伝説の勇者の伝説
第17話「殲滅眼(イーノ・ドウーエ)」
フェリスとの約束を反故して失踪したライナ。 一方、エスタブールでは新たな魔眼保持者が現れ、クロムが討伐に赴くが・・・
ルークからシオンの真意を知ったライナは、フェリスと一緒に逃走するという約束を反故にして一人で失踪してしまったようです。
表情には出ないけど、フェリスの焦燥と狼狽がよく分かりますねえ。感情を表に出さず、常に粗暴にふるまってその性質を覆い隠している彼女ですが、ライナという相棒がいなくなり、その苛立ちが画面からも手に取るように分かりますよw
ライナとの珍道中は彼女としては凄く気に入っていたんでしょうね。しかし、その楽しみがある日突然奪われてしまった。ライナが自分との約束を反故するほどのことは、シオンがらみしかあり得ないと判断してシオンの元に来たのは、それなりに冷静な部分もあるんでしょうけど、往事の冷静さと比べるべくもない。
ライナとの珍道中は彼女としては凄く気に入っていたんでしょうね。しかし、その楽しみがある日突然奪われてしまった。ライナが自分との約束を反故するほどのことは、シオンがらみしかあり得ないと判断してシオンの元に来たのは、それなりに冷静な部分もあるんでしょうけど、往事の冷静さと比べるべくもない。
いつも側にあるものが、突然消失してその大切さにようやく気付くのでしょうけど、気付いても彼女のライナに対する態度は変わりそうにないですけどw
クラウはエスタブール国内に出現したという魔眼討伐に。人を喰らうというその殲滅眼を目の当たりにした兵は狼狽しますが、クラウはどうやら昔対戦して大敗北を喫した経験があるようで、今日こそ恨みを晴らす好機とばかりに張り切ります。
基本的に魔眼持ちは魔法が効かないって場合が多いような感じだけど、だから恐れられるんでしょうかね?絶対無敵、最強無比と信じている魔法を破られるってのは、信仰している宗教を否定されるような感じがするから皆が嫌悪するのでしょうかねえ。
取りあえず、ドラえもんみたいに何でも出来るのは間違いないっぽいが(笑
魔法が効かない
「大規模魔用意!やっと殺せる!あいつをぶっ殺せ!」
「やっぱり人間はもろいな」
「うおおおおお!」
「人間にしては早いな・・・おまえは?ああ、随分美味しそうに育った」
「あの時の俺を殺さなかったことを後悔させてやる!」
今回の魔眼は殲滅眼というそうで、その効果は魔力を吸い込んで力に出来るのだとか。さらに、人間を分解して吸い尽くす様子から人間を喰らうと言われているようです。
魔力を全部吸い尽くせるってのもかなり反則技なのに、それで身体能力までアップするってのがよく理解できないけど、とりあえず無敵状態が続くようですw 魔力をどのくらい自分の中で維持できるのか分からないけど、生命体からなら力を吸収できるみたいなのでほぼ無敵ですかね?
まあ、この作品、無敵超人が一杯出てきてるからなあ。魔法が使えるってレベルじゃなくて、無敵超人状態じゃないと主役とタメ張れない状態ってジャ○プの強さインフレ状態に似てるなw
無敵超人にはクラウの「紅指」さえ効かなかったようですねえw この無敵超人倒すには、許容量を超える魔力を吸い込ませて暴走させるってくらいですかねえ。それが無尽蔵だったらもう無敵超人決定だけどw レファルの神様にお願いして願い事を叶えてくれる能力とどっちが強いのでしょうかねえ。神様お願い!の方が力を吸い込めないので強いのかな?
