2009年08月

グイン・サーガ (第21話)

グイン・サーガ

第二十一話「クリスタルの反乱」

王都クリスタルではついにナリスが決起。瞬く間にクリスタルを奪還してしまう。

一方、レムスはアルゴスから兵を借りてパロに向かうも、カウロスの抵抗にあって足止めされていた・・・


学生の反乱

「この人こそヤヌスの御心!戦いの女神イアナだな!立て!武器を取れ!解放の時は来た!」

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パロとカウロスとを繋ぐ路を封鎖していた学生反乱者たちは、王都で民を扇動するリギアを見て彼女を旗頭にして決起を促します。

パロ奪還に学生たちが蜂起するのはいいけど、旗頭なしでただ闇雲に決起しようとしていただけのようですね。民を扇動していたリギアを慌てて旗頭に据える当たり、インテリの起こす過激な闘争って感じでその先のパロの運営まではあまり考えていないようですね。
まあ、取りあえずモンゴール嫌いだからパロを取り戻そうってことなんでしょうなあ。

しかしモンゴールがパロを強襲してからどれくらいの月日が経っているのか知らないけど、未だに民心をまとめきれないでいるとは、モンゴールの政治能力はかなり疑わしいですねえ。いきなり王都を強襲して国を奪うなんて荒技をしてのけたのに、その後の国の運営に着いてはまるでノープランだったような感じで、何のために攻めてきたのかさえ疑問ですわ(-"-;)

そして民の反乱は数を増し、その数は2万にも膨れあがります。一方、各地の反乱を抑えるためにモンゴールの正規軍は分散し、いまクリスタルにいるのは僅か5千ほど。

それでも、一騎当千のモンゴール軍は民の反乱に何とか対抗していましたが、ついに隠し球が出て来て一気に形勢は逆転します。

アルド・ナリス推参

「パロの民よ!おまえたちの戦いぶり、しかと見届けたぞ。あとは我々に任せろ!」

「何者だ!」

「パロのかりそめの征服者め!名乗れというのか!」

「モンゴール騎士団よ!パロを愛する忠誠な人々よ!よく聞くがいい!我が名はクリスタル公!アルドナリス!」

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反乱する民の前に現れたのは、死んだはずのアルド・ナリス。この正統なる旗頭を前に、パロの民は一気に盛り返し、モンゴール軍は動揺します。

学生の扇動を含めて全てがナリスの計算通りって感じですね。外交を駆使してモンゴールを孤立させ、外に火の手を上げて内の守りを薄くした所で決起とは、さすがに手本通りの反乱ですなw
まあ一番大きいのはアムネリスとその近衛兵を追い返し、パロを統括する者を不在にさせたことですかな。まあ、モンゴール軍が余りにノープランな戦争仕掛けてきたみたいなので、これはナリスの手柄半分、モンゴールのマヌケさ半分といったところか?(^ー^;A

カースロン横死

「タイラン長官は戦場を蜂起した軟弱者だ!打ち取れ!」

「バカめ。モンゴールには謀反人の命令に応じて動くものなどおらんわ!諦めろ、カースロン!」

「リギア・・・・すまん!」

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カースロンはあっさり討ち取られちゃったようですね(^ー^;A 結構期待してたのに、上司のタイランの方が数枚上手だったようですねえw 彼のようなお調子者というか単純な男は、上司も見抜き易いのでしょうなあ。

セイントになることを夢見たカースロンの静かな最後ですな。誰にも知られることなく、ひっそりと殺される所がまた彼らしいw

しかし、カースロンの裏切りを阻止したものの、ナリスの反乱は既にパロを飲み込み、モンゴールは撤退を余儀なくされます。


一方、アルゴスから兵を借りてパロに向かって北上するレムスは、カウロスの抵抗にあって足止めされていたようです。

苛立つレムス王

「カウロスと小競り合いで既に10日も費やしているのだぞ」

「しかし、戦には相手がおりますゆえ」

「黙れ!各地でパロ奪還軍が立ったというのに、パロの真王たる僕がこんな所で足止めされているわけにはいかない!」

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アルゴスから兵を借りたレムスは、案の定カウロスで足止めされているみたいですね(^ー^;A

パロに帰還するなんて言ってたから、てっきりカウロス攻略の手はずが整っているのかと思えば、レムスもノープランでカウロスに突っ込んでいたようですな(^ー^;A

やはりレムスは豹変したとはいえ、土台の能力は変わらないみたいですねえ。戦術的にも戦略的に全く考えていないようです。部下に考えさせて実行させようとしているようだけど、他国のしかもまだ即位していない王のために働く兵などそうそういないでしょう。
自分の子飼いの兵も将も参謀さえ持たないレムスはナリスに比べて圧倒的に不利なんだから、頭を十倍くらい使わなきゃどうしようもないのだがねえw
今回のカウロス攻略は兵力的にも足らず、しかも他国の兵を借りてるのだから思うように行くわけない。スタック王かせめてスカールを同道させて彼等に兵を動かすようにするべきだったんだよねえ。あとはカウロスにモンゴール敗走の情報を流すとか、寝返りの算段を着けるとか。
晋の文公が徒手空拳から晋の国土を奪還した例を鑑みれば、秦の穆公にあたるスタック王かスカールに頼らなきゃダメだったんだよねえ。

そんなこんなで日を費やしている内に、パロはナリスによって奪還されてしまいました。

焦るレムス王

「たった今、パロとアルゴスから使者が来たわ」

「まずはアルゴスからの伝言です。沿海州六各国連合は正式にモンゴールに宣戦布告を発し、アグラーヤ王ボルゴバレンを総大将とする連合艦隊が半月の後、モンゴールの海の拠点ロスへ攻め上がると発表がありました」

「パロの使者は?」

「婚礼の日、暗殺されていたと伝えられたナリス様がパロの義勇軍を率いて立つ、クリスタルパレスを奪還されました」

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レムスを買っているアグラーヤ王が約束通りに連合軍を率いてモンゴールに宣戦布告したようで、ここまではレムスの画策通り。しかし、肝心のパロでは既にナリスが王都を奪還したとのことで、レムスの焦りは頂点に達します。

所詮はレムスも形式上は臣下なんだから、ここは鷹揚に構えて「ご苦労だったナリス」くらい言ってやればいいのだが、王としての器量がないことに焦るレムスは無様に動揺してしまいましたね。
このままレムスが王になると、今度はパロがモンゴールに攻め込みそうですねえ。器量のない王が内を治めるには、まず外征というのが歴史の語るところですからなあ(笑


そしてほとんどレムスとナリスの器量と知能勝負となって見せ場のないグインは、アニメオリジナルの刺客と勝負という見せ場を付け足しようのように与えられますw

刺客vsグイン

「あの人たちは・・・」

「・・・・下がっていろ」

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原作でも全く見せ場がないみたいなので、アニメでは取りあえず刺客と戦っとけwって感じのようです(笑

レムスとリンダを狙うならグインがいない所の方がいいのに、なぜかグインとタイマン勝負をしたがる刺客たち。しかもちゃんと悪役のセオリー通り、一斉に攻めないものだから各個撃破されて終わりな感じがw

グインとリンダは完全に物語りの主軸から外れちゃってますね(^ー^;A

これからはレムスとナリスの化かし合いと器量勝負だけど、どう考えてもナリスの勝ちですからなあ。血筋だけ何とか勝っているけど、それがまあ一番大きそうだからな。
しかしレムスには有能な参謀も将軍もいないのが痛いですねえ。ナリスは有能な参謀も将軍もさらに魔導士まで囲っているからなあ。
レムスがグインを使うにしても、グイン一人では如何ともしがたいし、今後ナリスにどう接していくかが見物ですなw

亡念のザムド (第19話)

亡念のザムド

第十九話「偶発 ロマンス開花」

故郷と別離するナキアミ、アキユキを目指して進むハル。そして、ようやく己を思い出すアキユキ。

それぞれはさらに前に進んでゆく・・・・


酌み交わさぬ杯

「クジレイカは天女ナキアミを守護の聖とし、相愛の契りを乞う!」

「・・・私は天女ではない。御祓の儀を待たず、サンノオバ様から逃げ出した身だ。・・・おまえと共には行けない」

「民の前よ、お姉さま。私に恥をかかせるつもり?」

「聖地はルイコンの旅立ち。大巡礼にて治めるべきだ。サンノオバ様は来るべき胎動を見据え、諸処でザムドを生み出したに違いない」

「霊呼びが導かねば立つこともできない。そんな無力な者に、聖地の行方を委ねることはできない」

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武力抗争で聖地奪回を計ろうとする勇ましい指導者クジレイカと、「天女」と呼ばれるカリスマ・ナキアミが戻ってきたことでテシクの村は一気にヒートアップしたようですが、ナキアミはクジレイカのやり方には賛同できないようです。

すっかり変わってしまった故郷に失望するナキアミだけど、故郷を捨てた自分には何も言うことができず、ただクジレイカのやり方を暗に避難するのが精一杯のようですね。
故郷に戻ってきてから、ずっとその変貌に失望と絶望していたナキアミですが、その一番の驚きはクジレイカの変貌なんでしょうねえ。
「太陽のタテガミを持つ女」などと勇ましい二つ名があるように、クジレイカはナキアミ以上の指導力と統率力を持っているようですからね。

クジレイカとナキアミの幼い頃の様子をもうちょっと見せてくれるとナキアミに同調できるんですけどねw

ナキアミを守る者

「無理なこと言わないであげてよ」

「やはりおまえは、出来損ないのザムドだったか」

「姉ちゃん、ナキアミと幼馴染みなんじゃないの? ここナキアミの故郷なんじゃないの? だったらどうして、ナキアミ、ここに来て一度も笑ってない。ナキアミはただ人が死ぬ所を見たくないだけあんだよ」

「震えて言うほど気の効いた言葉でもない」

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ザムドとなってナキアミに掴みかかるクジレイカに、同じくザムドとなって牽制するヤンゴ。

力を持って戦争をしようとするクジレイカの考えは戦争を見てきたヤンゴとナキアミには受け入れ難いものなんでしょうけど、戦争を見ずにずっと隠れ住んでいたテシクの民にとってはクジレイカの言葉が勇ましい物に聞こえるんでしょうねえ。

これは戦争を見てきた者たちと戦争を知らずに逃げてきた者たちの差なんだろうけど、逃げてきた者にはそれまでの屈辱と惜敗の想いがあるから、戦争による死を乗り越える怨念が育ってるだろうから、ナキアミやヤンゴがただ命を愛おしむよりも深い所に心を置いてあるような気がしますね。

そして結局、ナキアミは故郷と決別します。

ナキアミの決意

「本当によかったの? せっかっく来たのに」

「気にするな。逆になんだか清々しい気分なんだ。今なら羞じることなく、サンノオバ様と向かい合えるかもしれない」

「どこへ行くの?」

「もう前しかないんだ。目指すべきは胎動窟」

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後ろを振り返るために故郷に戻っていたナキアミは、スッパリと未練を断ち切ったようですね。

ナキアミはずっと捨てた故郷と過去に縛られていたのかもしれませんね。その過去と故郷に決別を告げ、ようやく前に進むことができたと言ったところでしょうかw

過去と故郷を捨てるのではなく、振り替えるのを止めて前だけを向くナキアミの決意は若さの成せる技ですな。後ろを振り向かない若さは時に凄まじい跳躍力を出しますからねえw


度胸と根性

「必要なのは度胸と根性!」

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尖端島を抜け出したハルは、ヒートカヤックを入手して一路北に向かいます。しかし、途上に軍の警戒網やらザムドの巣やらがあって、そこを低空で超高速飛行するしかないということのようです。

女は度胸と根性だねえw 最近の女は強いけど、男が絡むと強くなりますな(^ー^;A まあ、もともとハルは強いんだけどね。

しかし、ハルのヒートカヤックはザムドの巣の真ん中でエンジン不調で墜落してしまいます。

「あなさんこりゃまた気持ちよくお休みのご様子で・・・」

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「動いて!あんたまで眠ってどうするのよ!・・・・どおりゃあああ!・・・よっしゃああ!」

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なんかピンチなのにハルの言動には余裕があるな(笑 
ヒートカヤックをかかと落とし一発で起動させるとは、大昔のテレビみたいだなw 昔のテレビは故障するとよく叩いたものですよ(笑

ハルはやっぱこーゆーキャラしている時が一番いいねw

アキユキの記憶

「ナキアミ?」

「違う。それはおまえの名前ではない。一歩前に」

「イシュウ? ライギョ? ユンボ? アクシバ?」

「全て違う。前へ!思い出せ!」

「リュウゾウ、フサ・・・おまえがいつも呼んでいた名前、なんだっけフルイチ?」

「もう一歩!」

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アマウの原で須磨子に世話になりながら暮らすアキユキは、小高い建物の上で影童子の問いに答えていました。
名前を問う影童子に対し、自分以外の仲間の名前を自分の名前として思い出すものの、アキユキという名前だけは全く思い出せないようです。

地上数十メートルの高さにある古びた貯水タンクの上で、夕日を前に自問自答するアキユキはどこか幻想的ですね。
己を見失い、己の存在意義さえなくした者。それは沈み往く太陽に向かって屹立するアキユキにはぴったりです。

そしてこのアキユキに問い続ける影童子は一体何をしようというのでしょうかね?

