2019年秋期アニメ番付

第12位:警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課 トクナナ

第12位:警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課 トクナナ

設定に無駄が多い

異種族がいる世界で現代まで歴史が続いているという設定だが、異種族がいる段階でいまと同じ世界になるとは思えず、無理矢理現代に置き換えてるのが無理がある。そのくせ、異種族と人間との差別化が全くできておらず、別に異種族でなくても全員人間設定でもストーリーが進められたのが問題。
ラスボスのテロリストも頭のおかしなテロリストって印象しかなく、悪としても自覚も美学も持っていないのでラスボスとしては小物過ぎる。主人公が不死身な理由は最後で明らかになったが、それまで誰も突っ込まない理由も分からないし、とにかく設定に無駄が多すぎ。

第11位:アサシンズプライド

第11位:アサシンズプライド

中途半端に終わって印象に残らず

イケメン執事に守られるお嬢様ということで、「黒執事」の女版みたいな作品。ただ、内容は比べてはお粗末なくらいデキが悪い。世界観が素っ頓狂過ぎて内容とマッチしておらず、毎回事件やら大会やらが開かれて無理矢理バトルをしている印象しかない。
主人公の女の子は頑張っていて好感持てるが、他は特に視るべきものもない。

第10位:ノー・ガンズ・ライフ

第10位:ノー・ガンズ・ライフ

全く印象に残っていない・・・

世界観もキャラクターも設定もろくに説明することなく、何となく始まってなんとなく終わってしまった感じ。なんでアニメ化したんだろう? それだけ売りになるような設定や展開があるようには見えず、盛り上がりも森下がりもないまま終わってしまい、この作品の良さってのが分からないうちに終わった。

第9位:バビロン

第9位:バビロン

悪の完勝で終わり

異世界転生して特殊スキルをもらったような悪女と正義の戦いで、最後は正義がこてんぱんにされて終了という何とも意味不明な作品。そもそもこの異世界転生してきたような悪女のスキルってのが強すぎてお話にならない。彼女こそ俺TUEEEなキャラになっていて倒しようがない上に、異常なまでに主人公に執着して粘着するという流れはどういう意図なのか。
原作は小説のようだが、こんな胸くそ悪くなる小説をアニメ化しようとゴーサインを出したヤツは一体何を考えているのか・・・

第8位:俺を好きなのはおまえだけかよ

第8位:俺を好きなのはおまえだけかよ

最初のエピソードだけは面白かった

最後はOVAで完結ってところでもう評価に値しない。
第1回目のエピソードは面白かったが、二回目以降も同じような展開ばかりで、視ている間は面白いのだが、終わってみれば前回と大して変わらない印象しかない。
ところどころでは面白いのだが、全体を見ると凡庸なラノベになってしまうのは、造りが冗長過ぎるからだろうか? まあ、OVAを視る機会はないだろうから、この作品の行方は分からず終いで終わりなんだろうな。

第7位:フェアリーゴーン

第7位:フェアリーゴーン

第二期を放映したことは評価できる

第一期の出来を考えれば第二期を放映したことには評価できる。ただ、やっぱりデキは微妙。精霊を呼び出して戦うというアイディアはよいが、世界観や人間関係を複雑にしすぎてストーリーの概要さえ掴めなくなってしまっている。キャラクターも多すぎで、半分以上は要らないキャラなので整理してもうちょっと判り易いストリーにするべきではなかったか。
設定的には好きだったので、この結果は残念。

第6位:旗揚!けものみち

第6位:旗揚!けものみち

デオチ感が強い

異世界転生モノだがギャグ多めで1話を視た感じは凄くよかったんだが、2話以降は同じような展開で視聴を続けるとどんどん退屈になってくる。作画も当初はよかったが、途中からは動きが少なくなり、これも残念。
結果、凡庸な作品としての印象しか残らなかった。

第5位:炎炎の消防隊

第5位:炎炎の消防隊

後半面白くなってきたが

正直1クール目は全く面白くなかった。キャラクターも無理矢理立たせてる感はあるし世界観の設定は微妙だし、何よりキャラありきの物語が面白くない。ただ、2クール目に入って人間関係がようやく整理がつきはじめ、バトルも面白くなってきた。
でも、結局最後は完結せずに終了で、続きを視たいと思わせるような造りではなかったのが残念。

第4位:ちはやふる3

第4位:ちはやふる3

安定の高品質

原作を読んでいるが内容はすっかり忘れているので、アニメは非常に楽しめる。また、間の取り方やキャラクターの見せ方を含めてアニメのデキは非常によい。特にかるたを取るシーンはホントの試合を見ているように手に汗握る。
原作は未完だが、このままアニメで原作を全部アニメ化して欲しい作品である。

第3位:Dr.STONE

第3位:Dr.STONE

異世界転生と同じパターンで面白い

3

異世界転生モノではないが、ある意味で異世界転生みたいなもので、なかなか面白い。科学知識は怪しいところもあるが、ある程度は監修が入っているので正確なのであろう。
科学知識で古代世界を科学化してゆく過程は異世界転生モノの醍醐味でもあり、展開は非常に興味深いのだが、ジャンプモノの宿命か、余分なバトル展開があるのが気になる。これさえなければ最高なのにねえ。
ジャンプじゃなくて、サンデーかマガジンで連載していればもっと面白くなったのではないだろうか

第2位:慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

第2位:慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~


最後のドンデン返しが効いている
2

典型的な異世界モノだが、実は1度異世界転生して失敗した経験を持っているから慎重になったという設定が最後に分かり、今までの異常な行動にも一定の説明がつくという面白い展開。
異世界転生して精神的にトラウマになっているのにまた転生させられるというのはある意味惨いが、そんな惨さを感じさせてないギャグ展開で進むのもよい。女神のキャラ造りもよく出来ていたしね。
続きがあるようなので、そちらも是非視てみたい。

第1位:ヴィンランド・サガ

第1位:ヴィンランド・サガ

キャラは微妙だがストーリーはよい
1

キャラクターは主人公も含めてクズみたいな人間ばかりだが、バイキング時代を背景にした歴史物としてみると非常に面白い。
終わってみれば、壮大な叙事詩のオープニングに過ぎない物語なので、ここからが本番なのであろう。次回以降は楽しみであるが、どう話を進めてゆくのか心配でもある。

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