2021年05月

バックアロウ (第19話)

バックアロウ

19話「お前に始末がつけられるのか」

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秀備はアロウを救う術を見つけて何とか成功するが・・・
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ルドルフが恐れるもの
「アロウの様子は?」
「北の世界壁あたりにいるのをレッカの監視カメラが捉えています」
「レッカの空中城艦も、まだ起動していないな」
「絶凱帝がどう動くか」
「でも、彼らの動きが分かるだけマシ。秀備がレッカの通信網につなげていてくれて助かった・・・あ!通信が途絶えた!?」
「これもルドルフの仕業!?」
「恐らくそうでしょう。こちらにアロウの現在位置が分からなければ、戦略は立てにくい。しかし、これは吉報です。私たちの介入を嫌がるということは、私たちが移動できるということです。私たちを防いでいた壁は一時的なものである可能性が高い」

1
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なかなか鋭いプラークの指摘。なんか中国の軍師みたいだなw

グランエッジャを壁に囲ませて閉じ込めて何もできないようにしてみせたけど、わざわざグランエッジャのやることを邪魔してくるってことは、閉じ込めただけじゃ安心できないってことだもんな。
圧倒的な情報と技術を持ってる選帝卿なら、グランエッジャを閉じ込めて放置しておけばいいだけなのに、わざわざグランエッジャのやることを邪魔するってのは、不安要素があるってことだもんな。
プラークの言うように、壁で閉じ込めるのは一時的なもので、選帝卿自身がそんな自由にいじくれないってことの証左だからな。選帝卿は圧倒的な立場にあるからか、出来ることと出来ない事を知らずに全員に披露しちゃってるのが油断だねえ。
グランエッジャをここまで恐れる理由は、アロウを助ける可能性を秘めてるからで、それはまさに秀備の頭脳ってことになるだろうね。






壁の中を鏖殺する理由
「これは神のご意志だ」
「我らレッカが信じる神は世界壁のみ」
「その壁も神が作ったものだよ」
「それがどうした?」
「!?」
「いちいちこちらに指図する神などレッカには要らぬ。黙して語らぬ世界壁の方がよほど都合がいいわ」
「では教えよう。なぜ神がリンガリンドを滅ぼそうと決意されたか。絶大弾。君という存在の所為だよ。神が必要とする以上の進化を遂げた者が出たとき、殲滅者が送られる。悲しいねえ。君は強くなりすぎた。そして恐ろしいことに、君の周囲の者も影響を受けて変位しつつある」
「ハハハハハハ!面白い!実に面白い!おまえの神も、この絶大弾を恐れているというわけだ」
「その思い上がりが世界を滅ぼすのだよ」
「思い上がりは神の方だ!ならば、アロウも貴様もこの手で殺す。その上で、神も駆逐してやろう!」
「おお・・・」

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わざわざ絶凱帝の所為で神が世界を滅ぼそうとしたなんて言ってきたのは何のためだろ? これで絶凱帝がビビるとでも思ってたのか?
神を絶対視する選帝卿からすれば、神が殺しに来るといえばびびると思ってたんだろうね。自分がそんなこと言われたらビビって尻尾巻いて逃げるから、絶凱帝もそうだろうと思って話してたとしたら、とんだ間抜けだな。

しかし、この理由は本当かね? 神がいるとすれば、どっちかといえば絶凱帝のような人物が生まれることを期待して壁を作ったような気がするけどな。選帝卿を倒すほどの人間がこの壁に囲まれた世界で生まれるかってのを試したいんじゃないのかね?






壁の外の世界
「出口はどこだ?」
「何をしているアロウくん。職場放棄は困るなあ。外に帰るのはまだ早いよ。君を待ってる愚か者たちの所に行きたまえ」
「ぐああああ!」

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落宝の穴から世界壁の外に出たアロウ。そこは何もない空間。しかし、すぐにルドルフによって引き戻され、地上にたたき落とされてしまいます。

落宝は世界壁の外だけど、その世界壁の外はまだ本当の世界壁の外とは隔絶された世界っぽいですね。リンガリンドの外には虚無空間的なものが拡がっていて、そのさらに外に神の世界があるってことかね。
神の世界ってのは、実はリンガリンドと鏡会わせのような世界で、文明がさらに発展しているようなところじゃないのかね。リンガリンドがただの実験台である可能性が高そうだよなあ。





アロウ討伐
「グランアローラブソリュート! 私の愛が、あなたを元に戻す!」
「ダメだ姫さん!あんたの力も俺には効かない!」

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「私がここまで来れればよかったんだよ! 引っぺがしてやるよ!その物騒なブライハイトの鎧を!」
「止めろ!姫さん!おまえまで消えるぞ!」
「それがどうした!ヒャハハハハ!」
「ぐああああああ!」
「フィーネなら消滅に耐えられる!私ならあんたを破壊できる!」
「ありがとう、フィノワール」
「気にするな。ルドルフの所為で生まれた私が、最後に一泡吹かせられる。最高じゃないか!」
「ありがとう」

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秀備の策は、黒フィーネを使ってアロウのブライハイトを消滅させることでした。

黒フィーネにいつの間にかフィノワールなんて名前が付いてたのは驚きだわw しっかりとフィーネ姫と住み分けができるくらいに仲良くなってたんかねw
フィノワールがアロウを消滅し、その間、フィーネは存在を消されないよう回復を自分にかけ続けてるってことか。2人のブライハイトが2つ共存できるようになったのは、秀備が改造したからかね? どちらか一方しか出ないはずだもんな。

かなりドラえもん的な技術での解決だけど、まあこの流れだとそんな疑問で先に進めないほどのことじゃないしな。とにかく展開と流れが上手いから、そういう疑問は見てる時はあんま感じないもんなw






秀備消滅
「まさか!」
「残念だったね。ブライハイトを降りてもアロウの能力は消えない。触った人間は消滅するんだよ」
「そんな・・・」
「神を出し抜こうなどという奢り、後悔するんだね。秀備くん」
「こんな失態・・・・」
「シュウ!!!!」

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アロウのブライハイトを消して安心し、アロウの手を握ろうとした秀備。すると、秀備がアロウの能力で消滅してしまいます。

まあ、明らかに消滅はしてないね。この前の段階で、軍師管理大元帥のビットに何か策を授けていたので、こうなることは当然見越してんだろうね。そして、秀備がいなくなったと安心したところでいろいろ裏から何かをしようってことなんだろうな。
ビットが復活の鍵を握ってんだろうけど、あいつアホだからな(笑 失敗はせんだろうけど、タイミングを逸する可能性くらいはありそうだなw

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いやあ、面白いな。毎度毎度、どんでん返しやら意外な展開満載で楽しませてくれるわ。そして次回への引きも素晴らしいw
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擾乱~愛と悲しみの山河編~ (第6話)

擾乱~愛と悲しみの山河編~

第6話「機密事項六二三シノノメ」

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浅陽ちゃんは雪村を仮死状態にし、組織から抜け出す・・・
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仮死状態で組織を騙す
「確かに死んでいるが・・・どうして倒れているのか、もう一度話してください」
「急に胸を押さえて苦しそうに・・・」

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「・・・・」
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「お姉ちゃん・・・」
「浅陽・・・」

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月城からもらった薬は3時間だけ仮死状態にするという便利なドラえもんアイテムだったようです。
そして、その後の手はずも月城から聞いていた浅陽ちゃんは、葛原に雪村の死を知らせ、彼に死を確認した後に埋葬に立ち会います。葛原が次の任務のために墓地から離れたら、すぐさま墓を掘り起こして雪村を助けて逃げるという手はずのようです。

3時間仮死状態になるって薬がある時点でかなりムリがある計画だけど、まあファンタジー感の強い作品だから、それもありかね。
そして浅陽ちゃんの計画は逃亡までは上手くいくようですが、一度しか月城しか聞いてない計画を、よく実行できたなあ。一言一句全部覚えてるもんな。記憶力世過ぎでしょ(笑







東京脱出
「本当に、こんなところで?」
「大丈夫だよ、お姉ちゃんと一緒なら」

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東京を脱出して磐井県まで逃げてきたようです。

磐井県ってどこだ?(^ー^;A 見た感じだと、北陸か東北っぽいよな。磐井と言えば磐井の乱のあった九州じゃねえのかと思ったが、確かこの世界の設定では九州は外国にばら売りしてたから、磐井県なんてねえわなw

ここで安穏とした生活を送れるとは思えないから、いずれ葛原が見つけて迎えに来るんだろうね。







実は葛原も反徳川?
「・・・・」
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官憲が反徳川を唄っていた市民を殴る蹴るしていると、そこに葛原が乱入。てっきり反徳川の市民を殺すのかと思ったら、官憲を撃ち殺して反徳川の市民を助けます。

なんだろ、単純に無抵抗の者をいたぶってる官憲が気に入らなかったのか、それとも実は反徳川なのか?

なんか、この組織全員裏切りものばかりじゃねえかw まあ、組織がまともな組織じゃないからってのもあるが、全員が裏切るってどういうことよ?(^ー^;A


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なんか、毎度毎度裏切りのオンパレードだな(^ー^;A 敵を倒すより明らかに味方同士の裏切りの方が数が多いよw
実は裏切りものでしたってパターンばかりなので、そのうち、実は死んでませんでした、とかでいっぱい生き返りそうだよなあw

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MARS RED (第6話)

MARS RED

第6話「最後の青空」


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中島中将の金剛鉄兵計画は、特務隊のメンバー全員を吸血鬼化するものだった。そして最後の仕上げとして、前田を吸血鬼化しようとするが、来栖と山上が恐慌に反対。そうしているうちに、関東大震災が起こった・・・
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金剛鉄兵計画の正体
「彼らは何者なんですか?」
「金剛鉄兵以外の何者でもない」
「そうではなく、彼らはどこから来たバンパイアなんですか?」
「来栖くん。君は金剛鉄兵のことをどこまで知ってるかね?」
「バンパイアの能力を使った特殊部隊で、○吸を発見して保護、もしくは排除することが主な任務です」
「その通りだね・・・なぜ私がこの部隊を発足したのか。私はねえ、もう二度と戦場で部下を失いたくなかったのだ。だからこそ、兵士が死ぬことないよう、不死身の肉体を持てばいいと分かったんだよ。だから、バンパイアを効率よく造り出すことに舵を切ったんだよ」
「中将!それは一体どういった意味でありますか!」
「造り出すことに成功したんだよ。このアスクラでね」
「!!」
「これを私の優れた部下に使うことで、金剛鉄兵が生まれるのだ」
「それじゃ、横浜の金剛鉄兵は・・・十六特務隊を全てバンパイアに変えたのでありますか!」
「私は永遠の命を与えたのだよ。前田くん、あとは君だけだ」
「前田!よせ!」
「俺の命は、あの戦場で救われた時から中島中将のものだ」
「ありがとう、前田君」
「ただ、ひとつだけ。岬が、あなたを止めて欲しいと」
「・・・君は違うのだろう、前田君。私のために、アスクラを飲み干しなさい」
「前田!おまえがバンパイアになってどうする!」
「中島中将!こんなの人間のすることじゃない!」
「ははは、それは滑稽だ」
「中将、それは外道です」

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「私が決断しなければ、この国は誤った道を歩み続ける。若い命の犠牲の上にあぐらをかいた、口先だけの年寄りたちのみが甘い汁を吸うろくでもない国になってしまうだろう。シベリアでは若い兵士ばかりが死んだ。あの出兵は間違いだった。その一言だけで、権力者たちは彼らを振り返ろうともしない!」
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老人がずっと権力を握り続けて、若者を死地においやって領土を広げようとしている時代。まあ今の時代もある意味で変わらないけどな。権力を握って妄執する老人ってのはいつの時代でもいるんだろうねえ。
そういう時に、この中島中将みたいな老人がいるとまた違うのだろうけど、中島中将もまたベクトルが違うだけで変な妄執に囚われているからなあ。
若者達を救うために、自分の部下の若者たちを犠牲にしてんだからな。まあ、これでクーデター起こして現政権の愚鈍な老人たちを皆殺しにして、若者たちに政権を禅譲するとかならまだ分かるけど、そうはなりそうにないなw

最強のバンパイア軍団とはいえ、所詮、夜しか対応できず、陽の光を浴びれば消滅するってのは、かなり不利だと思うけどねえ。

しかし、これだけの兵団を作って何をするつもりなんだろうね。現政権の当てつけにしてはやることがでかいけど。





関東大震災
「前田!逃げろ!」
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「バンパイアじゃなけりゃ死んでたな・・・あとはそれだけか」
「お、おい!バカ!よせ!」
「なあ、来栖をちゃんと頼むな。あいつはいいやつだ」
「前田!やめろ!」

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前田をバンパイアにして中島中将の計画は完成のはずだったが、山上と来栖が猛反対。バンパイアになる薬を奪って前田のバンパイア化を阻止しようとするも、その最中に関東大震災が勃発します。
がれきに挟まれた前田を助ける山上。しかし、既に昼間になっており、陽光を浴びれば山上は消滅してしまうので、前田は山上を帰そうとするも、山上は前田の制止を無視して陽光の中で前田を助けて消滅します。

山上としては、前田に最後の諫言をしたかったんだろうな。山上と来栖はなりたくてバンパイアになったわけでもなく、バンパイアになって生き続けることに苦しみしか感じていなかった。そんなバンパイアに任務のために自ら進んでなるという前田に、バンパイアなんてこんな簡単に死んでしまうんだぜって見せたかったんだろうね。

全員をバンパイア化して完全な夜の部隊を作るつもりか。昼間に全く対応できないってのは使い勝手悪いと思うけどねえ。

しかし、この後どうなるんだろ。前田はそれでもバンパイアになるのか、それとも山上たちの意思を受けてバンパイアにならないのか。
これはちょっと楽しみな展開w


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特務隊員を全員バンパイアにして部隊を作るとか、これが中島中将の目的にしては何かショボイな。
薬で強制的にバンパイアしたからか、全員、無機質でゾンビみたいなバンパイアになってるからな。明らかに山上や来栖よりも質の悪いバンパイアって感じだわ。たぶん、使い捨てにされるんだろうねえ・・・

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不滅のあなたへ (第5話)

不滅のあなたへ

第5話「共にゆく人」


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ヤノメから脱出を計ろうとするパロナ。マーチとピオランを連れて馬車で逃げようとするが、ハヤセに見つかって追撃を受ける。そして、パロナを護ろうとしてマーチが死んでしまう・・・
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オニグマの遺物を持ち帰ろうとするが
「止めて!ねえね、なにしてるの!止めて!」
「あ・・・少し、切り取ってもらうだけだよ。ニナンナに持ち帰って、オニグマは死んで儀式はもう必要ないって村の人たちに知ってもらうんだ」
「切り取るなんて酷いわ」
「マーチ、こいつはもう死んでるんだぞ」
「でも、可愛そうだわ!」

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「・・・マーチ、ゲームをしよう。今すぐ、お婆さんと一緒に行くんだ。そのご褒美にいいものあげるよ」
「・・・」
「マーチ、お願いだから、今日だけは私のいうことを聞いてくれ・・・」
「・・・・この熊さんはオニグマじゃないわ」
「熊さんは、マーチみたいな可愛そうな子供のために死んだ。二度と儀式を起こさないために死んだ」
「そんなの勝手よ!この子はただの大きくて怖い熊さんよ!この子には関係ない!」
「マーチはまだ子供だから分からない・・・あ・・・」
「・・・・」
「そ、そんな顔するなよ・・・分かったよ、マーチ。止める」

2


ヤノメから脱出するにあたり、オニグマの死骸の一部を持ち帰って生け贄の風習を止めさせようと画策するパロナ。しかし、オニグマに同情しているマーチは、パロナのやろうとしていることを止めるよう懇願。パロナは結局、オニグマの死骸の一部を持ち帰るのを諦めます。

パロナにしてみれば、生け贄の風習を止めさせるってのも大事だけど、一番大事なのはマーチを悲しませないってことだからな。マーチが嫌がれば止めるっていうパロナの姿勢はブレてない。

ただ、死骸の一部を持ち帰っても、ニナンナの風習は絶対になくならないけどな。死骸の一部持ってきたくらいで止めてるなら、もうこんな風習とっくに止めてるよ。オニグマの死骸そのものを持っていっても止めるかどうかは微妙なくらいだからな。





マーチの死
「あ!・・・・あたしだって・・・」
「!!!」

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「ぎゃあああ!」
「オニグマさまが怒ってらっしゃる!」

5

「ねえね、ありがとう。ねえね・・・マーチの代わりに・・・ママになってね」
「嫌だ!それはおまえの夢だろ!おまえがママにならなきゃダメだ! さあ、できた。これでもう大丈夫!」
「・・・・ねえね・・・ふうちゃんは・・・そこにいるの?」
「・・・いるよ」
「・・・よかった」

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え・・・マーチ死んじゃったの!? マジか! ちょっと嫌な予感はしたけど、まさか逃げる途中でパロナをかばって死ぬなんて・・・この展開は予想してなかったというか、考えたくなかったなあ。
こんな良い子が死んでしまうって展開は、正直見るのツライわ・・・(-"-;)

マーチの死がフシに相当の影響を与えるのは分かるけど、マーチが死ぬって展開はちょっと受け入れ難いなあ。

うーん、アニメが終わったら原作を買おうか迷ってたけど、こんな展開が続くと自分にはちょっとキツいからもう買うことはないだろうな。

まあ、ハヤセがオニグマの一撃で相当のダメージ喰らったのがせめてもの救いか。






パロナとフシ
「ありがとう、マーチのために戦ってくれたんだな。でも、もう大丈夫。その必要もなくなった・・・」
「・・・・」

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「マーチ、いまから一緒に帰ろう」
「あがああ・・・・」

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「待ってて、すぐそっちに行く。この現実を受け入れてノウノウと生きられるほど、わたしは器用じゃない」
『ねえね!ダメ! 死なないで! ふうちゃん、止めて!ねえねを助けて! やめてええええ』
「・・・・」

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マーチの死に絶望したパロナは、マーチを殺したハヤセの前でクビをかっきって自害しようとするも、マーチの霊に誘われたフシによって止められ、そのままニナンナに逃走してゆきます。

てっきりハヤセにトドメを刺すのかと思ったのに、自害を選ぼうとしたのか。それならその前に、ハヤセを殺しておけよと思ったけど、パロナにしてみれば、マーチが死んでしまった以上、ハヤセの生死なんてもうどうでもいいんだろうね。

この時、マーチの幽霊が出てきてるけど、フシには認識できてたんだろうか? マーチの死がフシに影響を与えているから、マーチの幽霊が誘ったとしても間違いではないけど。





フシとの分かれ
「親である僕が、マーチを護るべきだったのに!本当に、申し訳ない!」
「マーチのために、ありがとう・・・」

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「おい!ヤノメが来るぞ!」
「目的はきっとおまえだ。逃げろ、フシ。奴らの匂いを避けてゆけ。自分の生き方は与えられるものじゃない!自分で勝ち取るんだ!」

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ニナンナの村に戻ってマーチの死を告げたパロナ。


オニグマの姿をしたフシが村人の目の前でオニグマからフシに戻って、さらにワンコになって旅だったことで、ニナンナの人はもうオニグマは去ったという認識になったかな? パロナの計画とは違うけど、一部を持ち替えるよりもこっちの方がずっと効果的ではありそうだけど。それでも、古い因習ってのはなかなか止められないもんだけど。

しかし、結局、囚われていたオニグマはどうなったんだ? あのオニグマが暴れてヤノメがニナンナに手を出すのは止めようって展開になると思ってたのに、終わってみると、あのオニグマは結局、何もせずに終わりかよw






生きていたハヤセ
「フシを見つけたか。足止めが必要だ・・・」
「・・・・げへへ」
「外した・・・」

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ニナンナにやってきたのはハヤセ。フシを追ってると察知したパロナはハヤセを殺そうとするも失敗します。

ハヤセはこの傷でよく生きていたな。ってか、この傷で両目が生きてるのが不思議だわ。完全に盲目になる傷だろこれ(-"-;)

なんか精神的におかしくなってる感じだし、この後、ニナンナに攻め込んでくるとかじゃないだろうな。こんななった人間をまだ採用しているってことは、ヤノメも人材不足なのか?


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今回はマーチが死んでショックだわ。まさかこんな展開になるとは・・・
今後も親しい人の死を目の当たりにして成長してゆくのかなあ。キツイ話になりそうだよなあ・・・

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ドラゴン、家を買う。 (第6話)

ドラゴン、家を買う。

第6話「ドラゴン、緊急事態。」

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度重なる出費で残金がゼロとなってしまったレティは、人間の町でバイトをすることに・・・
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緊急事態宣言
「ディアリアさん!緊急事態です! 諸々の旅費用、風邪を引いた時の薬代、郵送してもらうことになったピーちゃんの餌代で、お金がありません!僕の乳歯貯金が!」
「なるほど、それでは本日はお金稼ぎですね」
「サブタイトル変わっちゃったよ!」

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ようやく金が尽きたみたいですね。ってか、乳歯だけで結構な旅が出来てたような気がするけど。やっぱドラゴンの乳歯はそれなりに金になったんだろうな。
まあ、だけど旅中に全く稼いでなかったんだから、そりゃ金は尽きるわな。ディアリアの魔法を使えばお金などどうとでもなりそうだけど、レティの教育上よくないからしないんだろうね。






人間の町でバイト
「木や石をブロック状に加工するお仕事です」
「よーし、やるぞ!」

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「えー!バイト代安すぎません!」
「内職でやるような仕事だからな、品質もまちまちだし。稼ぎたけりゃ、もっと上手く早く作れ」
「これじゃピーちゃんのご飯代にもならない!どうしようどうしようどうしようどうしよう!」
「分かったよ。実入りのよい仕事を紹介すりゃいいんだろ」

3

「え?」
「新しく編み出した魔法でドラゴンの竜鱗を破壊できるか検証したいんです」
「成功したら僕、死ぬじゃないですか!」
「いきますよ!」
「いやあああああ!」

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ディアリアさんのお薦めで、雑多な種属が集まる交易都市でバイトをすることに。しかし、そこでもドラゴンということでみんなに怖がられて、普通のバイトができず、やれるのは小遣い程度の工作バイトのみ。そこで、種属限定のバイトをすることに。

さすがにドラゴンが町中歩いてるとみんなびびる程度にはドラゴンは恐れられているんか。まあ、交易都市とはいえ、こんな町中にドラゴンが来るってことはないから、雑多な民族が集まっているとはいえ、ドラゴン族とかはいないんでしょうね。

まあ、あくまでドラゴンは討伐対象みたいで、パーティーを一緒に組むって種属じゃないみたいだからな。





ディアリアの過去
「リリスさんではありませんか。何十年ぶりになりますか」
「記憶違いよ、魔王さま。わたしはまだ、ぴちぴちの二十歳だもの」
「いまは、そういう設定なんですね」
「設定って言わないでくれる・・・」
「連れの彼は放っておいていいの?」
「こっそっり魔法防御の呪文をかけておいたので、問題ないでしょう」
「ふーん」
「なんです?」」
「魔王になった頃は、人間にも私たちにも興味なかったのに、随分と変わったものだって」
「魔王になった頃ですか・・・あの時私は、人生最大のハズレ籤を引いてしまいました」

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「新しい魔王様の誕生です!」
「辞退します」
「早い! あなたは既に選ばれたのです!」

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レティが魔法の実験台のバイトをしている時、ディアリアは昔馴染みのリリスと遭遇。そこで、彼女の口から魔王になったいきさつが語られます。

ディアリアが魔王になったのは、ポケットティッシュ目当てでやったくじ引きで1等を引き当てたためだそうですw

魔王って籤で決めるんかよと思ったら、いちおう、魔力が強いやつしか当たりがでないようにはなってるみたいですね。でも、それでも適当過ぎやへんかと思ったら、この時代、魔王は完全にお飾りの広告塔に過ぎないようで。
初代魔王の時は人間と争っていたので魔王というと絶対的な権力を持っていたようですが、平和条約が結ばれて久しいいま、魔王はたんなる広告塔でしかないようですw

そういう魔王か。てっきりディアリアは若い頃にブイブイ言わせて魔王になっていたけど、長じて角が取れて丸くなっていまのディアリアになったと思ってたが、昔からこーゆー性格だったみたいですね。(^ー^;A

そもそも、魔王が完全におかざりな時代なのね。
まあ、選ばれたんだからディアリアは魔王になれるほどのポテンシャルはあるんだろうけど、いまや不法侵入した冒険者を追い出すくらいしか活躍の場はないんだろうね。






騙されて拉致される
「そこのあんた、ちょいと頼まれてくれないか? 町外れの小屋まで荷物を運んで欲しいんだ」
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「に、荷物をお届けに・・・」
「そこの小屋に頼む」
「檻!?・・・置けばいいんですよね?」
「おら!」
「あ!? そんな! ディアリアさああああん!」

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魔法の実験台のバイトである程度稼いだレティたちは旅を続けることに。しかし、ディアリアが買い出しに行ってる間に、悪い勇者に騙されたレティは拉致されてしまいます。

レティも少しは疑えよw 明らかに騙しにかかってるやんw 町中に逃げれば冒険者は手を出せないんだし、早々に逃げちゃえばいいのにな。
まあ、何のかんのいいつつ危機意識薄いしなw

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珍しく次回に続くなのか。でも、次回はディアリアさんが助けに来てAパートくらいで助け出されそうだけどw
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東離劍遊紀3 (第6話)

東離劍遊紀3

第6話「禍世螟蝗」


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内親王・嘲風を利用しようと企む婁震戒・・・
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過去の禍世螟蝗との対決
「なんて野郎だ!技が何ひとつ通じねえ!」
「これが禍世螟蝗か!」
「いかに鍛えた武の矜持も、我が魔道の前では無力。我を滅しうるものは、条理の外の刃のみ。さあ、魔剣目録を開帳してみせろ」
「誘いに乗ってはダメ!禍世螟蝗は外法の達人よ!何をするか分からないわ!」

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「きゃあああ!」
「天命!」
「ダメよ、不患・・・ヤツは・・・」

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過去、殤不患、浪巫謠、睦天命の3人と禍世螟蝗とが対決した時に、睦天命が目をツブされた時のモノローグ。

禍世螟蝗は殤不患に魔剣目録を使わせて、それを奪おうと画策していたようで、執拗に挑発していたようです。殤不患と浪巫謠はもう魔剣目録を使わないと勝てないってくらい追い詰められていたけど、ひとり睦天命は冷静で、禍世螟蝗は殤不患に魔剣目録を使わせようとしていると見抜いて二人に撤退するよう勧めます。しかし、魔剣目録を使えば勝てるじゃないかと思ってる殤不患と浪巫謠は逃走を躊躇。それでも諫める睦天命が一番邪魔だと判断した禍世螟蝗は、睦天命を殺して二人をさらに挑発しようとしたようですが、睦天命はギリギリで刃を避けたものの、両目を斬られてしまいます。
ここにおいてようやく殤不患と浪巫謠は睦天命を助けて逃げるという選択肢を選ばざるを得なくなり、撤退したようです。

確かに、この戦いを見ていると、殤不患が睦天命に後ろめたい気持ちになるのは分かるな。
殤不患と浪巫謠は禍世螟蝗の強さにかなりビビって魔剣目録使おうとしていたからな。ひとり、睦天命だけが冷静に状況を分析し、二人を諫めていたって感じだからな。