「あんなに沢山の人が呼んでくれた、叱ってくれた、励ましてくれた名前なのに!」

「ならば死んでしまえ!」

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苛立った影童子が放った死んでしまえという言葉。それに答えるように、アキユキは貯水タンクの上から、数百メートルしたの断崖に飛び込みます。

なんかあっさりと飛び降りる様子が怖いですねえ。まるで夢遊病者が飛び降り自殺しているようですよ・・・

断崖に真っ逆様に落ちるアキユキ。
しかし、そこに現れたのは・・・

アキユキとハル

「アキユキーッッッッ!!」

「ハル!」

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「ハルー!!!」

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ここでハルが登場するのか! いや、ご都合主義といえば凄いご都合主義だけど、ここでハルが来なきゃ誰が来るよ!ってくらに劇的でしたわw 落下するアキユキが自分で目覚めると思ってたので、ここでハルが登場した衝撃は、アキユキが感じた驚きと視聴者が感じた驚きは全く同じじゃなかったのだろうかw

ハルの叫び声でアキユキの仮面が剥がれる様は何か感動でしたね。悩めるアキユキが卒然と悟りを啓いたかのようで、凄い爽快感がそこにはありましたw

アキユキ覚醒

「アキユキ、なにそれ?」

「俺にもわかんない・・・」

「アキユキ・・・覚えたぞ。やっと見つけた。早く私を殺しに来い!」

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何やらアキユキのザムドが新たな遠望を見せたようです。トンボのような羽は生え、空を飛ぶ能力を有したようですね。

その姿を視てハルとアキユキは絶句しますが、影童子は感動した様子。しかも、自分を殺しに来いと呟いて去ってしまいました。

影童子はアキユキがこの姿になるのを期待していたのですかね? しかしアキユキ事態の存在は知らなかったようなので、ザムドの仮面を見ただけで着いて来てたのかね?

影童子が何をしたかったのかは何となく分かったけど、なぜアキユキを選んだのかはよく分かりませんでしたね(^ー^;A


そして、アキユキは須磨子に別れを告げ、自らの進むべき路にハルと共に進みます。

「他にお手伝いできることはありませんか?」

「もう十分よ」

「でも・・・」

「もうお往きなさい。分かっていたこと。貴方が本当の顔を見せてくれた時がさよならなんだって・・・」

「お世話になりました、須磨子さん。僕の名前は竹原アキユキです!」

「おかしいわね。お別れの挨拶が自己紹介だなんて・・・・」

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優しく見守ってくれた須磨子に別れを告げ、アキユキは旅立ちます。

その背中をそっと押してくれる須磨子さんは本当にいい人ですねえ。何も分からぬ赤子同然のアキユキを優しく包み込み、そして目覚めたアキユキを何も言わずにそっと送り出す。
須磨子さんってのは、男子にとって理想の母親像じゃないでしょうかね。 

こんな母親に育てられた子供はどんな立派な人間になるのかと思えば・・・・

須磨子と垣巣

「・・・あなたも彼女みたいないい子を連れて早く会いに来てくれればいいのに。ねえ、凍二郎・・・」

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げえっ!? 須磨子さんの息子さんって垣巣!? 垣巣凍二郎!? んじゃ須磨子さんのフルネームは垣巣須磨子か!

須磨子さんから垣巣のような下衆が生まれるとは何という皮肉か(-"-;) 
理想の母親から生まれて来るのは理想の子供ではないのか・・・。
次にアキユキが須磨子さんと出会う時は、垣巣はもういなくなってそうな気がするし。

影童子の正体

「おお、見よ!いままさにお戻りになった!」

「ヒルケン皇帝が笑っておられる!」

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げえっ!? アキユキと同道していた影童子って北のヒルケン皇帝!? しかも何か謎の物体みたいな感じだけど、何かの傀儡なんだろうか?
自らをアキユキに殺しに来いと言ったヒルケンの真意と目的はなんでしょうかね?
北のヒルケン皇帝はただの領土欲で侵攻してきたと思ってたが、それもまた違うようですねえ。ヒルケン皇帝とルイコン教の争いに南が巻き込まれたんでしょうかね?

今回はいろいろ劇的な展開でしたねえ。

その中でも、アキユキとハルの出会いは衝撃的でしたね。夕日の中で出会い、抱き合う二人の様は何とも美しい絵画を見ているようでしたよ。

そして須磨子と垣巣の関係、影童子の正体、故郷を捨てたナキアミと、いろいろ一気に進んで来ました。何か最終話に向けて動き出した感じでよいですねえw 回を追う毎に面白くなってきそうですよw

鋼の錬金術師 (第21話)

鋼の錬金術師

第二十一話「愚者の前進」

ラストとの戦いで入院することになったロイとハボック。しかし、ハボックは脊髄損傷で下半身不随になり、戦線離脱するとに。

一方、エドとアルは自分たちを囮にしてホムンクルスをおびき寄せようとするが・・・


ハボック戦線離脱

「君たちにはバリバリ働いてもらうぞ」

「ああ。その件ですが、一抜けさせてもらいます。俺の両足、感覚ないッスよ。吸いません・・・リタイアッス」

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ありゃ、ハボックさんはダメっぽいですね(^ー^;A まあ、ナイフで刺されたりして怪我だけで済んでるマスタング大佐がちょっとおかしい気がするけどねw

しかしあの飄々としていたハボックが抜けるとはなあ。彼みたいなタイプは何のかんのいいつつ最後まで同道すると思ってたのに。

錬金術とオートメイルが異常に発達している世界だから何とか成りそうな気がするけど、なんで治らないんだろうね?

「動けない駒はいらんでしょ・・・。俺を捨てていけよ!あんたこんな下っ端に構ってるヒマがあんのかよ!ヒューズ准将との約束があるんだろうが!」

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「諦めさせてくれよ・・・・頼むから」

「・・・分かった。置いていく。・・・・置いていくから追いついて来い。私は先に行っている」

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部下を斬り捨てることができず、苦悩するマスタング。切って欲しいと言いつつも、そこに悲愴な想いを込めるハボック。
この国を変えるという信念の前には些細な挫折かもしれませんが、それでも仲間を捨てて歩む道をマスタングは選べないようですね。この弱さが信念の妨げとなるんだがろうけど、この陰徳が余慶を呼ぶことも確か。
皮肉な事にマスタング自信はエドと同じく敵からも守られているからねえ。

ハボックは今後の活躍があるんでしょうか? 賢者の石を使った錬金術で何となく治りそうな気もするけどねえ。


一方、セントラルにはスカーが再び現れ、国家錬金術師を殺すい事件が再発。

エドの策戦

「ホムンクルスをおびき出す。奴らは俺に死なれちゃ困るんだ。だから、俺がスカーに襲われて危機に陥ったら・・・」

「出てくる・・・確率は低いと思うけど」

「何もやらないよりマシだ!」

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そこでエドとアルは、自分を囮にして危険な目に合わせ、ホムンクルスが助けに来た所を捕獲するという大胆な策戦を樹てます。

相変わらずエドの策戦は大胆だよねえw でも大胆すぎるが故に、まさかと思わせることができるからなあ。確かに確実性はないしそもそも蓋然性は薄いけど、危険を度外視すれば効率的な策戦ではあるんだよなあ。
エドとアルが向こうの世界で肉体が融合しているとかいう話もちょろっと出たけど、ひょっとして思考とか知恵とかが相乗的にアップもしてるんですかねえ。

しかし、ホムンクルスはほぼ無敵。前回手も足も出なかった奴らをおびき寄せてスカーと一緒に相手にできるかという真っ当なツッコミをアルがすると、そこに例のチャイナグループが乱入w

中華参戦

「その策戦、協力しようじゃないか。軍のゴタゴタには興味ないけど、ホムンクルスが不老不死なら話は別だ・・・・あり?なんだか疑われてる? 仲間は多い方がいいだろ。こっちも真剣なんだ」

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リンが参戦することで、エドの穴だらけの策戦が補完。いろいろ思惑が違う連中ばかりなのに、一応足並みが揃う所がこの連中の凄いところ(笑

でもリンは真面目な顔してもどこかふざけているように見えるw

スカーとの遭遇

「兄さんを餌にホムンクルスをおびき寄せます」

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「ホムンクルスが出てくる前に、スカーが憲兵に殺されたらどうする?」

「そこは大佐が巧くやってくれるでしょ?」

「この私をアゴで使うか・・・・ホムンクルスを捕まえたら分け前をよこせ」

「了解!」

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ここでも利害が一致。マスタングを巻き込んでスカーとのピンチを演出してホムンクルスをおびき寄せる策戦がさらに補完されていきます。

自分たちで何とかすると言いつつ、結局、どんどんと周りを巻き込んでしまうのがエドワード兄弟w

まあ、それが人徳のなせる業か拙い策戦の所為かは分からないけども、常に争いの中心にこの二人が屹立しているので嫌がおうにも巻き込まれて巻き込んで行くんだろうなw

ホムンクルス軍団登場

「はーい、こんにちわ。君、代わった中身してるね。中に何人入ってるのかな?」

「誰?敵?敵?食べていい?」

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「ほう、気配が分かるのかね。邪魔な能力だ。排除する!」

「!!ランファン!逃げろ!」

「きゃあああ!」

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グラトニーとエンヴィーが出てくるかと思えば、最強のキング・ブラッドレイw さすがの中華グループも彼の剣技には叶わないようですねえ。
まあ、ブラッドレイの抜刀術はほとんど化け物レベルだからなあ。中華グループには個人的には中国拳法風味な技で頑張って欲しいけど、格が違う感じがするからねえ(-"-;)

ほとんど活躍のないランファンは早速退場なんでしょうかね? 数少ない女性キャラなのに(笑

いよいよホムンクルスとスカーとの対決に近づいてきましたね。このままだと同時進行していきそうだけど、一気に解決しちゃうのか、2つに分けて3クール目か、それとも映画エンド?(^ー^;A

エドとアルの思惑とは裏腹にどんどん人死にや脱落者が出てきそうだけど、誰が生き残ることができるのでしょうかねえw

CANAAN (第8話)

CANAAN

第八話「乞」

カナンは病院のベッドの上で目覚めるが、「色」を感知できなくなったと嘆く。

そんな時、御法川はサンタナとハッコーの案内で、マリアとカナンを連れて消えた村に向かうと言い出す・・・


色が見えない

「分からないんだ・・・色を感じないんだ」

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病院で目を覚ましたカナンですが、マリアの無事を喜ぶのも束の間、今まで見えていた「色」が見えないと狼狽します。

色ってのはマリアを察知した遠視能力みたいなものだと思ってたけど、どうやら全ての人間の感情や性質みたいなものが「色」として見える能力がデフォルトで備わっているようですね。

目の色が赤くなると超人ロックなみの超能力が発動するのは分かったけど、自然の状態で全ての人間の「色」が見えるなんて今まで言ってたっけっか?(-"-;) 適当に見てるから見逃してんのかな?

