氷菓
第19話「心あたりのある者は」
奉太郎の推理力を才能だと褒め称えるえるだが、奉太郎自身はそんなものは才能ではないと否定する。 そして、えると奉太郎の、推理力が才能か否かの問答が始まる・・・
なんかよく分からない遊びをしているな(^ー^;A 屁理屈推理で状況分析ができるかどうかってことか? えるがそこまで食いつくのは、奉太郎の推理が視れるからかね?
堂々と状況に理屈を付けてやると言ってるけど、その時点でそれは才能じゃないのかなあ。奉太郎が認めないだけで
呼び出し放送
『10月31日、駅前の巧文堂で買い物をした心当たりのある者は、至急、職員室、柴崎の元に来なさい』
「・・・なんだったんでしょう?・・・!いまの放送にしましょう。今の放送がどういう意味で行われたのか、推論してください!」
「いいだろう!受けてたつ」
「柴崎は教頭なんだろ?生徒を叱るのは生徒指導の役割だ。なのにXは、教頭の柴崎から職員室に呼び出された。これは自体が重大であることを示し、管理職レベルで情報が伏せられていることを示している。といえなくもない」
「・・・あの、折木さん。ここまでの推論を整理すると、Xさんがよからぬことに関わってるように思えるんですが」
「まあ、そういうことになるな。Xは犯罪に関わっている」
たまたま生徒の呼び出し放送があり、その放送が何かを奉太郎が推論することに。
なあ、呼び出しの口調から推察すれば、万引きか何かしてみつかったってのがぱっと思い浮かぶわなw と思ったら、結果的に奉太郎の推理もそこに落ち着いたんで何かガッカリw 推論ってほどのものでもなく、普通に推察できるじゃんw
まあ、この推論自体がゲームなので、当たり前のことでもトンデモないことでも、そこに理屈を付けるということではなかなか面白いw
「推論。捜査当局はXがどんな人物か知らない。しかし、放送をかければやってくると考えている・・・」
「・・・どうしたんですか?」
「Xの犯した罪の種類はひとまず置いておこう。だが、Xはそのことを悔いている。そして巧文堂に対して謝罪した。書面でだ。今日は何月何日だ?」
「11月1日です」
「10月31日といえば昨日じゃないか。なぜ柴崎は昨日と言わなかったんだろう? どういう時に、10月31日と言うか。原稿やメモを読み上げた時だ・・・」
お、確かにこの推論は理にかなってるな。昨日という日付をわざわざ日時で言うのは特別な場合か、読み上げた場合だけだろうからな。たしかにそれだと、文書を読み上げたという推論はなるほど感心するほど理にかなってるわ(笑
でも、その文書=謝罪文というのは飛びすぎな気がするな。Xが罪を悔いて謝罪文書を巧文堂に出したというが、犯罪を犯して早々に罪の意識に駆られるようなヤツが、面倒な書面で出すかね?
万引きどころではなく、偽札を使ったという奉太郎の推理に噛みつくえるw ゲームなのに熱くなりすぎだなw ここまで感情移入しちゃう子も珍しいなあ。
しかし、えるに指摘され、奉太郎はもう一度別の推論を展開します。
「Xが金を貸したYは、Xより立場が上の人間なんだ。だから、Yが偽札で返してきても反論できなかった。ではYは? Yは誰か。良心的でな店の店長か、偽造もとそのもの。警察が関係してきているのは、Xから出所を探れると思ってるのかもしれない。推論は以上だ」
Xは意図的か意図的でないかはともかく、偽札事件としてゲームは終了したようです。
この推論ゲーム、開いてがえるみたいに反応のいい子だったら盛り上がるけど、普通にやってるだけだとへーってだけで終わりそうだな(^ー^;A
えると奉太郎だからこそ成り立つゲームで、だからこそ二人でやらなければならなかったんだろうなw
なんだよ、ラブラブじゃねえか(笑 もうこのまま付き合っちゃえよw 結局、二人が親密になっていくって所が重要だったのねw えるは結構その気になってるのに、奉太郎が韜晦してるからなあw