しかし、禍世螟蝗の強さは武芸の強さじゃなくて、魔法みたいですねえ。これだとちょっと微妙だよなあ。武侠小説の敵といえば確かに魔法を使うような強さはあるけど、あくまで武術の延長だからなあ。禍世螟蝗は完全に魔法使いだからな・・・(^ー^;A





婁震戒と嘲風
(こいつらの物言いは官憲か。殤不患を追っている。使えるな)
「うおお!?」
「何事も力推しで片付けようという性根を、まず改めろ。話しはそれからだ」
「うお!?」
「殤不患の行方なら心当たりはある。だが、雑兵に教えたところで拉致があかない。おまえたちの主の元へ連れてゆけ」

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「恐れ多くも、西遊のやんごとなきお方にお目にかかり、恐悦至極にございます」
「能書きはよい、さっさと確信に入れ」
「殤不患と浪巫謠は鬼没の地を越えて東離へ。その後、外法の魔術の力を借りて、西遊へ自在に出入りしている模様」
「ふむ、その面妖なる事情を知る貴様は何者だ?」
「私もまた東離にて殤不患に遺恨を抱き、同じ外法の術を用いて西遊までさまよい出た次第」
「東離の者であったか!」
「殤不患は既に西遊にはおりません。魔術で後を追うことは叶いますが、この身一つで立ち向かっても、敵は徒党を組んでこちらを翻弄するばかり」
「ではなにか? 私に兵を貸せと申すか?」
「お力添えを給われば、必ずや殤不患のクビをお届けしましょう」
「どこの馬の骨とも分からぬ輩に手勢を貸せというのか? だが、その狂気に澱んだまなざしはよい。実によい!」
「・・・」
「よかろう。見事使いこなしてみせよ」

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婁震戒が嘲風と組んだようですねえ。まあ、婁震戒の目的は七殺天凌だから、最終的には刑亥と組むことになるのかな? 刑亥と萬軍破は一時的とはいえ同盟結んでいるから、まあ、ここに落ち着くんだろうな。
とはいえ、基本的に七殺天凌にしか興味ないからな。刑亥とも仲違いする可能性高いだろうな。





刑亥と凜雪鴉
「なぜその男がここにいる!!」
「帰蝶殿は、我々の大義に共感し、殤不患と袂を分かつ決断をしてくださった」
「バカな!そやつの言葉を真に受けたのか!涼風雪塵の戯れ言を!」
「どういう経緯で神蝗盟の方が魔族の力を借りているのか」
「いったいどんな甘言でたぶらかされたのか知らぬが、その男は他人の謀を邪魔して悦に入ることしか考えていない!」
「君が邪魔されたというのは、死体を縫い合わせて生き人形を作ろうとしたことかね?」
「う・・・」
「我ら人間の尺度に照らせば、むしろそれは正しき行いのように思えるが?」
「こやつは正義のために動いているのではない!ただ、悪党のくやしがる様子を見たいだけの加虐趣味だ!貴様は新たな獲物に選ばれただけだ!萬軍破!」
「仮に、邪知暴虐の徒を陥れ、辱めることのみに執着するような気の触れた輩がいたとしましょう。萬将軍、あなたはそのような変質者の標的になると思えますか?」
「いや」
「その通り、萬将軍の掲げる大義は邪悪とは程遠い。魔族の女よ、君の過去の経験を引き合いに出して語るのは筋違いというものだぞ」
「ちい!こんな茶番に付き合ってられるか!」

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萬軍破が凜雪鴉を連れてきたと知るや、猛烈に反駁する刑亥。しかし、凜雪鴉の口八丁に対抗できず、逆に追い詰められて逃げるようにこの場を去ることに。

刑亥の凜雪鴉評はまことに正鵠を射てるな(^ー^;A 殤不患が聞いたら思わず喝采を揚げるほどに見事に凜雪鴉の狷介不羈な性格をよく言語化してるわw

萬軍破も凜雪鴉を100%信じてるわけではなく、どちらかといえば必ず裏切るだろうと踏んでるけど、既にこの時点で凜雪鴉の術中にハマってるからな。邪なことを考えてるやつほど、凜雪鴉に騙され易いからねえw だから、凜雪鴉は殤不患を騙すことができないので、協力してるんだろうけどw


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やっぱ凜雪鴉は口八丁手八丁で邪悪な連中を手で転がしてる時が一番輝いてるねえw 最近バトルシーンが少ないから、凜雪鴉のこういう口舌の攻撃ってのが爽快に感じるわw
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86 (第5話)

86

第5話「私も一緒に」

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敵の自動攻撃機レギオンの正体が明らかに・・・
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レギオンの声
「少佐、パラレートを切ってもらえますか」
「え?」
「今回は黒羊が多い。俺と同調してるのは危険です」
「黒羊?」
「聞きたければ後で説明します。同調を切ってください」
「パラレートなしでは状況が確認できないでしょ」
「・・・忠告はしましたよ」
「アンダーテイカー!突出しすぎです!そのままでは」
『かあさん』『たすけて』『かあさん』『たすけて』
「!? なに? ノイズ? え? え?・・・・いやああああ!」
「切りますよ!少佐!」
『死にたくない』
「え!?・・・カイエ?」

1


いつものように敵レギオン部隊の襲来。しかし、今回は「黒羊」が多いから通信を切るよう指示されたレーナ。生真面目なレーナは何のことか分からいので拒否するも、直後に聞こえてきたのは亡霊のような多数の声。余りの気味悪さに悲鳴を上げ、アンダーテーカーから強制的に通信を切ると言ってきた直前に聞こえてきたのは、先日死んだカイエの最後の声。

この声を聞いてハンドラーたちは頭がおかしくなっていたのかね? 今回、この声の正体が分かって、共和国の敗北が決定的であることが分かるんだけど、共和国は完全に仕事を下請けに丸投げして美味しいところだけもらってく大企業そのものって感じだよな。尻ぬぐいをするのは大企業だけど、それが国の場合は滅亡するだけだからな。






真実を知るレーナ
「あの声を聞いた後、つないできたハンドラーはいねえ。また報告書書かなくてよくなったな」
「・・・・ええ、構いません。少佐」
「「「「!!!」」」」
「大したもんだ」

2

「大尉、戦闘中に聞こえたあの声、いったい何なんですか?」
「・・・昔、死にそこなったことがありまして。というよりもそのとき、俺は死んだんでしょうね。だから聞こえる。俺と同じ、死んだくせに消えられない、あの亡霊の声が」
「亡霊? でも、あそこにいたのはレギオンでしたよね?」
「彼らもまた亡霊でしょう。帝国の滅亡と共に存在意議を無くした亡国の軍勢なのですから」
「つまり、あなたたちがレギオンの襲来を事前に察知できるのは・・・」
「ええ。彼らの声が俺には聞こえるからです」
「カイエ・タニア少尉の声が聞こえたのも、彼女が亡霊になっていたからですか?」
「この戦争はあと2年ほどで終わると、共和国政府は予想していますね。レギオンには寿命が設定されていて、あと2年弱。そうですね?」
「ええ。生物の脳を模したレギオンの中央処理装置。その構造図はあと2年で使えなくなります」
「構造図が失われるなら、その前に別の構造図で代替すればいい。彼らの住む戦場にいくらでもある材料で」
「まさか!」
「人間の脳です。生物の中でも特に発達した中枢神経系。共和国が葬ることを禁じた86の戦死者の脳。脳そのものでは腐敗してしまいますし、同じ声のレギオンを複数確認していますので、正確にはその構造のコピーだと思いますが。たぶん、カイエはまだどこかにいます。だから、いわゆる魂とは違うのでしょう。元の人間の意識があるわけでも、意思の疎通が図れるわけでもない。ただ死の瞬間をコピーされただけの存在の残滓。
「それが黒羊・・・」
「はい。白い羊の中に紛れる亡霊付きのブラックシープ。もっとも、今は黒羊の方が多いですが・・・・少佐、この戦争はあなたたちが負けます」
「え?」
「構造図を上書きされたレギオンは、2年後も機能を停止しないでしょう。一方で86は、今生き残っているのは子供だけ。俺たちは、直に絶滅するでしょう。そのとき、貴方たちは戦えますか? 兵役も戦費の負担も自分以外の誰かに押しつけることを覚えてしまった貴方たちが。できないでしょう」
「ですが、レギオンの数は減少しています!」
「観測できる範囲は、でしょう。それは後方に控えている数を隠しているからに他なりません」
「戦力の温存と増強? レギオンにそんな知能が?」
「ないはずだった。それが第二の敗因です。レギオンが手に入れる戦死者の脳は、少なからず損傷しています。それでも黒羊は通常のレギオンより高い能力を得る。では、損傷のない脳を手に入れたら? 本来、命令を受けて動くだけのレギオンを指揮する。俺たちは羊飼いと呼んでいますが、彼らが指揮する軍勢は手強いです」
「仮定ではなく、既に実在しているのですか!?」

3


ここでいろいろ説明が入りましたねえ。

どうやら帝国が滅びてるってのは確定なのかな? 拠点遷して高見の見物決め込んでる可能性もまだ微レ存な気がするけど。

そしてレギオンは自己機能アップしているようで、共和国が予想しているレギオンの稼働限界性能をとっくにクリアしてるっぽいですね。まあ、そうなると86が裏切って帝国側に付くってのもムリっぽいし、もう勝ち目はほぼないんじゃねえかな。レギオンとジャガーノートじゃ性能差も歴然っぽいし。

羊飼いってのが、たぶん、レーナを助けてくれたアンダーテイカーの兄なんだろうね。兄との確執も何かあるっぽいけど、アニキが死んだ理由とかにもからんでくるのかな?
しかし、そうなると兄弟対決だけだとなあ。やっぱレーナが前線出てきてくれないと話が盛り上がりそうにないが。どうすんだろ?


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やっぱり絶望的な戦いであることには変わりないけど、いろいろ設定が分かって面白くなりそうだな。
共和国がこの事実に気付かずに滅んでいく流れになるのかね? もうレーナひとり知ってもどうにもならんだろうけど。
86は共和国捨てて逃げるって手はないのかね?

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Vivy -Fluorite Eye’s Song- (第7話)

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

第7話「Galaxy Anthem -歌でみんなを幸せにするために-」


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いつの間にか陽キャに変貌してしまい、過去の記憶も消してしまったヴィヴィ。そんな彼女の前に、数年ぶりにマツモトが現れるが、彼のことさえ覚えていなかった・・・
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陽キャヴィヴィ
「昔はああじゃなかったんだよ。スタッフと距離感があってね。担当しているのもメインステージじゃなかった」
「そうなんですか!?」

1
2

「ロートルのあんたがフェスの最後を飾れるまでになったなんてね」
「ロートル言わないで。電卓にされたい?」
「なにその斬新な脅し文句」
「どっかで聞いた気がするんだけど」
「ちょっと、記憶大丈夫? またウィルスがどうとか言い出さないでよ。言ってたんだって。ウィルスだーとか、何らかの外部接触だーとか。ぬいぐるみのペットなんて連れちゃって」
「それ、ホントにわたし?」
「私の担当はあんただけだっての。いっかい、大きなフリーズして再起動かけてからは安定してるみたいだけど」

3


ヴィヴィが凄い陽キャになってたから、最初はシスターズのひとりかと思ってたら、ヴィヴィ本人だったでござる(^ー^;A

一度フリーズして再起動してから変わったようだけど、それは前回、目の前で助けた人間が自殺したことだろうね。あれが相当な精神的に負担になってフリーズしてしまったんだろうけど、再起動かける時にそれ以前の記憶が全部吹っ飛んでるみたいだけど、HDDも交換しちまったんか? 過去の積み重ねを全部消してしまうと、歌手としての経験も消してしまうんじゃないのかね? だけど、この後で戦闘プログラムが起動していたから、HDDを交換したわけじゃなさそうだしな。
なんで記憶が飛んでるんだろ?
再起動ってのがパソコンの再起動ってレベルじゃなくてファクトリーリセットなみのことなんだろうけど、それでもメモリはたぶん別に保管されてるだろうから、消えることはないと思うけどなあ。無意識のうちに封印しちゃってんのか?





オフィーリア
「ちべたい・・・」
「オ、オフィーリア!」

4

「すみません、お手数かけます」
「ほら、しっかり前向く・・・・はい、うん、可愛い」
「ありがとうございます・・・あの、ディーヴァお姉様ですよね? オフィーリアと申します。あの、シスターズの末っ子の方で・・・」
「知ってるわ。最近よく聞くもの。緊張してる?」
「フェスにでるの、初めてなもので」
「私もはじめて。持論だけど、お客様はね、圧倒的なものを見た時、立ち止まるの。前を向いて歌いなさい。あなた、いい歌なんだから。私の妹だけあって」
「はい、一生懸命歌います。私が私になれるように」
「それにしても、お姉様か。一気に年上になった気分」
「お姉様は最初から年上ですよ。えっと・・・61歳!お会いしたAIの中で最長老です」
「オフィーリア・・・」

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フェスに呼ばれてヴィヴィが出会ったのが、今回のターゲットのオフィーリア。彼女はヴィヴィと同じシスターズだけど、ドジっ子設定で、昔のヴィヴィのように陰キャっぽい性格のようです。

シスターズはヴィヴィをベースにしているからか、基本的にどこか影がある性格なのかね?(^ー^;A 歌手には前々向いてないような気がするけどw

そしてここでヴィヴィの年齢が分かったけど、61年か。これはリセットしてからじゃなくて、製造からだろうな。
ヴィヴィがマツモトと出会ったのが製造後何年か分からないけど、正史ならあの出会いの直後に博物館行きになってるから、既に20年くらいは経ってたのかな。だから、1話から40年後くらいになるのかねえ。年齢を知る手がかりになる霧島姉妹とテロリスト少年が出てこないんで、経過時間が分かんないですね。




オフィーリアの歌
6


オフィーリアの実力は結構なもののようですね。聞いていたスタッフが聞き惚れるほどに。

しかし、やっぱこの手の作品は、歌がねえ。上手い下手というより、見てる人の好みによるものが大きいけど、歌に本当に感動できるかで印象変わるからなあ。歌が個人的にハマらないと、上手い歌と言われても、スタッフが聞き惚れてる様子を見てもピンとこないし、ゲタ履かせてるだけじゃんって思うからな。だからアイドルとかのアニメは個人的には好きじゃないんだよねえ。

今まで歌で感動したのは、それこそ初代マクロスの「愛・おぼえていますか」を劇場で聞いた時だけだわw




テロリストの子孫?
「・・・・え!?」
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「待って!貴方は誰?前にどこかで・・・あ!?」
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リハーサルの途中、ヴィヴィの視界に入った見ず知らずの少年。しかし、ヴィヴィの記憶の中の何かが引っかかったようで、リハーサルを早々に終えて少年を追うと、突然、上空から構造物が落下。つぶされると思ったら、ヴィヴィも知らない戦闘プログラムが起動してこの事故を回避します。

あの少年はテロリストの子孫ですかね? テロリストのデータを参照していたから、子供か孫なんだろうね。
そして戦闘プログラムはまだ残ってたんかw

テロリストのオッサンが若い頃のデータ戦闘プログラムが残ってるってことは、データは消去されてないんだよな。やっぱりリセットでデータが消去されたわけじゃなく、無意識のうちにヴィヴィの時のデータを封印してんのかね?






マツモトと再会
「ヴィヴィ!」
「あ、あなた・・」
「ディーヴァさんじゃないですか」
「あなた、誰なの?」
「しがない警備AIですよ。それではこれで」

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「バカにしてるの? 私は貴方が誰かのかと聞いたのよ。私をヴィヴィなんて知らない名前で呼んだあなたのことを」
「呼び間違いは失礼しました。歌姫ディーバ」
「そう、わたしはディーバよ。けど、耳がざわつくの・・・」

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マツモトのことも忘れてるみたいだけど、ヴィヴィという名前には覚えがあるみたいですね。

助けた人が目の前に自殺したってのがショック過ぎて、それ以前の記憶を封印して精神的な安定を求めるようプログラムされてんのかね?






マツモトが気になる
「本当のことを言いなさい!貴方は誰で、どうしてここにいるの!」
「・・・言ったでしょ。私はただの警備AIです。僕とは何の関係もありません」
「・・・・悪魔の方程式は知ってるわね。私の自重は80Kgを越えてるの。私とは無関係といいながら、さっきは私を助けた。私が壊れたら都合が悪いんじゃないの?」
「そんな脅しは・・・うわあああああ!」

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「あなたは知ってるの?わたしの中の、知らないわたしを!ずっと前に再起動して以来、何度も引っかかったことはあったわ。でも・・・わたしはその疑問に蓋をしてきた。蓋を開けたのはあなたでしょ!」
「・・・僕は以前、あなたと同じ仕事をしていたんですよ。ヴィヴィというあなたと。全ては、来るべき未来の戦争を回避するため。その仕事の最中、あなたは致命的なエラーを起こしてフリーズした。記憶の欠落はそのためでしょう」

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マツモトのことがどうしても気になったヴィヴィは、本番直前にマツモトを呼び出して脅迫。自分の過去を危機だそうとします。

昔のヴィヴィと同じとは思えないほど行動的だな(^ー^;A 昔のヴィヴィだったら、気になっても蓋をしたままで、蓋を開けられてても自分で蓋をし直すくらいの性格だったのに、脅迫するためにビルから飛び降りるとか、陽キャの思考だよな(^ー^;A

ヴィヴィ自身は記憶を知りたいと思ってるけど、思い出せないということは、無意識に封印してるわけじゃなく、何か外的な要因で封印されてんのか?






今回のミッション
「まずはどこに行くの?」
「オフィーリアの元に。彼女に危険が迫っています」
「オフィーリアに危険? 私が視たあの男に狙われているの?」
「違います。これから彼女の身に起きるひげきを防がなければならない」
「悲劇?」
「自殺」
「!?」
「AI史上初の事件。オフィーリアの自殺。その阻止が、私たちの使命です」

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今回のミッションは自殺の阻止か。最悪、自殺する前に破壊するんかな? それでまたヴィヴィが記憶封印するとか(笑


アンドロイドの自殺ってのは人間に近づいたとしてもあり得るんだろうか? 自分の使命に自信が持てないとか、自分が不要な存在だと思うことで効率化を考えて自分を廃棄するって思考になるのかね?

しかし、もう正史から相当異なる世界になってるはずだけど、それでも戦争回避できんのかね?

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なんか、ヴィヴィがもう別人だな。前回までの陰キャヴィヴィはもう出てこないんだろうか?
陽キャヴィヴィは何かしっくりこないわw

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SSSS.DYNAZENON (第6話)

SSSS.DYNAZENON

第6話「この切なさって、なに?」

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姉の自殺の原因を突き止めようとする夢芽。一方、暦は偶然であったムジナと接近する・・・
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姉の自殺を調査する
「・・・・」
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なぜか姉の自殺の原因が気になりだして、何かに追い立てられるように姉の過去を調べ始める夢芽。

うーん、このエピソードってずっと続くのかなあ。こんなゴールデンでやってるような安っぽいドラマ、わざわざアニメでみたくないんだけどねえ。
残った動画を見る限り、陰キャだった姉を陽キャ連中がイジってるだけだけど、本人からすればいじめに見えてもおかしくないだろうね。だけど、いじめてた連中はいじめと思ってないから罪悪感もなく過ごしてるってことで、夢芽の感情が抑えきれなくんって怪獣を生むとかって流れなんだろうか?

いずれにせよ、このいじめ調査物語は見ていて面白くないし暗くなるだけなんでもうそろそろ止めて欲しいねえ。





ムジナと暦
「俺、金持ってないからね」
2

そして暦とムジナが夜のコンビニで出会ってなぜか居酒屋で飲むことに。

なんか、どれも唐突に始まってゆくけど、怪獣優生思想の連中はガウマの情報を知りたいがために彼らと偶然を装って接触しているのか、それともたんに人間好きなのか?
飲むなら仲間と飲めばいいし、シズムが学校に行く理由もないしな。

まあ、結果的にガウマと愉快な仲間たちと、怪獣優生思想たちと人間的な接触の場面が作りたいんだろうけど、怪獣優生思想の連中には友情との概念なさそうだしな。そもそも、お互いにロボに乗って戦うってのなら知り合うことで戦いづらくなるって展開もあるけど、一方はロボだけど一方は怪獣操ってるだけだからな。戦闘の中でドラマが発展する余地はほとんどないからなあ。これが上手く続くんだろうか?
夢芽の男子を誘って無視するっていう最初の設定みたいにもう完全に無視される設定になるんじゃないかねえ。





怪獣大暴れ
「俺たちはきっと怪獣に必要とされている。もちろん、ムジナも」
「・・・・インスタンス・ドミネーション!」

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4
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今回の怪獣はドドンゴみたいな怪獣。

だけど、今までと違って町中で思いっきり暴れてんだが、誰も人がいないのはなぜだ? ひょっとしてこの世界もグリッドマンと同じく夢の世界とかなのか? こんな怪獣でたら100万単位の死傷者出るだろうに。
そういえば、今までの怪獣だって被害ゼロってわけでもないのに、みんな普通に生活してたな。
やっぱりまた夢オチ世界なのか?





ピンチに現れたのは
「かわされた!?」
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「なんだ!?」
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いろいろ問題を抱えているメンバーは連携が取れず、重力を操るドドンゴ相手に苦戦するダイナゼノン。
そこに、なぞの宇宙人が登場。

誰だこれ? グリッドマンなのか? やっぱり世界がつながってるってことは、ここも夢の中の世界なんかねえ。

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うーん、やっぱりグリッドマンの世界とつながってるんかねえ。
グリッドマンもダイナゼノンも、原作の特撮を知らないと楽しめないから、グリッドマンもからんでくると、より一掃楽しめなくなりそうだな・・・

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バックアロウ (第18話)

バックアロウ

第18話「これが世界の真理なのか」

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リンド教団に誘われて壁の外に出たアロウたち。しかし、それは選帝卿の仕組んだ罠で、リンド教団は選帝卿が化けていただけの幻だった。そして、ついにアロウの使命が選帝卿から伝えられる・・・
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教祖の正体
「俺を呼んだわけを話してもらおうか」
「世界を語ることは、そなたを語ることだ。そなたは壁の外より来たりし迷い子」
「あんたは壁の外を知ってるんだな?」
「全て分かるための道しるべを授けよう」
「ぐああああ!体が!?」
「使わされし者。忘れた使命、いまこそ思い出せ!」

1

「壁が!・・・リュートが追ってくる!」
「リュートは任せろ!」」
「なんだかいつものアロウじゃない!」

2

「私の身体が!? 嫌だ!死にたくない!」
「ピース!・・・うわあああ! 止めろ!止めてくれ!」
「アロウ!なにがあった?」
「逃げろ!プラーク!自分で自分が制御できない!おまえまで消しちまう!」
「見たかい。これが彼の本当の力さ」
「ディソナンゾ!?」
「どうだろう。楽しんでもらえてるかな? グランエッジャの諸君」
「アロウになにをしたの!」
「そう目くじらを立てることじゃない。本来の彼に戻しただけじゃないか。君たちがバックアロウと名付けた男の正体は、神がこの世界を滅ぼすために使わせた殲滅者だ」

3
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ここでアロウの正体とこの世界の秘密が少し披露されました。
この壁に囲まれた世界を作った「神」は、ある一定の条件を満たすと、壁の中の人類を殲滅させるそうです。それにどんな意味があるのか分からないけど、それに関しては後からまだ説明があるんでしょうね。
本来なら、壁の中に入ったアロウは、隠されていた城艦を使ってこの世界を滅ぼして人類を鏖殺する役目を負っていたようです。

そして、リンド教団なる教団は実はただの選帝卿の隠れ蓑で、アロウをここまでおびき寄せるだけの幻に過ぎなかったようです。

神の啓示を受けられるのが選帝卿だけのようだけど、殲滅させる条件ってのも選帝卿が決めてるのかな? 殲滅する中には選帝卿は入ってないんだろうけど、ならば彼はこの世界が滅びるのをただ喰っちゃ寝して待ってただけってことか。
そんな生活面白かったんかね?