しかし色彩なんて人の数に比べれば圧倒的に少ないだろうに、どうやってパーソナル区別ができてんだろう? このカナンの能力ってかなりあやふやだけど、それは「何でもできてどんな状況にも対応できる」ようにするために作劇上の都合で誤魔化してるのか? 


一方、御法川はサンタナとハッコーの元に行き、消えた村まで案内するよう提案。
サンタナとハッコーは了承したようで、カナンとマリアを連れて村に行くことに。

西へ

「そこ~に行けば~どん~な夢も~・・・」

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御法川とサンタナがいきなり「ガンダーラ」唄ってて吹いたw しかもすげー気合い入れて唄ってるしw
今時の若者は「ガンダーラ」どころか「ゴダイゴ」さえ知らないだろうに、どの世代をターゲットにウケを狙ってんだかw

だけどこの「ガンダーラ」は本当に良い唄だったなあ。西遊記のエンディングで毎回本編と同じくらい楽しみにして聞いてたからなあw ちなみに初めて購入したレコードだったような気がする。今でも聞きたいけど、シングルは売ってないからなあ。(-"-;)
みなさんも聞く機会があれば是非聞いてみてくださいw


村までは一日では着かないようで、取りあえず初日は車中泊。
しかし深夜、いきなりハッコーはカナンの首を絞めて殺そうとします。当然カナンの力に抗えるはずもなく、すぐに手を離してそのまま車から逃げてしまうのですが、その騒ぎにサンタナと御法川が目を覚まします。

サンタナの過去

「おい、ハッコー!?」

「・・・なに大騒ぎしてんだ? 便所にでも行ったんだろう?」

「・・・あいつは俺を許してないはずだ。だからこそ、消えた村に行きたいと言った。あの村は・・・俺が消したんだ」

「!!??」

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おや、ここでいきなり大変なことをカミングアウトw ハッコーたちの村を消したのはサンタナのようです。ってことは、サンタナは元蛇の要員だったんですね。

しかしその仇と一緒に暮らしているのは何故でしょうかねえ。ハッコーとサンタナの仲は組織を抜け出した恋人のような物と思ってたんだが、どうやらそんな甘ったるいものではないようですねえw


そして車中から逃げたハッコーをカナンは追いますが、なぜハッコーが自分を殺したいのかか分からずに狼狽します。

ハッコーとカナン

「どうしてわたしを?・・・・わたしが憎い?それとも・・・」

「・・・・・」

「分からない。貴方の気持ちが。色が見えなくて。私に何か良くない気持ちがあるのは分かる。でもどんな気持ちかまでは見えないんだ。ごめん」

「・・・・」

「・・・・あなたの所為?」

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ハッコーがカナンを殺そうとしたのは、どうやら何かカナンに恨みがあるようです。

しかしハッコーの心情よりも、それに対して真摯で真面目に向き合うカナンの態度が可愛らしいですなあw 自分に牙を剥く者に対しては容赦なく手を下す殺人者のようなイメージだったんですが、こんな相手の気持ちを察するよう努力する一面もあるんですねえ。
これは単にカナンが特殊スキルを失ったために弱気になっているからか、それとも、これがカナンという少女の本質なんですかね?

シルクロード饅頭屋

「シルクロード饅頭? こんな所で売れんのか?・・・・げ!」

「あ! ユンユン!}

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そしてドライブ2日目。微妙な空気の流れる車中。そこにふと現れたのは、シルクロード饅頭と旗を掲げた自転車の饅頭屋。

ユンユン生きてたのかw 蛇の持ってる薬がないと永く生きれないんじゃなかったっけ?

マリアたちがいたのは上海だから、この路がシルクロードであるはずはないのだが、今からシルクロードに行くつもりだったんだろうか?

しかしユンユンが登場したことで、深刻な物語が少々軽妙さを帯びてきた様な感じがしますね。彼女の存在は全体を明るくするのだが、時に雰囲気を完全にぶち壊す威力があるからなあ(^ー^;A

前回の流れから消えた村に行こうと結論付けたのは、やはり命を狙われているという自覚がないとしか思えないけども、カナンとハッコー、そして御法川とサンタナの奇妙な関係が視れただけでも結構面白かったな。

変に捻ったり妙な設定を加えるよりも、これだけのクオリティなら普通にドラマ作ってるだけで面白くはなりそうなんだけどなあ(^ー^;A

07-GHOST (第21話)

07-GHOST

第二十一話「なぜゆえに、汝、敗者の扉をくぐる・・・」

テイトはハクレンと共に司教試験を受けるが、試験の直前、ザイフォンが発動できなくなっていることに気付く・・・


ザイフォンが出ない

「あれ? ザイフォンが出ない・・・」

「俺は攻撃系だから直接おまえにザイフォンを分けられない・・・」

「テイトくん、手を出して。俺の力でよければ。君には少ないかもしれないけど快復できるから」

「そんな、ヴィーダさんのザイフォンをもらうわけには・・・」

「司教を目指す者として当然の行為だよ。俺にとっても試練の一部さ。癒し系の特権だよ」

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司教試験が開始する直前、なぜかザイフォンが使えなくなってしまったテイト。一緒に試験を受ける双子のお爺さんがテイトにザイフォンを分けてくれるよう皆に頼むと、誰もが無視する中、ヴィーダという男だけがテイトにザイフォンを分けてくれたようです。

とりあえず、ザイフォンってそんな分けられる物だったんだw RPGでいうMP(マジックポイント)みたいなものなのか? てっきりスキルか超能力みたいなものだと思っていたのでそんなの分けるとか与えるとか出来るとは思ってなかったんだが、どうやら今回の表現を見るとザイフォンってのはMPのようなものみたいですね(^ー^;A

そしてどうやら癒し系のザイフォンを持つ者だけしか分けれないようなんですが、大勢いるのに承諾したのが一人だけってw 司教試験なんて人を助けるような職業に就きたい人間の集まりじゃないのですかね? なんか性格悪そうなヤツばかりですが、司教になって困っている人を助けたいというよりも、職業として食いっぱぐれがない程度のものなんでしょうかね?

みんな学生気分な連中ばかりなのはまあ、ローティーン向けの雑誌掲載だからしょうがないけど、なんか司教になる試験ってよりは、大学や高校受験程度にしか見えないのはちょっと残念ね(^ー^;A


司教試験

「私の役目は公正な試験をすることだ」

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試験が開始されるが、筆記試験では他の人の回答を利用しようとしたり、周囲の人が倒れていても助けずに試験をしたりと、何かこいつら全員司教にしていいの?ってレベルの試験が展開w

まあ、この辺りからこの試験の目的が何となく分かったんだけど、それも分からずに試験をしている連中はやはり程度が低いのかそれともガキなだかなのか・・・(^ー^;A とにかく、試験の目的も受験生も何か子供っぽすぎて微妙ですわw

最終試験

「『ここから先に進めるのは一人である。ペアの相手を倒し、そなたの名を刻んで勝者の扉を開けよ。倒されし者は敗者の扉を開けよ』」

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最終試験は今まで一緒にクリアしてきたペア同士で戦って勝者だけが合格するのだとか。
なんかこの不自然すぎる試験にみんな気付よw(^ー^;A 司教試験じゃなくて戦士とか魔術師の試験とかなら分かるけど、司教なんて試験でこんな選択させるのはおかしいと考えそうなものだがw

合格

「ハクレン、おまえが勝者の扉に行け。おまえは何年もこの日のために修行したんだろ?俺はダチを守るためにこの試験を受けることにしたんだ」

「見くびるな!俺が戦友を見捨てるような人間に見えるのか!」

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勝者の扉を譲るというテイトに対し、ペアを見捨てることなどできないと言い張るハクレン。結局、二人して敗者の扉に入って行ってしまいます。

まあ、ベタな展開なんだけど、ダチを守りたいというテイトとダチを見捨てられないハクレンって二人の性格をよく表した選択になっていてちょっと感動しますねw 友情物語ってのはベタな方が感動するからな~w

で、結局、試験は表向きで実はその選択を選んだ理由こそ試験であり、他者に手を差し伸べることのできる人間こそ合格だということで二人とも合格。
ちょっと試験内容とかがあざとすぎて先が見えちゃってましたけどね(^ー^;A まあでも、今までの中では分かり易くてよいエピソードだったかもw

内容的にはベタ過ぎて先が見える展開だったけど、ベタゆえに普通によいエピソードでしたね。

アヤナミのワンパターンの攻撃を避けていうようなエピソードは根本的につまらないので、テイトとハクレンの友情物語とかにスポットを当てた方が面白くなりそうですw

クロスゲーム (第22話)

クロスゲーム

第二十二話「なめてたでしょ?」

小金沢みどりが青葉を訪ねてきて、女子野球の名門桜花女子高校と練習試合をすることになったので、里美女子高校のメンバーとして加わってほしいと頼んできた。

一旦はその申し出を断った青葉だが、監督に奨められて桜花女子大の試合を見に行き、女子野球のレベルに驚く・・・


女子野球レベル

「舐めてたでしょ? 女子野球。私もそうだった。ずっと男の子に混じってプレーしていて、男子にも負けないって自信があって。だから女子だけの野球なんてチョロいと思ってたの。同じように自信と実力を持った選手がゴロゴロいるって知るまではね」

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小金沢の学校が名門桜花女子校と試合することになり、青葉に合力を申し出ますが、青葉は星秀野球部であることを理由に拒否。しかし、監督から桜花の試合を見て来いと言われ気になって見に来てみれば、男子高校生に圧勝する桜花女子野球部と、同じく見学に来ていた小金沢と出会います。

青葉は野球も好きだけど、目標は若葉が望んでいた甲子園ですからねえ。名門桜花と戦って実力を試したいって気持ちもあるし、純粋に野球が好きだってのもあるんだけど、やはり甲子園という夢が一番大きかったのだと思います。

しかし、男子を圧倒する桜花の女子を見て、出られない甲子園よりも女子の中で野球を楽しむのもよいという想いが微かに芽生えてきたような感じですね。

女子で野球好きな人は、幾ら頑張っても甲子園に行けないですからねえ。ベンチ入りくらいはできるのだろうけど。あと半世紀もすれば女子も出場できるか女子野球の甲子園ができるのかもしれませんが、今はまだ不可能ですからねえ。


そして、結局青葉は小金沢の申し出を受けて里美女子校メンバーとして練習試合に参加する決意を固めてグランドに向かいます。
しかし、そこには意外な事実がw

実は未承諾

「何勝手なことを!他校の生徒を出すなんて出来るわけないでしょ!」

「月島さんの球なら桜花にも勝てます!やるからには勝たなきゃ意味がないです!」

「チームワークを乱してまで勝ちたいとは思わないわ!うちにはエースの小島がいるのよ!」

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小金沢が青葉を誘っていたのはチームの承諾を取っていたわけではなく、彼女一人の思いこみだったようですw
キャプテンは当然拒否しますが、そりゃそうだわなw プロの試合じゃない、しかも練習試合でエースじゃ力不足だから他のチームから借りて来ましたとかなんて普通は承諾しないわなw
それを出来ると思い込んでいた小金沢がちょっと非常識すぎるんだがねえ。しかしエースのメガネっ娘は代わってもいいと殊勝なことを言ってくれます。

このエピソードはたぶんオリジナルだから出てくるキャラも多分全部オリジナルなんだろうけど、このメガネっ娘のエースが結構いい子なんで惚れてまうやないかー(笑 うーむ、フーミンといい、どうも最近はメガネっ娘にズキュンとくるようだ(笑

