牙狼
第24話「光芒」
復活した巨大ホラー・アニマ。しかし、メンドーサの計画はそれだけではなかった。メンドーサは最後の仕上げとして、アニマを自ら取りこみ、神に匹敵する存在にとなってしまう・・・
復活した巨大ホラー・アニマ。その周囲の時間は止まり、制止した空間の中で止まった人々を肉体ごと分解して取りこんでいるようです。
人間が近づけば時間結界で制止状態とか、ほぼ無敵だなw たぶん魔界騎士や法師には通じないんだろうけど、遠距離攻撃しかできないってひでえ設定の敵だな(^ー^;A いちおう、物理攻撃は効くようだけど、これ倒せる気しないわと思ってたら、まだ続きがあったようですw
メンドーサの目的は、アニマの復活ではなく、アニマと融合して神に近い存在になることだったようですw
さすがにここまで番犬所は読んでなかったみたいだけど、ガルムだけは何かもっとでかいことを考えてると薄々感づいていたんでしょうかね? 人間を守るための番犬所が人間を犠牲にしてまで倒そうとしたんだから、それくらい危険だと分かってたんだろうなw
アニマを取りこむ時、一回DNAレベルまで分解され、そこから赤ん坊になってこの姿になるってわざわざ成長した過程を見せるということは、たんに取りこんだというだけでなく、生まれ代わったというべきなんだろうな。
しかし、メンドーサはこのような神に近い存在になって、何がしたいんだ? 世界征服ってわけでもあるまいに。不老不死になったって、やることなきゃつまんねーだろうに。
圧倒的な再生能力と絶対的な攻撃力。黄金騎士ガロが攻撃してもすぐさま再生し、光るロケットパンチで延々と攻撃してきてついに黄金騎士も沈黙w
メンドーサ自身には攻撃能力ないのかな? 攻撃はずっと光るロケットパンチだったけど。空間から突然沸いてでて、ほぼ無限に腕が出せるみたいだし、魔法的な攻撃じゃなくて物理攻撃だから防ぐ手段はないみたいだから、まあそれだけでも最強かw
再生能力に限界があるってのが定番だけど、ほとんど「神」に近いからほぼ無限の再生能力があるみたいで、再生力の限界はないみたいですねえ。これはカーズと同じで、再生を繰り返しても何もできない空間に放り出すくらいしかないだろうねえw
継ぐ者
「子をなすことが永遠?これほど脆いものを永遠と呼べようか。不滅の身体こそ永遠」
「違う。いまだから分かる。オヤジたちが繋いできたもの。全ての魔戒騎士と法師たちが託してきたもの。それが・・・」
「貴様らは血を遺し、増えるためだけに生きる下等動物と同じだ」
「俺たちが受け継いでいるのは血だけじゃない!守りし者、ひとりひとりの想い!」
自身で力を持つことと、力を受け継がせてゆくことは、どちらが強いとも言い切れないけど、想いがつながって精神的な強さを得るのは受け継いでゆくほうかね。自身が絶対的な力を持ってしまうと、どうしても油断と増長があるしw
ただ、超人ロックなみの強さと正義感を維持できるなら、その絶対的な強さはまさしく永遠にして不変になるだろうけど、メンドーサはこの力をどう使いたいのかよく分からないからな。たんに不老不死の身体が欲しかったくらいしか見えないしw 人間を滅ぼしてホラーも滅ぼした世界で永遠に生き続けて面白いんだろうか?
ヘルマンが遺したゾロの剣を見つけたエマは、アルフォンソにその剣を渡し、アルフォンソがレオンに投げ渡します。すると、黄金騎士の剣とゾロの剣が合体し、ガロとゾロの合体した黄金白銀騎士に!
