キャロル&チューズデー
第11話「With or Without You」
怪我をしながらも決勝進出するキャロチュー。しかし、チューズデーは母親に連れ戻されてしまう・・・
負傷を押して出場
「チューズデー!大丈夫!?」
「おい!救護班呼んでくれ!」
「ピアノだけで出来る曲・・・あれは? 前に作った、ギターが上手く乗せられなかった」
「ラストマイウェイ?」
「そう、あれだったら」
「そうね、いまだったら歌えるかも」
シベールの置き土産で火傷を負ってしまったチューズデー。ギターのスティックも持てないほどの痛みでギターを諦め、キャロルのピアノと二人の合唱でこの場を乗り切ることに。
シベールは思い込みが激しいストーカー体質だから、今後もなんかずっとつきまとわれそうだよねえ。火星にストーカー規制法があるか分からないけど、日本のように余り役に立ってないような法律だと、いずれまた同じことが起こりそうだけどね。
しかし、手のひら全体に火傷を負ってたけど、次回の決勝でも完治してないんじゃねえか?
キャロチュー勝利
「今回はギター抜きなのかしら? ピアノとギターが二人のトレードマークだと思ってたんだけど」
「それだけじゃない。新しい面を見て欲しいです」
「私たちの間でも意見が割れたの。ピョートル。唄もダンスも完成度が高かった。パフォーマンスを見て確信したけど、貴方はもの凄い努力家ね。並大抵のレッスンじゃあこうはいかないわ。しかもその努力を感じさせないんのもすばらしいわ」
「ハァーイ」
「キャロル&チューズデー。貴女たちはまだまだ未完成で、不安定でもある。前回の息のあった感じが今回は見受けられなかったわ」
「・・・・」
「もちろん、よく出来た曲や完璧な唄は素晴らしいものだわ。でも、時に音楽は、その人の不安や迷い、不安定な心を映し出す時もある。貴女たちはそれを見事、音楽で表現できてたわ。どちらの唄をもう一曲聞きたいかと問われたら、それは貴女たちの方ね」
不完全な曲だったけど、歌い手の心がそのまま伝わる不安定さを聞かされて、審査員は今後の将来性を込みでキャロチューの勝利にしたようです。
ピョートルも結構よかったけどね。恐らく、審査員のいうように、彼も相当努力しただろうけど、その努力が既に完成形に近く成っちゃってるからな。現状のスペックの高さでいえばピョートルに分があるけど、ポテンシャルと今後の伸び代を考えると、キャロチューの方が圧倒的にそれを感じさせるんだろうね。
ピョートルが上げていたSNSにシベールが写っていたことから、会場にいたシベールは即日ご用に。しかし、自分はチューズデーに傷つけられたからやり返しただけだと正当性を主張するのみで反省はゼロ。
まあ、思い込みの激しいストーカーだからな。この手のヤバイやつは早々にきっぱり言って縁を切らなきゃいけないけど、世間慣れしていないチューズデーは、そーゆーヤバイ奴だってのを見分けられなかったからな。キャロルが忠告はしたけど、チューズデーにしてみればよく理解できない忠告だったんだろうね。
チューズデー拉致
「チューズデーさん。お迎えにあがりました。お母さんがお待ちです。帰りましょう」
「い、イヤだ・・・」
「手間かけさせんな!こっちだってこんな汚れ仕事、やりたかねえんだよ!」
「なにすんの!ちょっ・・・・ぐっ!?」
「チューズデー!」
「キャロル!」
シベールの件がまだ冷めやらぬというのに、いきなりここでチューズデーのママンの手下が登場し、速攻で拉致ってしまいますw
アニキが前に来たときにチューズデーのことはそっとしておいてくれたから、このままママンは何もしないかと思ったが、やっぱりテレビに出ちゃうと目に付けられたようですね。
しかし、大統領候補だってのに、こんな拉致まがいのことして問題になりそうだけどねえ。風聞が悪いのは政治家にとってどこの世界でも致命的だろうに。
このままチューズデー奪還作戦で5話くらい使いそうだな。もう1クールじゃあ終われないから確実に2クールだよね?
てっきり1クールだと思ってたが、この様子だと2クールなのか。思い切ったことするなあ(^ー^;A 2クールとなると、あと数話はチューズデー奪還作戦が続くのかなあ・・・