そしてとりあえず青葉の実力を見てみることに

「・・・・里美女子のエースは小島美菜子だけです。私の考えは変わりません!」

「松山先輩!月島の球はそこらの男子よりずっと・・・」

「分かってるわよ!それくらい!今まで受けたことないもの、こんな速い球!でも、私は今のチームを大事にしたいの。・・・・試合中ベンチにいるのは構わないわ。ただし、見学としてね」

「・・・・よろしくお願いします!」

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青葉のピッチングの力を見て、里美女子のメンバーは驚嘆。しかし、それでもなおキャプテンはチームワークを重視して青葉の参入には反対。ただし、ベンチ入りだけは認めます。

まあ、このベンチ入りを認めることでグダグダになって最終的には参加するのでしょうけどね。
しかしこれだけ拒絶されても去らず、それどころか客人扱いでベンチ入りなんて屈辱的な立場も受け入れるとは、青葉としてはやはり女子野球というものに相当未練を持っているようですね。

甲子園という見果てぬ夢よりも、現実的な女子野球というものに目移りしていく青葉の気持ちはわかるし、そっちの方がいいと思うけどねえ。

試合参加

「あれ?青葉は?」

「ベンチには入ってるけど、試合に出れるかどうかは分からないんだって」

「ま、そのうち出てくるさ。あの打線じゃな」

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ベンチ入りメンバーとして試合スタート。しかし、強豪桜花の前に、里美女子はあっと言う間にピンチに。
レベルの違いにもめげずに頑張って投げてるピッチャーの小島が可愛いですなあ☆ 若葉のような実力はないけど、健気な所がきゅーとw

しかし、1回裏にセンターが怪我をしてしまいます。
代わりのメンバーの1年生が尻込みするので、代わりに青葉がセンターを守ることに。

センター青葉

「ナイスプレー!」

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センターに抜けた長打コースの球。ランナー一掃コースかと思われたが、青葉の強肩でセンターからノーキャッチで直接キャッチャーが受けて見事得点を阻止します。
このプレーで里美女子ナインとの間にあったちょっとした壁が次第に崩れていくようですね。

どうやら次回はもう青葉が投げてるようですが、エースの小島さんはどこを守るのだろうな。それが一番気になる(笑

恐らくオリジナル回だと思われるが、結構面白そうw 某タイタニアとは大違いじゃねえか?(笑

青葉の揺らぐ心、そして久しぶりの実践に喜ぶ様子がよいですねえ。そしてピッチャーの小島さん一押しですw(笑

次回は青葉の活躍が視れそうで楽しみですなw

真マジンガー衝撃!Z編 (第22話)

真マジンガー衝撃!Z編

第二十二話「夢幻!眠れる繭のあしゅら」

あしゅらが目覚めるまでこれまでの回想。

あしゅらが目覚めると、目の前に格好悪いメカが晒されていて・・・


あしゅらの目覚め

「あしゅらよ。よいか、おまえの身体には儂に逆らえぬだけでなく、もう一つ暗示がかけてある。それは儂が生きておる限り、決して自ら命を絶つことはできぬこと。なぜならあしゅら、おまえは私の手足であり、可愛い部下だ」

「かわいいぶか?・・・・」

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なんで自害しないようになんて暗示がかけてあんでしょうねえ。過去の記憶が甦ったら自害すると思ったからなのかな?
それよりも、ヘルに逆らえないという暗示が解けた場合に自害するようにとかした方がよかったんじゃないかなあ(^ー^;A

しかしヘルの言うことを真に受けて素直になるあしゅらがラブリー過ぎる☆
「かわいいぶか?」などとオウム替えしに返す所なんてどこのお子ちゃまかと(笑

「これこそがおまえのためにと、儂自らが作り上げたバードス島最強の者。機械獣あしゅら男爵ぢゃ!」

「これを私に!? 何という悦び、何という幸せ、このあしゅら、どこまでもドクターヘルのために戦い続けましょうぞ!」

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なんだこれw 機械獣あしゅら男爵ってw この格好悪さは爆笑ものだな。こんなの作られて喜ぶなよ、あしゅらw ここ怒るところだおw

きっとヘルのセンスとあしゅらのセンスは同じなんでしょうなあw

次回はこのマジンガー大のあしゅらがマジンガーと対決ですかねえ。甲児くんが主役の座を完全にあしゅらに喰われているのに、メインロボのマジンガーの座まで奪おうとするとは、どんだけあしゅら好きなんだよ今川監督w


この時期にほとんど総集編ってww そんなにネタがないのかw

戦場のヴァルキュリア (第21話)

戦場のヴァルキュリア

第二十一話「はかなき絆」

ヴァルキュリア人は一端殺して生き返るとスーパーヴァルキュリア人になるという仮説を立ててアリシアを殺したファルディオ。

そしてアリシアは生き返ってスーパーサイヤ人に・・・


生き返るアリシア

「お願いだ、目を覚ましてくれ、アリシア! ウェルキンを救うんだ!アリシア!」

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ウェルキンの危機を知ってアリシアが蘇ります。傷の治りが早いってだけでアリシア=ヴァルキュリア人と決めつけてたファルディオだけど、ヴァルキュリア人だけど心臓撃たれたら死ぬとか設定だったらただの人殺しになってましたねw

まあ、ヴァルキュリア人はかなりスーパーなサイヤ人みたいなので、頭だけ残ってれば全部再生しそうな勢いですがw

そしてここから怪獣大決戦の始まりですなw

怪獣大決戦

「ヴァルキュリアは2人といらぬ!」

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スーパーサイヤ人にはほど遠いチャチな戦闘だなあ。もっと動けよw(笑

なぜかアリシアの方がパワーが上らしく、敵を圧倒した上に旗艦の戦車を一撃で破壊して戦闘終了。まあ、こんなもんか。

次回からは戦車戦からビーム攻撃メインのタイマン勝負ですかねw

バスカッシュ! (第20話)

バスカッシュ!

第二十話「フィットイン・ブレーク」

ダンたちのビッグフットが疲労により故障し始めた。ミユキはビッグフットのさらなるパワーアップを図るため、自分一人で3台を修理することに・・・


一人で修理

「お願い!今回はアタシの好きにさせて!」

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ガンダムがマグネットコーティングしたように、ダンたちのビッグフットも改良しないとダンたちの動きに着いてこれないらしいです。そんな感じには見えなかったえけど、ミユキが言うのだから間違いないでしょう(笑

まあ、ビッグフットを改良するというより、ミユキのレベルを上げるための修行ですかね。

修行完了

「見て!アタシの自信作よ!」

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マグネットコーティングと同じく見た目は変わらないけど動きが滑らかになったそうです。

でもダンたちのビッグフットだけでナヴィガのビッグフットは直してないけどいいのか?(^ー^;A


ビッグフットを直す話のようです。ようやく次回から月に向かうようですが、この様子だと月行っておしまいですかね?(^ー^;A

獣の奏者エリン (第33話)

獣の奏者エリン

第三十三話「飛翔」

リランが飛翔できると分かったエサル先生は大喜び。しかし、リランがここから逃げてしまうのではないかと懸念し、エリンにリランの飛翔をコントロールするように命じる。

エリンは何とかリランを訓練しようとするが・・・


リランの処遇

「でも、リランが自由に飛べるようになったら、カザルムから逃げてしまわないかしら?」

「私もそれが心配で・・・」

「リランを訓練なさい。貴女の命令で飛ぶようにする訓練です」

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てっきりリランが飛んだことを責められるのかと思えば、一緒になって喜んでくれるのね、エサル先生w(^ー^;A 
王獣規範に抵触しているから怒るべきなんだろうけど、最近はエサル先生もエリンと一緒になって彼女とリランの関係がどこまで成長するか見届けようって気になってるんですかねw


それでも、エサルは万全を期してこの計画は極秘裏に、エリンとエサル、そしてトムラとヌック、モックの5人だけで奨めようと計りますが・・・

役立たずたち

「このことは世間には黙っていてください。それに他の学童にも」

「ご安心ください。僕が口が堅いですから」

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お菓子で買収されてヌックとモックはあっさりとキリクに秘密を喋ってしまいます。

このヌックとモックってキャラはオリキャラらしいけど、なんか本当に役立たずな感じが・・・(^ー^;A
出来すぎた子供たちばかりなので、マヌケな大人の象徴として出してるんでしょうかね? 彼等のマヌケさは可愛らしいってレベルじゃないんだけどねえ・・・(-"-;)

風の谷のエリン

「飛翔訓練用の服だもん」

「俺達で作ったんだ」

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ナウシカじゃん(笑 これでリランに乗るとホントにナウシカみたいになりそうね(^ー^;A

エリンも最後はナウシカのように金色の野に降り立つのかねえ。王として。


そしてエリンはリランに乗る訓練をしますが、全く巧くいきません。

飛翔しないリラン

「止まっちゃダメ。そのまま飛ぶの!羽を広げてこうして・・・違う!走るんじゃないの!」

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飛ぶことに味をしめたのかと思えば、どうやらリランは気分が乗らないと飛翔しないようですね(^ー^;A

王獣がどんな時に飛びたいと思うのか分からないけど、鳥のように恒常的に飛んでいるってわけではないのね。
しかし空を飛べる生物で、恒常的に飛ばずに地上にいる生物ってのは居るのかな?


キリクの怨念

「人と獣が馴れ合うわけがない。籠の中の鳥は結局、籠の中でしか生きられないんだ・・・」

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どうやらキリクはワジャクの元で奴隷みたいな生活をしていたようですね。そこでたった一人の妹を雇い主に殺されて、逆上してその雇い主一家を虐殺したってところでしょうか?
大公領の民に奴隷同然に使われてきたってことは、元々は真王の民でもないだろうから、大公が戦っている相手から奪った奴隷とかですかね? だとするとキリクは他の国から来た民族ですかね?


それからもエリンとリランの特訓は続きますが、一向にリランは飛ぼうとしません。
そのうち、エリンは命令ばかりしてリランの気持ちを知ろうとしていなかったことに気付きます。そこで、エリンはリランが自然に飛びたいと思うのを待つことに。

飛翔

「リラン、飛んで!」

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鳥たちが飛んで戯れている様を見たリランは飛翔意欲が湧いてきたのか、突然天に向かって吠えます。
エリンは泡って鞍を着け、リランと共に飛翔します。

なんか飛んでいる時のリランとエリンの縮尺がかなり違うような気がするけどw(^ー^;A 演出的に大きく見せてるんでしょうかねw

リランに乗って飛ぶエリンの姿を見てエサルたちは感動もひとしおといった感じですが、キリクも何やら感じるものがあった様子。
彼は王獣の毒殺を何者かから依頼されているようですが、籠の中の鳥として飼われている彼が、エリンとリランを見て自由意思を手に入れるって展開になりそうですねw

リランとエリンの関係を見せることで、キリクの心情変化を描写するのが目的のようで、内容としては前回とあまり変わりませんね。

キリクが仕切に「籠の鳥」と自分を評しているのが、今後エリンにとって吉となるのか凶となるのか。

ともあれ、次回は仇敵のイアルが出るから、イアルとの関係によってレギュラーキャラになるかどうか決まりそうですねw

Pandora Hearts (第20話)

Pandora Hearts

第二十話「うつりゆく音」

エリオットに諫められたオズは懊悩して悔しがるが、オスカー叔父さんの乱入でまたも面白いことに(笑


エリオットとギル

「24にもなって学生服だと!? 恥を知れっっっ!」

「!!」

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この一言は効いたねえ(笑 
24歳で学生のコスプレはちょっと痛いねえ。女性でもかなりキツい年齢なのに、男子はなおさらw
ってか、ギルもよく着込んだもんだねえ。・・・ってそういえばもっと痛いオスカー叔父さんとかどこ行った?

この二人がえらい仲良いと思ったら、そういえば二人ともナイトレイ姓だから義兄弟なのね(^ー^;A

ギルとエリオットは10歳近く離れてるみたいだけど、そうなるとギルがナイトレイ家に養子に入った時は既にエリオットは存在してたんだよな? なんでエリオットがいるのにわざわざギルバートとヴィンセントを養子に迎えたんだ?

