ガッチャマンクラウズ
第3話「Furturism」
はじめとメスが仲良くなって以来、メスによる人間誘拐事件がぱったりと止んだ。 一方、ギャラクシーというSNSを作って世界をアップデートする活動を続けている爾乃美家累は、人間には対処不能な事態に遭遇し・・・
なぜかメスの犯罪消滅
「あれ以来、メスが人間社会に危害を加えることはなくなった。取り込まれた人間たちも、全員が無事に戻ってきた」
「それ目出度すぎ~」
「まだ油断はできん。何もしなくなっただけで、現れなくなったワケではない」
「人間が掠われることもなくなったというわけですか。あれ以来・・・」
はじめがメスと仲良くなって以来、メスの犯罪はなくなり、今までの被害者も全員が戻ってきたようですw
なんか都合のいい話だよな(^ー^;A はじめの試みは手段の一つとしてはいいけど、危険が多すぎて結果オーライな感じにしか見えない。これで被害が増える可能性だってあったわけだし、これではじめの手柄というのはどうもなあ。
メスが集団意識を持ってるとすれば、確かに1匹とコミュニケーションを取れば総てと上手くいくというのは分かるが・・・。何か確信があってやってればいいけど、直感的な感じだけだもんな。たまたま上手くいってるとしか思えないw
歴代のガッチャマンとかいたんだw 剛力ちゃんのガッチャマンも歴代のガッチャマンに含まれるんだろうか?(笑
この話っぷりだと、メスを相手にしているってワケじゃなさそうだし、時系列的に同じなのか、それとも全く別のガッチャマンなのか。どんな奴らだったのかちょっと気になりますねえw
はじめの思考
「うわ!アブねっ!」
「なんか、あったんスかね?」
「あってもなくても、こんな道、あんなスピードで非常識だ!」
「けど、病人が乗ってたかもしれないッスよ!あ、突然奥さん産気づいたとか?」
「なんでいちいち、そんなこと考えんだよ?」
「そう考えたら、仕方ないって思いません? ちょっと怒る気、減ったんじゃないッスか?」
うーん、やっぱりこの初めの解釈には共感できないなあ。
性善説というよりも、何かあったらそれに自分で納得できる理由を付けてるだけなんじゃないか? これで暴走車が子供を轢いて怪我をさせたとしても、はじめは「怪我だけでラッキーだったスよ!死んでいてもおかしくないのに!」とかいう解釈をしそうなんだが。
こういう言い訳を探すのは限界があると思うんだけどなあ。何かある度にいい解釈をしていくと、どんどんエスカレートしていって、ついには死ななかったからラッキーとかに到りそうだけど。
まあ、思考の方向として自分にストレスがかからないような解釈をするというのは間違ってないだろうけど、そういうことが続くと、そう都合のよい解釈をするだけでストレスになるはずなんだがな・・・
爾乃美家累と電子頭脳X
「気になるリークがありました。昨夜所沢工場の生産ラインで停電があり、常温のまま数時間放置されていたと。通報者によれば、廃棄を進言したにもかかわらず、上司がそれを認めず、簡単な殺菌処理を施してそのまま出荷されたそうです」
「マズイの?」
「緊急の案件となり得る要素を含んでいたため、管理データ、成分データを超法規的に入手。調査しました」
「で、黒?」
「牛乳?」
みんなが夢中になってるアプリ・ギャラックス。できの良いソーシャルネットワークのようで、困り毎から捜し物まで相談すると、その効果的な解決方法を分析し、同じネットワークに加入している人たちの中で解決できそうな人を導いたりするようです。
それを統括しているのが電子頭脳のX。それを制作してギャラックスによって世界を改変しようとしているのが爾乃美家累って認識でいいのかな?
それを統括しているのが電子頭脳のX。それを制作してギャラックスによって世界を改変しようとしているのが爾乃美家累って認識でいいのかな?
てっきりガッチャマンの生みの親かと思ったけど、JJとは全く関係ないみたいですね。
緊急時には便利なツールかもしれないけど、実際はその電子頭脳Xの性能如何だよな。今回のことだって、情報の確度や蓋然性などを計算しただけではこういう結果にならないからな。「超法規的な手段でデータを入手」というこの魔法の手段があって初めて成立するんだし。
情報の確度と蓋然性を、魔法の一手で確実なものに出来る、というなら、これは緊急時には効果的なツールになる。だけど、超法規的な手段を一人の天才が作ったコンピュータが好き勝手できるというのはどうだろうな? 無論、今の爾乃美家を見る限り、正義を執行しているから問題はないだろうけど、彼の正義が世間の常識とずれていなかればよいが。それに、彼が死んでしまって電子像のだけになっても、永遠に同じことをしていけるのかどうか。
まあ、問題は山積みな気がするけど、刹那的な手段としては効率的なんだろうなw
人助けすると、ミッションコンプリートってことになって、何か特典でももらえるのかな? ゲーム感覚で人助けが出来るというのは、同期の不純性はあるものの、それはそれで佳いのだろうな。
結果的には総て順調にいってるようだけど、危うさを多く含んでいるのは確かだろうな。爾乃美家自身はそれを認識しているだろうけど、これを利用しているユーザーがそういう認識がないのが危うそうだが・・・
ネットの情報の危険性じゃなくて、たんに機能的な問題が危ういという認識だけなのか?(^ー^;A スマホが常に使えるわけではない、ということだけで、情報に振り回されるなと言ってるわけじゃなく、スマホに頼り切るなという心配だけかw
前回も出ていたな。この奇妙な長身の女?
キスするとその人そっくりに化けられるようで、それで犯罪を犯して、元の人間を無実で捕まえさせるということをしてるけど、これにどんな意味があるのか。単なる嫌がらせの域を出てないような気がするが、何か遠大な目的があるんだろうか?
こいつらはメスとは別の存在なんだろうか? それともメスの亜種か? いずれにせよ、こっちが本命の敵なのか?
はじめがやることが総て正解って気運が何となく気に入らないけど、物語自体は結構面白いんだよな。今回なんてガッチャマン1秒も出てきてないのに、普通に楽しめたからなw どういう方向性で進めるのか未だに見えないけど、やはり、はじめの立ち位置で総てが決まりそうだな