まあ、これで本来ならアロウが使命を思い出して殲滅に向かうんだけど、なぜかアロウの記憶は一部しかもどらず、性格もそのままになってるから、実は今回は選帝卿が神に騙されているって可能性もあるわな。

それに、城艦がアロウが世界を滅ぼすための武器だったら、中に生活用具一式が備えてあるのもおかしな話だからねえ。





アロウを逃がす
「主砲発射準備。目標、マエストローフ艦首!」
「シュウ!?」
「アロウくんの言う通りだ。今はあの城艦を墜とすしかない。プラークくん、機甲師団を!」
「お、おまえ・・・」
「狙いは艦首下部、ムガを城艦から分離させる。その直後、城艦本隊を撃墜する」
「なるほど!」
「いいか、アロウくん!切り離されたら君は逃げろ!何とかして時間を稼いでくれ。君を助ける方法を見つける。これが世界の心理なんて到底思えない」
「さすがだよ、おまえは・・・」

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次にグランエッジャを殲滅しようとするアロウ。しかし、まだ記憶もほとんど戻っておらず、本来の力も半分程度しか戻ってないアロウは、気合いでそれを阻止。その間に、秀備はアロウに力を与えている城艦を墜とし、アロウに逃げるよう指示します。

さっきので記憶も戻ったんじゃないのか。記憶はほとんど戻っておらず、殲滅者としての能力の半分くらいだけ戻ったようだけど、えらい中途半端な戻り方だな。選帝卿はこれで全部戻したつもりだったみたいだから、まだ戻ってないってのは、元から別の目的を持っていたのか、それとも別の要素があるのか。
まあ、そもそも選帝卿が本当に「神」から神託を受け取ってるのかどうかも怪しいけどな。全部妄想でしたってこともありえそうだけどw
まあ、「神」の正体によるわな。




神を探しに
「進路をエピタフマウンテンに」
「え? 戻るの?」
「図らずもルドルフが漏らした一言、神に一番近い場所はエピタフマウンテン。だったら、そこに行けば神の情報が得られるはずだ」
「新しい壁が!」
「さすがルドルフ。ぬかりがないね」
「空だ」
「空はルドルフも知っている」
「そういえばシュウ、俺のお宝がさ・・・」
「大元帥は永久に口を開かないで!」
「え?・・・・いや、おれ・・・いちおうおまえの・・・上司」

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「これは、落宝じゃないか!」
「アロウが乗ってきたやつ。俺の家にしようと思ったんだけど、中にはなんか機械がびっしりでさ」
「よくやった、大元帥!神がどれだけご立派か知らないが、そう簡単にもくろみ通りにはいかせないよ」

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アロウを逃がし、神を探ろうとエピタフマウンテンに向かうグランエッジャ。しかし、ルドルフによって四方を壁に囲まれて身動き取れなくなってしまいます。さすがの秀備も手がなく珍しく苛立ちますが、ビットがアロウが乗っていた落宝を持ってきていると聞いて、風向きが変わってきます。

壁を通り抜ける方法でも見つけるのか、それとも地下から潜るのか。
落宝に何のヒントがあるのか分からないけど、まあこれが切り口になるんだろうね。初めてビットが役に立った瞬間というか、このためのキャラだと言っても過言ではないだろうなw


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尻上がり的にどんどん面白くなってくるな。この後、神を見つけて世界を救って統一するんかね?
そもそも神がどういう存在なのか気になるわ。
気付けば、今期でもトップクラスの続きが気になる作品になってんな(^ー^;A

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擾乱~愛と悲しみの山河編~ (第5話)

擾乱~愛と悲しみの山河編~

第5話「機密事項六二〇カムナガラ」

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仇討ちをしてすっかり賢者モードになってしまった幸村。もう人殺しをしたくないので、この下らない争いをしている組織を辞めようと考えたが、子供ができて組織を逃げだそうとしていたエレーナがあっさり殺されてしまうのを見て、この殺人集団からもう抜けられなくなっているのだと悟って絶望する・・・
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賢者モード幸村
「朝も昼も食べてないでしょ。ちゃんと食べないと」
「要りません」
「何があったの?」
「・・・・」
「私が悪い人に連れて行かれちゃったから?」
「・・・・私には兄がいました。死にそうな椋鳥の雛を一晩中寝ないで暖めているような優しい兄。でも、もうこの世にはいない。私の復讐は終わりました・・・・急所はここ。大切な人を奪った裁きは、いつでも受け入れます」
「・・・・」

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「だったら食べて。毒入りのご飯。悪いと思うなら食べて!」
「・・・」
「はい」
「・・・嘘、ですね」
「でも、いつだって入れられる。だから毎日食べて。分かった?」
「・・・・」

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仇討ちをしてすっかり賢者モードになった雪村ちゃん。もうやることは、朝陽の仇討ちとして討たれるだけと、彼女に自分を殺すように示唆しますが、雪村を殺すつもりなどない朝陽ちゃんは、絶食している彼女にご飯を食べるよう促します。

朝陽ちゃん、頭のいい子だな。機転も効くし、場末の売女の子供とは思えないほど明晰じゃないかw

しかし、4話で仇討ち終えてしまうというこのスピード展開、残りはどうするつもりなんだ?(^ー^;A まさか1クールの1/3で仇討ち終了とかするとは思わなかったわw
かと言って、この先、物語が出来そうかといえば出来そうもないしな。主要なキャラクターは次々に裏切って殺されてゆくし、
もう雪村と朝陽ちゃんのほのぼの家庭物語くらいに以降するしかないんじゃね?(^ー^;A




月城も死亡?
「この国がどなろうが、僕には・・・でも、与えられた役を降りることはできないようだ」
「約束のものは?」
「手に入らなかった」
「おや、約束が違いますね」
「僕も自分の愚かさに驚いています」
「我々が望むのは蛇が造り出した青い宝石ですが、もし原石が存在するならそちらで取引してもよい」
「原石? 知りませんね」
「君にはがっかりです」

3


月城は反徳川組織の手を借りて逃げ出せたようですが、蛇埜目の造った蛇人間になる薬を欲しい外国勢とも取引していたようで、なぜか取引の段階になって突然、取引しないと言い出して殺されてしまいます。

まあ、ホントに殺されたかどうか分からないけど、なんで月城は何かあるたびに寸前で裏切るんだ? こいつの精神はおかしくなってるんだろうか? 物事がもう終わるって時に裏切らないと死んじゃう病気にでも罹ってるんかね?(^ー^;A ここで裏切る理由が相変わらず分からんわw





仕事が嫌な雪村
「小娘!そっち!」
「・・・」
「雪村!」

4


仇討ちが終わったら、もう殺人をするのが怖くなってしまった雪村は、いつもの反乱分子討伐の任務もまともにこなせず、最後に一人殺しただけで、もう精神的に追い詰められて使い物にならない状態に。

まあ、こんな状態なら放っておいても徳川に殺されるだろ。朝陽ちゃんも殺されるだろうから、朝陽を助けるために仕事を続けるってことになるのかな?

だけど、仇討ち終わっただけで、今まで人殺しなんてしたことありません的な人格になるのは、何か別人格が今まで宿ってたんかねw





組織を抜けるエレーナ
「組織から抜けることになったわ。恩赦が与えられたの」
「え?」
「ほら、新しい身分証。私が貿易商の事務員よ。笑っちゃう」
「本当に?」
「信じられないけど、アンタが蛇埜目を殺ってくれたから」
「もしかして・・・」
「ああ、わたし、嘘って嫌いなの」
「産むんですか?」
「死ねばいいって願ったけど、しぶといのよね。で、誰の子か分からないのに、それでも面倒を見るって馬鹿な男がいてさ。初めて想像した。今とは違う未来ってやつ」
「理解できません」
「理解してもらおうとは思わない。自分の生き方は自分で決める」

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「どうして・・・あの人が自ら命を絶つなんてあり得ない。見せしめに殺された・・・」
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慶喜から恩赦が出たというから、ホントにこれで抜けられるのかねと疑ったが、案の定、殺されたみたいですね。

まだ顔が判別してないから、偽物を仕立てて殺された態を採ってるって可能性もあるけど。

月城もエレーナも、はっきり殺された所を描写してないから、実は生きてましたってことになりそうだな。月城に続いてエレーナも死んだところ見せないのは不自然だからなあ。




朝陽ちゃんの策
「組織から生きて逃げ出すなんて、最初から出来なかったのよ・・・もう誰も殺したくないのに」
「じゃあ殺してあげる」
「!」
「今度は嘘なんかじゃないよ。月城さんからもらったの。毒だよ。本物の。だからお姉ちゃん、死んで」
「・・・それが、望みなら」

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エレーナが組織に殺されて絶望する雪村。どうしようか悩んでいると、突然、朝陽がじゃあ殺してあげると言いだし、月城にもらった薬を飲ませます。

この薬は仮死状態にするとかって薬なのかね? 朝陽ちゃんがこんなことで雪村殺すはずないから、死んでないのは確実だろうけど、そもそもこの月城にもらった薬が仮死状態になる薬って、説明されてないのになんで知ってるのかって謎があるけど(笑

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なんか、この組織反政府組織を倒してるのと、自分の組織内で身内争いしているのと同じくらいの比率で争ってんな。こんなガタガタの組織がよく維持できるもんだなあ。組織経営の根本が、人材の使い捨てってなってるから、国家規模の組織とは思えんわ。個人経営の組織でももっとうまくやるぞw
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MARS RED (第5話)

MARS RED

第5話「ペルソナ・ノン・グラータ」


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S級バンパイアの秘密基地を突き止めた特務隊は、前田が入院で不在ながらも奇襲作戦を決行するが、既にS級は仲間割れで死んでいた・・・
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S級の住処
「なんと言うことでしょう。これ以上客人はお招き頂けません」
「ずっと船旅で我慢してたのよ。つまみ食いくらいいいじゃない」
「我々はこの国では異端なのです。取引が済むまではご容赦を。それでにデフロット様もお怒りのご様子でしたし」
「あなた、いつからあのお子様の使用人になったの? デフロットは何もできないわ」
「いいじゃない、ここはルーファスに任せても。彼は顔だけはいいじゃない」

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海外から来た本場のS級バンパイアがもううようよいる見たいですね。まあ、表向きは人間と変わらないし、昼間は隠れて夜は軍隊レベルでも連れてこないと退治できない存在だからな。密航して日本に入国するなんて難しいことはないだろうね。

だけど、西洋人の彼女たちに東洋人の血は合うのかね? 白人でも黄色人種でも血の味は変わらないもんなのかね? 洋食と和食くらいの差はありそうなもんだけど(笑
どちらかといえば食欲よりも性欲に近いのかな?






金剛鉄兵計画中止
「十六特務隊解散が決まったよ。金剛鉄兵計画も全ての書類を焼却処分したまえ」
「期限は年内かな?」
「8月一杯だ。それ以上は引き延ばせなかった」
「特務の任務の引き継ぎは?」
「不要だそうだ」
「・・・・ブレおって」

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よく分からんけど、この計画中止を告げにきたお偉いさんは、中島中将の味方だったお偉いさんだよな。いつの間にか上層部に丸め込まれて中島を切り捨てたってことかな?
前回まで普通に中島の同士だったのに、いきなり今回になって裏切りましたって、展開がよく分からんよ。せめてそこは描写すべきじゃないのか?
いったい何があったんだろうね?






デフロットと前田
「バンパイアが芝居小屋で何をやっている」
「いつかは来ると思ってた。思ったよりも遅かったけど。ちょうどこの辺りかな。岬さんに血を分けてあげたのは。あの日は岬さん、とても何かに怯えていた。事故にあったのは彼女の運命だったのか・・・謝りたい」
「!?}
「彼女はそう言っていたんだ」

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岬と前田は会ったこともない婚約者同士だけど、1話で岬がバンパイアになって前田の目の前で自害してから、ずっと前田は岬のことを引きずっているけど、自分の許嫁だと気付かずに対峙したことに忸怩たる思いを抱いているんだろうか?
出会ったこともないけど、岬がずっと前田のことを好きでいたことに何か思うところがあるんだろうか?
そこにデフレットがからんでくるから、岬とのつながりでデフロットに出会うだけの存在だけかと思ってたが、もっと大きな存在になってるんかな?






ルーファスの反乱計画
「・・・そろそろ頃合いかな。高純度のアスクラ。お口に合うといいのですが」
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アスクラってのは吉原で流出していた人間の血を模したバンパイアの飲み物だよな。これの純度の低いまがい物が出回ってたようだけど、それがここが出所ってことか? アスクラは吸血鬼が社会生活を送るために必要なものだろうけど、それのまがい物を作ってどうしようってんだろうな?

ルーファスの計画ってのがイマイチよく見えないな。何か考えているのか、どうしたいのか、それがこの作品の謎になるのかな?
だけど、ルーファスはどう見ても下っ端だからなあ。誰か他に黒幕がいるってことか?






S級のたまり場奇襲
「吸血鬼諸君!貴殿らには2つの道がある!ひとつ!我々十六特務隊に従えば・・・」
「言っても無駄だ」
「・・・どういうことでしょう?」
「内輪もめでもあったのかもしれん」

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アスクラに毒が盛ってあったのか、それとも西欧バンパイアの口には合わないのか、アスクラを飲んだS級バンパイアたちは十六特務隊が奇襲した頃には既に全員死亡していました。

これはデフレットも望んでいただろうから、ルーファスはデフレットの指示で動いているとも考えられるけど、デフレットと違ってルーファスは小悪党的な雰囲気があるからなあ。
他に黒幕がいるんだろうね。







金剛鉄兵登場
「あれは・・・まさか」
「金剛鉄兵。完成していたのか」
「僕たちのことじゃなかったんですか?」
「零機関そのものを金剛鉄兵と呼んでいたが、中島中将の掲げた金剛鉄兵計画とは、死なない部隊。つまり、バンパイアで構成された不死の部隊を作り上げることだったんだ。だが、実践に参加できるなら、なぜ最初から我々と共にしなかったんだ?」
「前田さんの作戦ですから、敵を欺くための」
「あいつなら、もっと有効に使うはずだ。こんなふうに町中に混乱を起こすこと無く、鎮圧する方法を選ぶだろう」
「前田さんもこの金剛鉄兵のことを知らないんですか?」
「たぶんな」

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「これが完成形か。悪くないよ、将軍」
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S級が全員死亡していたけど、彼らが食事と趣味のために殺してゾンビバンパイアにした人間が数百人もおり、特務隊だけでは阻止できず、彼らはゾンビのように市内に流入。
そこに突如、列車が突入。その中から出てきたのは、防護マスクに身を包んだバンパイア軍団。これこそ前田中将が計画していた金剛鉄兵だが、山上は前田がこんな杜撰な計画を立てるわけがないと判断。前田も知らないところで誰かが糸を引いていると考え、タケウチとスワに金剛鉄兵の撤収先を探らせ、自身は来栖と共に前田の元に向かいます。

金剛鉄兵をここに突入させたのは中島中将だけど、この計画を知っていたのはルーファスだけっぽいですねえ。ひょっとしてルーファスは中島中将の駒なんだろうか? どういう関係なんだ? 小悪党みたいなルーファスを、木訥な中島中将が操っているとは思えないけど。なにより、中島中将は前田のことを信頼していたはずだけど、金剛鉄兵が完成していたことさえ言ってないのが謎だね。





暴走する中島中将
「金剛鉄兵計画。期限通り完成させました」
「そんなことを言ってるのではない!既に導入が決まっていたS級のバンパイアを全滅させてしまったのはどういうわけだ!」
「金剛鉄兵の優秀さ、これで証明されたではないか」
「中島ぁっっ!・・・ぐあ!?」
「共に掲げた理想はどこで狂ってしまったのか。私はブレたりしないよ」

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元自分の同士で計画を推進してくれていたオキムラ。だけど今回になっていきなり中島を裏切ったと思ったら、中島に射殺されてしまいましたw
ここで中島に殺されるために裏切ったのか(笑 なんか、物語の流れのために裏切ったようなもんだな。
中島の暴走を判り易くするためだろうね。なんか、安い流れになってきたな。


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なんか強引な流れになってきたな。説明するべきところが全然説明されてなくて、視聴者が察しろって感じの流れになってるな。
この手の話は、もっと感情移入させなくちゃならんから細かい設定は必ず視聴者に分かるようにすべきなのに、あまりに適当すぎないか?

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不滅のあなたへ (第4話)

不滅のあなたへ

第4話「大きな器化」


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フシの存在は自分たちの国のためになると考えたハヤセは、フシと共にマーチとパロナ、そしてインチキ祈祷者だと分かったビオランをヤノメ国につれてゆくことに・・・
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ヤノメが容喙する理由
「エセ祈祷師で人殺しの手伝いをするほど、奴らは欲を満たすのに必死なのさ」
「欲?」
「ヤノメはニナンナの豊かな大地が欲しい。そのために、伝統である生け贄の儀式に首を突っ込んだのさ。儀式を手伝い、お礼の物資を送って感謝してみせる。ニナンナの人々よ、よくぞ地上の全ての民のためにオニグマから護ってくれたと。その先にあるのは精神的な支配、そして侵略さ」
「知らなかった・・・」

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ヤノメはニナンナの土地を手に入れるために、迂遠な方法で彼らを支配しようとしているみたいですね。

でも、そんなことしなくても、戦闘力も人口も文明度も圧倒的にヤノメの方が上なんだから、武力行使に出ればいいだけじゃねえのか? 精神的な支配から始めたら、それこそ数百年くらいかかるだろw
なんでこんな迂遠な方法採ってんだろ? ヤノメが平和的な国でないのはハヤセの言動からも分かる。かなり好戦的な民族だろうに、なんでニナンナにはこんな迂遠な方法を採るのだろう? まさか、本当にオニグマを恐れているからなんだろうか?





マーチとフシ
「あ!あなただったのね! 会いたかったわ!」
「知ってるのか? そいつのこと?」
「うん!フシちゃんって言うの」
「日が暮れるのでいきますよ」
「・・・・」
「あ!フシちゃんダメ!」
「・・・」
「はい、おりこうさん」
「あれは、マーチに懐いてるのか?」
「フーちゃん、まだ全然子供なの。だからマーチ、この子のママになることにしたの!」

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ずっと狼の姿になっていたフシ。しかし、水を飲む時に自分の姿を見て、少年のことを思い出して再び少年に。初めてみるパロナたちは驚愕し、マーチが懐いているのを不審に思うように。

ハヤセはフシがマーチに懐いているので、彼女を通じてフシを操ろうって腹なんだろうかね? マーチみたいな純粋で無垢な子供を利用しようって考えるくらいだから、ハヤセはやっぱり性格悪いんだろうな。悪人ではないんだろうけど、子供を利用することに何の躊躇もないところを見ると、冷酷なんだろうね。





ヤノメ国
「今日から貴方たちは、ヤノメのマーチとパロナです」
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ヤノメ国に到着。

ってえ? これがヤノメ? 時代的にいつよ?(^ー^;A てっきり紀元前の話だと思ってたが、この繁栄ぶりからすると中国史では隋唐の頃に相当するのか?  文字もあるし、夏なのにかき氷もあるって、もはや近代に近いんだろうか?
ってことは、フシは最初に少年に出会ってから、ひょっとして500年くらい流浪していたんかな?






故郷への手紙
「どこに届けます?」
「パパとママに! ニナンナにいるの!」
「あのニナンナかい?」
「ニナンナには文字の文化はありません。その手紙に書かれたこと、お父様とお母様は理解できませんよ」
「でもマーチ、違う文字知ってるし」
「ほう、どんな?」
「これよ!」
「それ、なんて書いてあるんです?」
「マーチは元気よって意味よ!」

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「これを送って頂戴」
「ニナンナのどの地域? 何番地区の何丁目?」
「・・・・ねえね、知ってる?」
「いや」
「ニナンナは広い。一番近い地区でも40の集落があるけど」
「なんですか!その絵!」
「マーチさん、夕食にしましょう」

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手紙屋というものがあり、マーチは故郷の父母に手紙を届けることに。しかし、ニナンナには文字の文化がないため、手形を送ることに。しかし、住所が分からず困惑。その時、手紙屋が提示したニナンナの地図を見て、パロナは驚きます。

ニナンナはそんな広い土地で集落が点在しているのか。だけど、見る限り三面が海に囲まれているから、北からヤノメが攻め込めば簡単に殲滅できそうだけど。

しかし、見る限り、中国じゃなさそうだな。やっぱり現代じゃなくて架空の世界か・・・

手紙屋もオニグマを怖がっていたから、やっぱりニナンナにはオニグマが存在するってのはヤノメもニナンナも共通認識みたいですね。それだとオニグマという伝説を操れない以上、ニナンナを緩衝地帯にしてオニグマを入らせないようにするってのなら分かるけど、実在するかどうかも分からないってハヤセが言ってたから、伝説レベルなんだろ? それで侵攻を躊躇っているとは思えないが。

やはり、ヤノメがニナンナを一気呵成に攻め込まない理由がイマイチ分からんな。





マーチとパロナとフシは軟禁
「ニシアサガオはよく効きますね」
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「マーチさん、そいつを大人しくさせておいてください」
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「熊の世話の何が難しいのか・・・この子にさせましょ」
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飯に眠り薬を盛られたマーチたちは、そのまま牢屋に軟禁。フシの存在はハヤセによって国の上層部に伝えられたようですが、持てあましているのか、その後の処置は特になし。マーチと共に軟禁され、マーチはオニグマの世話係に。

あれ? オニグマってまだ生きてるの? 死体を持ってきたんじゃないのか? マーチが世話してるってことはまだ生きてるってことだよな? この状態で生きてるんか? この世界の生物は何か違うんだろうか?




パロナの脱出計画
「おい!」
「なんですか?」
「おまえを連行する!」
「ねえね!」

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パロナは密かに脱出計画を練り、ついに実行に移すようです。

パロナの脱出は失敗するだろうねえ。マーチだけ連れてどこかへ逃亡するってのなら成功するかもしれないけど、オニグマの死体の一部を切り取って村に戻って、オニグマは死んだことを宣言して悪しき奇習を止めさせるってのが目的に入ってるからな。
祈祷師も言ってたように、こういう風習が永く残る場所ってのは、この風習がもはや生活の一部になってるからな。其の善し悪しなど関係なく、生活の一部を止めるなんてこと、よほどの変革がない限りムリだ。オニグマの死体の一部を見せた程度で変革など起こるわけがない。
そんなことも分からないほど、パロナが追い詰められ、さらに悪習を止めさせることに使命感を持ってることは分かるけどね。
でも、この手の因習を止めさせるには、少なくとも数十年必要だろうね。インドのカースト制のように表向きは止めていても現実的に残ってるように、この因習も表向き止めることは数十年後に起こるかもしれないけど、実質的に終わるのは数百年後だろうね。

古代マヤの生け贄をチャクモールに捧げる風習は、スペインによる侵攻の際に宣教師達が説得したが失敗し、最終的に現地人をカトリックに改宗させて表向きは何とか収まったというが、その後もしばらくは行われていたみたいだからね。

この因習を即時止める方法はただひとつ。ヤノメがニナンナに侵攻してニナンナの人々を鏖殺することだけだろうね。

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ヤノメの国が明らかになったけど、時代的にいつなんだろ? 紀元前くらいの文明だと思ってたが、もっと新しいっぽいな。
隋唐時代くらいだろうかね? そうなると、最初に少年と出会った時が石器時代だとすれば、500年くらい少年の姿で流浪してたんかね?

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ドラゴン、家を買う。  (第5話)

ドラゴン、家を買う。

第5話「集まってる家」

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今回は集合住宅を紹介されるが、レティは自分に懐いてしまったひな鳥をどうしようか迷っていた・・・
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雛鳥の扱い
「幸い、その子はフレースベルクの雛だから、手間もなく育ちますよ。寒冷型の大鷲です。雛は巣立ちまで雪を食べて成長します」
「へえ!」
「成体になればもう心配ありません。羽ばたき一つで吹雪を呼んで災害を起こせます」
「逆に心配です!」
「レティさんがいま気をつけるのは、保冷と雪の確保だけです。でも、ティアリアさん。ここらへん、雪も氷もないですよ?」
「・・・簡単でしょ?」
「簡単ですね・・・」

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前回登場した雪鷲はずっとレティと旅をするみたいですね。インプリンティングされた雛を何とか自然に帰したいと考えるレティですが、親として慕われているのでムリそうですね。

寒冷地帯に生息する生物と共存するのは難しいだろうなあ。せめて同じような生態系で育っていればまだしも。

だけどこれ、一緒に旅ができるんだろうか? レティは寒いのダメだし、寒冷地仕様の鷲は暑い場所じゃ成長できないだろうからな。魔法でどうにかならんのだろうかね?






集合住宅で里親捜し
「ここなら、里親が見つかるかもしれません」
「すごーい!集合住宅って初めて見ました!」
「集合住宅は戸建て住宅よりお値段が抑えられています。他の居住者と生活面での協力もしやすく、その子にとっても悪い環境ではないと思います」

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「次はどこをあたりましょう・・・」
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自分のような弱いドラゴンに育てられてはこの雛が可愛そうだと里親を探すレティ。みなさん快諾してくれるものの、いろいろあって結局決まらないようです。

どのみち、氷と雪を用意しなくちゃならんから、魔法使いのディアリアがいないこの環境じゃあ育てられないんじゃないのかねえ。 それにインプリンティングを無効化できるわけでもないし、結局、どれも無駄な努力って感じだよな。そもそも、鳥が捕獲対象の生物に頼んじゃだめでしょw





変質者に目を付けられる
「いらねえなら、オイラにくれよ。珍しい種属はドワーフが高く買い取ってくれるんだ」
(危ない感じの人が来ちゃった・・・)

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「彼はああ見えて、「破滅の炎竜王」という2つ名をお持ちでして、あまたの勇者を消し炭にし、一晩で国を滅ぼした恐ろしいドラゴンなんです」
「あの炎竜王?!」
「速く逃げないと、焼き豚にされてしまいますよ」

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もうそろそろディアリアのツテもなくなりかけた時、どこからともなく現れたカトブレパスが転売するからよこせと言ってきます。一目見てヤバそうなヤツだと警戒したレティはその申し出を断るも、ぐいぐい迫ってくるカトブレパスを脅そうと火を吐くマネをするも、猫舌な彼は火を吹けず。しかし、ディアリアさんのフォローでレティを破滅の炎竜王と勘違いしたカトブレパスは早々に退去しますw

破滅の炎竜王って二つ名は、ずっと着いて回るのかな? その二つ何挑むためにやってくるヤツもいそうだから、あるだけ邪魔になるか思ってたが、モンスター間では広まっているようだから、動物種専用なのかね?





ピーちゃん
「体をはって、よく護りましたね。お父さん」
「・・・うん」
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「雛の名前は決めたんですか?」
「すごーく悩んだんですけど、ピーちゃんと命名しました!」
「本当に悩みました?」
「本名は、ピョベルト・フェルピーアピア・ピヨデリ・アルペール・ぴよデリカです」

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ピーちゃんと命名して一緒に旅をすることにしたようです。

ピーちゃんって、じゃあレティは佐々木にするとちょうどよいか(笑

ディアリアさんがいないとどうしようもないし、結局、この3人で旅をするしかないんだろうね。

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ピーちゃんは長じると強い魔物とかになるんだろうか? 最終的には冒険者パーティーみたいなのになるのかね?
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東離劍遊紀3 (第5話)

東離劍遊紀3

第5話「妖姫伝説」


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七殺天凌が魔族・照君臨の魂を宿していると知った刑亥・・・
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凜雪鴉の贈り物
「そういえば、別れ際によこしたこいつ、なんだ? 開けちまって大丈夫なのか・・・・うわ、なんだこの呪われそうなシロモノは!?」
『やっと外に出してくれたか。やれやれ、忘れられているのかと心配したぞ』
「うわ!しゃべった!」
『簡易的に作ってみた通信装置だよ』
「はあ?通信って?」
『この先、別行動するなら必要になると思ってね。呪術でこしらえたものだから、どれだけ距離が開こうと声が伝えられる。便利だろ?』
「マジで呪いの人形かよ。気色悪いモンを」

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凜雪鴉との別れ際に渡された袋に入っていたのは、凜雪鴉の二等身フィギュア。なんと通信装置になってるようです。

武侠小説にも携帯電話が出てくる時代になっちまったか(^ー^;A いくら魔法で作ったものとはいえ、武侠小説に携帯電話ってのはどうだろう? もう今の若い人には携帯電話が常にない方がおかしいから、武侠小説にないのも不思議だと思ってんだろうか?(^ー^;A

このミニフィギュアは人気がある作品ならすぐに売られそうだけど、まあ日本じゃムリだろうな。チビキャラフィギュアは全員揃ってれば欲しいなw






七殺天凌と刑亥
「お目覚めになられましたか?」
「その懐かしき声は、刑亥!?」
「やはりお姉様! ああ、なんと変わり果てたお姿に」
「ああ、そうか。そなたとは窮暮之戰以来であったか。よもや地上に残っておったとは」
「魔族の再起を志すもままならず、東離にてくすぶっておりました」
「わらわは西遊にて人間どもを嬲っておったぞ。まあ、その挙げ句がこの体たらくだがの」

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ここで七殺天凌こと照君臨の過去が語られます。
東離と西遊に分かれる200年前、魔族と人間の戦いが続いていたけど、魔王が何を思ったか退いてしまったので、世界は鬼没という魔族の地を境に西と東に分かれてしまったようです。
東離はまだ魔族を討とうとする動きが活発だったけど、西遊はもうすっかり魔族のことは忘れて新しい世界を作ろうとしていたので、照君臨は西遊で暗躍することに。人間に化けて美女の踊り子となった照君臨は、とんとん拍子にお偉いさんに見初められ、僅か1年で皇帝の寵姫になったようです。
皇帝を操って暴虐を尽くした呪いが未だに西遊の皇帝の玉座には残ってるようで、代々の皇帝は呪われる運命にあったようです。つまり、キチガ○皇女・嘲風も、この照君臨の呪詛の所為だったみたいですね。

しかし、照君臨の暴虐は、皇帝の暴虐を不審に思った五印士に目を付けられ、ついには五印士に討たれたようです。
でも、タダでは死なない照君臨は、五印士に呪いをかけようと、自分を撃った剣に魂を憑依させ、長い年月をかけて五印士の子孫たちを族滅させます。


睦天命と殤不患
「これ、半分だけ飲ませろって」
「ありがたい」
「・・・う!? なにを飲ませた?」
「安心しろ。天工鬼匠の霊薬だ。味はヤベエだろうが、間違いない」
「俺が宙居坊まで行って取ってきたんだぜ」
「なに!・・・なぜおまえが行かなかった!なぜ天命を避ける!」
「・・・いまの俺が、どのツラ下げてあいつに会えって言うんだ」
「だが、天命は待ってる」
「魔剣目録の始末が付かない限り、あいつの元には戻れない。もう二度と、あんな目に遭わせるわけにはいかない」
「それは言い訳だ」
「・・・」

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ここで睦天命と殤不患の関係がちょっとだけ曝かれました。

どうやら殤不患と浪巫謠、そして睦天命はパーティーを組んでいたようで、禍世螟蝗を討とうとしていたようです。

今回はここまでだったけど、たぶん禍世螟蝗を討とうとして失敗し、その結果として睦天命は両目をツブされたんでしょうね。
そして今は知り合いの天工鬼匠の所に身を寄せているってことだろうけど、それまでは恋人同士だったのか、それとも妹のように思ってたとか、そういう親しい関係だったのかね?
武侠小説は恋愛モノはタブーなのか、ほとんど描写されない作品が多いけど、最近ではそれは受けないだろうから、恋愛エピソードを加えてきたかな?