ナイトレイ家というのは子供が産まれない家系とかで、そこら中から養子をもらってきているとかなのか?

エリオットとオズ

「そいつに乱暴したら、いくらおまえでも許さないぞ!そいつは俺のマスター、オズ・ベザリウスだ!」

「ベザリウス!?・・・・わ、悪い。・・・・でもオズ・ベザリウスは10年前に死んだと聞いてる。バカバカしい!おまえらの言うことなんて信じられるか!」

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ベザリウスという名を聞いた途端に驚愕するエリオット。

ナイトレイ家とベザリウス家では家格は同じでもベザリウス家の方が敬われているから、その家に対する畏敬と遠慮からの驚愕とも思ったが、ひょっとしてエリオットがエイダのこと好きということからか?

でも10年前に死んだといわれたヤツだと紹介されても本気にしないようですな(^ー^;A そりゃまあ、この場合、からかわれたと思うだろうからなあw


こうしてオズたちはオスカー叔父さんを放置してエリオットと別れてシャロンの所に戻ってきたようです。

懊悩して悔しがるオズ

「ぐぬぬ・・・・・」

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結局、エリオットが弾いていたピアノのこともロクに聞けず、エリオットと喧嘩別れみたいになり、さらにエリオットに良いように言われたことが悔しいと思いつつ、エリオットの言った自分を犠牲にすることで他の人が苦しんでいるという言葉にも考えさせられるものがあり、いろいろな意味で懊悩しているようですw

オズの行動の全面否定ですからねえ。他者を思ってのことだと信じていたけど、自分を守るための自己防衛に過ぎないとまで言われてオズはどう考えを改めるのかが見物ですなw


そしてもう一人、学園から戻ってきてふくれているアリスに、シャロンがお姉さんスキルを発動させます。

シャロンとアリス

「悩み事があるのでしたら話してみてください」

「だから悩みなど・・・」

「ねえ」

「う・・・・」

「オズさまが構ってくれない?」

「違う!最近あいつに下僕としての自覚が足りないと言ってるだけで・・・・」

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悩むオズに落ち込むギル。そしてアリスは悩んで落ち込んでいるようです。オズがエイダたちと仲良くしているのを見て何とも言えない感情を抱き始めている様子。

アリスはオズを独占したいと思ってるのに、オズは誰にでも愛想がいいのが気に入らないのでしょうけど、チェインという性質からか、身内と仲良くしていてもヤキモチ妬いてしまうのねw

この体操座りして落ち込むアリスがらぶりー☆ 今回は作画もいいし、アリスが可愛くてよいですなw


そしてこのアリスの悩みにシャロンが食いつきます。

シャロンお姉さま

「ス・テ・キ! 乙女ですわプリティですわ胸キュンですわ!その感情はジェラシーと呼ばれるものです!」

「やれやれ、お嬢様の乙女スイッチが入ってしまったか。それじゃ私はこれで・・・」

「お待ちなさい、ブレイク・・・・」

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シャロンの乙女スイッチが発動(笑 今まで会話に深く突っ込むことのなかったシャロンがいきなり会話の中心となって出張ってきましたよw

確かに今まで色恋の話ってのはなかったので、今回シャロンが凄い食いつき方をしてくるのは納得w 既に何歳か分からないオバサンとはいえ、見た目は乙女だし女性はいくつになってもこの手の話題は好きなんでしょうなあw

「試しに、私のことをお姉さまって読んでみてくださいな」

「なんでお姉さまなんだ? ふざけるな!どうしてわたしが・・・・」

「・・・・」

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「シャ、シャロンお姉さま・・・・」

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本能的に危険を察知して怯えまくるアリスに対し、シャロンビジョンではうるうるしている乙女に映るようです(笑

このシャロンビジョンの差に吹いたw 確かにこんなアリスにお姉さまとか言われるとズキュンときちゃうだろうけど、実際は怯えまくってるからな(笑

「聞きましたかブレイク!私まるで妹が出来たかのような気分ですわ」

「ハハハ、ご安心を。どこをどう見ても、若い娘にちょっかい出してるオバサンにしか見え・・・・がふっ!」

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今回はシャロンが飛ばすなあw ブレイクとシャロンんでボケと突っ込みが見られるとは思わなかったよw

しかしこのブレイクのダイイングメッセージが何て書いてあるのか分からねえ・・・(^ー^;A


今回は結構コメディパート飛ばすなあと思ったら、ここで待望?のオスカー叔父さん登場で、さらに混迷する期待が出てきました(笑

コメディパート王オスカー(笑

「誰かと思えば、女生徒の制服を盗んだ容疑で捕まっていた変質者さんじゃないですか」

「それを言うか、ザークシーズ。・・・・レディに蔑んだ目で見られるのもなかなかクセになるぞお」

「このドM」

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やはりオスカー叔父さんは違うなあ。登場と同時にボケてくれる(笑 しかも女生徒の制服を盗んだ容疑で捕まっていたとか、その場面を見せて欲しかったなあw

オスカー叔父さんはもう完全にコメディ要員だな。真面目な話に出てくるよりも、こーゆーボケた話で出てくる方が光るぜw


そしてオスカー叔父さんが持ってきたジュースで乾杯するが、それは実はお酒でした。

泥酔する連中

「こいつはアルコール入りのただのジュースだ。細かい事は気にするな。おまえも25歳だし」

「まあ、そうなんだけど・・・」

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うお、確かに未成年者いねえ(笑 未成年がお酒呑む描写ってのは煩く指摘されるみたいだけど、なるほどこれは実質的に全員未成年じゃないからセーフだなw

まあブレイクは酔ったフリしてるだけみたいだけど、ギルとシャロンとアリスは本気でダメっぽいですねえw まあアルコールは私もダメなので1杯で倒れる連中の気持ちはよく分かるw

「暑い・・・・」

https://livedoor.blogimg.jp/chihaya1023/imgs/2/4/2444f315.jpg

むう、アリスのこんなシーンが視れるとはヽ(゚∀゚)ノ 今回はヤケに作画も流れも秀逸だなあ。アリスの色気シーンなんて今まで見せたことないのに、ここに来てサービスシーンとはw なぜもっと早くこーゆーシーンをしなかったん!(マテ

「私に頼み事があるなら、跪いて乞いなさい。このブタども」

「じょ、女王様だ・・・・」

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うーむ、シャロンもすっかり女王様キャラに。女王様というかS女王様だよな(笑 ボンテージとか似合いそうな雰囲気になってきましたよ。ここはシャロンにボンテージとか着せて鞭を持たせるとか(しませんw

泣き上戸のギルとオズの決意

「ギル、大丈夫か?」

「はい、坊ちゃん」

「うわ。超懐かしい~」

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「ギル、ごめんな。俺、ずっとおまえに重い物背負わせてきちゃったんだな。これからは自分に背負えるように頑張るから。まずは知ることから始めようと思うんだ」

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ギルがか細い声で坊ちゃんって言うのは懐かしいねえ。子供の頃のギルのまんまの声なんでびっくりw この格好であんな可愛い声出されると、ギル萌えの腐女子は萌え死んでそうだな(笑

そしてオズは自分が犠牲になることで他のみんなを傷付けてきたことを素直に反省。そしてまずは知ることから始めると決意したようです。状況を、他人を、自分を、まずは知ることから始めようとするオズのアプローチは正しいですね。

知ろうとしないこと、無知のままでいることというのはある意味罪ですからね。自分を知り、他人を知り、自分を取り巻く状況を知る。まずはそこからスタートで、これを知らなきゃ何も始まりませんからな。そして知ることには終わりはないですからね。常に知ろうとする姿勢が大切です。

オズの生き方、目指す方向というのは分かり易く、それでいてしっかりしているので物語の主人公としては申し分ないですなあw

今回は完全にコメディ回でしたが、いや~、面白いw

レギュラーメンバーの意外な一面とか面白い一面を視れて実に楽しいコメディ回でした。前回のシリアス回から一転してこのコメディは良い意味で凄い肩すかしw

しかも最後にはキチンと前回の伏線をきっちり回収ともう見事という他ないですねえ。突出した面白さは無いモノの、常に平均点を軽くクリアしている作劇は驚嘆ですわw

アラド戦記 スラップアップパーティー (第21話)

アラド戦記 スラップアップパーティー

第二十一話「集結!登れ天城へ」

天城を制圧したデロス軍だが、皇帝はイルベクを不要として退ける。しかし、イルベクは皇帝を暗殺し、皇女のヒリアと結託して軍権を得ることに成功する。

一方、同じく天界を目指すバロンは、仲間に迷惑はかけれないとパーティー解散を宣言する・・・


皇帝暗殺

「儂に従えぬ者は消えるがよい!・・・・うう!イルベク、貴様・・・・」

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天城を攻略してもうイルベクは不要と判断した皇帝ですが、己の野望のためにイルベクは皇帝を殺す選択肢を選んだようです。

結果的にヒリアを殺そうとしていた皇帝を殺すことでヒリアも味方につけることが出来たので、皇帝は何者かに暗殺されたのでイルベクが代わりに軍権を握るという許可をヒリアが出すことで皇帝亡き後の軍団を率いることにしたようです。

一部の重臣以外には皇帝の死を秘匿しているようだけど、イルベクみたいな軍人が跡を継ぐというのを不満に思う勢力だっていそうですけどね。まあ、この作品はファンタジー冒険モノで国家建国の話じゃないのでそこらへんの設定は当然のようにテキトーだから深く考えちゃダメなんでしょうw

とりあえずイルベクが軍権を握り、バロンたちは撤退ということで一段落するようです。

パーティー解散宣言

「ここからはみんな別れた方がよさそうだな。へっぽこガンナーに、バカ力しかない女格闘マニア。役立たずのメイジ、変態のおっさん。正直、弱っちいおまらのお守りは飽きちまった。おまらも捕まらないように散ったほうがいいぜ」

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皇帝が暗殺されて統制が乱れた隙に逃げてきたバロンたち。しかし、何としても天界に行って「ベヒーモスの涙」を手に入れたいバロンに対し、既に天城をデロス軍が抑え、今まさに天界と戦争を起こそうとしている所に飛び込むのは無謀だと皆は言い始めます。
そこでバロンはパーティーの解散を宣言。故意に仲間たちの悪口を言って自分一人で天界に行くと言って去ってしまいます。

バロンの目的は自分にかけられたカザンの呪いを解くこと。パーティーの連中もそれが分かっているのに、天界に行くのを諦めろというのはちょっと冷たいねえ。
まあ、天界との戦争がそのようなものになるか、天城の内部構造がどうなっているのか分からないので何とも言えないが、バロンの想いを一番知っているはずの連中が口を揃えて行くのをイヤって言っちゃあバロンもさすがに嫌気がさすわな。別れる間際に残した故意に嫌われるためのセリフは、意外と冷たいこの連中への当てつけだったのかもしれませんなあ。


リーダーのバロンが解散を宣言したことで、残りのみんなもバラバラになってしまいます。
しかし、それぞれ別の道を歩き始めた4人ですが、すぐにバロンとの旅の想い出を思い出して進む足が緩んできました。

再びパーティー

「バロン殿、登るのなら地図が必要であろう?」

「おっさん!」

「パーティーでしょ!私たち!」

「イクシア・・・」

「パーティー組むなら格闘家もいたら便利なんじゃない?」

「リュンメイ!」

「・・・みんな何してるの?あ、さては有能なガンナーである僕を待ってたな!」

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結局、みんなバロンの元に戻ってきてパーティー再結成。まあ、ガチな王道展開というか当然の展開なんだけどね。やっぱりパーティーには解散の危機があって、再び一緒にパーティーを組むってイベントは大事だからね。5分くらいでそのイベントをやっつけちゃうのがこの作品のテキトー過ぎる所だけどさ(笑

パーティーコール!

