ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
第6話「神の階の麓にて」
訓練の一環で北域鎮台に出張することになったイクタたち。そこは、思った以上にだらけた場所だったが・・・
幹部候補生の訓練の一環として北域鎮台に出張に行くことになったイクタたち。しかし、そこは思った以上にだらけた場所だったようですw
鎮台とはいえ、地元の山岳民族とのいさかを鎮めるくらいで、敵国からの侵入ってのは有史以来皆無だそうで、そんな所の守兵など士気が上がるはずもなく、無能な上官たちの掃きだめみたいになってるようですねw
中央の権力闘争に巻き込まれないって利点はあるけど、こういう所でくすぶってダメにならないのはよっぽどの志操を持った者だけだろうねえ。他のやつらはこの安全地帯でのうのうとしてるうちに腐っていくだろうねw
こんな所に鎮台を建てる必要があるかも疑問だよな。烽火台くらいで十分じゃねえのか?(^ー^;A
科学好きの女の子
「貴様!歯を食いしばれ!」
「いやいや、その本の使い方は間違ってる」
「誰だ!貴様!」
「通りすがりの帝国騎士です」
「噂の騎士団の一員か!」
「どうしても気になることがありましてね。本はまだ庶民にとって安い買い物じゃない。これだけあれば一財産になる。そう思ったんですよね。中尉」
「き、貴様!何を言ってる!」
イクタの師匠の本を読んでいた少女が、上官に難癖付けられて蔵書を転売されそうになったのを助けるイクタ。
科学の信奉者はこういう下っ端に多そうだね。お偉いさんほど、こういう斬新な思想ってのは受け付けないだろうからな。新進気鋭の若者たちが興味を持つような内容であれば、科学はいずれ特別奈ものではなくなるだろうけど、それはまあ随分先の話だろうね。
精霊とかが実在している世界では、魔法やら不思議がまかり通っているだろうから、科学に頼らずともやっていけるだろうからねえ。
山岳民族の需要人物を拉致して人質に捕ったことで、北域の地元住民との争いを収めていたようですが、彼らはついに決起するつもりみたいですねw
安心仕切ってだらけてる北域は、奇襲されればひとたまりもないだろうけど、軍備の差がどれくらいあるんだろうねえ。銃が装備されている部隊に対してまさか竹槍とかで対抗するレベルじゃねえよな?(^ー^;A
今回は新しい舞台での動乱のプロローグみたいな感じで現状紹介回みたいなもんですな。次回から動き出すかな?