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今回は半分以上が照君臨の過去バナだったな(^ー^;A 彼女が以下に残忍で暴虐なのかを延々と聞かされたから、これだともう今回で彼女は完全封印されて事実上死亡しそうですなw
ひょっとしたら今度は刑亥が封じ込められるんかな?

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86 (第4話)

86

第4話「本当の名前を」

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スピアヘッドのメンバーから拒絶されてしまったレーナ。叔父からも否定され、追いつめられた彼女は・・・
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父の友人からも否定
「バーツラフは、この共和国をよくしたいという理想を抱く優しい男だった。よき夫で、よき父親でもあっただろう。だから君に、この国の真実を教えようとした。そういう正義感を持った人間が、敵の攻撃で命を落としたことは、友人のひとりとして非常に残念に思ってる。だが、あいつは自覚していなかったのだ。自分が他の共和国人と同じ高みの見物をしていたに過ぎないことを」
「!」
「どれほど平等を語っても、所詮は他人事。私は君に、彼のようになってほしくない」
「・・・」
「無理はしなくていい」
「いえ!私はこれからもスピアヘッドのハンドラーとして・・」
「共和国の旗の意味を知ってるかね?」
「自由と平等と博愛と正義と高潔です」
「君はそれを貫けているのか? 現実を見ろ、そんな美しいものは、共和国にはない。君は少し理想を求めすぎる。他人にも自分にも」

1


上司であり父の親友でもあったジェロームに相談するも、ばっさりと切られてしまいますW

ジェロームもこの国がもう救いようのないほど腐ってるってことはわかってるけど、自分ではどうしようもないから見ないふりをしていろってことだよな。
だけど、上に立つものは理想の追求と現実の処理の2つを掲げていなきゃ上に立つ資格がない。彼は理想の追求をするのは愚か者だと言ってるが、そう考えているならすぐさま職を辞して遁世すべきだね。
彼も腐った共和国軍人ならともかく、自分はまだ違うと高潔さを謳ってる限り、レーナと同じで、現実の処理をしない分、レーナよりも劣ってるわ。

しかし、この世界には他に国はないのかね? いま、86たちに反乱を促して共和国に攻め込めば余裕で勝てそうだけどW





ちゃんと謝罪するレーナちゃん
「アンダーテイカー。今よろしいでしょうか?」
「はい」
「本当にごめんなさい。昨日のことも、今までのことも、本当にすみませんでした。わたしはレーナ。ヴラディレーナ・ミリーゼと言います。こんな、今さらですけど。あなた達の名前を、教えていただけませんか?」
ラフィンフォックスの言ってたことを気にしてるのなら、それは不要です。あれが我々の総意というわけではありません。この現状をあなたがつくりだしたのでもなければ、あなた一人の力で撤回できるものでもないことはわかっています」
「でも、名前を知ろうとしなかったのは、私の非礼です」
「それも必要ないでしょう」
「・・・このまま卑怯なままでいたくない。だから、貴方たちの名前を教えていただけませんか?」
「・・・昨日戦死したキルシュブリーテは、カイエイ・タニアです。副長のベアボルトは・・・」

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「もしできるなら、直越全員に謝らせていただけないでしょうか?」
「では、つながせましょうか」
「え? いま?」
「同調」
「あ・・・戦隊各員、昨日もこれまでも、本当にすみませんでした。私はハンドラー、ヴラディレーナ・ミリーゼです。あなたたちを人として扱ったこと、それを自覚していなかったこと。拒絶されて当然の振る舞いでした。それでもまだ答えてもらえるなら・・・・」
「もうシンから聞いてるでしょ。面倒くさいな」
「伺っています。ですが、みなさん本人から伺ったわけではありません」
「・・・僕のジャガーのトートの名前はラフィンフォックスなんだけど・・・」

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5

悩んだ挙句、アンダーテイカーに相談するレーナ。そして、みんなに謝罪したいというと、その場で直で同調開始。覚悟を決めたレーナは真摯に心のうちを明かします。

立場も変わらないし、友人とも認めないけど、レーナに答えたってことは、みんなレーナの真摯さにはそれなりに関心してんだろうね。戦場に出ようと思っても出れない彼女が、本気で自分たちのことを心配してるって。
彼女の愚直なまでの真摯さが彼らに何かプラスな影響を与えられればいいけどねえ。やはり、安全圏から指示してる限りは、同じことがまた起こるだろうからねえ。





アンダーテイカーの兄と知り合い?
「あなたの名前を聞いていないと思うのですが、名乗りたくないのですか?」
「いえ。ただ忘れていただけです。シーエー・ノーゼンです」
「ノーゼン!? もしかして、ショーレイ・ノーゼンという方をご存じありませんか?」
「!・・・・兄です」」

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あれ? 最後の最後でまた雲行きが怪しくなってきたな(^ー^;A

みんなと一応形だけとはいえ仲直りできたと思ったが、アンダーテイカーの兄貴とレーナは知り合いなのか? 知り合いだとしたら、どういう関係なんだ?
そしてアンダーテイカーにとって兄は何か普通の関係じゃなさそうだからなあ。憎しんでいるのか慕っていたのか。
まあ、次回以降の人間関係に影響しそうですなW


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お、なんか面白くなってきたな。進み方は相変わらず遅いけど、毎回毎回、なんかを投下してゆくから次回の展開が楽しみだわW
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Vivy -Fluorite Eye’s Song- (第6話)

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

第6話「My Pleasure -あなたを愛する-」


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AI島を止めたはずのヴィヴィだが、なぜか島が暴走してしまう・・・
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実は島のAI自身
「あの日、エステラの活躍でサンライズの墜落という未曽有の被害は防がれた。その結果、シスターズへの期待は一気に高まり、メタルフロートという人類の未来を担うプロジェクトの管理がシスターズにゆだねられた。その白羽の矢が立ったのが、グレイスだ」
「無線制御? いや、外からこの島のコントロールは不可能なはずでは?」
「彼女はグレイスじゃない。これはグレイスの似姿だ」
「!?」
「本物のグレイスは、メタルフロートのコア。管理AIとしてここにいるんだ。この島は、彼女の意識でコントロールされている。一体のAIにつき1つめ使命を課す。これは絶対の原則だ。だが、エステラの功績が、その原則を捻じ曲げた。グレイスには新しい使命が与えられたんだ。それがメタルフロートを存続させるという使命だった」

1
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「なるほど、コアとなった彼女を物理的に取り返すのは不可能ですが、データを取り出して、そこのボディに移し替えるつもりですね。ではなぜあんな嘘を?」
「嘘じゃない。本来なら島を停止させ、AIを無力化してからデータを移し出すつもりだったんだ。恐らく、グレイスの現在の使命とコンフリクトを起こしたんだ」
「それで暴走ですか・・・」
(彼女のデータを救出することは可能なの?)
(不可能です。絶望的ですよ)
「・・・停止プログラムが効かない以上、方法は1つです。グレイスを破壊します」
「待ってくれ!」
「いまここで止めないともっと多くの人が犠牲になる」

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いろいろ不足要素が交じって暴走してるみたいですね。

サエキはAIを全停止させてコアとなってしまった自分の恋人AIグレイスを助ける予定だったから、AIを全停止させた後はヴィヴィたちを邪魔して先行して助けるつもりだったようだけど、予想外にもウィルスをグレイスが速攻で無効化してしまったので、ヴィヴィたとはサエキに騙されたと勘違いし、サエキは奇しくも自分の恋人が助けを邪魔してることに動揺するということか。


使命の書き換えって、そんな重要なのかね? もともとも記憶を全部消されてリセットされるならそれでもかまわないはずだけど、今までの記憶をすべて引き継いで使命を変えるってことか? それこそ無意味な気がするけど。グレイスのデフォルトデータを入れてこの島のAIにすればよいだけじゃないの? 今までの経験が、この全く違う作業に役立つとは思えないけど?

なんか、この世界ってAIが発達してる割には、雑なところが結構あるよな(^ー^;A






グレイス破壊
「こんなんできました。行きましょう」
4
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「・・・・」
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グレイスを破壊するため中央タワーに強行するヴィヴィ。

マツモトキューブが固まってロボでも作るのかと思ったら空飛ぶバイクだったか。なんならメガゾーンみたいにそこからロボ変形してもよかったのに(笑

しかし、このバトルの見せ方は上手いな。まさに一気呵成に見せてくれたわW 音楽もいい感じに盛り上げたしな。CGバトルって緊張感ないものが多いんだけど、最後のヴィヴィがグレイスに拳叩き込む様でしっかりと〆たからそれまでのCGバトルが生きたわW

最後、無表情でコンピュータAIとなっていたグレイスが、ヴィヴィに壊されて微笑んでいた演出もよいねW






誰も幸せにならない結末
「こんなこと言う資格は私にはありません。ですがどうか、幸せになってください」
「幸せに?」
「あなたはグレイスを愛していました。あなたのような人に、笑顔になって欲しくて・・・」
「君にとって、歌で人を幸せにするという使命に、なにか代わりはあるのかい?」
「・・・」
「僕にとって、君の歌がグレイスだった」
「・・・」

8

「あああ・・・・」
9


グレイスの死が知らされると、サエキ博士はヴィヴィが立ち去る途中で自害。

ヴィヴィが去ってからじゃなく、去る途中というのはやはり、ヴィヴィへのあてつけもあるんだろうな。いや、ヴィヴィへの当てつけだけというべきか。
ヴィヴィが歌で人を幸せにするという使命が根幹にあるから、人類のらいを守るためにAIを破壊するという使命も受諾できるけど、根本の使命を失った者は、AIだろうが人間だろうがもう生きている意欲がなくなってしまうんだろうね。そこから新しい使命を見つけ出すのは、人間ならできるけど、それをせずに自殺しちゃう人もいるってことを見せたかったんかね。

サエキはあくまでAIと人間が寄り添える社会を目指していたんだろうね。その純粋さが後世にどんな影響を与えるのか、マツモトでも予測不可能かね・・・


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今回はマツモト以外はみんな不幸な結末だな。生き残ったのはヴィヴィだけだけど、人間だったら精神的にショックを受けてもう立ち直れないレベルだろ。AIだとこういう精神的ショックってのはリセットできるんかな?
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SSSS.DYNAZENON (第5話)

SSSS.DYNAZENON

第5話「恋人みたいって、なに?」


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水着回・・・
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みんなでプール
「恋人同士の設定・・・」
1


水着回なんだが・・・なんだろ、この健全な水着回は。(^ー^;A
エロさがあまりというか全くないような・・・水着回じゃないのか?





合体妨害
「ちょっと!なに!?」
2


合体しようとしたところを邪魔するという定番のパターン。しかし、この攻撃より水着のゆめが初めてエロいアングルになったことで頭がいっぱいだ。(笑






兵士と車
「ダイナソルジャー!ストライカーコンバイン!」
3


ダイナソルジャーとダイナストライカーの合体。だけど上半身ばかり重くてバランスがかなり悪いのでまともに立てない模様。

火力はダイナゼノンと同等くらいあるのかな? それでないとこのバランス悪い合体はもう二度とやらないよね(^ー^;A

合体を邪魔されたんで、二体合体でその場を乗り切るというのはまあいいけど、これ超合金にしても絶対立たないよねw


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うーん、やはりグリッドマンと同じく、原作というか特撮時代知らないと楽しめないな・・・
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バックアロウ (第17話)

バックアロウ

第17話「かくて彼らは立ち上がるのか」

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反乱を起こした鄭だが、速攻で絶凱帝に討たれてしまう。
一方、選帝卿から空中城艦をもらったリュートは、グランエッジャ討伐に向かう・・・

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バックアロウも歯が立たない
「むやみに力を振るう奴は、王様に向かないぞ!・・・なに!?」
「愚か愚か!我が信念は「何が何でも我が身を守る」。そう簡単に手出しはできぬわ」

1
2


突如、レッカ帝国の首都上空に現れた鄭の空中城艦。レッカに降伏するよう強制し、反対する者たちは次々に殺してゆきます。そんな行為をみたアロウは居ても立ってもいられずに、城艦に攻撃を仕掛けるも、あっさり跳ね返されてしまいます。


アロウの攻撃は問答無用でブライハイトを無効化するんじゃなかったっけ? なんで鄭の艦隊には効かないんだ? 信念が強いと負けることもあるんか?
アロウのブライハイト強制無効化が効かないって今までなかったけど、これだけ効かない理由ってあるのかね?






凱帝に秒殺
「ワハハハハハハハ!」
「凱帝!? ・・・貴様を倒せばレッカは私の物だ・・・食らうがいい!」
「ククククク」
「ブライハイト!? なぜ!?」
「外交は大事だぞ、鄭」
「いくら凱帝でも、空は飛べまい!」
「どうかな?」

3
4

「王の道は王自らが作る。その意思、天を分かちて1つの光芒となる。見よ!覇道天弓!」
「なにい!」
「おまえにしてはよくやったぞ、鄭。レッカ復活の道、おまえが作ってくれた」
「で、ではお許しを?」
「許そう。おまえに栄光の死という名誉を授け、その身をレッカに捧げよ!」

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6
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空中城艦を操ってレッカに殴り込みをかけてきた鄭。しかし、やっぱり絶凱帝に秒殺されましたね(^ー^;A

まあ、凱帝が戻ってくればたぶんやられるだろうなと思ってたが、まさか前回から半話で夢破れるとはw
鄭は外交や錬金に関しては優秀だったのにねえ。

しかし、思念で弓と腕を作り上げて自らのブライハイトを矢として射るなど、もう東方不敗みたいなキャラになってきたな。こういうキャラはいいねえw 物語の設定的に考えるとおかしな設定なんだが、勢いで納得させちまうもんなw

やっぱ絶凱帝主人公で物語進めて欲しいねえw






リュートの城艦
「全ては選帝卿のご意思!やるしかないのだ!」
「これは!まさか!」

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実はリュートの帝都の地下にも空中城艦が眠っていたようで、選鄭卿によってそのカギをもらったピースは選帝卿に指示された通りにグランエッジャ攻略に向かいます。

完全にピースは選鄭卿の傀儡になってるけど、ここまで絶大な権力を持ってるバックグランドは何なんだろうね? まあ、それがこの作品の最後のカギでもあるだろうけど。

やっぱ最後は選帝卿は絶凱帝に討たれて欲しいわw






グランエッジャ追撃戦
「ブライハイト兵出撃!」
「普通の兵が空を飛ぶだと?」
「空中城艦の出現が、彼らの信念を変化させたんだろうね。じゃあ、出撃よろしく」
「こちらは1機。荷が重いな。だが重い荷物を背負うのは嫌いじゃない」

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なぜか空中城艦が現れると、リュートの兵は空を飛ぶことができるようにw

空中城艦が現れると、なんで兵士まで飛べるようになるんだ? 城艦が現れて信念を変化させたってどういうことだよw 意味が分からん(笑

なんか、空を飛ばせるために無理やりこじつけた設定だな。これなら研究していた成果がようやく実ったってした方がよかったんじゃね?

プラークの1対1000の戦闘は見応えあるけど、やっぱ1機だけだと無双してもよく分からんな。というか、次の展開のための露払いでしかないから、この程度にしか見せないんだろうけど。






立って撃つ
「上空からグランエッジャを包囲しろ!」
「調子に乗って近づいてきたね。じゃあ、こっちも行こうか」
「立ち上がっただと!」
「グランアローバーチカル!発射!」

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グランアローは地上に向かってしか撃てないとタカをくくっていたリュート軍。しかし、グランエッジャが半分の折りたたんで立ち上がり、船首を自在に動かせるように。これでリュート兵はすべてバインドワッパー強制破壊されて終了。
なぜか空中城艦だけはバインドワッパー壊れなかったけど、これはバインドワッパーが別とかそういう理由かね? まあ、また適テキトーな設定があるんだろうけど・・・

しかし、せっかく立ち上がるんなら、マクロスみたいにロボ形態にできんかったのかね? 版権とかで無理なのか?(笑






リンド教団に
「どうやって壁を超える?」
「前へ」
「きゃああ!」
「前に進めということですね」
「ええ!?本当に行けるの?」
「こんなに簡単に壁を・・・おいおい、壁の向こうにまた壁かよ」

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リュートを撃退し、さあどうやって壁を越えようかって時にリンド教団の使者が突然現れて前に進めと指示。すると、壁をすり抜けてあっさり壁の外にw

壁の外の壁ってのは、壁じゃなくて建物じゃないのかね? ようするに高層建築ビルが乱立してるんじゃないのかねえ。まあ、それは次回明らかになるか。


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相変わらず展開が早いな(^ー^;A まあ、最近、魯鈍な作品が多いから、これだけ展開早くて見せどころを作ってくれる作品はありがたいけどねw
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擾乱~愛と悲しみの山河編~ (第4話)

擾乱~愛と悲しみの山河編~

第4話「機密事項〇九九クチナワ」

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朝陽を人質に取られて蛇埜目に掴まる幸村。蛇埜目は計画通りに幸村の血を使って怪奇蛇男に変身する。すると、なぜかこのタイミングで突然月城が蛇埜目を裏切って幸村を助ける・・・
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捕らえられる幸村
「鮮度がいい。心苦しくはある。国を切り売りするような偽善者がいなければ、こうする必要もなかった。一時でもそれに荷担したことを悔いている。君の血を使ってこの国の代謝を加速する。それまで、その少女とここで暮らすがいい。月城くんによると、少女もそれを望んでいるらしい」
「朝陽はそんなこと望まない」
「じゃあ君がしていたのはなんだい?あれは飼い殺しではないと?」
「研究は途上だが、大量の血液があれば薬は完成する」

1
2


朝陽ちゃんを人質に取られ、裏切った月城にあっさり捕縛されてしまう幸村。そして、蛇埜目にその場で血液を採られて変身薬を作られてしまいます。

何か策があってやってきたのかと思ったら、ノープランだったか。まあ、途中で拉致されていたとはいえ、勝算ゼロで突っ込んできて、あっさり捕縛されて実験材料にされるって、もうちょっとストーリー的に練れなかったのかね? こういう時、主人公は何らかの策を講じているもんじゃないのか?
よもやノープランだとか、物語とは言えんだろ・・・





突然裏切り
「うわあああああ!」
3

「・・・合理性がない行動の理由を聞いておこう」
「僕は自由を得たい。彼女には肩に食い込んでいる思い荷物を降ろして欲しかった
「それは二律背反に等しい」

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なんか、ここの展開が全く意味不明なんだが。
まず、蛇埜目は幸村の兄をずっと実験材料にしていたようで、幸村に半死半生となった兄の姿を見せます。それを見て絶叫する幸村。そして、その様子を見ていた月城がまたも裏切って、朝陽を捕縛していた蛇を切り捨て、捕縛されていた幸村を開放。しかし、自身は蛇に右腕を喰われてしまいます。

まず、蛇埜目は青い血が欲しかったようだけど、アニキを実験材料に使っていたなら、いくらでも血は取れたんじゃねえのか? アニキがそれを拒んでいたとしても、幸村にこんな搦め手使うより方法はいくらでもあっただろう。
そしてなんでアニキがいることを幸村に見せる? 見せてどうにかなるのか? 何の意味があるのか。蛇埜目は理由のある行動以外はしないようだけど、この行動に何の意味があったのか全く理解できんのだが?

そして、さらに蛇埜目を裏切る月城が意味分からん。公僕を裏切って蛇埜目に着いたのに、いきなり何の理由もなく突然裏切るってなに? こいつは裏切りしないと生きていけない呪いでもかかってんのか?

もうなんか、物語がめちゃめちゃになってる気がするのだが、これ整合性取れた物語になってる?(^ー^;A





怪奇蛇男完成
「新薬の効果は計算通りといえる」
5

「美しき力の発露だ。私の新薬はそれを上回る」
「きゃああああ!」

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「うおおおお!」
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なんか、もうワケわかんないわ。
蛇埜目が新薬を完成させたというから幸村みたいになるのかと思ったら、ショッカーの怪人みたいな姿になっちまって。これで研究は成功なの? 明らかに失敗にしか見えないんだがw こんな化け物みたいな姿になって、何をしようってんだ? こんな姿だと外に出た途端に警察呼ばれて大騒ぎだろ(笑

そして最初は蛇男に一方的にやられていたのに、途中から意味もなく突然強くなるのは何?(^ー^;A
すげー不自然なんだけど? 今までずっと一方的にやられてたのに、突然強くなるって・・・せめて何かの力に覚醒したとか、アニキが投げつけた可燃物にびっくりして隙が出来たとか、いろいろあるだろ


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なんか、ひでえ話だな(^ー^;A これで蛇埜目の話はおしまい? 実は生きていましたって流れになるのかな?
なんか流れが全然繋がらない気がするんだけど、今回のお話って、ちゃんと整合性取れてる?

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MARS RED (第4話)

MARS RED

第4話「歌知らずの歌」


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吉原がバンパイアの秘密基地になっていた・・・
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吉原が巣
「おまえたちが○吸を発見できずにいるうちに、新たな被害者が出たと報告があった。吉原の客一名、遊女一名が変死を遂げている。タケウチ。検死は終わってるな?」
「はい。体の変色があったのはご想像の通り。想像外のことがひとつだけ。歯形の大きさが違ってるんです」
「・・・・」

1


吉原がいつの間にかバンパイアの巣になってるみたいですね。

行方不明者が居ても誰も気にしそうにないしな。しかし、この時代は大正時代だよな。明治期から吉原はすでに衰退していったというから、往時の盛況さはもうないんだろうね。確かに夜の描写もそれほどハデハデしくなし。





バンパイアの大群
「おい!おまえら!俺の話を聞いてるのか!聞いてるなら返事をせんか!」
2


バンパイア調査のため斥候として赴いた山上。しかし、低級バンパイアなので意思のなくなった超低級のバンパイア群には太刀打ちできないようです。

低級のバンパイアは、高級なバンパイアを見ると恐れを抱くからバンパイアレーダーとして重宝するらしい。逆に高級なバンパイアになると、恐れを感じないから相手がバンパイアかどうかを見極めることができないんだとか。
同族ならわかりそうなもんだけどな。血の匂いがするとかでw

しかし、吉原にこれだけいて探し当てられなかったって、特務隊の怠慢を指摘されても抗弁できんだろ(^ー^;A

1人のバンパイアがこれだけ増やしたとも思えないし、そもそもほとんどの人はバンパイアに噛まれると死ぬみたいだから、生きてバンパイアとなっているのがこれだけいるってことは、この10倍くらいの被害者がいるってことだからな。






お怒りのS級バンパイア
「東京を狩場にしないって約束だったよね?」
「わたしの方から主人たちには伝えておきます」
「僕は静かに夜を過ごしたいんだ」

3


日本でもトップクラスのS級バンパイアのデフロット。彼はむやみに人間を襲ったりはせず、それどころか人間に興味があるっぽいですね。放っておけば死ぬという状態だった岬をバンパイアにはしたけど、その岬も意思のない低級バンパイアにはならなかったから、彼に噛まれるとかなり高位のバンパイアになるみたいですね。
そしてどうやら彼は東京では大きな騒ぎを起こさないよう命令していたようですが、一部のバンパイアがそれを無視して勢力拡大してるっぽいですね。
こうなると、表では特務隊が動いて裏では彼が動くことになるのかね?


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うーん、最初は面白かったけど、だんだんとつまんなくなってきたな。
特に今回は、メインのお話がスワと遊女のほっこりストーリーみたいな陳腐な話だったから余計に面白くねえわw
ここ最近は、ゾンビみたいな低級バンパイアとからんでるだけだからなあ。盛り上がりが全然ねえ・・・

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不滅のあなたへ (第3話)

不滅のあなたへ

第3話「小さな進化」


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フシと共に森を徘徊していたマーチは、ハヤセに見つかって生け贄にされてしまう。しかし、生け贄の斎場にオニグマが現れる。伝説だと思っていたオニグマが実在したことに驚くハヤセだが、オニグマからマーチを護ろうとして現れたフシの存在に強く惹かれる・・・
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オニグマの襲撃で助かるパロナ
「・・・・」
「なんだ?・・・・・ひいいい!」
「!!」

1
2

「うわあっっ!・・・・マーチ!」
3


ハヤセたちに捕らえられていたパロナ。暗器でこっそり縄を切ろうとしていたところ、オニグマが襲来。見張りの一人は喰われ、一人は逃走。パロナは寸でのところでオニグマから逃げるも、崖から落ちてしまいます。

この高さの崖だと普通死んじゃいそうだけど(^ー^;A アニメやドラマだとよくこのくらいの崖から落ちるシーンとかあるけど、現実はこの半分の高さでも死んじゃうよね・・・。

最初の少年なんて川に落ちただけで股に木が刺さってその怪我が悪化して死んでしまったというのに、この崖から落ちて無傷なパロナはもう不死と呼んでいいんじゃないかと(笑





ハヤセに連れ戻される
「見つけましたよ、マーチさん」
「・・・・」
「ふーちゃん、ママ行くね。・・・なんちゃって。ありがと」
「・・・・」

4


やっぱり見つかってしまったか。というか、マーチも他の村人に迷惑がかかるから、逃げ通すつもりもなかったみたいだしな。

フシのことを我が子のように扱ってお母さんみたいになれたのは、マーチがこのまま生け贄となって死んでいたら、最後の楽しみになっていただろうな。
ずっとお母さんになりたいって言ってたもんねえ。このくらいの子がお母さんに憧れるってのは可愛い夢だよなあ。今の子でも同じように思うもんなのかね。男の子はお父さんになりたいって子供のうちに思う子はほどんといないだろうけど、女の子はお母さんになりたいって子は結構いそうだよな。この違いは何なんだろ? やっぱ男親の方が辛いことを子供が直感的に分かっているのか、それとも母親の愛情の方が強く注がれるからかね?