「ウィアー パーティー!」

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いきなりデロス帝国軍と町中で交戦になり、あっさりと5人で100名近い兵士をなぎ倒して行くバロンたち。

いくら鬼手軍団がいないからって、騎士相手にあっさり100人倒しってw バロンたちってそんなに強かったっけか?(^ー^;A まあ、ここであっさりやられるワケにはいかないけどねえ。もうちょっと演出でどーにかならんかったかw

帝国軍を率いるイルベク

「我々は皇帝の意思を継ぐ!皇帝は天城をデロス帝国にもたらした。次は我々の力で天城を守るのだ!これより展開に侵攻する!」

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皇帝が死んだことを秘しておくとか言ってたのに、さっそく死んだことは喋っちゃってるみたいですね(^ー^;A 皇帝が暗殺されたとなれば、兵の士気は陥ちるし動揺もするだろうに、この兵たちはなぜかそんなこと知ったこっちゃねえって感じw

イルベクの率いてきた鬼手軍団はイルベクの子飼いだから分かるけど、その他の兵もあっさり従っちゃってるのはねえ。
まあ、所詮はアラドクオリティw

いよいよ舞台は天界ですかね。なんかファンタジーRPG風味になってきましたねえ(ぇ

ステラの介護人のくせにイルベクとバロンに重要情報をダラダラ流し続けるハイネがラスボスっぽいですが、ボスと思わせておいて恐ろしい小物だったりすることがあるからなあ。
って、ボスと呼べるほどの大物っていままで一度もいなかったかw

東京マグニチュード8.0 (第6話)

東京マグニチュード8.0

第六話「見捨てる、選択」

心労が重なって真理が倒れてしまい、未来と悠貴は動揺する・・・



倒れる真理さん

「あの、真理さん。何か私たちに出来ることがあったら・・・」

「うん、ありがと・・・・ヒナ」

「真理さん、どうしたの!?」

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真理の実家のある三軒茶屋付近が火事ということで、初めて真理に動揺が見えます。さらに、夏とはいえ朝は冷えるのか、毛布を悠貴たちに貸していたので寝冷えして風邪を引いたようです。
身体の調子の悪さと実家近くの火事とで肉体と精神にダメージを受けてさすがの真理もダウンしてしまいます。

3人は真理の会社の建物に入って行くのだが、崩れかけた建物になんて入るものですかね? まだ余震も収まってないみたいだし、建物に中にいると凄く危険な気がするんだけどw

会社の中ならば勝手が分かるし、知り合いもいるかもという気持ちは分かるけども、崩れかけた様子なんか見てると怖くて入れそうにないけど(^ー^;A


そして真理が倒れた直後、部屋に一人の女の子が入って来ます。

同僚と再会

「だめえ!!」

「うぎゃあああああ!!!」

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彼女は真理さんの同僚のアヤちゃん。なぜか家にも戻らず、会社でみなの帰りを待っているそうです。

こんな地震が起こればまず自分の家が心配になりそうなものだけど、なんでこの子は会社に留まってるんでしょう?(^ー^;A しかも崩れそうなビルの中なのにw

女性の場合、一人暮らしで身寄りがないと、ヘタに動くよりも会社にいた方が安全なのでしょうかね? 私が会社で地震に会ったとしても、食料とかまるでないので速攻で逃げますけどねえw 


「アヤちゃん・・・」

「よかった。本当に心配したんですよ」

「あの子たちは?」

「ちょっと出かけてくるって外行っちゃいましたけど?」

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この非常時に子供だけで外に行かせるのはどうかと思うけど、このアヤちゃんって子は未来と悠貴のことはあまり気にならないようですねえ。

まあ、このアヤちゃんの方が普通なのかもしれませんけどね。こんな状況で他人を助けてる余裕なんてないだろうから、面倒な子供と一緒にいるよりは同僚と一緒に居たいって思うのかもしれません。

しかし、真理はやはり2人のことが心配なようです。

「何でもかんでも背負い込んじゃだめですよ!あの子たちの面倒は私が見ますから、早く帰ってあげてください」

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アヤは2人の世話は自分が見るから、真理の子供のヒナの元に早く行ってあげてと迫ります。さらにその直後に三軒茶屋の火事のニュースが流れ、真理の心は揺れます。

ここまで言われれば、真理は自分の娘が心配で実家に行きそうですけどねえ。それでも2人をここで見捨てて去ることはできないようです。
アヤが替わりに面倒を見ると言っても、彼女の態度からあまりアテにはならないのは分かるのだけど、それで2人とここで別れることはできないと真理が決意した理由が今回のテーマなんだけど、それがどうもイマイチ見えないなあ。

自分のダンナの過去を思い出したり娘の夢をみたりして、娘の所に行ってもおかしくない描写はあったんだけどねえ。

未来と悠貴の気遣い

「真理さん、これがあればすぐに帰れるよ」

「ありがとう。ごめんね、心配かけて。でも、返しにいこう。だってバイクじゃ3人一緒に帰れないでしょ」

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てっきり真理に一人で行かせようと自分たちだけで家に帰っていたと思ってたんですが、真理のためにわざわざバイクを借りてきてくれていたようです。
今までの二人からは考えられない気遣いですけど、やはり真理と一緒にこの過酷な旅を続けるうちに、頼ってばかりじゃダメだということに気付いたんでしょうか。

真理のことを気遣ってくれる二入を見て、真理はこの子たちを最後まで面倒見ようと決意したって方がまだ流れが自然っぽいけど、作劇上はこの前の段階で既に真理は決意してるんですよねえ。そこがどうにも今回は理解できないですわ。( ´・ω・`)


今回は初めて真理にスポットが当てられたけど、自分の子供を選ぶか未来と悠貴を選ぶかって直接的な選択を迫られたわけではないのでちょっと微妙でしたね。

表題の過酷さからもっと切羽詰まった悲愴な状況を想像していたので、何か拍子抜けな感じでした。それに真理が2人の面倒を見ると決意した経緯もよく見えなかったしなあ。

でもまあ、これで3人が一体化して改めて旅が始まるって感じですかね(^ー^;A

シャングリ・ラ (第21話)

シャングリ・ラ

第二十一話「聖地消失」

暴走したメデューサを止めるため、國子はカリンを秋葉の爺さんたちの所に連れて行く・・・


メデューサ退治

「メデューサの本体はどこにあるの?」

「マーシャル諸島だよ。無理だよ。国連のタイタンだって辿り着けなかったんだから。台風を作って防御してるのよ」

「空からが無理なら、もっと上からよ!」

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メデューサを退治するために、人工衛星を落とすことに。

このメデューサってのは何なんでしょうね? カリンが作ったのは分かるけど、炭素指数を上げたり下げたりできる上に、コンピューターハッキングとか気象操作までできるようなんだけど(^ー^;A

まあ、キャラクターが何をしているのかさっぱり分からないのがこの作品のスタンスだからなあ。 何をしているのか分からないから緊張感も高揚感もなく、ただ漠然と視聴しているだけ。

世界観があやふやな上に科学と宗教をごちゃまぜにして、さらにそれらを説明してないのが根本的に問題なんだよねえ。

もはや何をしてるのか分からないけど、メデューサが世界の軍事コンピューターを乗っ取って核を撃つそうです。本来ならもっと緊張感と緊迫感がある展開なんだけど、完全に視聴者置いてけぼりの展開なので全く興味が湧きませんね(-"-;)

うみものがたり~あなたがいてくれたコト~

うみものがたり~あなたがいてくれたコト~

第九話「愛する心」

巫女に変身できなくなったマリンは、邪悪な心を持っていても変身できる夏音の元に。

一方、夏音はマリンとの関係から他者との距離を計ってきた人間関係を見つめ直す・・・


夏音の元に

「闇の心を持っていながら巫女になれるお主の力が必要じゃ。力を合わせ、揃って巫女となれるよう努力するのだ」

「・・・・分かった。一緒に考えよう」

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ウリンがセドナに唆されたのは夏音の所為だと責任転嫁していたのに、自分が巫女になれないと分かるとさっそく夏音を頼るマリン。なんかマリンって天然だと思ってたんだが、かなり打算的というか功利的な子な感じがするなあ。
ウリンが攫われて動転しているのは分かるけど、そーゆー時こそ人間の本性が分かるからねえ。
嫌いな人でも必要と分かれば割り切って付き合えるって感じで、天然の裏に隠された打算的な面が見え隠れしてどうも好きになれないなあ。

夏音はまあ、闇の心を持ってるとか無茶苦茶言われながらも結局、面倒見がいいのか面倒を見ちゃうし、前半ネクラキャラだったのが後半には癒しキャラになってるからなあ。キャラが豹変したんじゃなく、他のキャラがレベル下がってネクラが癒しになっちゃっただけなのが残念なんだけどねえ(-"-;)

気持ちを落ち着かせる

「これは立木のポーズ。集中力を高めて気力を充実させるんだよ」

「そ、そう言われても」

「・・・・ホント、人の事になると一生懸命になるんだから」

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なぜマリンが変身できなくなったかと考えた二人は、島唄が聞こえたら変身できたことを踏まえて気持ちを落ち着かせればよいのではと結論づけ、鈴木の元にヨガを習いにいきます。

ヨガでやる気を出そうとか考えるのは何か短絡的だけど、ヨガって意外と効くんですよね。呼吸と筋肉の動きで気力を充足させるってのは、中国武術で言う内功と同じ効果でしょうからねえw


大島との三角関係

「わたし、ちゃんと告白することにしたから。あんたも中途半端な態度は辞めて、堂々と向かってきなさいよ!邪悪オーラ全開でアタックして、全力で玉砕すればいいのよ!」

「どうしてあんな酷いこと言うの?」

「大島は本当に、小島の事が好きなんだよ」

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海辺で大島と出会った夏音は、改めて宣戦布告されます。

小島のことをずっと好きな彼女にとって、態度を有耶無耶にして回答を先送りしている夏音の態度は本当に腹立たしいのでしょうねえ。
夏音も小島のこと好きなのに、自分に自身が持てなくて結局自分からフっておいて、でもまだ未練があるという女々しさが、彼女の暗さの根幹にあるんだよねえ。

一方のマリンも自分が夏音に酷いことを言ったことを思いだし、二人は海辺で凹みまくります。

そして二人は気持ちを落ち着かせるために一時的に別行動を採ります。

小島と出会うマリン

「俺は宮守のこと何も分かってないかもしれない。初めて出会ったのは、この島に引っ越してきたばっかの時だよ・・・」

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マリンと出会った小島は、夏音と初めて出会った時のこと、それから高校生活を送る中で気になり初めてきたことを語り始めます。

夏音はかなり偏屈な子だったみたいですねえ。邪悪なオーラというよりも、他人を近づけないATフィールド全開にして生活していたような感じですね。
その嚆矢となったのはやはり子供時代に邪悪なオーラとからかわれたことにあるようだけど、不思議なことに直接的なイジメとかには合ってなく、自分から徹底的に他人を拒絶する生活をずっと続けていたようなんだけど、その割りには性格に破綻が見られないのよねえ。
夏音のような生活を幼い頃から続けていると、性質の根本的な所で歪みが生じるような気がするんだけどねえ。

そして一方の夏音は、雨に打たれながら色褪せない熱い想いを体中で伝えたいって感じで海を眺めていました(笑

夏音の真意

「いつの間にか小島の前では油断するようになってたんだ。マリンの時もそうだ・・・でも、好きになればなるほど怖くなって・・・」

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好きになればなるほど怖くなっていくという夏音の悩みは繊細な性格ゆえに感じる弱さともいうべきでしょうか。まあ、恋をすれば誰もが感じるのかもしれませんが、愛しいと思いつつも一線を引こうとしたことで不和が生じて歪みが出てきたようですが、この中途半端な態度こそ鈴木が最も忌むものなんでしょうねえw


そして夏音は、マリンと一緒にいた小島を発見。小島は改めて自分の想いを伝えようとしますが、その前にセドナの部下がいきなり現れて小島を捕まえてしまいます。

囚われの小島

「そんな!なんでよ!」

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「力が戻ってきた・・・これでみんなを守れるよ、夏音ちゃん!」

