クラシカロイド2
第24話「姉と弟」
暴走したワーグナーを止めるため、魔界都市となったアルケー社本社に乗り込むクラシカロイドと歌苗たち・・・
ワーグナーに同調するモツ
「モーツァルト、何をしている? おい!」
「しっ・・・ほら、聞こえる」
「・・・なにも聞こえないが?」
「聞こえるよ。彼の怒りが。悔しさが、悲しみが・・僕の心の中にあふれてくる!」
「これは、新たなムジーク!? だが、なぜ!?・・・なんと美しく悲しみに満ちた旋律!これはワーグナー君の心の中を奏でているということか。くっ・・・こんな状況でさえ音楽に昇華させてしまうとは、モーツァルト!この天才めっ!」
三方向に分かれてワーグナーを目指すクラシカロイドたち。しかし、またもやワーグナーのムジークが発動。その今までにない悲しみの旋律を聴いて、モツは初めてワーグナーの心を知り、それに同調するように、悲しみのムジークを発動させます。
ワーグナーの心に一番最初に気付いたのはモツってのは、やはり感性が一番鋭いからでしょうかね。決まった型というものがないモツは、あらゆる状態を受け入れるから、ワーグナーの気持ちがストレートに伝わってきたんでしょうかね。そして、それをすぐに同調してムジークにしてしまうのは、彼の才能でしょうねえ。これができるのは、他にはベトとバッハくらいだろうねw
音羽博士との約束
「ブギー!ブギー!プギー!!!」
「なぜ私をカバに?なぜ人間にしてくれなかったのか、とおっしゃってます」
「そもそもカバだったんだよね」
「ぷぎ?」
「ペットが欲しくて個人的に好きだったコビトカバを作ってみたんだ。目覚めさせるために音楽を聴かせたんだけど、それがたまたまドボルザークで、まさかカバもクラシカロイドになるとはね。・・・ちょ!苦しいよ!分かった、無事に音羽館に帰ることができたなら、必ず君を人間にするから」
「ぷぎー!ぷぎー!ぷぎいいいいい!」
ようやく音羽博士に出会えたドボちゃん。なんで自分だけカバにしたのかと問い詰めると、元々、クラシカロイドではなくペットのカバを作ろうとしたら、それがクラシカロイドになってしまったというワケ分からん理由でした(^ー^;A ってか、クラシカロイド作るシリンダーで作ってりゃクラシカロイドになるだろw 確信犯としか思えないぞ(^ー^;A
モツのムジークを聞いて、バッハは自分ならこう奏でるといわんばかりにムジーク発動w
なぜに般若心経が出てくるのか不明だわw 西洋人なら聖書じゃねえのか(^ー^;A 色すなわちこれ空、空、すなわちこれ色、というのは、物質的なものと非物質的なものは同じだということだっけ? 要するに、目に見えるものと見えないものに差はないってことだろうけど、それがここでどう絡んでくるのかが分からんなw
苦しみも悲しみも受け入れて、その先に希望を見いだすってことかね?
苦しみも悲しみも受け入れて、その先に希望を見いだすってことかね?
ワーグナーの悲しみに同調するモツと、そこから先を見据えるバッハ、といったところか?
最後はベト
「気力体力尽き果てて、扉の向こうは更なる扉。困難、そしてまた困難。かすかな希望も砕け散り、横たわるのはただ絶望。ああ、我が運命もこれまでか。と、思った所から始まるのが人生だ。諸君、前座ご苦労。いいよ主役たる俺の出番!運命はぶちこわすためにある!」
そして真打ちベートーベン登場。みながワーグナーのムジークの所為でHPの消耗が激しくなっている中、そんなのナンボのもんじゃいと言わんばかりにベトのムジーク発動。「運命」のムジークは運命を否定し、無理だと思っていた100扉ぶちこわしをあっさりやってのけてしまいますw
やっぱベートーベンが最強なんかねえ。知名度でいえば圧倒的だし、音楽にしても「運命」は世界中でも知名度抜群だろうしねえ。
天才モーツァルトと違って試行錯誤、四苦八苦して曲を作ってきたベートベンは、その肉体的ハンデを感じさせないほどの力強い曲を作っていますが、運命はやはりその最高傑作でしょうね。そもそも、あの運命を聞いて、運命は絶望的だと感じる人は少ないんじゃないかね? あの曲の中に感じるのは、運命に打ち勝つ強い力と勝利ではないでしょうか。
天才モーツァルトと違って試行錯誤、四苦八苦して曲を作ってきたベートベンは、その肉体的ハンデを感じさせないほどの力強い曲を作っていますが、運命はやはりその最高傑作でしょうね。そもそも、あの運命を聞いて、運命は絶望的だと感じる人は少ないんじゃないかね? あの曲の中に感じるのは、運命に打ち勝つ強い力と勝利ではないでしょうか。
偽歌苗が出てきてワーグナーの暴走を止めようとする歌苗を止めようとするも、本物が圧勝w
この偽歌苗は、ワーグナーが作り出したものらしいけど、自分を甘やかせてくれる姉ってところでしょうかね。一番慕っているのは父親同然の音羽博士だったんだろうけど、一番甘えたかったのは歌苗だったんでしょうね。どんな時でも自分に味方してくれた姉である歌苗の存在は、周りに誰もいなくなった時にはじめて強く意識し初めたんだろうねえ。ワーグナーのような寂しがり屋には、おせっかいな歌苗くらいの姉がちょうどよいんだろうねw
姉の一喝
「元々、家族でもなんでもないんだ!放っておいてよ!」
「そんなこと言わないで!クラシカロイドとかムジークとか関係ない!」
「嘘だ!本当は弟だって嘘をついてたことが分かった時、腹を立てたでしょう!平気で嘘をついて館に潜り込んで、アイドルとか好き勝手してって思ったでしょう!家族なんて要らない!姉さんだって要らない!」
「いい加減にしなさい!貴方は私の弟でしょう!」
「・・・ごめんなさい、姉さん」
ここで音羽博士がワーグナーがムジークを使えない理由をカミングアウトw 元々、ムジーク暴走の兆候があったので、途中でムジーク使えないようにしたそうですw
自分の子供だから、ムジーク使えなくても無事に育ってくれればいいって考えのようだけど、それって親のエゴだよなあ。他の連中はみんな使えてるのに、ひとりだけ使えないってのはそりゃコンプレックスになるわw やるなら、コンプレックスに感じないように親が責任をもって説明する義務があるのに、この二人はそろってそれを拒否してんだからなw そりゃワーグナーもグレるわw
自分の子供だから、ムジーク使えなくても無事に育ってくれればいいって考えのようだけど、それって親のエゴだよなあ。他の連中はみんな使えてるのに、ひとりだけ使えないってのはそりゃコンプレックスになるわw やるなら、コンプレックスに感じないように親が責任をもって説明する義務があるのに、この二人はそろってそれを拒否してんだからなw そりゃワーグナーもグレるわw
そして最後は歌苗と共に本社ビル屋上から落下した所、彼女を助けようとムジークが自然発動w
ムジーク使えないって言っておきながら、最後に使えましたって・・・(^ー^;A じゃあ、使えない設定止めておけよ・・
ムジーク使えないって言っておきながら、最後に使えましたって・・・(^ー^;A じゃあ、使えない設定止めておけよ・・
結句、総合すると、いい加減な気持ちでクラシカロイド作って、あとは放置した音羽両親が総て悪いってことですね。両親、総て自分たちが元凶なのに、悪びれた風もないって、最悪だよなあ(^ー^;A