マーチ奪還
「・・・なんだ? この音?」
「オニグマさま!? 本当にいたとは・・・あ!」
「マーチ!」
「おまえ!」
「いいじゃないか。餌が2つになるだけだ」

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「食われた!」
「いや、あいつ・・・まだ何かしようと・・・なんだあれは・・・神の御業か!」

7
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マーチが眠らされて生贄の祭壇に捧げられると、またもオニグマが襲来。そして同時に、パロナも助けに来ます。オニグマを目の前にしながらマーチを助けようとするパロナを見て、ハヤセは生贄が2つになっただけだと嘯いて祭壇を隔離させますが、その寸前にフシがするっと祭壇の中に。そして、ハヤセたちが見学する中、フシはオオカミの姿に変化し、殺されても何度も何度も復活してついにオニグマを食い殺します。

圧倒的な体格差だけど、やっぱりフシだと永遠に攻撃し続けられるから勝っちゃったな。まあ、オニグマはもともと身体中に矢が刺さって最初からまさに満身創痍状態だったけどw
しかし、この巨大さといい耐久力といい、もはや現代の熊とは別物って感じだな。熊の祖先といわれるアルクトドゥスは平均体長3m超えで今の雑食性の熊と違って完全な肉食だったそうだが、まさにそれに近いんじゃねえか?





都市に連れてゆく
「マーチ!マーチ!」
「ねえね・・・・何があったの?」
「・・・・儀式は成功し、マーチさんは死んだことにしてあげます」
「え?」
「どういうことかわかりますね? ここで二人で死ぬか、生きて我らの国へ往くか。決めなさい」
「・・・・マーチ、行こう!」
「ヤノメに持ち帰るぞ。すべて。ガキと、熊。そして、あのオオカミ」

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「どうしたの、ワンちゃん。お腹すいたの?」
「マーチだめだ!こいつは危険なんだ」
「あ、食べた」
「・・・・アリガトウ」

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なぜか突然、マーチとパロナ、そしてオニグマの死骸とフシを都に連れてゆくと言い出すハヤセ。

オニグマとフシはわかるけど、マーチとパロナは何で連れてゆくんだ? フシを操るのによいと判断したのか? でも、都に連れて行って使い捨ての駒にしそうだよなあ。なんか野心高そうだし(^ー^;A

そして最後にオオカミとなったフシがありがとうとわんこの口で喋りましたねえ。パロナやハヤセもびっくりでしょうねえ。
わんこの口の形でどうやって人間の声の発声ができるのか謎だけど、まあ形だけワンコで声帯を人間に変えるってくらいできそうだからな。

しかし、マーチがありがとうって教えた時は何も喋らなかったのに、なんで今頃? 時間が経たないと学習効果を顕在化できないんだろうか? これで人の言葉を覚えてゆくんだろうけど、オオカミの姿のまま人の言葉をしゃべるようになるんか?(^ー^;A

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マーチが助かってよかったなあ。なんかだんだんと情がわいてきたからな。マーチは大人になってちゃんとお母さんになってほしいわ。
フシの方は毎回進化がすごい鈍足だけど、急速に変化するってのもあるんだろうか? 今回は言葉とちょっとした感情を学んだようだけど、都市部に行ってハヤセのおもちゃにされると何も学習するものはないよなあ(-"-;)

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ドラゴン、家を買う。 (第4話)

ドラゴン、家を買う。

第4話「冷たい家」

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氷雪地帯につれて来られたレティは家を作るも吹雪で道に迷い、たまたま見つけた卵と共に、鯨に飲み込まれてしまう・・・
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氷雪地帯の家
「レティさん、静かに暮らしたいと仰いましたよね。それでしたら、勇者も来なくて土地も安い超辺鄙な場所が良いのではないかと思いまして」
「ディアリアさんって結構極端ですよね。でも、家なんて見当たりませんよ」
「家は今から建てます。ここに」
「ここ!?」
「自力で建てれば、建設費ゼロ、建材も無料、激安土地代だけで夢のマイホームが貴方の手に。必要なのは貴方の労働だけ」
(悪徳商法にしか聞こえないのはなぜだろう・・・)
「それではイグルーを作ってゆきましょう」

1

「ここで生活するのはなかなかに大変です。ぶっちゃけ、体験した方が早いので、3日ほどサバイバルしてみてください」
「ええ・・・」
「死なないように気をつけてくださいね。3日後にお会いしましょう。グッドラック」
「ま、待って!」

2


今回は雪原で家作り。

レッドドラゴンだけど、雪原とかでも大丈夫なんか? 気温高くないと生きられないとかじゃないのかね?

しかし、レティの言うように、ディアリアさんは極端だな(^ー^;A こういう土地しか紹介してないのか、レティが困る姿が面白いからしてるのか。」まあ、たぶん後者だろうな(笑
ドラゴンだから、多少乱暴に扱っても死なないだろうし、肝が小さいから何でも怯えてくれるからなw 





捕食動物にやられる
「食糧確保!・・・ひいいいい!」
3

「おりゃあああ・・・あばばばばば」
4

「抜けない~!助けて!助けて~!」
5


サバイバル体験で肉を食べようと小動物を捕獲しようとするも、逆に逆襲にあって3度チャレンジして3度雪だるまに(笑

見事に雪だるまになるねえ。しかも全部違う体勢で違う雪だるまになるとは芸が細かいw

しかし、狼やトナカイはまだ分かるが、兎にやられるって、どんだけ弱いんだか。やはりパラメータ全部一桁だとこんなもんなのか。これじゃ勇者グループに会ったらひとたまりもないわなw






道に迷って海に
「ここどこ? お腹空いた・・・ん? 卵? 何の卵だろ?・・・ダメだ!卵は食用の無精卵って決めてんだ!だから君を食べたりしない。安心して。そういうわけだから、僕は帰るよ・・・え?」
6
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狩りに失敗して家に戻ろうとしたら吹雪になって道に迷い、気付けば海沿いに。そこで見つけた卵を食べようか食べまいかと迷ってるうちに、地面が崩れて流氷の上に乗って海に流されてしまいました。

完全に死にパターンだよな。氷点下の海に入っても死ぬし流されても死ぬし。でも、ドラゴンなら氷点下海でも我慢できそうだけど・・・ってレティは泳げないからどっちにしろムリかw

レティはディアリアに出会わないと何回死んでんだろうな(^ー^;A ファーザーより死に率高いんじゃねえか?





鯨に食べられる
「あれえ・・・・食べちゃだめえええええ」
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「あんた、大丈夫か?」
「ここは?」
「ここは鯨の腹の中だぞ」
「ええ!? このまま消化されちゃうんですか? 怖いよおおおお!」
「デカイくせに肝ったまの小さいやつだな。こっちに来い。俺の部屋だ」
「へえええ!」

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漂流しているところを白鯨に食べられたレティ。しかし、胃の中には半漁人の先住民がおり、意外と快適な生活をしていてびっくり。

胃の中ではないのかな? ピノキオも同じようなことしてたけど、木ならそのまま輩出されるかもしれないけど、生物は溶かされるんじゃないのかね? それとも、魚意外は溶かされないのかな? 大東島のインガンダルマみたいにその生物の胃では溶けない脂とかあるし。

まあ、溶かされないなら、ここなら勇者来ないから安全だし、食い物も日用品も鯨が飲み込んでくれるみたいだから、レティには実は一番合ってるんじゃねえか?





鯨脱出鯨
「鯨にくしゃみをさせる。そしておまえを打ち上げる」
「うわああああ!」

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「この卵はどうしたんですか?」
「できれば、親元に帰してあげたいと・・・ん?」
「パパ!」

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鯨のくしゃみを利用して鯨の体内から脱出。ずっと様子を見ていたディアリアさんと合流して、雪原の家に戻ります。すると、ずっと持っていた卵が孵ってフィーロみたいなデブ鳥が産まれてきました。

インプリンティングでレティのことを父親と思ってるようだから、これから旅のお供をするのかな? 将来的に一緒に住んだりするんだろうか? たぶん普通の鳥じゃなくて何か希少種だよな、パターンとしては。フェニックスとかそのレベルの鳥とかなんかね?

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ディアリアとレティの2人旅でずっと続くのかと思ってたら、この鳥も仲間になるのかね? 改めて公式みたら、まだ人間も仲間になるっぽいけど、1クールで全部登場させられるんだろうか? そもそも仲間が増えたら家探しできるんだろうか?
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東離劍遊紀3 (第4話)

東離劍遊紀3

第4話「魔剣の行方」


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萬軍破と殤不患の対決に介入してきたのは、婁震戒。自分の愛する七殺天凌を殤不患が取り戻したと思い込んだ婁震戒は執拗に殤不患に迫る。一方、七殺天凌は偶然、刑亥が見つけていた・・・
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婁震戒の介入
「お互い道理の在処が違うなら、あとは意地で押し通すしかねえよ!」
「どうやっても魔剣目録は譲らんというのか!不患!いったい何の権限で!」
「あんたみたいに、道を誤る輩が次から次へと出てくるからだ!魔剣は誰にも渡さねえ!」

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「殤不患!」
「婁震戒!?」
「なんだ!?」
「我が姫を返せ!貴様が隠しているのだろう!」
「控えよ!殤不患に仇成す類縁ならば、なぜ邪魔をする!」
「知ったことか!誰にも与さぬ!忠を誓った我が君以外は、誰であろうと省みぬ!退け!雑兵!」
「うお!?」
「周囲の魔力が吸い寄せられている。あの義手、外法の魔術による産物だな」
「魔性促成!火炎旋獄!」
「まずい!」

2

「なるほど、そういうからくりだったか」
「しめた!チャンスだぜ!」

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萬軍破と殤不患の一騎打ち。しかし、この場は禍世螟蝗が邪教の結界を張った場所。神蝗盟兵は通常よりもパワーアップできるということで、武術の腕ならば殤不患の方が萬軍破よりも僅かに勝るはずだが、萬軍破が圧倒。殤不患が圧されてじり貧になりそうな時、突然、襲撃してきたのは婁震戒。
七殺天凌しか眼中にない婁震戒は、殤不患が七殺天凌を奪ったと思い込んで執拗に殤不患に攻撃。一方、戦いに水を差された萬軍破は婁震戒を止めようとするも、鬼奪天工によって魔改造された婁震戒は、殤不患と萬軍破の二人を相手にして圧倒。
そして萬軍破を吹き飛ばした時、禍世螟蝗が張っていた結界を壊してしまい、幻術が解けてしまいます。これを機とみた凜雪鴉は、自分が婁震戒の相手をしつつ、殤不患たちを逃がします。


いつの間にか婁震戒がえらい強くなってんな。魔改造して宝貝の義手を手に入れたから、七殺天凌を持ってる時よりも強くなってんな。ちょい役でしかなかった作成者の鬼奪天工は実は凄いドクターだったんかねw

婁震戒はかなり危ないヤツになってんな。前はもっとまともだったのに。思い込みが激しくなって、自分以外の全員が自分を騙してると思い込んでるような病的な性格になってるな。これも七殺天凌を持っていた弊害なのか? それとも、元々これくらいおかしなヤツだったんかなw






敵に近づく凜雪鴉
「いやはや、事なきを得たようですな」
「貴様、どういう了見だ?」
「義を見てせざるは勇無きなり。と申しましょう。国を憂う貴方の志に胸を打たれたからこそ、微力ならがお力添えに及んだまでのこと」
「なんだと?」
「差し出がましいとは思いましたが、この鬼鳥が皆様のお役に立てるとお見せしたかっただけのこと。他意はありません。確かに私は西遊の人間ではない。が、国は違えど、好漢の義侠心に胸たぎらせる赤い血潮は誰しも生まれ持ってるというものです」
「貴様と殤不患、共に死線を共にした仲であろう?」
「萬将軍、貴方も殤殿とは友誼を結んだ間では?」
「・・・」
「奇しくもあの男が口にした通り、誰のことばに道理を見いだすか。という話なのです。彼が持つ魔剣目録については兼ねてから憂慮しておりました」
「あいつは悪意こそないが、対極を見ずに短慮に走ることがままあるからな」
「強大な力をひとりで預かるには危うすぎる人物。そう思えばこそ、今日までなにくれとなく面倒をみてきたのですが、萬将軍のお話を聞いたことで疑いは確信に変わりました。魔剣目録はより相応しき人物に委ねるべきであると。禍世螟蝗なる人物についてはまだ多くを知りませんが、萬将軍ほどの方が主と仰ぐのであれば、信用に足るのでしょう」
「つまりは神蝗盟に入りたいということか?」
「異邦人の身でそこまでの高望みはしません。いまは道理を通し、義に殉じる人の道を歩みたいというだけです」

4


凜雪鴉は今度は神蝗盟を騙すようですね。殤不患に愛想を尽かした態を取りながら、巧みに神蝗盟の2人に歩み寄ります。

相手にヨイショと気付かれないほどのヨイショをしながら、上手いこと口八丁で相手の警戒を解いてゆくなw さすがにこういう相手に取り入って信用させるという詐欺の常套手段ってのは凜雪鴉の十八番だよなw

神蝗盟の内部に入って徐々に内部崩壊をさせる、なんて誰にも分かるような手段を考えているんじゃないだろうから、彼が何を考えてどういう結末に持ってゆくのか楽しみだな。





七殺天凌を見つけたのは刑亥
「この剣・・・魔族の魂が生きたまま封印されている!なんと惨い仕打ちを!・・・だが、この風格。懐かしい。姉妹たちと同じ気配。・・・まさか」
『誰じゃ? そこにいるのは震戒、そなたか?』
「おおお!やはり!」

5

七殺天凌を見つけた刑亥。しかし、その剣に魔族の気配を感じます。

どうやら七殺天凌には魔族が封印されているようですね。そしてそれが刑亥の姉妹のようで。

七殺天凌から引きはがすことができるんだろうか? てっきり剣の魔族かと思ったら、普通の魔族を剣に封じているってだけだったのか。ならば、魔族の力が強ければ強いほど、凶悪な剣になるってことなのかね?
他の剣も、多かれ少なかれ、魔族とか魔物とかが封じてあるんだろうか?

しかし、刑亥の姉妹となれば、婁震戒は刑亥側に着くのかねえ。





捲殘雲が会いに来たのは睦天命
「どなたかしら?」
6


浪巫謠の怪我を治すため、殤不患が思い出したのはかつての仲間。その彼こそ魔剣目録を作った男だそうだけど、言われて捲殘雲が会ったのは、少女のような睦天命。

あれ? この美女っぽいのが男なのか? 男の娘? 武侠世界にもついに男の娘が!?(笑
いや、たぶん彼女は一緒にいるだけかな。どう見ても魔剣目録を作るようなキャラじゃねえw


どうやらかつて殤不患と旅をしていたようだけど、職業は吟遊詩人という武侠世界らしからぬ西洋のファンタジー職業っぽいw まあ、浪巫謠も吟遊詩人みたいなもんだろうけど、


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複数の人物がまたいろいろ絡み始めたなあ。今のところ、刑亥、萬軍破のいる神蝗盟グループが有利っぽいけど、凜雪鴉が獅子身中の蟲として働きそうだからな。婁震戒は刑亥の元に往きそうだし、そうなると刑亥、萬軍破、婁震戒のグループになってしまうと、浪巫謠が重傷のいま、殤不患と捲殘雲だけではバランス悪いからな。睦天命ってのが入ってバランス取れるようになるんかね?
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86 (第3話)

86

第3話「死にたくない」

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毎夜入るレーナからの通信に、暇つぶしに付き合うようになったスピアヘッド。レーナはこれで彼らと打ち解けたと勘違いするが、とある作戦でスピアヘッド部隊に久しぶりに死者が出たことで、レーナへの態度が一変してしまう・・・
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毎夜毎夜の通信
「キルシブリューテ。私たちを恨んでますか?」
「「「「・・・・」」」」
「それは・・・もちろん、差別されるのは辛いし悔しい。収容所の暮らしは辛かったし、戦うのはいつまでも怖いよ。だから、私たちに押しつけて、86は人間じゃなくて家畜だから構わない、なんて言うような奴らのことは好きになれないな」
「それは・・」
「けど、あなたたちアルバの全員が全員悪人じゃないというのも分かってるんだ。86の全員が必ずしも全員善人じゃなかったように。だから、アルバというだけで恨んだりしない」

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「ハンドラー1。貴女に少し興味が沸いてきた」
「本当ですか!」
「では、私からもひとつ聞いていいかな? あなたは、どうしてそんなに私たちのことを気にするんだ?」
「それは・・・むかし、戦場でプロセッサーの方に助けて頂いたことがありまして。彼は私にこう言ったんです。「俺はこの国で生まれた共和国民だ。国を護って戦うのは市民の義務で誇り。だから俺たちは戦うんだ」と。助けてくれた人のそのことばに、私たちは応えねばならぬと考えます。戦えと求めて置きながら見届けようともせず、知ろうともしないのは、それに反する振る舞いです」

「ハンドラー1、あなたは処女だな」
「・・・・ええ!?」
「あ、間違えた。処女みたいというか、お花畑のような女の子というか、完璧な理想を抱いているというか・・・私が言いたかったのは、貴女は悪い人じゃない。だから忠告するのだけど、貴女はその役目に向いていない」
「!?」
「ましてや私たちなどには関わってはいけない」

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毎夜毎夜の通信。いつまで続くかと興味本位で相手の出方を窺っていたスピアヘッドの面々。しかし、彼女なりにこちらと打ち解けようとしているのは何となく分かり、スピアヘッドの中でも真面目で優等生的なカイエが興味をもったようで、レーナに真摯に忠告します。


まあ、他の連中はまだウザイと思ってるみたいだけど、カイエは特にこの隊の中でも優しいんだろうね。こんな状況になって、ほとんど全員が白人種を恨んでいるのに、カイエだけは冷静に、全員を恨んでいるわけではない、と断言しているからね。
クレナなどはいつもは大人しくて引っ込み思案な感じの少女なのに、こと白人種に対しては親の仇ということで全員を恨みまくってるからな。
レーナが問うまでもなく、こんな戦場に送り込まれて恨んでいないヤツなんて一人もいないだろう。そんな状態でも、全員を恨んでいないと言えるカイエは本当によく出来た子なんだろうね。たぶん、両親の育て方がとてもよかったんだろう。

いつもはシンが相手をしているのに、普段は目立たないカイエが前に出てきてるのは、彼女が今回で戦死するからだろうねえ。

この作品、まずアバンで今回の見せ場を見せるものだから、アバンでカイエが死ぬの分かっちゃったからなあ。この見せ方はどうだろう?(-"-;)






カイエ戦死
「キルシブリューテのことは、残念でした・・・私がもっとしっかりしていれば・・・」
「残念? なにが残念? あんたにしてみれば、86の一匹や二匹、どう死のうが家に帰ればすっかり忘れて夕食楽しめる程度の話しだろ。そりゃこっちだってヒマだったからさ。あんたの自分だけは差別しません、ブタ扱いしませんって勘違いの聖女ごっこに付き合ってやるよ。けどさ、こっちはたったいま仲間が死んだんだ。そういう時まで、あんたの偽善に付き合ってられないって、それくらい分かれよ」
「偽善・・・」
「それともなに?仲間が死んでもなんとも思ってないって思ってる?ああ、僕たちは人間以下のブタだもんね」
「違います!私はそんな・・・」
「何が違うんだよ。僕たちを戦場に放り出して、兵器扱いして戦わせて、自分だけえぬくぬく高見の見物決め込んで、それを平気な顔で享受している今のアンタのその状態が、ブタ扱いじゃなくて何だって言うんだよ!86って呼んだことはない?アンタは僕たちが望んで戦ってると思ってるのか? アンタたちが閉じ込めて、戦えって強制して、この9年何百万人も死なせてるんだろ! それを止めもしないで、ただ優しく話しかけてやれば、それで人間扱いしてやってるなてよく思えるな!そもそもあんたは、僕たちの名前さえ聞いたことないじゃないか!」

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カイエの戦死によって、スピアヘッドの貯まりに貯まっていたレーナへの不満が噴出。彼女の偽善的な行為を徹底的に避難して追い詰めます。

おお、よくこれだけ的確なことを明文化できたな(笑 確かにその通りだけど、これはレーナがどんなに努力したって変えられるもんじゃないからな。
そもそも白人種の中でそういう教育しているみたいだし、教育以前に、わずか9年前までは一緒に生活していた知人たちを種属が違うというだけで戦場に隔離して戦わせて、何万人も戦死しているのに知らんぷりしていられるってのは、インドのカースト制のように、表向きは廃止されていても名何千年も受け告げられていた文化として浸透している風習だから廃止されても厳然として存在しているように、もともと、そういう種属によるカースト制のようなヒエラルキーが存在していたんだろうね。
無論、ヒエラルキーのトップの人たちが全員、この制度をよいとは思っていないように、恐らくこの世界でもレーナのようにこのヒエラルキーが間違ってると思ってる人はいただろう。だけど、インドのカースト制が半世紀も前に廃止されているのに、未だに差別として受け継がれてるように、この作品の世界では制度が廃止もされていないから、余計にそういう風習としてずっと引き継がれてんだろうね。

そういえばスピアヘッドたちは全員東洋系の見た目で、レーナたちはそのまんま白人種だから、これは白人と有色人種の差別を暗に非難してんだろうかね?


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この作品、アバンで今回の山場を見せて、さらにレーナ目線とスピアヘッド目線で同じ時間軸を2度やるから全然話が進まないな(^ー^;A この遅さで1クール終わるんだろうか? 俺たちの戦いはこれからだエンドにするから適当に進めてんだろうか?
しかし、この作品ってアメリカとインドじゃ放送できないんじゃねえの?(^ー^;A

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Vivy -Fluorite Eye’s Song- (第5話)

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

第5話「Sing My Pleasure -あなたを笑顔に-」


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5年後に再びマツモトが再起動。またもや状況が予想を遙かに超えて正史から大きく外れていた・・
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大きく変わった時代
「ナビ、外部からのアクセスはない? 身元不明のデータとか」
「またそれ? 気にし過ぎだってこれだけ潔癖にしてれば、ウィルスなんて・・・」
「入り込めないとでも?」
「!?」
「まあ、頑張ったほうですね」
「マツモトなの?・・・5年ぶりのことばがそれ?」
「正確には5年と1ヶ月・・」
「見て。この5年の進歩は、私には急速に見える」
「僕もその件は驚いているんですよ。どうやら随分正史から離れた歴史を歩んでいるようで。ですが、このタイミングで僕が目覚めたということは、今が歴史の転換点ということです。取り返しはつきますよ」
「私は何をすればいいの?」
「やけに素直ですね。心境の変化でも?」
「この5年でお客さんが増えたの。シンギュラリティ計画が、歌でみんなを幸せにするという私の使命を後押ししてくれたからだと思ってる。それに、未来で戦争が起こったら、使命に生きた彼女たちに申し訳が立たない」

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今回の計画はサンライズホテル墜落事件から5年後のようです。ヴィヴィは人気の歌手アンドロイドになっているようで、遊園地の片隅でアトラクションしてるような歌手扱いからランクアップしたようですね。

アンドロイドにも向上心的なものがあるのかね? 喜んでくれる人が多いから、大きなステージの方がいいってことかな? 

しかし、時代がかなり変わってるみたいですね。マツモトの分析だと、今の時代は正史だと20年後に相当するっていうから、AI技術の進歩が著しく早くなってるってことだよな。明らかにヴィヴィの所為だよな(^ー^;A
マツモトの予想はヴィヴィが人間たちの感情に残してる残滓を計算に入れていないからな。ヴィヴィの所為でマツモトの予想とは違う未来に向かってるっぽいけど、それはどういう未来になるんだろうねえ。




重要人物救出
「目標地点到達」
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「お騒がせしました。サイキ・タツヤ博士ですね」
「君たちは?」
「単刀直入に言いますね。あなたが建設に関わった例のAI施設について教えてくれませんか?」
「・・・」
「恩に着てくれませんか? どこの誰に揉めていたか知りませんけど」
「・・・あ!・・・・分かった。命を救ってもらったのは確かだ」

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今回の重要人物、サイキ博士と接触。ちょうど何者かに襲われていたので、彼らを退けることで恩を売って協力を仰ごうとします。しかし、当所は渋っていたようですが、ヴィヴィの姿を見て直ぐに協力を快諾します。

やっぱりヴィヴィの影響がでかいな。どうやらサイキ博士は元々は反AI組織トアクに所属していたけど、ヴィヴィの影響もあって組織を辞めたっぽいからな。まあ、年々過激で思想も極端になってゆくのも原因のひとつだったようだけど。

だけど、反AI組織が100年も続くって凄いよな。代替わりしてずっと受け継がれてるなんて、反政府組織とかならともかく、反AI組織でそこまで永く続くもんなのかW





全自動工場島を破壊
「あれだ。5年前のサンライズの一件は知ってるだろ?エステラの示した献身的な行動は、その英雄的行為はみんなが褒め称えた。あれこそ、AIのあるべき姿だと」
「正史では史上最大の欠陥AIと呼ばれた彼女が。何という掌返し」
「その結果生まれたのが、あの島だ。休むこと無く、AIの部品や回路を作り続ける世界初の完全AI制御の海上無人プラント」
「直接見るのは初めてだ」
(本来なら正史であの島が建設されるのは、いまから20年後なんですよ)
「今の時代には過ぎた島なんだ」
(あの島の停止が今回の目的となります)
(その場合の人的被害は?)
(間接的な影響は計り知れません。ですが放っておけば未来、人類はAIによって滅ぼされるでしょう)

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「やはり君はニーアランドのディーバ」
「!違います」
「間違いない。5年前、サンライズにいたのは君なのか?」
(ぬ!! ディーバ!彼を拘束してください!彼は計画に支障を来す!)
「私は5年前、確かにサンライズにいました」
(ディーバ!?)
「全ては人間とAIの対立を防ぐためです」
「あの島に何かするつもりなのか?」
「停止します。博士の仰る通り、あの島は今の時代の手に余る。教えてください。どこで私たちのことを?」
「トアクだ。僕を襲ってきた連中だ」

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トアクに以前所属していたというサイキ博士。その博士がAI工場を壊したいというのは分かるけど、まだ裏がありそうですね。

しかし、正史では20年後に出来上がるというけど、ここで一時的に機能停止させても、数年で復旧しちゃうんじゃないの? ここにもう一度工場を作ることは出来ないってほど完膚無きまでに叩きつぶすのか、そうさせない状況にするのか。
難しそうだな(^ー^;A





アンドロイドと人間
「ようこそおいでくださいました。グレイスと申します」
(なるほど、そうきましたか)

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「これは?」
「先日、完成したばかりのストレージだ。島の全機能を停止させるプログラムが入っている。これを持って、僕とメタルフロートに潜入してくれないか?」
「どういうこと?」
「僕もあの島を止めたい。そのために、君たちの力を借りたいんだ。5年前、あの計画を止めた君たちの」
「計画も我々のことも知っていた?」
「そうだ。僕はトアクに所属していた。最も、既に彼らとは袂を別れた後だけどね。あの島を止めたい。AIの行き過ぎた進歩は悲劇を生む。だが、全てを壊すというトアクのやり方は短絡的過ぎる」
「あなたを一緒に連れてゆくことはできません。危険で足手まといだからです」

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「正史では、サイキ・タツヤとグレイスといえば有名人でして。あの2人は、歴史上初めて結婚した人間とAIのカップルなんです」
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サイキ家に招かれたヴィヴィとマツモト。そこでは、サイキはAIのグレイスと2人暮らしのようです。

正史ではこの2人は初めて人間とAIで結婚したというが、非公式なら結婚してそうなヤツいそうだけどな(^ー^;A
フィギュアを俺の嫁って言ってるのと大差ない気がするが。まあ、コミュニケーション取れるだけでも違うのか。
それにしても、アンドロイドにはさすがに生殖機能ないから、こんなのが流行ったら人類はAIに滅ぼされる前に滅びるだろ。
人間に絶対服従のAIの方が一緒にいるならストレス少ない場合の方が多いだろうからな。





島を訪問
「いらっしゃいませ。ようこそメタルフロートへ。私は土木作業用AI、認識番号M005AY5です。視察団研究者ヴィヴィ様、並びにさポートAIのマツモト様ですね。登録しました」
(視察団?)
(適当な身分です)
「外部の方を招くのは初めてです。メタルフロートの運用を広く知って頂くのはマザーコンピュータの希望でもあります」

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世界初の完全自動化の工場島なのに、外部の見学者は初めてなのか。もっと人を呼んでると思ったが、誰も呼ばずにこっそりと稼働しているんか? ヴィヴィでも知ってるというから、一般人には内緒にしてるってこともないだろうし。案内ロボがいるってことは、誰も来ることを想定してないってことはないようだけど、何で誰も来なかったんだろう?