「私もう迷わないから。マリン、二人で力を合わせよう!」

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セドナというよりも、セドナと一体化したウリンの想いから生まれた部下のようで、ウリンの最も大事なマリンを奪った夏音に仕返しするため、夏音の最も大切なものを殺してやろうということのようです。

暗い話になってきたなあ(-"-;) 二人が悩んでいる時も悩みを吹っ切る時もどうも明るい感じがしないw
この絵柄でダークで鬱々とした物語ってのがどうもアンバランスな気がw

相変わらず暗い物語で視聴すると気分が凹んできそうですよ(^ー^;A まあ、疲れて帰ってくる社会人には合いそうにないなあ(-"-;)

もうちょっと明るいストーリーを期待してたのにねえ。まあ、最後はハッピーエンドになるんだろうけど、そこに至るまでがキツそうですw

宙のまにまに (第8話)

宙のまにまに

第八話「イルミネイトグラウンド」

文化祭で天文部の作ったプラネタリウムは大盛況。そんな天文部に、他校から思わぬ誘いが・・・



大盛況

「それでは、間もなく始めまーす。上映は、今日の星空」

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文化祭が始まって、最初はなかなかお客が来なかったものの、暫くすると見学者が一杯来ました。

こんなに天文部に見学者が来るのかとちょっと疑問ですが、まあそこは主役だからしょうがないんでしょうけど、もうちょっと見学者が続出するような流れになる演出が欲しかったですねえ。
朔とプラネタリウムのお姉さんのベタな芝居だけで見学者が一斉に集まって来るってのはちょっと強引なw


二人でプラネタリウム

「朔ちゃん、ありがとね。廃部にならなかったのも、夏合宿でフーミンと一緒に星が見られたのも、みんな朔ちゃんのおかげだよ・・・でもよかった。困らせなくてよかった」

(・・・そんなんじゃ、ないんだって)

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文化祭も終わりに近づき、最後の子供客二人と一緒にプラネタリウムを見る朔と美星。結局、この二人ずっとプラネタリウムにいたんだろうか? クラスの出し物に奔走している姫の立場がw

美星が朔に感謝しているけど、何か的はずれな感じがするんだよなあ。あれだけ痛いことされてもめげずに美星に付き合う朔には確かに感謝すべきなんだろうけど、感謝する前に謝ることが一杯あるような・・・(^ー^;A

今回のフーミン

「ちょっと、天文部!何なの外のこの荷物!」

「バザーで凄く安かったんだよ!」

「そんなこと言ってるんじゃありません!」

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うーん、今回はフーミンの出番が少なくて士気落ち~。このまま美星の痛いのを叱りに来る役だけになっちゃうのかなあ。フーミンでないと視聴意欲が湧かないお( ´・ω・`)


お月見

「小夜の手料理はお父さんが全部食べちゃうもんねー!」

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小夜先輩の家にお月見に行くことに。そこに出てきたのは小夜のお父さんの住職さん。これがまた美星をでかくしたようなウザさ・・・(-"-;)

もうこの手の痛いキャラはいいですよ。美星だけで十分ですw


「まだ夏の星座も見えるけど、いつの間にか空気感が違うねえ」

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せっかくの浴衣なのに・・・フーミンがいない。・゚・(ノд`)・゚・。 (しつこいw

この月はリアルだなあ。写真を合成してんのかな? こんなに大きく月を見たことはないけど、こんな風に見えるんですかねえw


他校からのビデオレター

「こんにちは。野木城高校天文部部長の近江ともうします。実は先日、貴校の文化祭にて天文部の活動を拝見しました。つきましては、県内高校天文ネットワーク秋期観測会への参加を検討していただきたく存じます」

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文化祭での活躍を見た他校からビデオレターが届き、交流会に誘われたようです。

新キャラ登場。このまま次回からは他校との交流会とかになるんでしょうか? ますますフーミンの出番が無くなりそうだなあ。
代わりにこの近江さんが活躍してくれるのでしょうかね? キャラ的にはフーミンとかぶってそうなんだがw

文化祭も終わってこのあとは何のイベントするかと思えば、どうやら他校との交流会があるようですね。星オタが一杯出るようですが、フーミンがますます出番が少なくなりそうでかなり士気落ちですなあw

次回の新キャラ近江さんに期待w

狼と香辛料Ⅱ (第8話)

狼と香辛料Ⅱ

第八話「狼と蠱惑的な旅人」

レノス街が不穏な空気にあるのは、北へ遠征がなくなったために毛皮の売買に関して有力者会議でもめているとのことだった。

毛皮の買い付けができない商人たちが足止めされていると知ったロレンスは、一儲けしようと企むが・・・


鬼の居ぬ間にナンパ

「街の入り口に商人風の男たちがたむろしてましたよね?」

「ああ、半分くらいは遠くの国から毛皮を買い付けにきた人。もう半分は毛皮を加工するのに必要なものを商っている人たち。で、なんであんな所にいるかというとね、いま、街の偉い人が毛皮を売るか売らないか議論しているんですよ」

「毛皮を売るのを迷うそもそもの理由は?」

「北の大遠征が中止になったからって聞いてるけど・・・・」

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ホロが酒に酔って部屋でダウンしている間、ロレンスはつまみを買いがてら近所の酒場にやってきました。閑古鳥が鳴いている人気のない酒場ながら、給仕のお姉ちゃんは美人で愛想がよく、さらに話を続けているといろいろ街の内情に詳しい様子。

どうやら北の遠征がなくなり、貴族や騎士がこの街に来ないことになったので、毛皮を高く売ることができず、商人たちに安く売るべきかどうかを迷っているようですね。
しかし、このお嬢さんの話によれば、どうやら街の方針は最終的には商人たちには売らないことになるようです。

とはいえ、この街の特産物である毛皮を全く売らないとなると、この街に落ちる金もないわけで、そこがどうなるかってのが今回の物語の鍵ですかね?
レノスの街は高く売りたい。しかし商人たちは安く買いたいということで、その駆け引きがあるのかと思ってましたが、どうやらロレンスはもっと大きな組織的なものがからんでいると推測したようです。

しかしこの給仕さん、何かコードギアスに出てきそうなキャラデザっぽいけどw 名前はカレンとかでしょうか?(笑

ホロとロレンス

「わっちはこの匂いもきっと、ずっと忘れぬ」

「・・俺もだ」

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ロレンスが酒場で買ってきたつまみが何の肉か当てたら夕食は好きな者をご馳走してやるとの提案に、ホロは早速匂いを嗅ぎます。ロレンスは分かるはずないと踏んでいたようですが、ホロはこの臭いの懐かしさに昔のことを少し思い出したようです。

想い出を忘れないではなく、臭いを忘れないというのはホロらしいですねえ。これから数百年後、ホロとロレンスの子孫が出会って同じようなセリフを言ったりすると時代の流れを感じるのですが、そこまで壮大な物語ではないかw


宿屋のオヤジ

「50人会議を待っていては春になってしまうかもしれない」

「そんなに長引きそうですか?」

「・・・人の人生にすら趨勢がある。ならばその集まりである街に趨勢があって当然である」

「運命に逆らうのが人の常だと思います。過ちを犯しては償いを求める人間のように」

「・・・・ふ、反論は難しいようだ。この宿は三度目だな。名前は?」

「クラフト・ロレンスです」

「ハロルド・エクルンドだ」

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街の機運は今下がっているが、それに逆らうのが人間だということでしょうか。街の機運とも言うべき流れの衰えを見抜き、そこに人生を当てはめるのは老人らしい叡智ですが、それをものともせぬ気迫を魅せるのが若者らしい力強さと言ったところでしょうかw

どうやらロレンスはこの宿屋のハロルド親父さんに気に入られたようですが、その様子を見て声を掛けて来た者がいました。

謎の商人

「俺は五度目の時だった。俺より早く口を利くのか、ハロルドさん」

「おまえこそ口を利くとは珍しい」

「あんた、少し話さないか? リゴロに用があるんだろ?」

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いきなり二人の間に割ってきたのは、何度か会っている同じ宿屋の客。

今回はこの謎の商人が道化となって物語を引っ張っていってくれそうですね。果たしてロレンスの相性は吉か凶かと楽しみでしたが、どうやら女だったようで、こうなると恐らく凶でしょうかw(笑

「女の商人は珍しいですからね。声をかけてくればいつも以上に警戒します」

「ここ数年は見抜かれたこともなかったんだが・・・」

「連れが動物なみにカンが働きましてね」

「俺はフルール・ボラン。だがフルールなんてしまらないからな。商売上はエーブ・ボランだ」

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「隠せれば隠すつもりだったが、俺も元来無口なタチじゃなくてね。どちらかと言えばお喋りだ。愛想も悪くないと自負している」

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いきなり最初は腹のさぐり合い。どうやらエーブはここの宿屋の親父が信頼した男という点と、金で繋がったわけではない女連れの商人という点でロレンスに目を着けたようです。

一方のロレンスは警戒していたものの、相手がざっくばらんに話しかけてくる上に自分を買ってくれており、さらにこの街の年代記作家のリゴロとツテがあると聞いて次第に警戒を緩めていきます。

なんとも饒舌な女商人で、自分から言ってるように確かにお喋りですねw いつも男装していて気を抜いて離せないのか、自分の正体を知っている者に対してはかなり饒舌になるようですね。

しかし雄弁に近づいて来る者は、寡黙に座る者よりも怪しいですからねえ。雄弁は銀、沈黙は金と言いますが、まあ商人にはそれは当てはまらないのかもしれませんが、この雄弁さは彼女の性質の良質さというよりも、相手を安心させようとする詐術のような感じがしますね。
話す時にさりげなくボディタッチをしてきたりして、キャバクラ嬢のようなさりげない仕草が何とも怪しいと見ましたゾヽ(☆Д☆)ノ

「リゴロとは付き合って結構な時間になる。商人ロレンス、あんたがどれだけの傑物か分からないが、十把一絡げの有象無象とはちょっと違うらしい」

「一つお聞きしてもいいですか? 紹介料はいかほどで?」

「金も物もいらない。ただ、俺と雑談してはくれまいか? 奇妙に思われるかもしれないが、女ということを隠さずに話せる相手、特に商人というのはリマー金貨よりも価値が高い」

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街の書記官であるリゴロとの接触をロハでやってくれるというエーブ。50人会議の趨勢を知っているリゴロに会うのは全ての商人が欲すること。目的が違うとはいえ、それをタダで紹介してやるというエーブの申し出は怪しい臭いがぷんぷんしますなあw

しかし、怪しいと分かっていてもロレンスの商人の血が騒ぐのでしょうなあw さあ、次回はどんな窮地に立たされるのか(既に決定?

新章突入で今回もまた怪しげな商売に身を投げ出しそうですねえ。こんな好条件の申し出にノコノコと乗ってしまう商人はそうそういないのでしょうけど、ノコノコ乗ってしまうのがロレンスの偉いところであり、商人に向いてない所でもありますなw

ロレンスは商人ってよりも博打打ちだからなあ。ハイリスクハイリターンの仕事しかしないもんね(^ー^;A まあ、旅の商人といえばそんなもんなのかもしれませんがw

残りが4話ほどだから、今回のはちょっと長いエピソードになりそうですね

化物語 (第7話)

化物語

第七話「するがモンキー 其ノ貮」

踏切で襲われて殺されそうになった阿良々木は、翌日、さっそく神原の元に赴く。すると、神原は自分の秘密を明らかにする・・・


戦場ヶ原の助け?

