと思います。
10年前に放映されたシュタインズゲートの最後のトゥルールートに至るまでの岡部の葛藤と選択を映像化したもの。せめて前期のシュタゲの翌年くらいに放映してくれればまだよかったが、さすがにもう内容をほとんど覚えていない。キャラクターも主人公とレギュラーメンバー数人の記憶しかないため、何となく覚えている知識と記憶を頼りに視聴しているが、完全に理解するには少々厳しいw
タイムパラドックスを描いた作品は多くあり、その中でも白眉であることは間違いなく、後の多くの作品に影響を与えているのは明白なのだが、やはり内容的には難解であり、調べて分かるレベルを越えているため、前期の内容を忘れていると余計に楽しめない部分が多いのが惜しい。、
この系統のガンダムは、もともとは自分の作った自分の好きな既存のMS同士を戦わせるってことで、実際のガンダムでは絶対に見られないシチュエーションやMS戦が見られる楽しさがあったのだけど、最近ではプラモ販促のためか、全部オリジナルのMSになってきたので個人的には全く楽しめなくなってきている。さらに、異世界モノではありがちな、主人公が問答無用で無双するような展開になってきており、まさに異世界モノ。
まあ、異世界ガンダムでも面白いところはあるだけど、最初のビルドファイターズと比べると全く別物の作品みたいになってしまい、完全に飽きてしまっているのが自分でも分かるw
新規ファンを取りこみたいのは分かるけど、だからといって古参のこだわりを無視されれば視聴意欲も薄くなるわ・・・
オタクの主人公に学校一美人だけどちょっとおかしな女の子が彼女になるという、よくある話。この手の話は結局、オタクをオタクらしくないようにしてモテそうな要素を増やすパターンなんだが、この作品もまあオタクと呼ぶには少々コミュ力ありすぎな感じの主人公。普段はオタクっぽく、周囲との接触をなるべく避けて話をしないようにしているのに、なぜか物語のキーポイントになると途端にコミュ力発揮して喋りだすという都合のよい主人公(笑
最初こそ、まだオタクと美人のすれ違いの淡い恋みたいな感じだったけど、後半からは完全にオタクと美女の不釣り合いカップルの話になってきて全く面白くなかった。しかも、この状態で二期をやるというから、一体何をするんだか・・・
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