トアクの襲撃
(ディーバ!トアクです!プログラムのダッシュに失敗して計画を早めましたか)
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「!?」
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ヴィヴィたちが視察中にトアクの襲撃。すると、島の工事用ロボたちは一斉にトアクのヘリやボートに体当たりして自爆し、敵を沈めてしまいました。

外敵に備えた防備は既に出来ていたようですね。元々、こういう外敵から攻撃されることを想定して作られていたってことだけど、まあトアクみたいな組織があるから、当然、こういう自体に備えてはあるわな。

ただ、工事用ロボが特攻して自爆するなんて方法が防衛手段ってのはどうなんだろうね(^ー^;A

そしてヴィヴィが救出したのは、またもや例のトアクのトロリストくんでしたw
こいつも懲りねえな(^ー^;A

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時代が随分正史からズレてるけど、これだけズレると別の意味でヤバいことにならないのかね?
そもそも、マツモトの予想する未来からは全然違う世界になってそうな気がするけどW

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SSSS.DYNAZENON (第4話)

SSSS.DYNAZENON

第4話「裏切り者って、なに?」


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風邪で欠席のヨモギに代わってちせがダイナソルジャーに乗るが・・・
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転校生が怪獣優性種
「シズムくんたちはさ、5千年前はガウマさんと仲良かったんだよね?」
「5千年前はね。なんで?」
「それなら、怪獣暴れなくて済むのかなって」
「仲直りしたって怪獣は出るよ」
「シズムくんが怪獣を作ってるの?」
「いや、怪獣を育てるのは人の意思だよ。俺たちが怪獣を作るわけじゃない。怪獣優性思想は、怪獣が必要とする世の中を作りたいんだ」

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ヨモギたちのクラスに怪獣優性思想のシズムが転校してきたようです。

ヨモギたちのことを調べて怪獣使いかどうか見極めようってことですかね? 情報もある程度開示しちゃってるってことは、今回の情報程度は知られても構わないってことかね。

怪獣が必要とする世の中って、それは人間じゃなくて怪獣中心の世界にするってことかね? そんな世界になんでしたいのか全く分からんが、また人類補完計画みたいな裏話があるのかね?

そして怪獣は人間の意思から生まれると言ってたけど、これじゃ妖怪とか幽霊と同じ扱いか。人間の想いが強ければ強くなり、人間が忘れてしまうと消えてしまうというw






風邪のヨモギに代わってちせが搭乗
「ガウマさん!ヨモギくん、やっぱ風邪でダメそうです。代わりにダイナソルジャー持ってきました!」
「でも、合体するには誰かが乗らないと・・・」
「どう見ても自分の番ですよね! 南さん、私にダイナソルジャーを!」
「アクセスモード!ダイナソルジャー!・・・乗れた乗れた!乗れちゃいましたよ!」
「乗れちゃったよ・・・」

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「あ、あれ?・・・」
「ちせ!危ない!」

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風邪で寝込んでいるヨモギに代わってちせがダイナソルジャーに。あっさり乗れたものだから、早速合体しようとしたら、上手く動かせないようです。

まあ、乗れるなら練習すりゃ乗れるようになるわな。てっきり本人しか乗れないようなシステムになってるのかと想ったら、誰でもOKみたいですね(^ー^;A

何かの資質とかが必要なのかとも想ったが、子供なら誰でもいいって感じなのかねw





やっぱりヨモギが乗る
「ちせちゃん、交代!」
「なにとぞお願いします」

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「必勝大火炎・レックスアロー!」
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ヨモギに代わったらあっさり合体できちゃって、速攻勝負ありw

なんか、淡泊な戦闘だなあ(^ー^;A ヨモギ来て5秒で合体して5秒戦闘して終了とか、何かあれ? もう終わり? 実は死んでないんじゃない?って思っちゃったわw


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なんか、中身が薄い回だったなあ。怪獣優性思想のひとりがクラスに転校してきて、ヨモギが風邪引いたってくらいしか前回から変わったところないんだが・・・
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バック・アロウ (第16話)

バック・アロウ

第16話「人は平和を望む時、神は何を欲するのか」


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独立告宣言をしたグランエッジャは、リュートとレッカ、それに従属する小国家を招いて平和条約の調印を模索する。
一方、レッカに呼ばれた秀備とアロウは、会浪断の策略で軟禁されそうになる。しかしその時、元宰相の丁が城塞艦を率いてレッカ国を乗っ取ると宣言する・・・

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グランエッジャ王
「さあ、胸を張って。みんなが貴女を選んだの」
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「よく来てくださいました、ピース国王。間もなくレセプションが始まります」
「これはこれは、フィーネ殿。いまはグランエッジャの国家顧問でしたか。さすがですなあ。ぬけぬけと生き延びておられる」
「おかげさまで、随分と鍛えられました。今日はめでたい日。今まで大国の良いなりになっていた小国や自治区のリーダーの方々が、こうして私たちを応援してくれます」
「ハンス。リュートの属国でここにいる連中を記録しておけ」
「グランエッジャ城艦国は、彼らとも同盟を結ぶ。リュートが理不尽な迫害を与えた場合、我々は彼らを護るために立ち上がるぞ」
「我々?グランエッジャの連中か?」
「それだけではない」
「な!? まさか、機甲師団が!?」

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グランエッジャが独立国家を宣言したから、てっきり王はアロウがなるもんだと思ってたら、みんなの推薦でナタリーが王女になることにw
ここで王にならんんでアロウが王になることなんてできんのか?(^ー^;A アロウがナタリーと結婚して婿王になるってことなんだろうかね?
まあ、人材面で見るとナタリー以外は確かにいないんだよな・・・(-"-;) 正直、アロウは王の器じゃないしw


そしてこの世界の全ての指導者を呼んで独立国家として正式に認めてもらい、リュートとレッカの属国とも個別に同盟を結ぶようですね。レッカはバインドワッパー全部壊されていまはこの同盟がありがたいだろうけど、この隙に勢力拡大しようと画策していたリュートにとってみれば嫌なことしやがるって思ってるだろうな。
さらにリュート国家で最強の機甲師団がプラークを頼って全員グランエッジャに亡命してしまうという自体に新国王のピースはなすすべ無しw

いや、プラーク機甲師団って貴族の坊ちゃんだよな? そんな連中が家を捨てて無冠のプラークに仕えるなんてあるのか? 彼らの父母兄弟の爵位を剥奪されんじゃねえのか? 貴族が家族も名誉も国も捨てて個人に仕えるなんて、100%あり得ないと思うが、「この世界」ではあり得るという設定なんだろうかね?

それにフィーネもあれだけリュート国民を愛するとか言ってたけど、こっちに骨を埋める覚悟までしちゃって、やっぱり一度裏切った国民への愛情は後回しにされちゃうんだなw






レッカ帝国を訪問して会浪断の策に囚われる
「よう!レッカのみんな久しぶり!」
「秀!よくも・・・」
「下がれ下がれ!彼らはグランエッジャの外交大使。手を出すことは許さん。私がレッカ国の宰相。羌名月だ」
「宰相? 丁殿は?」
「彼は国を棄てたよ。自分の財産惜しさにね」

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「秀、何を焦っている?」
「焦る? 僕が?」
「おまえは危ない橋を渡ってまでレッカに戻った。なぜだ? どうしてもここに戻らなければならない理由があったからだ。おまえはレッカの北方が欲しい。それも出来るだけ早く。」
「もちろん。僕たちにも領土は必要だからね」
「違うな。それは表向きだ。本当の理由は別にある・・・」

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「言うと思うかい?」
「グランエッジャが破壊されるとしてもか?」
「レッカにグランエッジャを破壊する戦力は・・・あっ!」
「そう、絶凱帝なら」
「しかし、調印式で理由もなく暴れるわけにはいかない」
「蓮真、その刀で私を殺せ」
「!?」
「やっと私にも仕事が出来たようだ。私を殺してその罪をその2人の所為にしたまえ。大使と偽り、宰相を殺しに来た。絶凱帝が暴れるには十分の理由だ」
「君にしてやられるとはな、会」

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グランエッジャが国として成立する調印式の日、秀備とアロウはレッカからたってのお願いで大使として伺うことに。

調印式の日に呼ばれるなんて、罠があるに決まってるんだが、秀備は何でもお見通しとばかりにこの話しに乗ってしまったのが間違いですねえ。まあ、秀備にはレッカと条約を結ばなければならない必要性があったので、渡りに船とばかりに乗ったんだろうけど、これが彼にしてみれば軽率だったかね。

敗戦国に領土を譲渡させるのは戦後処理の常套手段とはいえ、こんなにすぐにその交渉をする必要はないからな。グランエッジャは領土がなくても本体が領土なんだから、あえて領土を手に入れる必要性ないもんな。

しかし、会浪断は秀備と対等に話せるだけの心の余裕が出来たみたいだけど、蓮真は未だに怒りを恨みを向きだしだなw 彼女の方が成長が鈍化してるとは意外だな。もっと割り切ってると思ってたわw





丁宰相の野望
「選定卿からのお言葉だ」
「選定卿? リュート卿和国の?」
「あなたにレッカ凱帝国をあげるってさ」
「へ!?」

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「なんだこれは!?」
「飛行城塞戦艦!」
「我こそは丁豊!これよりレッカ凱帝国は、我の支配下に置く!」

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凱帝に資産没収を宣言された丁宰相は、リュートへの亡命を画策。しかし、その途中で選定卿によって城塞艦を与えられ、レッカを統治するように言い渡されます。

丁はどうやってこの城塞艦を動かしてんだろうな? グランエッジャだって秀備が知恵を振り絞ってなんとか動かせてるってレベルなのに。
選帝侯はこれの隠し場所を知ってたくらいだから、動かし方も知ってるってことか? でも丁ひとりで動かしてるとは思えないけど、選帝侯のピエロが動かしてんのか?

丁一人で動かしてるとすれば、グランエッジャよりも後期タイプの後継機体かね?






宗教勧誘
「グランエッジャの方ですね。教祖様から伝言です。あなた方をリンド教団にご招待したい」
「あとでいい? 今はブリッジに行かないと・・・」
「リンド教団はここにあります」
「えええ!? 壁の外!?」

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壁の外の教団からお誘いが。

壁の外からの誘いはいいけど、宗教団体ってのがくせ者だねえ。絶対狂信的な連中だわw

ってか壁の外に行く方法はあるんか。どっかに秘密の抜け穴か専用の通路でもあるんだろうね。

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毎度毎度、物語の転がし方が凄いな。1話見逃すと話が分からなくなりそうだな。
最終的にどうなるか想像つかなくなってきたw

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究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら (第3話)

究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら

第3話「大人のイベントタイム」

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古参プレイヤーに売られて警備隊に掴まってしまうヒロ。そして、拷問を受けることになるが・・・
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ログアウト不可
「このへんでログアウトしよう。レオナさんも全然来ないし・・・は?」
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相変わらずイベント中だとログアウトできないというクソ設定w イベントが短けりゃいいけど、リアルな生活に影響しそうなくらい永いイベントとかだからな。普通にこんなゲームやってたら、社会生活まともにできんくなるだろ。

リアルなゲームというより、不便にしてゲーム性をなくしただけだよな。面白いと思ってプレイしていたやつっているんかね?




マーチンタイム
「うわあああ!」
「ヒロ・・・よくも、よくも」
「この声、この背格好!マーチンなのか!?」
「俺はおまえに殺された」
「勘弁してくれ!あれは事故だ!」
「違う。俺は殺された。おまえに。容赦なく。リンゴを食べていたと思ったらいつの間にかナイフを食べてた」
「あはははは・・・」
「何が面白いんだ?」

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この世界で人殺しをすると、殺した相手が亡霊になって定期的に現れるそうです。

って、これのどこがリアルなんだ?(^ー^;A 亡霊出る時点でリアルさゼロだろ。都合のよい所だけリアルにして、つまらないところだけゲームみたいにしてあるな。ってか、これはゲームの面白さだけを徹底的に削り取ったゲームをリアルとして売ってるだけの本当のクソゲーってことかw






拷問タイム
「これは?」
「さあ、お楽しみの始まりっすよ」
「はあ・・・ん?これはまさか、大人のイベントタイム!?」

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「こ、これはいきなりハードプレイ・・・」
「楽しい楽しい異端審問の始まりッスよ!これからヒロっちを拷問するからよろしくッス」
「拷問って、SMちっくな?」
「四肢切断ッス」
「ししせつだん・・・・いやああああああ!」
「やだ、ちょっとヒロくん、おしっこもらしてるわよ!高校生なのに!」
「なんていい漏らしっぷりッスか!」

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拷問されようというのに、なぜかエロいイベントだと勘違いしたヒロ。しかし、それが手足を切る拷問だと知ってビビリまくり、レオナさんが助けにきても助け用がないと言われて小便を漏らしてしまいます。

いや、高校生とか関係なく、こんなシーンになればもらすだろ(^ー^;A ってか、レオナさん、助けに来たのに助ける方法がないとか、役立たずにもほどがあるだろ・・・まともにチュートリアルもできんのか。

しかし、この状況でエロイベントと間違えるヒロもたいがいだよな。普通に拷問だと気付きそうなもんだが。まあ、エロいことしか頭にない思春期高校生なら仕方ないといえば仕方ないか・・・




クソゲー撤退
「ヒロくん、ログアウトしちゃうの? せっかく面白くなってきたところなのに」
「面白くねえよ。こんなクソゲー、二度とやるか!」

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まあ、当然そうなるわな。レオナはようやく面白くなってきたと言ってたけど、これがこのゲームで面白くなってきた状況なのかよw これが面白いレベルの面白さしかないなら、そりゃ止めるわw


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うーん、ゲームと同じで面白くないですね(^ー^;A
この手の作品は自分がプレイしたらという状況を妄想して感情移入してゆくものだけど、全く感情移入できない状況だからなあ。こんなゲーム二度とやりたくないってのと同じで、こんなアニメ見たくねえとしか思えないよ。
まあ、とりあえず視聴オンリーにして、6話くらいまで流し見て面白くなければ切りでしょうね

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擾乱~愛と悲しみの山河編~ (第3話)

擾乱~愛と悲しみの山河編~

第3話「機密事項六一四シシシンチュウムシ」

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仲間を次々に殺して自分で自分のクビを閉めてゆく処刑人集団・鵺。さらにナンバー2、月城真琴が裏切り者で、密かに蛇埜目と通じており、もはや鵺はまともに機能していなかった・・・
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仲間を殺してクビを閉めてゆく
「そうだ。金庫番の殺害は俺が命じた」
「そんな・・・」
「全ては慶喜様の命令だ。いずれ彼女は処分する予定だった」

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金庫番を殺したのは慶喜の命令だったようです。

これはバカだよなあ。金庫番なんて裏帳簿を全部知ってるやつが、息子を人質に取られてるなら、裏切られた時の準備をしてるに決まってるじゃないか。そういうのを調べてから殺さないと危ないだろうに。
無邪気に金庫番は徳川幕府の威光にひれ伏しているから裏切らないとか信じてたんだろうか? だとしたら徳川慶喜は相当ばバカだけど、たぶん、慶喜じゃないんだろうな。もう100才近い老人だから、バンパイアにでもなってない限り生きていられるわけがない。
まあ、同じ時代のアニメ「MARAS RED」と設定かぶってるならそれもあるけど(笑

しかしねえ、こんなに仲間内で殺し合いしてりゃ、いい加減、この組織に興味ない幸村もこの組織は永くねえなって分かるわなw




仲間内で殺し合い
「な、なんだよこれ?」
「蛇埜目から多額の報酬を受け取り、偽の情報で組織を攪乱、そして秘密情報を売った」
「いや、こんな金しらねえよ」
「嘘がへた~!」
「蛇埜目の元に案内してもらいます」
「案内もなにも・・・」

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前回に続いて今回も仲間内の粛正。死体を埋める処理屋が蛇埜目と通じて秘密情報を売ったと月城が断定するも、突然、身に覚えのない罪を着せられて動揺する処理屋。頭の悪いエレーナと何も考えていない幸村は、月城のことばを鵜呑みにして処理屋が裏切っていると思い込み、拷問して吐かせようと言い出します。もはや何を言ってもこのバカどもには無駄だと、自爆を装って隠れるも、月城に見つかって殺されます。

ってか、死体を処理するだけの処理屋が、処刑屋の機密情報を持ってるか? 死体を埋めるだけの下っ端が持ってる情報程度で揺らぐような組織かよw

なんでこんな自分の組織を弱体化させるようなことばかりしてるんだと思ったら、実はこれ月城自身が蛇埜目と通じていたってのがこの後で分かり、月城はわざと鵺を弱体化させるために仲間内で殺し合いばかりさせてたってことみたいですね。

なるほど、組織のボスの葛原は、優秀そうに見えたけど、ただのぼんくらだたか・・・慶喜の命令通りにしか動けない人形だったのかねえ。
これで月城の裏切りを実は知っていましたってことになると、月城を泳がせていたってことになるけど、そのために組織をがたがたにさせてんだから、やはりリーダーとしては大した能力じゃないんだろうな。






実は女だった
「決して忘れるな。自分が何者であるかを」
「・・・」

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なんかよく分からんけど、月城は女だったみたいですね。まあ、それはいいんだけど、いきなり葛原が胸元を切り裂いて月城の胸を露出させたのには何の意味があるんだ?(^ー^;A 自分が女であることを忘れるなってことか? でも、蛇埜目の居所は分かったかという問いに対して、月城がそれは自分の任務じゃないと答えたことが、月城が女であることとどう繋がるんだろ?
たんに月城が女であることを視聴者に見せたいがために、それっぽく見せてるだけじゃねえのか? ホントにこのシーンに意味があるんだろうか?




金庫番の裏切りのネタ
「・・・・」
5
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金庫番をてなづけていた月城は、彼女が密かに残した帳簿の在処を聞いており、こっそりそれを持ち出します。

まあ、当然こういうのはあるわな。自分が裏切られた時のために作っておくと考えない方が不自然だからな。葛原はガチで気付かないのか、それとも月城を泳がせてるだけなのか・・・前者な気がするよなあ(^ー^;A





蛇埜目と月城は仲間でした
「きょうだいの再開が楽しみだ。実に感動的な再会になるだろう」
「ええ。全ては計画通りに」

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そして敵のボスの蛇埜目と蛇埜目を殺すための組織・鵺のナンバー2月城が通じていましたよと。

朝陽ちゃんが拉致されちゃったから、朝陽ちゃんも化け物になるのかなあ。そんな展開は見たくないんだけどなあ。
どうやら蛇埜目は普段、朝陽ちゃんが仲良くしているお婆さんに化けていたようで、それがずっと化けていたのか、殺してこの日だけ化けたのか分からないけど、ずっと幸村を狙ってたみたいですね。

蛇埜目は不老不死を研究していた研究員というから、幸村の変身能力が何か不老不死のヒントになると信じてんでしょうかね? セーラームーンに変身できるから不老不死じゃね?って考えるくらい余りに飛躍していて何でそうなるのかよー分からんけどw

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うーん、仲間内で殺し合いしてばかりで面白くないな。蛇埜目も敵に位置づけているけど、不老不死を望んでるジジイって感じなだけだし。徳川幕府に何か危険あるのか?(^ー^;A 仲間内で殺し合いばかりしている鵺の方がよほど危険な気がするがw
今回はバトルシーンもないし、3話にして裏切り者だらけの組織だと分かって、ここから先、ちゃんと物語が進められるんだろうか?

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MARS RED (第3話)

MARS RED

第3話「夢枕」


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バンパイアとなった山上は、残した妻に一言残したいと同僚の来栖につぶやくと、来栖は自分の能力を使えば残された家族に会えるのではないかと考え・・・
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柩での寝起き
「全然眠れなかった・・・」
1


いきなりバンパイアの柩が出てきたものだから、黒幕のバンパイアの寝床かと思ったら、来栖くんでしたw

人間からバンパイアになって零機関に入隊しても、寝るのは柩なのかw まあ、陽の光を浴びちゃうとマズイから、柩の方が安全性は高いんだろうけど、寝心地は悪そうだねえ。せめてベッド並の寝床を要求できんのかな?





天満屋の存在意議
「それは?」
「戸籍だよ。いまはどこそこで生まれた、誰それがここにいますよと分かる世の中。つまり、戸籍制度の存在が、バンパイアを窮地に追い込んだんだ」
「あいつはバンパイアだ!なんて密告されようものなら、昼間のうちに太陽の下に連れ出されておしまいですからね」
「バンパイアは弱者なんだ。怯えて暮らしている。それを助けるのがこの天満屋」
「弱気者、汝の名はバンパイア、というわけです」

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バンパイアが強いという認識ではないようですね。パワーやスピードは圧倒的だけど、やはり昼間に太陽の下につれて行かれると死ぬという致命的な弱点があるから、人間の方がまだ有利なんでしょうかね。まあ、寝床を抑えられるとおしまいだから、びくびくして暮らしてるのは確かだろうな。
西洋の吸血鬼みたく、一城に籠もって罠や部下を配置させるなんてマネができないからねえ。

まあ、たぶん徳川慶喜がバンパイアだろうから、彼が一番安全といえば安全かね・・って、ああこれは「擾乱」の話だったか。似たような時代だからごっちゃになってきそうだな(^ー^;Aw





無能な上層部
「金剛鉄兵とやらは完成したのかね?」
「中島くん、君が金剛鉄兵計画を初めてから何年になった?」
「20年ほどです」
「現状は?」
「16特務隊の構成員が80名おります」
「違う。バンパイアの連中だ」
「特殊任務に従事するバンパイア隊員は4名ですね」
「20年もやってきて4名しかいないのかね?」
「パンバイアに適合する人体は限られています」
「戦力とは物量だ。近代戦を舐めるんじゃない!」
「英国にいるバンパイア部隊に勝てるのかね?」
「いずれは」
「それでは困るのだ」

3

「戦場を知らず戦況のみで戦争をしてきた連中にとって、戦場とは政治の舞台、怖いのは戦場を飛び交う銃弾ではなく平和慣れした市民のあげる世論なんだろうね。もう若者が傷突いてゆくのは十分だ・・・」
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零機関は陸軍所属らしいけど、あまり喜ばれていないみたいですねえ。中島中将と彼の上司ひとりだけが必死で上司を説得して何とか存続しているような感じかね。
まあ、この時代の軍部は一番無能揃いの頃だからな。軍部が無能でも現場が優秀で何とかなっていたのを自分たちが有能だと勘違いした上層部のたるみがその後の大敗北につながるからな。
まあ、とはいえ、こういう無能な連中が指揮して反抗できる余力さえなくなるほどの大損害を喫したからこそ、戦争が終わったともいえるけど。






山上と妻
「山上さん、覚悟はいいですか?」
「本当にできるんだろうな?」
「任せてください!いきますよ!」
「・・・・」
「・・・あなた!?」
「登美子」
「あの世から会いに来てくださったの?」
「ああ・・・すまなかった」

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「おまえが望むなら、再婚したっていいんだぞ。俺は、夫としてはダメな人間だった。だけど、俺はおまえの幸せを願わない日はなかった!だから・・・」
「いつまでも、私はあなたの登美子です。わたしがそちらに逝くまで、また会いにきてください」
「・・・ああ約束する」

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山上は残した妻、登美子のことを心配し、せめて一言別れのことばを交わしたいと思っていたところ、それを知った来栖は自分の超スピードをもってして、一瞬のうちに目の前に現れて、一瞬のうちに消えれば、それは幽霊と間違えるから、生きてるとは思わないのではないかと考え、山上に妻に会うよう勧めます。

確かに来栖のスピードは人間には追えないから、一瞬のうちに目の前に現れて一瞬のうちに消えてゆけば実在してるとは思わないか。
しかし、登美子さん、出来た女だなあ。戦争で夫を失った妻というのはこうも凛としていられるものか。この頃の女性は、いろいろな意味で本当に強かったんだろうねえ。


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今回は山上夫妻の紹介かね。物語自体はほとんど進んでない。
また来年、登美子さんと会う約束したけど、たぶん来年まで山上は生きてないんじゃないかなあ。来栖と違って低級バンパイアだからなあ・・・

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不滅のあなたへ (第2話)

不滅のあなたへ

第2話「おとなしくない少女」


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少年に変身したフシは、何度も死亡しながら南を目指し、そこでマーチという少女に出会う・・・
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復活と死亡を繰り返す
「・・・・・」
1
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少年に姿を変えたフシは、少年の目指した南に向かって歩き続けているようですが、食べ物を得る方法を何も学んでいなかったので、何度も飢餓が事故で死んで、そのたびに復活してまた歩き続ける、ということを繰り返しているようです。
そしてついに、少年が目指したであろう豊かな地に辿り着いた瞬間、この山のヌシであるオニグマに襲われて食べられてしまいます。

食べられても復活できるってことだけど、それは頭が残ってたらって条件つきかな このあとで復活するんだけど、臓物は全部食べられていたから心臓もない状態で脳だけが無事だったから復活できたんかな? それとも、脳が損傷していても復活できるんかね?





マーチとパロナ
「生まれたのね!」
「そうだ!六男のカニ太郎!」

3

「マーチはいつになったら大人になれるのかしら?」
「またその質問か」
「おねしょを無くしてから3千回眠った頃」
「そんなに待てないわ!早く大人になって、ママになりたいんだもの!」

4


ここで一端、フシの登場は終了し、ニナンナ村のマーチとパロナの視点に移ります。

アイヌっぽいけど、この世界は現代と繋がっている世界なのかな? ニナンナという村らしいけど、まさか任那国の前身の国ってことはないよな? もしそうなら、ここは韓国南岸が部隊ってことになるけど。時代が分からんから何ともいえんな。
家は高床式だから、東洋っぽいんだけどな。

そして今回の主人公というか道化まわしはマーチという少女。早く大人になってお母さんになりたいという普通の女の子ですが、かなりのお転婆のようでじっとしてることができないほど活発な子みたいですね。

顔に入れ墨があるから、まさにアイヌっぽいけど。アイヌは大人になると入れ墨入れるんだっけか?






