カワイスギクライシス
第1話「アリエナイ」

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宇宙からの侵略者・アザトス帝国。その調査員リザが地球にやってきた。文化の遅れた地球を見て、すぐさま滅ぼすべきだと言っていたが、猫カフェに入って猫を見たことで、彼女の調査結果は一変する・・・
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調査員・リザ、猫を見る
「この星のレベルはこれまで調査中でも低いって一目でわかる。私の理解を超えるなにかがこの星にあるか?」
「飲食の情報も知っておきたい。どこか適当な店に入れるか?」
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「猫カフェへようこそ」
「ねこ?」
「では、ご案内しますね」
「ねこってなんだ?」
「猫さんが飛び出してしまうので、お気をつけてお入りください」
「ねこ・・・」
「?」
「なんだ、この生き物は? これが猫か?」
「はあ、まあ。お客様、普通のカフェと間違えて入ってしまったのですか?」
「なんなんだ、この生き物。アリエナイ。こんな、こんなかわいい!アリエナイ!生物としての限界を超えている! なき声やべえ!脳を溶かされる! 宇宙三大可愛い生物が落書きに見えるぞ!」
2
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宇宙を侵略して回るアザトス帝国。次の目的地は地球。平凡な星で文明レベルも低いと判断されたが、この惑星にも個性があるはずだと調査員が送られた。それがリザ。リザは地球滅亡支持者だったが、猫カフェに入って猫を見たとたんに猫に魂を奪われます。

かなり多くの星を回ってきたようだけど、猫どころか猫に近い生物もいなかったようで、彼らの宇宙三大可愛い生物が子供の落書きしたトカゲみたいな形をしているから、猫とか犬を見たらアリエナイ生物に見えるんだろうな。もはやユーマ扱いだろうねw

しかし、これだけ猫を褒めると猫を飼いたくなってくるな。昔は飼ってたから、あの可愛さはよく分るわw



猫が可愛すぎて死ぬ
「地球上に何体くらいいるんだ、猫は。希少生物だろ。100体くらいか?」
「日本だけでも、1000万匹くらいいるんじゃないですかね?」
「1000万!?」
「飼育数も年々増えてますしね」
「飼育!? この猫を飼ってもよいと!? おいおい、冗談ろ?家に帰ったら猫がいるとか。天国過ぎるだろ!そんなやつが国中に!? 仕事も何もかも放り投げて猫と暮らしたくなる!その誘惑どう振り切ってんだ? どうなってんだ地球人!」
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「リザ、なにか面白いものは見つかったか?」
(この猫のことを報告してもよいか? いや、まだだ! この可愛さは異次元過ぎる!特に、動物好きの艦長がヤバい!)
「可愛い動物はいたかね、リザくん」
「いえいえ!いねえな、それは。全然いねーわ」
「じゃあ滅ぼしちゃっていいかな?」
「だあああああ!マテマテ!まだ調査始めたばっかだろ!ちょと待ってろ。絶対いるから」
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「なんか足の裏についてないか? 感触が・・・」
「肉球ですか?」
「あんよの裏可愛すぎる!」
「お客様!?」
「もうむり・・・かわいしゅぎ・・・・」
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猫の可愛さに同様しまくるリザ。艦から報告の最速があったが、今までの生物とは次元が違う可愛さなので、報告したらパニックになると恐れて報告できず。そして、猫に触れられたら、その肉球の愛らしさを知って悶絶してしまいました。

もっと猫をかわいがると思ったら、恐れ多くて触れないようですね。猫の足が触れたら、その肉球の感触だけで悶絶するくらいだから、抱いたらほんとに心臓止まりそうだなw

しかし、艦には報告しないのか。このまま黙っておくわけにもいかんだろうから、報告するタイミングが転換期になるのかね?



犬を知るリザ
「なんだあの生物!なんで追いかけてくる? あんなふわふわな尻尾を振って迫ってくる。そんなのかわいしゅぎる!」
「ボール拾ってくれたから、遊んでくれると思ったんだね」
「あれはなんだ?」
「犬ですね」
「いぬ!だめだ!こんなときめき耐えられない!かくまってくれ!」
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翌日は犬を見て悶絶。遊んでいたボールを拾ったら尻尾を振って追いかけてきて、その可愛さに逃げながら悶絶w

ワンコも可愛いよなあ。にゃんこかワンコかは派閥ができるからねえ。個人的には犬を飼ったことがないので犬に憧れがあるけど、ワンコ買うなら柴犬がいいなあ。にゃんこはなんでもいいけどw

ワンコに追いかけられても怖くはないようだけど、ワンコに追いかけられるのは結構怖くないか? ワンコ飼ったことないのでナンとなく恐怖心があるわw



捨て猫に激怒
「おい・・・」
「猫だよ」
「捨てられたんかな。うわ、これひどい」
「捨てるとか・・・そんなことあるのかよ」
「無責任な飼い主だ」
「・・・そうか、ちょっと下がってくれ」
「セイメイタイ ヲ カクニン。ヒドクスイジャクシテイマス」
「生命体維持のため、周囲の時間を停止。体表細胞から可能な限り栄養を補給。脳波、残留視覚、付着細胞から元飼い主を探せ」
「ミツケマシタ トウガイジンブツ ノ ゲンザイチ ヲ カクニンシマシタ」
「そいつらを同じ目にあわせろ!」
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いろいろな動物がいると知って混乱するリザ。そんな時、捨て猫を発見。瀕死の捨て猫を見て、こんなかわいい生物を捨てる人間がいるなど信じられないと、猫を治療。そして捨てた人間を特定すると、猫と同じ瀕死の状態にします。

やっぱこれくらいしてくれるとすっとするねえ。実際、ほんとに猫とか犬を平気で捨てるやつはいるからねえ。たぶん、人間としての思考とか知恵をもってないようなやつらなんだろうね。そういうやつらが普通に一緒に生活していると思うとぞっとするわ。



助けた猫に懐かれる」
「ちょ!なに? なにしてんだよ」
「なつかれちゃったみたいですね」
「そんな、なつかれても困るというか・・・」
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助けた猫に懐かれて、一緒に暮らすことに。

これで次回からは猫がいるから家から出られなくなるって展開になるようですね。
にゃんこなんて掘っておいても家から出て勝手に帰ってくるけどな。まあ、うちの猫は貧弱だったんで、最初に外に出て喧嘩に負けて帰ってきてからは二度と外に出なかったけどw


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トニカクカワイイと間違えて視聴してしまったが、結構面白くて驚いた。
ただ、可愛いだけだと出オチで以降同じような展開になりそうなので、どういう切り口で毎度見せるかがカギになるかねえ
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