おお、定番だけど燃える展開だなあw ゾロとガロの両方の武器を身につけた究極形態w これガイアの鎧との融合とかもあるんだろうかねw
ここの展開は燃えたなあw 今まで光ロケットパンチに手も足も出なかったのに、剣の一撃でそれを防いじゃったりしてスペックの上がり方がハンパねえw やっぱこれくらい強くないと対応の勝負できねえよなw
メンドーサを封印
「レオン! まさかメンドーサを魔界に? よせ!帰れなくなるぞ!」
「なるほど、私を魔界に閉じ込める気か。貴様も戻れなくなるぞ?」
「問題はないな」
「ふん・・・・」
「ぐああああ!」
黄金白銀騎士となってメンドーサと対等の力を持ったが、メンドーサの超再生能力はいかんともしがたく、持久戦になればやはり不利だと悟ったレオン。
アニマを魔界から呼び寄せた穴が閉じかけていると分かると、メンドーサもろとも魔界に入り、自らの剣を自分とメンドーサに突き刺して魔界に落ちてゆきます。
アニマを魔界から呼び寄せた穴が閉じかけていると分かると、メンドーサもろとも魔界に入り、自らの剣を自分とメンドーサに突き刺して魔界に落ちてゆきます。
まさか自分もろとも魔界に落とすとはメンドーサも思ってなかったようで、相打ち覚悟で魔界に封じようとするレオンの覚悟にさすがのメンドーサもビビリ始めましたなw この怯えは力を受け継いでくる者たちにはないから、メンドーサはその覚悟が本物だと分かって焦り、そこから綻びが出るんだろうねえw
レオンは共に死ぬつもりだったけど、エマとアルフォンソは何とかレオンを助けようと、閉まろうとするゲートを必死で押しとどめますw
エマは下半身撃たれてボロボロだろw それとも、あのオクタビア改の攻撃はそれほど大きくなかったんか? 下半身の内蔵ボロボロっぽいけど、咄嗟に防御シールドでも張れたんかな?
炎の刻印
「ぐああああああ!」
「!?」
「これは・・・この炎は! 貴様はっっ!」
「母さん!」
「レオン。メンドーサは私が炎で包み続けましょう。朽ちることのない身体を、永遠に」
「母さん、どうして?・・・はっ!・・・・あれは、復讐の炎なんかじゃなかった・・・母さん!」
そしてここでレオンの母が登場。メンドーサを永遠に燃やし続けて復活を阻止すると言い、レオンを逃がします。
突然現れたような感じだけど、ずっとレオンの側にいたのか。レオンの身体にある炎の刻印がその証だったようで、レオンはそれを母親の恨みが遺したモノだと思ってたようだけど、それはレオンを守るための刻印だったようです。
死んでから数十年も経つのに、ずっとレオンを守り続けてきていたというのはぐっとくるねえ。アルフォンソの母も強かったけど、レオンの母も強いなあ。レオンもアルフォンソも時代の英雄には違いないけど、その彼らを育んで守ってきたのは母親なんだな。英雄の影には女ありというけど、やはり良い男の後ろには必ず良妻賢母が存在するんだろうな。今の時代、良妻賢母と呼べる女性がどれだけ存在しえるのか分からないけど、悪妻愚母からは英雄は絶対に生まれないからなw
ヘルマンの想い
「バカ野郎。振り替えるんじゃねえよ」
「オヤジ!」
「じゃあな、レオン」
「オヤジ・・・」
「あ、そうだ!宿屋のヒメナちゃんって子、訪ねてやってくれ。頼むわ」
「オヤジ、おまえ最後まで・・・」
最後にヘルマンも登場。ヘルマンは最後まで変わらないなあw でも、やっぱり死んじゃってたんだね・・・。ひょっこり生きて現れるんじゃないかと期待してたんだが、やっぱりヘルマンは死んでしまったか・・・。まあ、アルフォンソが生きてるからまだよかったけど。
最後まで女好きのヘルマンに、さすがのレオンも情けない顔をしてしまったけど、オヤジらしいことはしっかりしてくれたことが分かったので、母親の時ほどの哀愁は感じないようだね。まあ、父親と息子の別れはウェットになっちゃダメだよなw
エピローグ
「急に里心がついちゃって。別にいい思い出があるわけじゃないけど」
「俺は例のことがあって一緒にいけないけど・・・」
「はあ?誰が一緒に来てほしいなんて言ったのよ!」
「いや・・・・」
「じゃあね。いい男になりなさい、レオン」
「この娘に宿るゾロを受け継ぐ者が生まれるまで、我は沈黙する」
「ええ!? じゃあ男のこなのか?」
「どっちでもいいわ。この子が、あの人の血を受け継いでいるのは変わりないから」
「繋いでゆく。今度は俺が・・・」
どうやらヘルマン、ヒメナとガチでやってたみたいだな(^ー^;A これで数年後、レオンには母親違いの弟が・・・(^ー^;A これ、ちゃんと繋いでいけるんだろうか?(笑
普通に考えれば、あんな苛酷な魔戒騎士の道へ子供を送りたいとは思わんだろ。ほとんど墨子の生き方だもんな(^ー^;A
最初はニャンコみたいな仮面にCG戦闘がどうにも違和感を感じたが、それを乗り越えて観るとストーリー的にも面白いし、終わり方も今期では一番綺麗だった気がするわw 2クールでこれだけ綺麗にストーリーが終わる作品って、最近では少ないからなあ(^ー^;A 最後まで観てよかったわ。終わってみれば、DVD買おうかどうか迷ってる俺w スタッフのみなさん、お疲れさんでした!