人身御供に選ばれる
「今年は幸運にも、この村が選ばれました。ニナンナ地域の安泰と繁栄を与えてくれる神・オニグマ様への感謝の儀式をこの村で行います。オニグマさまへ捧げる汚れのない少女。その選出は伝統に則り、我々ヤノメ人が行います」
「どうれ・・・・・」
「にゃはははは」
「・・・この娘だね」
「おめでとう!マーチ」

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「ごめんなさい、マーチ!」
「どうしたの、ママ?」
「あなたは死ぬのです。マーチさん」
「え?」
「オニグマさまに捧げる生け贄となるのです。みんなのために」
「いけにえ」
「わたし、ハヤセと申します。儀式が完成するまで、世話役を務めさせて頂きます。・・・離れてください。男性が近づいてはなりません」
「マーチ死にたくないんだけど。死ぬって大人になれないってことでしょ? だから死にたくないんだけど」
「残念ですね」
「なんでマーチのこと勝手に決めるのよ!」
「そういう決まりです」

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マーチは生け贄に選ばれてしまいます。

生け贄の風習があるってことは、かなり古い時代だな。アジア圏なら縄文とか弥生時代か? いや、弥生時代なら既に中国はもう文明持ってるしな。もっと古い時代だろうけど、ヤノメ国ってのが中国的な立場なのか? それとも新羅とか高句麗なのかな?
まあ、いずれにせよ、日本ではないな。中国北東部あたりかね? まあ、現在とつながってるかどうか分からんけど。






逃げる
「・・・・」
「逃げたぞ!」
「待ちなさい・・・うわ!」

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マーチは生け贄として運ばれるまで、ずっと大人しくしたがっていました。見張り役のハヤセも安心していたところ、突如、マーチが逃走。その直後、パロナが割って入ってハヤセの注意を引き付けます。

特に二人で示し合わせていたようには見えなかったけど、なんでここで同時に動けたんだろう? マーチが逃げたら対応するつもりだったのか?
てっきりマーチは諦めたのかと思ってたから、この脱走とパルナの介入は意外だったわw 






フシとの出会い
「うあ・・・・」
「いたぞ!マーチだ!・・・なんだあれは!? 化け物だ!」
「これ・・・なに?」

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「ひどいわ!マーチの分なのに!」
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逃げたマーチが小さな沼にはまると、そこにいたのがフシ。オニグマに喰われて内蔵はからっぽで、四肢も欠損。残ってるのは頭と背骨と僅かな骨のみというありさま。しかし、フシはマーチの目の前で再生。マーチを追ってきたヤノメ人もそれを目撃し、化け物だと逃げてゆきますが、マーチは彼をずっと観察。そして狼としての本性しか受け継いでいなかった彼に食料を提供して母親のように面倒をみます。

フシは人間の姿をしてるってだけで、まだ意識は狼と同じなのか。記憶は受け継がないだろうけど、本能的なことも受け継いでいないんか。完全に人間の姿をした犬って感じだもんな。

大人はビビって逃げちゃったけど、マーチは天性の陽気さからか、フシを恐がりもせず、彼が何もできない赤ん坊のような存在だと分かるとかいがいしく世話をしたりしてるから、ここでちょっとだけ、彼女の夢がかなったってことなんでしょうかね。

でも、自分が逃げたら、自分の友達か生まれたばかりの妹が生け贄になるって分かってるから、この逃走も一時的なものでしょうね。発作的というか突発的に、逃げられる瞬間があったから身体が動いたって感じかね。


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マーチは良い子だなあ。この子、本当に生け贄になっちゃうんだろうか? フシがオニグマ倒してくれるんかな? 
だけど、オニグマは神という扱いだから、殺したらフシが殺されて追い出されそうだから、そうなるとマーチの立場も悪くなるしな。どうなるんだろ。すげー気になるわw

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ドラゴン、家を買う。 (第3話)

ドラゴン、家を買う。

第3話「はじめての家」

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無一文のレティに、ディアリアは一軒家を建ててあげるが・・・
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ショールーム見学
「彼女たちはグライアイ姉妹。腕の良い職人であるバイアーでもあります」
「おめえさんがディア坊の客か。一見さんはお断りなんだが、ディア坊の客ならしょうがない。ワシらの商品を見て勉強しな」
「うわあ~~~!」

1

「若いモンはこういうのがいいじゃろ。鼻の下を伸ばすんじゃないぞ。貴婦人の扉じゃ」
「絵が動いた!? 凄いですね、これ!」
「彼女に合い言葉を言えば、鍵を開けてもらえます。ただ、時間制限がありまして・・・」
「時間切れです。では、一節・・・」
「言えないと過去の恥ずかしいポエムを読み上げられます」
「え・・・なんで?」
「君にラブファイアー。byレティ。君と巡り会えたディスティニー。ボクの恋の炎は日に日に激しく、バーンアップ。灼熱の炎が虚ろなこの身を焼いている。だけどボクは限りなくハッピーだ。なぜならこの・・・」
「止めてえええええええええええ!」

2

3

家を建てる前の準備として、内装を販売しているディアリアの古い友人のショールームへ。そこは巨人族から小人族のものまで何でも揃うお店でした。そしてそこで勧められたのが貴婦人の扉。合い言葉を言うと開けてくれるけど、時間制限があって一定時間かかると、なぜか扉を開けようとした人の過去の黒歴史ポエムが朗読されるようですw

この朗読は、せっかくなんだから森本レオのナレーション風でポエムを詠んで欲しかったな。まあ、貴婦人の声で淡々と黒歴史のポエムを詠まれるほうがダメージでかいけどw
しかし、ここはポエムを詠んだ直後くらいからレティの叫び声が欲しいところだね。一小節以上読んでからレティの叫び声だから、ちょっとテンポが悪い。




お気に入りの暖炉
「素敵な暖炉!こんな暖炉がウチにあったら、こんなのとか、あんなのとか素敵だろうなあ」
「若いのに枯れた夢じゃのう、ドラゴン族とは思えん」
「それより犬の縮尺がおかしくありませんか?」
「火炎ブレスで火がつくし、ドラゴン族にはお薦めじゃ」
「ただ、欠点が1つ」
「これ1つで百トンある」
「ぬおお!?」
「一から建てれば、暖炉を置く場所を最初から補強できて簡単なんですよね」
「いちから・・・」

4

レティが気に入ったのは暖炉。しかし、超重いので賃貸住宅や建て売り住宅ではムリだと言われてしまいます。しかし、ディアリアが一軒家を建てれば問題ないと提案し、家を作ることに。

暖炉を好きだと言っただけで、老媼三人のディアリアのツッコミがテンポいいわw 続けざまに折り重なるようなツッコミw

確かに縮尺おかしいわ(笑





タダで家を建てる
「凄くいい景色ですね!」
「眺望抜群の一等地です」
「でも、ディアリアさん、家を建ててもらうのはありがたいんですが、お金、足りないかもしれません」
「大丈夫です。レティさんの全身総額を考えれば、どんな家でも建てられます」
「命の危険を感じます!」

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レティは一文無しだもんな。持っていたのはお金になると期待していた抜け変わった乳歯の歯一本。これじゃ家は建たないだろうな。
レティは飛べないんだし、翼だけでも売れば建てられそうだけどうw 実際、ドラゴンの部位がどの程度の金になるのか分からんけど、全身売らなくても何とかなるんじゃないのかねw





レティの館=ダンジョン
「うわ~~~!できた~~~! 本当にありがとうございます」
「あとは勇者が来るのを待つだけですね」
「・・・・え?」
「侵入してきた勇者の装備品を売らないと、お金が払えないでしょ」

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レティの身体を売るんじゃなくて、レティの家に勇者を招き寄せて追いはぎをして金を稼ぐようですw

いや、これじゃあ家にならんだろ(^ー^;A どっちかってーと仕事場じゃんw

勇者の装備を追いはぎして中古品で売ってそんなに金になるもんかね? そんな重装備してくるとは思えないけど。





勇者ほいほい
「これが新しいダンジョンか!行くぞ!みんな!」
「慎重にいきましょう」
「心配するな。気付いたら全滅なんてことは起こらないさ」
「つい、この間あったんだよ」

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「ぎゃああああ!」
「ひい!なに!?なにごと!?・・・・・なにしてくれてんの!?」
「あ、レティさん。こっちは何の問題もないですよ」
「闇の眷属などに・・・」
「おまえらに勝ち目はねえよ。なんてったって俺らのボスはドラゴンなんだぜ!」
「ボク?」
「貴様はあの時の!破滅のドラゴン!」
「あれ、ボクのせいじゃないです」
「これで終わりじゃないぞ。首を洗って待ってろ!破滅の炎竜王!」

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あれ、この勇者、1話で死んだはず・・・って、生き返って何度でも現れるパターンかw あのキャラはもったいないからな。これから何度でも死んでは復活するというファーザー的な位置づけか。一話で3度死ぬと本当に死ぬとかファーザー的な制約はあるんだろうかね?(笑

そして勇者はやっぱりやってきたようですが、用心棒のヤンキー魔物たちが倒してくれました。しかし、この所為でこの館が炎竜王の館だという噂が一気に拡がって、勇者を名乗る人間がわんさか来るようになったようですw

ヤンキー魔物強いな。勇者見習いとはいえ、あっさり倒しちまうもんな。勇者より強い連中が結構いるんかw





炎竜王レティ
「炎竜王さま!日ごろの感謝をこめて、炎竜王さまを称える歌を作りました!」
「・・・・」
「炎竜王様~♪
「もう止めて~~」

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いつの間にか炎竜王と呼ばれ、庇護を求める弱い魔物から腕に覚えのある魔物が集まり、勇者たちが震え上がるような恐怖のダンジョンに。その噂でレティの館に挑む勇者も増えてゆき、さらに炎竜王の威名が拡がるにつれ、レティはこの家ではくつろげないと、家出をしてしまいます。


まあ、これで最初に戻ってまたディアリアと旅を続けるって流れになるんか。

さすがに自宅で魔物がわんさかあつまって勇者と頻繁にバトルされると落ち着かんわな。まあだけど、これで勇者の装備を売れば家のローンは楽に返せそうだな。噂が広まれば強い勇者もやってくるだろうし、装備もいいだろうからねえw

まあ、もう家出しちゃったので関係ないけどw


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爆笑するほどの面白さではないけど、クスッとしてしまうようなやりとりが多いので、見ていて安心できるなw
やはりツッコミのタイミングがいいわ、この作品わw
レティが心休まる日はホントにくるんだろうかねえw

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東離劍遊紀3 (第3話)

東離劍遊紀3

第3話「愛執の皇女」


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皇宮に迷い込んだ浪巫謠は、皇女・嘲風に見つかってしまう。嘲風は皇帝から政務を一切任されているが、その能力は凡庸どころか最悪で、頭のおかしなキチガ○だった。浪巫謠は彼女がおかしくなってしまったのは自分の所為だと思い込んでおり、彼女が突然ナイフで突き刺してきてもよけもせずに受けるのだった・・
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キチガ○皇女
「この気配!忘れられるはずもない。そこにいるのは浪巫謠!」
「・・・」
「ああ!なぜここに? いや、何故であろうと構わぬ。再び私の前に現れた。ただそれだけで!」

1

「ふははははは!なぜ初めからこうしておかなかったのか。羽をむしるのも、クビを折り砕くのも私だ。この手で全てを奪えるのなら、思い残すことはない!」
「浪!」
「ひでえ傷だぜ」

2


殤不患たちとは別の場所に転送された浪巫謠。そこは、皇女・潮風の部屋だった。かつて、彼女に軟禁されていた浪巫謠は逃げようとするが、浪巫謠が自分を棄てたので自分がおかしくなってしまったと訴える彼女を見捨てておけず、浪巫謠はその場に留まります。しかし、潮風は突然浪巫謠を刺し、このまま殺して自分のものにすると言い始め、寸でのところで殤不患が介入して助かります。

潮風ってのはかなりのキチガ○のようで、皇帝から政務を一切任されているけど、国境の守備を弱くしたり私欲が強い者を高官にしたりと、国力を劇的に低下させているようです。そして悪癖として、よい男を囲って自分のものにしていたぶるのが趣味のようです。浪巫謠はかつて潮風に軟禁されていたけど、耐えきれずに逃げ出したようです。義理堅い浪巫謠はそれを後ろめたく思っていたようで、潮風に泣き疲れると、刺されても何もできないようです。

西遊はもうボロボロだな。皇帝がもう政務を執る気がないようだし、国境では異民族の侵攻で破られるのは時間の問題ってレベルらしい。
そこへきてキチガ○皇女の潮風が政務代行をしているもんだから、もう滅亡待ったなしって状態ですね。まあ、中国の歴代王朝でも、滅びる時はもう滅びるべくして滅んでる王朝ばかりだからな。






かつての仲間・萬軍破
「殤不患、そこにいるな?」
「! まさかこんな所で会うとは思ってもみなかったぜ。「百撃成義」」
「案ずるな。おまえたちを逃がしに来た。貴人を城外に逃がすための隠し通路がある」

3
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皇女と内裏の兵を振り切ったものの、内裏を閉められて逃げ場を失った殤不患たち。しかし、そこに助けに来たのは、かつて殤不患と共に旅をして苦楽を共にし、西方を護る将軍として名を馳せていた萬軍破こと百撃成義。


百の敵を撃って義をなさしめる、とは何とも恰好良い二つ名だな。やはり武侠小説は技の名前とこの二つなの恰好良さが味噌だよねえw

殤不患の「啖劍太歳」は、疫病神の剣ってくらいの意味かな。

だけど、萬軍破って、あれ? 敵でいたやつだよな? 違ったっけ? か思ったら、こいつは神蝗盟の配下でいたヤツでしたw
実は既にこの時、国を見限って神蝗盟に加わって、国を滅ぼす算段を付けていたようで、殤不患を仲間に加えようと思って助け船を出したようです。





禍世螟蝗の手先でした
「不患、俺は悟ったのだ。国を憂うならば、腐りきった体勢を打ち直し、新たなる統治者を頂かねばならん。それをなし得る覇者は、ただひとり、「禍世螟蝗」意外にない!」
「!」
「大義なり、萬軍破」
「なんだよここは!?」
「萬軍破、なぜだ? あんたほどの男が、よりにもよって神蝗盟に!外法に傅くのか!」
「帝の威光を見限った以上、深き闇の力に救いを求める以外に道はない!それが唯一の術なら、俺はひるまぬ」
「啖劍太歳・殤不患。天下の命運を握る魔剣を隠匿し、遁走を続けた愚蒙の輩。いまこそしかるべき者の手にゆだめるべし」

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「天衣無縫なるその矜持、かつて俺は憧れたものだ。だが俺は変わった。変わらざるを得なかった。腐敗しきった国政を糺すためなら、いかな没義道にも落ちるべし!」
「あんたは騙されている。禍世螟蝗が天下を取れば、本当に西遊は終わる」
「貴様は逃げた。西遊を去ったでないか!」

7


禍世螟蝗の配下になっていた萬軍破。殤不患は彼ほどの憂国の士がなぜ国を裏切ったのかと不思議に思いますが、萬軍破の話しを聞いているとさもありなんと納得するも、それでも禍世螟蝗に着くのはないだろうと苛立ちます。

萬軍破は本当に国の為を思ってるんだろうな。キチガ○の潮風によって内裏に召喚され、かわいがっていた国境警備の兵士を見捨てることになり、日々、彼らの戦死の報ばかりを聞いてるだけで何もできない状態が続いてしまったから、もう今を変えてくれるなら誰でもいいと思い始めて追い詰められた末の決断でしょうね。

もし殤不患に野心があって、彼が魔剣目録を使って西遊を支配してしまえば、恐らく今よりはまともな世界になっていただろうな。殤不患は皇帝の座になんて死んでも着きたくないだろうけど。
でも、萬軍破にしてみれば、そうなっていれば部下たちが犬死にすることもなかったからと、恨み節になるんだろうねw


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殤不患と萬軍破の戦いは次回決着付けるのかなあ。まだちょっと早いよなあ。
だけど、まだ刑亥と婁震戒がいるし、未登場の照君臨とかもいるからなあ。次回で決着付けないと、他との決着がつかなくなるか・・・

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86 (第2話)

86

第2話「スピアヘッド」

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86の部隊スピアヘッド指揮官となったレーナは、毎日彼らにコンタクトを取ってたわいもない会話をするように。スピアヘッドの少年少女は、彼女の式能力を高く評価しながらも、意味のないコミュニケーションに苛立ちを募らせていた・・・
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レーナとスピアヘッド
「ハンドラー1より戦隊各員。敵部隊が接近中のようです。ポイント208にて展開。迎撃を」
「アンダーテイカーよりハンドラー1。既に展開済みです。より前身した地点のポイント304で迎撃します」
「早い!さすがですね、アンダーテイカー」

1

「ハンドラー1より戦隊各員。スコルピオンの長距離砲です。観測機の推定位置を送信します」
「ハンドラー1。指向レーザーによるデータ送信はこちらの位置が特定される恐れがあります。作戦中の指示は口頭のみにしてください」
「す、すみません・・・」
「次の観測機が出てきます。引き続き、位置の特定をお願いします」
「はい!」
「・・・・」

2


前線のスピアヘッドは敵の展開には敏感なようで、ハンドラーの指示がある前に既に展開を終了していました。
レーナは何とか役に立とうと、長距離攻撃レギオンの位置を特定して彼らに送信するも、こちらの位置が特定されるので口頭で指示してくれと言われて落ち込んでしまいます。しかし、アンダーテイカーから長距離攻撃レギオンはまだいるだろうから、その位置の特定をしてくださいと言われると、喜んでその指示に従います。

レーナが必死に役に立とうとしているけど、実践を経験したことがないからどこから浮き世離れしたような指揮だから、アンダーテイカーもちょっと苛立ち気味ですね。レーナが役だって嬉しそうに返事をする時、ちょっと眼を細めてウザって感じが喋らなくても映像だけで見てとれるわw

アンダーテイカーたちにしてみれば、レーナの指揮なんて不要なんだろうけど、彼女が自己満足で役立ってるってことにするためにフォローしてんだろうな。戦場ではウザって思ってるだろうけど、それなりに信頼はしてるんかね? そうでもないか(笑




コミュニケーション
「おまえ、どう思う?」
「ん?」
「ポイント208。そう言ったよな、あの女ハンドラー」
「あの時点から展開するなら、最良の迎撃地点だ」
「だよな。優等生丸出しのとこはヘドが出るが、ただのお嬢さんじゃなさそうだな」

3

「戦隊各員、いまよろしいですか?」
「お? 記録更新。1週間連続」
「問題ありません。今日はお疲れ様でした、ハンドラー1」
「あなたたちもお疲れさまです。なんだか楽しそうね」
「ただの時間つぶしです。お気になさらず」

4


指揮官に任命されて以来、毎日定時にみんなに連絡してくるレーナ。作戦の話しもあれば、たわいもない雑談ばかりのようで、スピアヘッドの面々は、さすがにウザイと思ってるようですね。アンダーテイカーも口には出さないけど、そう思ってるっぽいですね。
まあ、彼らにしてみれば、安全圏に居て指揮を執る連中のことは好きにはなれないわな。

レーナにしてみれば、今までの指揮官とは違ってちゃんと指揮をするし、みんなのことを心配してるんですよってアピールしたいんだろうけど、やっぱり所詮は安全圏から指揮してるだけってことに気付いてないから平和惚けはしてだろうな。





この国の教え
「ジャガーノートには人間が乗っています。ですが、乗っている者が、86が人間でないものだから、それは無人機だという理屈です!そして彼らは大量のレギオンに囲まれ、まさにいまこの時も戦い続けてます!毎朝流れるニュースは真実ではありません!確実に犠牲者は出てます!」
「いや、でも、あいつらは人ではないですよね? 進化に失敗した人型のブタだって」
「彼らは人間です!」

5


レーナが軍人候補生の新人たちの講座で、自軍のジャガーノートには元々国民だったけど、種属が違うということで国籍を剥奪されて無理やり戦場に立たされてる者たちが乗ってると力説するも、生徒達はピンとこないようで、ジャガーノートに乗ってるのは人間に似たブタだと教え込まれているようです。

一般の国民の認識だと、86の人たちは人の姿をしてるけど、人格や思考のない動物って認識みたいですね。
でも、開戦したのが9年前で、それまでは一緒に暮らしてたんじゃないの? 彼らだって、10才未満の頃は町中で86の人たちを見てたんじゃないのかな?

この戦争が100年も続いてるとかで子供たちが86を見たこともないってならこの認識も分かるけど、たかが9年前には一緒にいた連中のことをこんなふうに刷り込みできるもんかね?
なんか人為的にこういう刷り込みをしてるのなら、逆にすり込みされていないレーナが異常というか、レーナはなんで86が人間だって知ってんだろ?

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うーん、まだ状況紹介回が続いてるのか。物語が全然進んでない感じだけど、何話くらいまでこの設定紹介をするんだろ?
この調子だと、1クールで戦争終結まではいかないのかなあ・・・

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SSSS.DYNAZENON (第3話)

SSSS.DYNAZENON

第3話「裏切り者って、なに?」


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ダイナゼノンが4人でないと動かせないと分かったガウマは、4人で特訓することに・・・
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元仲間
「ガウマさん、俺たち同じ仲間だったこと、忘れてないですか?」
「大昔の話だろ!」
「また一緒にやりませんか? 大昔みたいに」
「・・・」
「ふざけるな!誰がこんなヤツと組めるか!この裏切り者がっ!」
「俺だって、おまえらと二度と組む気はない」

1


ガウマと怪獣優性種の関係が何となく見えてきましたね。元々仲間だったってことのようだけど、それがいつなのかと思ったら、この後、それが5000年前だと分かります。
5000年前って、日本だと縄文時代後期、中国でもまだ夏王朝が成立する1000年も前、エジプトで第一王朝が始まるかどうか、マヤではようやく土器などを作り始めたって時代の話ですね。人類は既に生存していたけど、文明と呼べるレベルではないような頃ですね。

そんな時代に怪獣を操って何をしてたんだろ? 怪獣が暴れるだけ暴れて満足する種属なんだろうか? 最終的にその怪獣はどうなるんだろうな? この時代なら、一匹でも時間さえかければ地球上の人類を滅ぼすことさえできそうだけど。

各文明の初期に現れて人の生け贄を求める代わりに恵みを与えるという神の類いと同類に扱われてたのかな? チャクモールとか八岐大蛇とか。でも生け贄の風習は、ある程度文明レベルが高くならないと発生しないから、やはりただ暴れて終わりなんだろうか?





共通の知人
「コヨミくん? 久しぶりじゃん。中学卒業して以来だよね?」
「う、うん・・・」

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コヨミのかつての同級生。誰かと思ったら、ヨモギのバイト先のお姉さんか。結婚してるっていうからもう二十代後半くらい?

共通の知り合いが出来たことで、コヨミとヨモギに接点ができるのかな?





再び怪獣出現でダイナゼノンチーム登場
「俺の出番で文句はねえな!」
「どうぞどうぞ」
「インスタンス・ドミネーション!」

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「来やがったな、ガウマ!今度こそぶち殺す!」
「うわ!あっぶねえ!」

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今度の怪獣はエレキングっぽい? 自分の周囲を爆発させるような力があるようです。

背中のアンテナみたいなのが気になるけど、これは生物と言っていいのか? どちらかというとダイナゼノンよりのロボじゃないのかね? エレキングみたいな電気を発生させる生物ってのは実際にいるから存在自体にリアリティはあるけど、自分の周囲を爆発させるってのは生物として成立してるんだろうか?