もうこうなると魔法勝負じゃなくて設定勝負だけどなw
もうこうなると魔法勝負じゃなくて設定勝負だけどなw
元帥を守る兵
「俺がアノ化け物をくい止める。その間に、おまえは兵を退却させろ!」
「閣下・・・」
「シオンとノアによろしく伝えてくれ・・・う?おまえ!?」
「誰が貴様のことなど姫様にお伝えするものか!あれを見ろ!」
「閣下をお守りしろ!クロム元帥閣下を退却させるんだ!」
「あいつら馬鹿野郎ども」
「仕方がないから助けてやる!野郎共!ローランドのバカどもを助けてやれ!」
魔法軍団最強にして元帥のクラウがタイマン勝負で敗北。これで総崩れになるかと思えば、逃げ出す兵は一人もおらず、二人の副将が兵をまとめて反撃を試み、兵たちもクラウが逃げ出す時間を稼ぐために率先して無敵超人に挑みます。
ここは総崩れになってもおかしくないのにねえ。自分たちよりも元帥であるクラウを守ろうってのは、クラウの人望もさることながら、この軍がちゃんと規律によって動いていることの証ですね。
人望ある元帥を守るという意志だけでも、規律通りに動くという軍隊としての使命のどちらかだけではこうはいかない。
この2つをきっちり連動させて軍隊を動かしていたクラウってのは、やはりその指揮能力と統率力はズバ抜けているみたいですね。それは「紅指」という二つ名だけではなく、彼が人間的にも優れているという証で、やはり人材としては突出しているんでしょうねえ。だけど劉邦の下にいた韓信しかり、朱元璋の下の劉基しかし、功臣の末路が心配ですわw
人望ある元帥を守るという意志だけでも、規律通りに動くという軍隊としての使命のどちらかだけではこうはいかない。
この2つをきっちり連動させて軍隊を動かしていたクラウってのは、やはりその指揮能力と統率力はズバ抜けているみたいですね。それは「紅指」という二つ名だけではなく、彼が人間的にも優れているという証で、やはり人材としては突出しているんでしょうねえ。だけど劉邦の下にいた韓信しかり、朱元璋の下の劉基しかし、功臣の末路が心配ですわw
ルークvsミラン
「初めてお目に掛かります。ルーク・スタッカート軍曹。アナタの強さは十分承知してました。12の戦場で無敗。それもあり得ないほど劣勢な状況で」
「よく調べましたね。ほとんどの戦場で本名を名乗っていないのに」
「あなたにお願いしたいことがあります。陛下がご命令した通り、ライナ・リュートを殺してください」
シオンにとってライナは危険だと判断したミランは、ミルクを人質にとってルークを恫喝するようです。
うーん、ミランにしては粗漏の多い計画だなあ。ルークの燦然たる功績を見れば、恫喝や恐喝に屈するような相手ではないのは分かりそうなものだけど。ミルクを人質に取ったといっても、本当にミルクを殺してしまえばルークを筆頭にした忌み破り部隊が敵に回るのだし。王直属の忌み破り部隊が敵に回る方が、彼の理想の実現には遠くなるはずだけどねえ。
ライナに関しては、将来的に危険になりそう、というだけで危急の事態ではないはずだけどなあ。それなのに今ここでルークと事を構えるのは得策ではないように思えるが、その真意や如何に・・・
ライナに関しては、将来的に危険になりそう、というだけで危急の事態ではないはずだけどなあ。それなのに今ここでルークと事を構えるのは得策ではないように思えるが、その真意や如何に・・・
ミランの指輪のオオカミが効かない上に、秋せつらのように妖糸をからませて動きを封じられてしまいましたw
まあ、このまま敗北なんてマヌケな結果にはならないんだろうけど、ミランの交渉術の奥の手が何かですねえ。クラウの敗北という国家存亡の危機の最中にこんなことしてていーのかって話もあるし(笑
事態が風雲急を告げて来ましたねえ。レファルとの対戦に向かうと思えば、よもや足下から国家を揺るがせる事件が起きるとはw 魔眼のティーアの目的は仲間を捜すことのようなので、ライナと接触するのは必然なんでしょうけど、そこで彼らがどう判断して行動するかが今後の鍵ですかねえ。 しかしこのまま行くと、国家的な対決はなしなんでしょうね(^ー^;A どこで折り合い付けるんだろうw