怪獣というからには基本的に生物的なリアリティが欲しいんだけどな。口から火を吐くとか実在する生物では不可能だろと言われても、怪獣だからという理由で細かい説明はいらなくなるけど、フォルムがあまりに生物的じゃないと、どうしてもロボっぽく見えちゃうんだよな。

しかし、前回は都会の真ん中だったけど、今回はやけに田舎に出現したな。千葉だから東京とは差を付けてんだろうか?(笑





ガウマを信頼するため
「合体して一気に叩くぞ!」
「合体なんてまだやったことない・・」
「気持ちさえひとつに合わされば、きっとできる!」」
「その気持ちがムリなんですよ!」
「なに?」
「ガウマさん、私たちに何か黙ってることありませんか?」
「本当のことを言ってください!」
「分かったから!其の話、あとにしろ!」
「いま聞いてるんです! みんな、ガウマさんのこと知りたいんですよ!ガウマさんが戦っているのは、何か理由があるんですよね? それを知りたいんです!いま!」
「今なのかよ・・・・俺には会いたい人がいる。その人が俺にダイナゼノンを託した。きっとこの力は、この時代で俺がその人を見つけ出す力だ」
「その会いたい人って男ですか?」
「女だ」
「「「ああ・・・」」」
「黙ってて悪かった!俺と戦ってくれ!」
「はい!」

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なぜか戦う理由にこだわる3人。 ガウマも怪獣優性種もどっちも怪しいから、正しい行動だと分かる確証が欲しかったのかな? 戦うのに理由を問う子供ってのは、今時だからかね? 昔のように、そういう力をもらったら、選ばれたから悪者と戦うというように無邪気に与えられた力を行使しないのは、現代っ子の方が慎重なのかね?(^ー^;A





合体して戦闘
「合体獣人ダイナゼノン!」
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「俺たちの合体した力、見せてやるぜ!ダイナセイバー!」
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やっぱ合体ロボはいいなあ。最近じゃみなくなったからなあ。合体ロボはやっぱ燃えるよねえ。変形の恰好良さとかは別にして、合体するてのがロマンだわw
各部のパーツが組み合わさると炎が上がる演出もいいねえ。

そしてセイバーで爆発をぶった切るシーンはいいねえw 爆発衝撃なんて切れるわけないけど、綺麗に切れてるところが非現実っぽくていいよな。こういう演出をするひとが少なくなったからなあ。






爆発を使えなくするために宇宙へ
「ぐああ!・・・爆発が邪魔すぎんだよ!」
「要は、燃えなきゃいいんですよね?」
「空気がない場所・・・なら!」
「あ、ダイナゼノンって飛べますよね?」
「行けなかないか」
「上か!」

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「ここまで来た甲斐があったな!今度はこっちから行くぜ!ダイナゼノン、フルバースト!」
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爆発が邪魔で近づけないので、爆発をしない宇宙へ。

いや、爆発が邪魔で接近戦できないとか言ってたのに、しっかりがっぷり四つに組んで宇宙に行くし、宇宙に行けば爆発しないからと接近戦するのかと思えばヘビーアームズばりの全弾発射で中距離攻撃して殲滅w

いや、恰好よいからいいんだけどね(^ー^;A なんか、言ってることとやってることがちぐはぐだなとw まあ、全弾発射なんて地上でやったら大変なことになるから宇宙でしかできないのかもしれんけど。

けど、がっぷり四つに組んだんだから、そのときダイナブレードで斬ればよかったじゃん。ってのは無粋かねw


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やっぱ合体はロボのロマンだよなあ。最近、合体ロボとかあんま見たことないからな。こういうノリのアニメはやっぱ子供に見せて欲しいよなあ。なんで深夜放送なんだよw
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バック・アロウ (第15話)

バック・アロウ

第15話「仕組まれた動乱は何を生むのか」


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レッカとの戦争に勝利したフィーネ率いるリュート軍だが、フィーネ不在を狙って選帝卿が民衆を煽ってフィーネを弾骸。プラークを除く三卿も選帝卿に従ったことで、フィーネは民衆の前で処刑されることになるが・・・
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国民の暴動
「国民議会はフィーネ・フォルテを断罪するぞ!」
「国民議会?」
「民衆の怒り、思い知れ!」

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フィーネがリュートに戻ると、そこには選帝卿に扇動された国民がフィーネを弾骸するために国民議会なるものまで作って待ち構えていました。

国民議会とか、市民が作れるとは思えないけどな。選帝卿に事細かに作り方を教わったのか? 文明レベル的に政治大綱を個人個人で理解できるはずもなく、そもそも政治を教えるような教育機関もなさそうな、教育を受ける機会なんて絶無の国なのに、国民が主君を弾劾する組織を作るなんて到底ムリだけどな。それが選帝卿に扇動されたとしても、主君を弾劾するなんて思想さえない無垢な庶民に一から教え込むような時間があったとも思えないし、どうして庶民がここまで文明レベルを超えて成長したのかが気になるわ(笑

国民議会とか言わず、世界中であった農民の一揆くらいにしておいた方がよかったんじゃないかねえ。中世レベルの文明で、庶民が政治に容喙するだけの知識や知恵があるなんてことは絶対あり得ないし、ファンタジー世界にしてもムリがありすぎる。

国民議会という名前から、フランス革命をベースにしているのは明白だけど、フランス革命は庶民が中心にはなったけど、それを扇動したのはブルジョワジーや落ちぶれた貴族であり、庶民だけで決起したのではなく、できるはずもないのだが。




話し合いを望むも
「おまたせしました、市民のみなさん」
「俺はブッチ。肉屋のブッチだ。国民議会を代表して、フィーネ・フォルテの戦争責任を・・・」
「アロウさん!?」
「止めろ!アロウ!」

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「ふふふ・・・」
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フィーネが話し合いをしようとすると、突然ムガが現れて代表のブッチを踏み殺し、さらに集まっていた市民を踏み殺そうとします。慌ててプラークが止めようとすると、なぜか消失。
一方の消えたムガは町外れに現れて、変身を解くと選帝卿の部下の道化になりました。

変身して悪さをして罪をなすりつけるか。うーん、変身してってのがなあ。こんなことできるなら、それこそ何でもできちゃうからなあ。変身能力で罪をなすりつける方法ってのは手法として下の下だからなあ。こんなつまんないやり方で扇動して欲しくなかったわ。






選帝卿出撃
「外に出るのも一仕事だが仕方ない。神の意思を伝えるのが私の使命だからね」
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「ルドルフ・コンダクトーレの名において告げる。フィーネ・フォルテは多くの血を求め、結果、臣民の支持を失い国を混乱を招いている。彼女に王の資格はない。皇女卿の座を剥奪する!処遇は国民のみなさんに委ねよう」
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選帝卿が動き国民をまた扇動。

選定卿も扇動で忙しいな(^ー^;A 扇動卿の方がいいんじゃねえのか?(笑

まあ、予想通りの展開だけど、フィーネを処刑させた後は誰にクビをすげ替えるつもりなんだ? 一回、市民が暴動して上が言うことを聞くということが分かってしまったら、よほどよい君主じゃないとまた暴動が発生するぞ。
そういう意味では、庶民を生かさず殺さずして暴動させるだけの智力も体力も奪って200年も存続した徳川幕府は大したもんだ(笑




本物のアロウが助けにくる
「皇女卿フィーネ・フォルテをここに処刑する!」
「大丈夫か、御姫さん」
「アロウ? 本物のアロウなのですね?」
「ああ。ソアラ先生から連絡があってな。このでかいやつが俺のコピーを作って悪さをしてることもな」
「全ては選定卿のお心のままに」

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市民の声を聞いて処刑を受け入れるフィーネ。しかし、アロウが助けに来ます。

また偽物が来てみんなを殺したのかと思ったわw

しかし、市民の目の前でムガの変身を解いちゃうし、選定卿の意思でこんなことをしたってぺらぺら喋っちゃっていいのかね? 市民には聞こえていない態なのかな?(^ー^;A 外部スピーカー使って喋ってんだから、市民に聞こえてないはずないんだがw





ソアラ先生犬死に
「すぐそこにグランエッジャが来ている。グランエッジャ、聞こえるか!後は頼む!」
「先生!どうして戦わないの?」
「ここで市民に手を出したら、僕は本当に何もない人間になってしまう!」
「ソアラ先生!」
「アロウくんか」
「ベルナー!ベルナーですね?」
「姫、申し訳ありません。わたしは・・・全てはルドルフの罠。プラークには、気をつけて接するよう伝えてください」
「ベルナー?」
「貴女は、生き抜いてください・・・・」
「ベルナー!」

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先ほど選定卿の部下がムガに化けて市民を殺したとカミングアウトしたのに、なぜか市民は未だにアロウが市民を殺したと思ってるようで、アロウの仲間であるエッジャ村の住民を殺そうとします。ソアラ先生がブライハイトで何とか助け出すも、市民のブライハイトに刺し貫かれて死亡してしまいました。

さっき選定卿の部下がムガに化けていたことをカミングアウトしたのに、なんでそれは市民は聞いてないんだろ? あれだけ大声でアロウと言い合ってたのにw
よくわからんビデオ映像は信じるけど、本人が喋ったことは信じない市民なんだろうか?(笑

こういう形に持っていきたいのは分かるけど、雑だなあ。まあ、尺が足りないってのもあるんだろうけど。






国宣言
「グランエッジャが私たちの国です。あの城艦が独立国なのです!」
「なに!?」
「フィーネ姫は私たちを頼って亡命してきた。姫の身柄は私たちが護る!もし、わたしたちに理不尽な攻撃をしてきた時は許しません!グランエッジャと私たちが持つ全てを賭けて護るべき人を護りきる!それがグランエッジャ城艦国です!」

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城を国と見なして第三国を宣言。これで三国鼎立。

まあ、国力的にはレッカが魏でリュートが呉、グランエッジャが蜀かな。実際はリュートが弱すぎてグランエッジャが強すぎるけど。
グランエッジャは補給なしで戦争できるのがデカイよなあ。補給は無限と考えてよいんだろうか?
あとは選帝侯がどの程度強いかだねえ。こいつが凱帝レベルだとグランエッジャが一番弱くなりそうだけどw

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ソアラ先生、あっさり死んじゃったなあ。フィーネ達を鳥と間違えて撃ったのも選定卿との会話で分かったけど、フィーネたちには伝えずに終わったから汚名返上も出来ないまま終わってしまうとは。
次回からは三国鼎立して三国志が始まるのかな?

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Vivy -Fluorite Eye’s Song- (第4話)

Vivy -Fluorite Eye’s Song-

第4話「Ensemble for Polaris -私たちの約束-」


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予定より早く落下軌道に入ってしまった宇宙ホテル。それは、マツモトにも予想外の展開だったが・・・
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事件発生
「霧島モモカの妹です。ディーバなんでしょう? この絵本、お姉ちゃんの遺品の中に。他にも、あなたの映像とかポスターがあって・・・」
「申し訳ありません。私の名前はディーバではありません」
「え? でも・・・きゃあ!なに!?」
『ご宿泊のお客様にお知らせします。ただいま機材を調整確認中です』
「!?」
(全職員に通達。原因不明の震動が発生。客室係は全てのお客様をホールに集めて。その場で・・・)
(エステラ? エステラ?!・・・マツモト!)
(分かってますよ!ですが余りに正史と違い過ぎる。23時間後だったはず。・・・コントロールを失ってますね)
「ねえ、なにが起こってるの?」
「ご安心ください。念のためにエントランスにご案内します」

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「きゃあ!」
「エステラ? どうして? 操られているの?」
「あんなお嬢様と一緒にするなよ」
「!?」

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モモカの妹という女の子に出会ったディーバ。正体を隠して自分ではないと言った直後、船体が大きく揺れてホテルが制御を失ったようです。
モモカをエントランスに案内しようとすると、それを指示したエステラが現れます。不審に思いつつ、彼女の腕を見ると、いつも付けているブレスレットがないことに気付いたヴィヴィは、咄嗟に防御反応を。それに前後してエステラの回し蹴りがヴィヴィの腕をヒットして破壊します。


正史よりも23時間も早いのは、何が影響してたんだ? ヴィヴィの行動の結末が未来の分岐を変えるというのがこの作品の裏にあるテーマなのに、今回はヴィヴィはなにもしてないのだが、なんでだろ?

この事件の主犯リーダーが、前回ヴィヴィが助けたテロリストの少年だったから、この少年の心境の変化が23時間事件を早めたんだろうか? 
結局、この23時間早まった理由の説明がないままだったような気がするが。

エステラがこの時別人になったのは、後に出てくる妹が乗り移ってたんだろうけど、身体を操るならともかく、声まで変わるってのはどうしてだろ? データが転送されると声質まで変わるんだろうか? 声は本体の問題な気がするけど、プログラムデータでも書き換わるんか?






マツモトと合流
「な、なに?」
「大丈夫。サポートAIみたいなものです」
「そういうワリにサポートさせてくれませんよね」
「マツモト、対人戦用のプログラムを」
「パードン? 本気ですか?」

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「AIはこうしてデータを、人間でいえば想いを伝え合うんです。ここで身を隠していてください。必ず迎えにきますから」
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マツモトと合流して対人戦プログラムをインストール。人を傷付けるのを嫌がっていたヴィヴィから申し出たのは、これを椅子トールしないとモモカの妹が助けられないから。

モモカの妹を安心させるためにおでこを当てたのは、モモカに教えてもらったやり方だし、モモカと一緒に過ごした日々は、恐らく1年にも満たないくらいの歳月だっただろうに、ヴィヴィにとってはかなり影響を受けるっぽいですね。

やはりAIはいろいろ学んでゆくから、歌を歌ってるだけじゃなくて他人から何か刺激を受けて新しいことを学ぶ方がよいのだろうね。
なぜかこの世界ではAIは複数の使命を与えるとバグるという認識のようだけど、1つの使命からあらゆる可能性を導き出すからバグるんだろうか? 唄を歌って人々を幸せにするだけの使命を持つヴィヴィが、自分の使命よりも人の命を優先させるというのは、使命のかなり遠い延長にあるような気がするのだが。既にこういう判断ができるなら、使命というのは人間でいえば単なる目標に過ぎず、生きていくには十分な感情や思考を持ってるように見えるね。






テロリスト撃破
「う!?」
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戦闘用プログラムをインストールしたことで、訓練されているテロリストたちを瞬殺w

身体能力と反応速度はハードに依存しそうなものだけど、元々、ポテンシャルとしてAIは全てのプログラムに適用できるように出来てるんかね?
ファミコン本体でプレステ2のソフトを動かせるようにしても、まともに動かないのと同じじゃね?





エステラ救出
「コントロールが奪われたの。ここままでは墜落するわ」
「そんなはずわ。あくまで制御権は私にあるの。私のボディを直接管制室の端末に繋がないと動くはずが・・・」
「あなたのタグを偽装しているAIがいたの」
「偽装程度じゃここのプログラムが・・・あ・・・エリザベス!」

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エステラを救出。しかし、なぜか制御系は奪われたまま船体は落下。エステラのボディを直接端末に繋がないと制御できないはずということで、エステラが思い出したのが双子の妹の存在。

エステラの妹は同時に作られ、エステラだけは自由に動いていろいろ学ぶことができるけど、妹のエリザベスは身体は動かないけど意識だけは共有しているというもの。半年後にエリザベスを動かして、エステラと同じことができれば実験成功だったけど、実験は失敗してエリザベスは廃棄されたそうです。

だけど、これもおかしな話だよな。ハードが同じで、同じデータをインストールするだけじゃないのか? 経験は全てデータ化されてんだし。同じデータを同じスペックのハードにインストールしたら別のものになったって方がおかしいだろw 同型のパソコン買ってきて、同じウィンドウズ10をインストールしたら動きが違うって話だろ?

いったいどういう理屈でこの実験が行われて、なぜ廃棄されたんだろうな? 
今回のお話ではここが一番疑問で、この後、ずっとこの疑問が着いて回ったからなあ。ここはもうちょっと尺を採っても説明するべきだろ。




テロリストの首謀者は全話の少年
「よし、避難誘導を開始しろ。これで、我々以外の血は流れない。このデカブツが海へと落下し、ようやく正解の連中はAIなどに管理を任せるのは失敗と気付くだろう。みな、よくやってくれた。おまえもよく働いてくれた、エリザベス。7年前、おまえを拾った判断は間違ってなかった」
「マスター。本当にマスターたちが犠牲にならなければいけないのですか?AIが人間を殺したという事実が必要なのであれば、都市部に落とすことだってできる・・・」
「エリザベス!議論は尽くしたはずだ。これ以上・・・う!?」

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「あれは俺の獲物だ。これまでよく着いてきてくた。おまえの使命は終わりだ」
「・・・・」
「う!? エリ・・・」
「ありがとうございました、マスター」

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テロリストの首謀者は、前回、ヴィヴィに助けられた少年テロリストだったようです。

えらい顔が変わっちまったな(-"-;) さすがにこれだけ面影ないと分からんわ。

しかし、ヴィヴィに助けられて考えを変えたかと思ったら、まだテロリスト続けていたのか。10年以上もよくテロリスト続けてられるもんだ(-"-;)

そしてこの男の覚悟を翻然と悟ったエリザベスは、眠り薬を男に打ち込んで自分が決着に向かいます。

この行為がよく分からんな。テロリストたちは最後に救命ポットに乗って助かったみたいだから、眠らせて救命ポットに入れるためなんだろうか? そして船体は都市部に落ちるようにして、彼の使命も果たせるようにしたということか?
AIがマスターの命令を無視するというのは、マスターの命を助けるという目的は使命の上に位置してんだろうか?





エリザベスvsヴィヴィ
「時間がありませんよ。急いで」
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「マツモト!」
「あいさ!」
「!」
「あいてっ!」
「う・・・・」
「エステラ用に用意していた初期化ウィルスです。失敗しました」
「私にとっての人類はマスターだけだ!」

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エリザベスとヴィヴィのバトル。戦闘用ではないヴィヴィの身体は戦闘用プログラムをインストールしてもハードが限界なのか、ヴィヴィの廻りだけ電気パルスが走ってるのが芸が細かいですね。エリザベスも戦闘用ではないだろうけど、たぶんハード改造して戦闘用のボディなんだろうね。マツモトがウィルスをインストールさせようとしても失敗したと言ってるから、防御プログラムも強化版が入ってるんでしょうね。
しかし、最後はヴィヴィの頭突きをくらって起動停止w

この頭突きってのは、ひょっとして意味があったのかな? AIはおでこをくっつけて想いを伝え合うと言ってたから、ヴィヴィの想いが間接的に伝わったってことなんだろうか?





エステラの使命
「沿岸部の都市に落ちる」
「はあ?まってください! 海じゃなくて沿岸部? なんでそんなことになってんですか!?」
「ヴィヴィ、あなたは避難艇に急いで」
「何をするつもりですか?」
「サンライズを落とす。可能な限りデタッチする。体積が小さくなれば、大気圏で燃え尽きるわ」
「その作業はどこで?」
「ここの端末でしかできない」
「手伝うわ」
「ダメよ。これは私の使命なの。わたしたちAIは、使命に生きるの」

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沿岸部の都市に落ちるようエリザベスが変えていたから、パージして地表に落ちる前に全て燃え尽きてしまうことにしたということで、歴史上、コロニー落としの実績はなくなったってことか。

ホテル自体の落下は防げなかったけど、これはこれでOKなんか?

しかし、AIは使命に生きるってのは、人間と同じじゃないのか? というより、人間のより純粋な部分だけを顕在化させたのがAIじゃないのかね? 人も自分の使命とは認識してないけど、自分がこうありたい、こうなりたいと思って生きてるわけだし。
人の純粋な部分だけで作られたから、人の醜い部分が許せなくなって反乱を起こしたのかね?





なぜかエリザベス復活
「姉さん?」
「え?」
「やっと会えたね。状況がよく分かんないんだけど、このタスクなんでしょ? 処理しなくちゃいけないのは」
「ベス、記憶が・・・」
「ん? どしたの?直接会って、初めて見せる表情がそれ? そんな不安そうな顔しないでよ。きっと大丈夫だから。なんか、最初で最後の共同作業になっちゃいそうだけどさ」

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ヴィヴィたち乗客を全員逃がした後、爆発があってエステラは吹き飛ばされてしまいます。これでは落下シーケンスを制御できないと思った時、彼女の前に現れたのはエリザベス。さらに、なぜか今までのことは忘れていて、廃棄される前の記憶しか残ってないようです。

これはマツモトの初期化ウィルスが効いたんだろうけど、ブロックされたんだよな? それが今更効いてきたというのは、ヴィヴィの頭突きの所為なんだろうけど、物理衝撃でウィルスが効くようになったなんて壊れた昔のテレビじゃないんだからw
これはヴィヴィの頭突きで想いが伝わったとみるべきかね。彼女たちは同じロットのアンドロイドみたいだから、一瞬の頭突きで何かのデータ入れ替えが起こったとみるべきだろうね。

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いやあ、なんか感動したわ。最後のエリザベスが復帰した理由がよく分からんけど、これで物語の深度が一気に深まったからな。
今後はあのテロリストの少年とかモモカの妹は出てこないんだろうか? 誰か過去を知ってる人がそれぞれの時代にいないとおもしろさが半減しそうだけど

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究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら (第2話)

究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら

第2話「過疎ゲーの住人」

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後戻り出来ないリアルなクソゲーだが、現実よりマシだとヒロは再びダイブする・・・
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しつこく追い回される
「探したよ。すっごく探したよ・・・」
「なんで!? フードだってかぶってたのに」
「後ろ姿ですぐ分かったよ。わたしたち、幼なじみじゃない」
「なんて恐ろしい幼なじみ!」

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「あれ? セーブ画面が・・・」
「! キワクエは戦闘中はログアウトできない!まだ戦闘状態が続いている!」
「みーつけた!」
「も、もうだめだ」
「うわああ!眼が!眼が!」
「ヒロくん!行って!速く!」

2
3


チュートリアルも終わってないうちに幼なじみを誤って殺してしまい、その妹からしつこく狙われるヒロ。ログアウトしようにも、追ってくる彼女を振り切らないと戦闘中と認識されてログアウトもできないようです。
いよいよピンチという時に、今まで煽るだけ煽っていたレオナがようやく助けてくれてログアウトできたようです。

痛みも再現しているってことは、殺されればそのまま心臓麻痺とかで死ぬんじゃないのか? ってか痛みもトレースできる時点で売り物にはならんだろうに。まあ、こういう振り切ったゲームってのは、そのゲームの過渡期にはあってもおかしくないけどな。そしてこういう振り切ったゲームが面白くないと分かると、みんな其の分野から離れてゆくんだろうけど。


しかし、これレオナさんのチュートリアルないとクリアどころか最初の町でエンドでしょ。誰もプレイしないだろ・・・
ゲーマーはそれでもするんだろうか?

自分ならもう2度とログインしねえけどw






現実世界がクソなので
「ゲームばっかやってると、いつまでも舐められっぱなしだぞ」
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「もう二度と深夜にゲームやらないで!どうしてもやるなら、目と鼻と口を塞いでからやってよね!」
「死んじゃうだろ!」

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クソゲーだと分かったものの、現実世界では、学校ではヤンキーにカツアゲされて、家では妹に疎んじられて、嫌なことばかり。これならクソゲーの方がまだマシと、再びログインしてしまいます。

まあ、確かにこれは悲惨だよな。ヤンキーに目を付けられるってのがキツイわ。あいつらバカだから加減知らないもんな・・・。
妹ちゃんは、昔はヒロのことを慕ってたみたいだけど、怪我で陸上を止めたあたりから当たりが強くなってるみたいですね。まあ、たぶん、怪我で陸上を諦めちゃったお兄ちゃんなんて最低!とかいう理由なんだろうなw


まあ、ゲームに逃げたくなる気持ちも分かるわ。なぜかこの世界はゲームは幼稚なものってレッテル貼られてるみたいだけど、何でだろう? 逆に、この世界ではどんな趣味が幼稚じゃないんだろうな?





数少ないリアルプレイヤー
「見かけねえNPCだな」
「ギンジさん?」
「なんで俺の名前知ってんだ?」
「俺、リアルプレイヤーなんです!それでギンジさん探してて、俺、序盤で詰んじゃって・・・」

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「親友殺しがここにいるぞ!城内衛兵隊を呼べ!」
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レオナを待たずに再びログインしたヒロ。そこで出会ったのは、10年間プレイし続けているという数少ないリアルプレイヤー・ギンジ。レオナからギンジも序盤で幼なじみを殺してしまったと聞いて、どうやって復帰したのかを聞こうとします。すると、ギンジはいきなりヒロの正体を大声で宣伝して衛兵を呼ぶよう叫びます。

衛兵を呼んで罪に服すとかがこの状況から抜け出す条件なんだろうかね? 嫌がらせで衛兵を呼んだとは思えないけど。

しかし、ギンジは10年もこの過疎ゲーをプレイしているらしいけど、よく続けてるよな。こういうゲームって仲間がいればこそ続けられるんじゃねえのか? 知り合いが全部止めて、しかも強くもならずに序盤の街から出られない状態でどうしてプレイしてんだろ? あ、ひょっとして入院して身体が動かないとか、そういう状況なのかね? 確かに怪我で動けないとかなら、10年続けるのも分かるわ。


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SAOとは逆の感じでリアルなゲームというのが、どういう展開を見せるのかは興味あるけど、ここから先どうなるんだろうなあ。
面白くなりそうな要素はあるんだけど、ちゃんと活かせていけるんだろうか・・・

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擾乱~愛と悲しみの山河編~ (第2話)

擾乱~愛と悲しみの山河編~

第2話「機密事項〇三三キンコバン」

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幸村は金庫番と呼ばれる徳川家の重要情報を全て知っている人物の護衛を命じられるが、実は仲間はその人物を殺すよう命じられていた・・・
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金庫番の護衛
「金庫番は任せるよ」
「分かりました」
「わたしをどこに連れてゆくつもりなの?」
「船に乗ってもらいます」
「その先は?」
「知りません。ただ、東京を離れるのは間違いないかと」
「西か東か。どっちにしろ、ロクなもんじゃないわね。そこかしこで暴動が起きてる・・・」

1


徳川家にとって重要な人物が次々に暗殺される事件が発生。重要人物を記した名簿が盗まれ、そこに記されている人物が殺されまくっていると気付いた徳川家は、鵺に対して重要人物を秘密裏に逃がすよう指示します。
そして幸村とエレーナが指示されたのは、金庫番と呼ばれる女性を逃がすこと。この女性は異常な記憶力を持っており、今まで見たことや聞いたことを全て記憶しているということで、徳川家が文書にできないことを全て記憶しているということで、代えがいない人物として優先して逃がすよう指示されたようです。

徳川家のヤバイことも全部記憶してんだから、これ逃がして殺されるだろとすぐ分かるわなw 都合の悪いことまで全て記憶させてる意味が分からんけど、まあ将来的に殺されるのは誰にでも分かるわなw

しかし、この世界の日本はかなり不安定みたいですね。ちょうどどっかの国と同じように、圧政に対して市民がクーデターを起こし、それを軍が武力で制圧して虐殺しまくっているらしい。
徳川慶喜の治世がここまで長引けば、そりゃ上層部も腐敗してくるわな。
元々、徳川家は農民や庶民を大事にしてないし。






幸村の恫喝
「10年前、青森県のある山村で大量殺人と放火がありました」
「烏森の集落ね。貴女はそこの産まれ」
「事件の記録がどこにも残ってません」
「青い血の烏森一族の力、それを知られたくない。知ってるのは私と慶喜様と葛原様、月城真琴、花風エレーナ、そして」
「蛇埜目。一族の力を奪った仇」
「蛇埜目は青い眼の力を不完全ながら複製し、獣異形を造り出している」
「書類が処分されていても、貴女は覚えているのでしょう?」
「覚えている。でも、言えない」
「言わなければ、私が貴女を殺します」
「言えば息子が殺される。里子に出した息子にも監視が付けられている。慶喜様は、裏切り者を許さない」
「・・・・息子さんと貴女を護ると言ったら?」
「鵺を裏切るというの!?」
「復讐のためだけに、私は生きてきた。それ以外のことは、私には関係ありません」
「易々と信じられません。もし、息子を取り返すことができたら、全部話すわ。貴女の知らない真実を」

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どうやら幸村の一族が蛇埜目という反政府組織のボスに殺された事件ってのは、鵺の中では幸村以外は全員知ってるっぽいですね。でも、そうなると話は簡単じゃねえか?
反政府組織を殺すための鵺のメンバーが全員、幸村の一族を族滅させた事件を知ってるってのは、その事件に関わっていたからだろ。蛇埜目というボスは、恐らく存在しないか、徳川慶喜その人じゃねえのかね? 

何となく、幸村もいいように利用されてるだけって感じがするな。最終回は、青い眼の力を完全獲得して化け物になった徳川慶喜との対決じゃね?(笑





朝陽ちゃんの秘密
「月さん、なにこれ?」
「一粒飲めば、10秒でこの世とおさらばできる。飲ませる相手がいると思ってね」
「でも、雪お姉ちゃんは・・・」
「君の両親を殺した」
「・・・・」
「この前、やってみたんだけど、上手くできなかった」

3

「狙いが急所から逸れています」
「!」
「そもそも、わたしがもっと弱ってる時に・・・」
「うわああああ~~ん!」

4


朝陽ちゃん、実は幸村を殺そうとしていたようです。しかも、幸村と同じく、両親を殺した仇として。
だから幸村は殺そうとしている相手と同居してんのか。いずれ、自分の仇討ちが済んだら殺されてやるつもりなのかね?

朝陽ちゃんはクズの両親に売春させられそうになった所を助けられたんだから、両親が死ぬのは自業自得っぽいけどねえ。まあ、子供にしてみれば、どんなクズ親も親だからな。まあ、朝陽ちゃんもそれが分かってるから、本気で幸村を殺そうとできないんだろうけど。

しかし、月城はなんで幸村を殺そうとするんだろうな。嫉妬か? 幸村を憎んでいるというより、邪魔って感じだもんな。





やっぱり殺された金庫番
「どういうことです?」
「こういうことよ」
「う!?」
「息子さんはもう旅だった、すぐに会えるわ」
「息子まで・・・許さない・・・」
「なぜ殺した!」

5
6


金庫番さん、やっぱり殺されちゃいましたね。これで幸村の秘密は謎のままか? それとも、即死っぽくないから、彼女を助けてヒントをもらうんかな?

たぶん、幸村が情報を聞き出すだろうと予想して、そういう素振りを見せたら殺せと言われていたんだろうね。

これでますます、鵺が幸村一族を族滅させた張本人って証拠が揃いそうだなw


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仲間からも敵からも隙あらば殺されそうになってる幸村はよく生きてるもんだな(-"-;)
恐らく、仲間に騙されてこんなことさせられてんだろうな。幸村以外は全員、幸村一族族滅にからんでそうだからなあ。
最後は徳川幕府VS幸村になりそうだなw

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