「車にでも轢かれたのかしら?あっちで阿良々木君が大事にしている自転車らしきものが大破していたというか電柱に突き刺さっていたというか」

「僕が一人で転んだだけだよ」

「あらそう。その程度の怪我で済むなんて感心するわ。えっと救急車はいらないんだっけ?」

「ああ、暫く休んでいればすぐに動けるようになるさ」

「そう。じゃあそんな阿良々木くんに大サービス」

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うーむ、この戦場ヶ原のサービスは何のつもりなんだろう?(^ー^;A 動けない阿良々木に自分のパンツを見せ続けるなど、これは男にはある意味で拷問のようなイタズラなんだがw いや動ければラッキーだけど、この状況でこれを見せられたら男の本能としてどうよ?(^ー^;A

やはりこれは戦場ヶ原特有というか一流のイジメなんだろうかw


そして、そんなこんなで翌日、阿良々木は神原の家に。

犯人と被害者

「やっぱり、おまえだったのか」

「やっぱり、などと歯がゆい言い方をするのだな、阿良々木先輩は。完全に見抜いていたのだろう? そうでなければ、私を訪ねてくるはずないからな」

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あの惨状の中の一瞬で、やはり阿良々木は犯人が神原だと見抜いたようです。そして意外にも、神原はあっさり認めてしまいました。

ほとんど死んでもいいほどのダメージを与えた相手と、殺そうとした相手とそれぞれ膝を詰めてする話ではないのだが、やはりお互いに異常な存在だということを認識した上でなんだろうか?(^ー^;A

阿良々木はともかく、神原は阿良々木に対して表面上は尊敬と礼節を持って接しているが、それは真心から出た好意なのか、それとも彼女流の皮肉に過ぎないのか。

猿の手

「正直言って、あまり人に見られたくないものなのだ。一応女の子だしな」

「・・・・猿の手、みたいだな」

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劇中でも言ってる「猿の手」というアイテムは、映画や漫画で願いを叶えてくれるアイテムとして見たような気がするが、そのネタがウィリアムWジェイコブズの短編小説だったとは知らなかったなあ。
持ち主の願い事を意に添わぬ形で叶えるということまでは知らなかったが、wikiに載ってたあらすじを見るとそんな感じですなw
猿の手
とある老夫婦が3つの願いが叶う「猿の手」を入手した。老夫婦は早速、家のローンの残り200ポンドが欲しいとお願いすると、工場で働いている息子が死んだと知らせがあり、工場から手当として200ポンドが送られてきた。
悲しんだ老夫婦は今度は息子を生き返らせて欲しいと頼むと、その夜、何者かが家のドアをノックしてきた。
しかし、不吉な予感を感じた老夫婦は最後の願いで2つ目の願いをキャンセルしてしまい、結局、老夫婦の元には200ポンドしか残らなかった。

なんともグリム童話みたいに救いようのない話ですわ(^ー^;A

カミングアウト

「いよいよ本題に入らせてもらう。私はレズなのだ」

「・・・・」

「阿良々木先輩は男なので今の言い方は露骨だったかな。言い直そう、私は百合・・・」

「一緒だそんなもん!」

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いきなりのカミングアウト。まず怪異の話をしてから、このレズカミングアウトの流れは何w(笑 神原にとっては腕が猿になるよりもレズだとカミングアウトする方が重大な問題なのか。いや、まあ確かに重大だけどさ(^ー^;A

この駿河のレズ設定は物語に絡む重要な設定なのかね?(^ー^;A
戦場ヶ原のことをかなり気に入って崇拝しているようだけど、その崇拝と畏敬はレズとはまた違う所にあるような気がするのだが、その戦場ヶ原と付き合っているからこそ、阿良々木に対してもあれだけ畏敬を持って接しているんでしょうな。
つまりは神原は阿良々木の先に戦場ヶ原を見ているはずで、阿良々木自身はその媒介に過ぎず、かといってその媒介がなければ接点を失ってしまうということで、阿良々木との関係を深くしたいということでしょうか?

しかしこの赤塚不二夫ばりの阿良々木は・・・w

戦場ヶ原の代わり

「もしも阿良々木先輩が戦場ヶ原先輩の身体が目当てなら、私が代われると思うのだ。私はそこそこ可愛いと思うのだ。髪の毛を伸ばせばもう少し女の子らしくなると思うし、肌つやも綺麗に保っている。ウェストのあたりなんて程良くくびれていい体をしているのだ」

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戦場ヶ原が好きな余り、身体目的で戦場ヶ原と付き合っているのならば代わってやると言い出す神原。

この飛躍した思考とそれに対する意外な代替案の提示は今までにない凄みというか面白みがあるなw やはりこの常軌を逸しながらもどこかエロチックな展開がこの作品の魅力なんだろうなw

神原のこの提案は男子の劣情を掻き立ててくれるw なんつーか、こんな提案は尋常じゃない上にこんなこと提案してくる女は異常なんだが、そこを完全否定できないどころか妥協して受け入れてしまう男子の性の緩さというか醜さを的確に突いてくるw

「私がスパッツの下にパンツを履いているかどうか、という話だったか?」

「・・・は、履いてないんですか!?神原さん!? じゃあそのスパッツの下は・・・」

「例えそうだとしても、驚くほどのことではないだろう」

「常にパンツ見せびらかしながら生活しているようなもんじゃないか、それ!」

「まあ、そのあたりはスポーツ少女からの小粋な贈り物といったところか」

「違う!露出狂の変態行為だ!履いているのか、履いていないのか、ちゃんと明言するんだ!僕の後輩がスポーツ少女か露出狂かの分水嶺だ!」

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またこんな会話がよく続けられると感心するw 戦場ヶ原の代わりに抱けるかという話しから、神原がスパッツの下にパンツを履いているかどうかなどという話に脈絡もなく繋がっているのに、会話の流れが自然になってるからなあ。
しかも、こんな会話でBパートのほとんどが締められているしw

しかし実際、女子高生はスパッツの下にはパンツを履くのだろうか? やはりそこはちゃんと明言して欲しいものですな(しなくていいですw

忍野の元に

「阿良々木君、お嬢ちゃん。最初に勘違いを正しておいてあげよう。お嬢ちゃんの左手、猿の手じゃないよ。猿の手が持ち主と一体化しちゃうなんて例、僕は寡聞にして聞いたことがない。・・・さしずめレイニーデビルかな。その中で、猿の腕を持つ雨合羽の悪魔となれば、必然、数も限られてくる」

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神原の手を見た忍野は、それが猿の腕ではないと看破。その腕は悪魔の腕で、願いを叶えてくれるのは魂と引き替えにしているから当然とのこと。この事実に、流石の神原もびびったようです。

駿河モンキーなどという表題から猿かと思ったら、それは低位ながら悪魔のようですね。感じとして悪魔の方が妖怪よりもタチが悪そうなんだが、神原の腕に宿っている悪魔の正体とは何なんでしょうねえ。猿の腕を持つ雨合羽の悪魔なんてのは寡聞にして聞いたことがないがw

怪異ではなく悪魔というところで、今までのような生やさしい展開にはなりそうにないのですが、一体どういう悪魔払いをするのでしょうかね。

まあそれよりも駿河のキャラがレズでBL好きというのにも驚きでしたがw スポーツ少女と思わせつつ、その内面でこんな隠し球をもっているトコが何かラノベだなあw まあ、そういうのが好きだからラノベ読むんだけどさ(笑

神原も戦場ヶ原も性格的には全く好みじゃないのだが、どこか惹かれるものがあるのは、その異常さに戸惑うよりも尋常ではない所に魅力を感じるためかねw

蒼天航路 (第21話)

蒼天航路

第二十一話「純粋戦士」

曹操と呂布の戦いが始まった。陳宮は呂布軍を完璧な布陣に構築するが、内部から裏切り者が出てしまう・・・


こん刑

「頭髪を剃り、投獄ですと?ああ、殿がこれほど妥当な裁きをするようになられたとは」

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曹操軍を率いて呂布攻めに来ていた劉備ですが、すっかり代わってしまった呂布の前に降伏。首を刎ねられるか、それとも昔の義気を思って釈放されるかとドキドキの劉備に対し、呂布はコン刑という頭を剃って投獄する刑に処しました。

髪を剃るってのは昔の中国では確か結構な屈辱だったはずですね。確か基本的に自分の肉体を傷付けるのを嫌っていたから、髪を剃るってのは今考える異常に屈辱な刑だったはずです。

徐州攻め

「我が兵力の全貌を隠しつつ、戦力の精強さのみを見せつける必要があります。つまり、我が軍が見据えるのは呂布との戦いに非ず、袁紹との決戦にあり。この戦いは天下の諸侯に兵力を推量させず、しかも彼等が袁紹になびくことを牽制するものであらねばなりません!」

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曹操の徐州攻めは、かつて大虐殺した民たちの怨念を前に、呂布だけではなく天下を伺っている袁紹と、どちらに着こうか去就を迷っている諸侯たちに曹操軍の強さを見せるという多くの意味を持った戦です。

乱世とは諸侯の勢力が拮抗している状態。一度敗北すればこぞって諸侯が狙ってくるという危うい状況です。この状況にあって曹操は領土を失いながらも、兵だけは常に精強になるよう訓練してきたため、諸侯は未だ手を出せないでいるのですが、ここで呂布に大敗すればこぞって曹操を敵に回すことでしょう。
逆に曹操が勝ったとしても、この徐州を治めるのは至難であり、さらに曹操は呂布を配下に加えたいと言っているので、軍師の荀彧と郭嘉は頭をひねっているのですねえ。

しかし原作ではここで郭嘉が呂布をつなぎ止める秘策として劉備を使うという見識を見せ、彼の人の見抜く目と人材登用の卓抜さを伺わせるのですが、そこはバッサリカットですな(-"-;)


一方の下邳城の呂布。軍師・陳宮が曹操を迎え撃つ策を呂布に披露します。

陳宮の策

「張遼軍を右翼、高順軍を左翼にそれぞれ1万の兵で布陣しました。許都の防備の必要性、兵糧の量、遠征の距離、冬の訪れまであと三ヶ月ということを鑑みれば、曹操は短期決戦を目論んでおりましょう。望むらくは此度の作戦の全てを陳宮に一任いただき、その作戦を極秘のうちに進めさせていただきとうございます」

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この図には北から進む夏侯惇軍3千と南から進む楽進軍2千、下邳城の呂布軍4万という数が抜けていますね。

曹操軍の主力が5万だから、曹操軍5万5千と呂布軍6万という数になりますね。呂布の元には董卓軍の残党とかが集まってきているようなので、このくらいの数は実際ひねり出せるのかもしれませんが、たぶん精鋭の騎馬軍以外はあまり役立ちそうにないですね(^ー^;A

一方の曹操はこれに加えて青州兵5万を呼び寄せてますから、実質的に10万以上の兵を率いて来ていることになります。収穫量を基準に軍を起こすと前々回くらいに言ってたけど、もうそんなに兵糧が貯まったのか微妙なところw

実際にこの数で野戦をしたら、陳宮の策と布陣はほぼ完璧な上に呂布、張遼、高順という戦闘系の武将が揃っているから、数の劣勢は簡単に押さえれそうですね。


そして陳宮は呂布軍の軍師として策戦を一任されます。しかし、いよいよ曹操が迫ってきて戦を始めようとした時、思わぬ事態が発生します。

陳珪、陳登親子の裏切り

「おお、これは陳宮どの。丁度良い。今、曹操との戦のことで献策中であった」

(この親子、曹操と内通しておったのではないか!?)

「殿、今一度この徐州の民の心をお考えくだされ。すなわち、民と共に籠城して頂きとうございます」

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この陳珪、陳登親子は元々徐州太守の陶謙に仕え、その後劉備に徐州が渡ると劉備に仕えるということをしていたのですが、なぜか呂布だけは気に入らなかったようで、呂布に徐州が奪われると速攻で曹操に徐州攻略を奨めます。

陶謙にも劉備にも誠実に仕えたのになぜ呂布をこれほど嫌ったのか不明ですが、きっと民への思いやりの少ない政治しか知らない呂布では仕えようがなかったのでしょうね。陳珪、陳登はこの土地の名士だったようで、その政治手腕も相当なものだったようで民の人気は絶大だったようです。呂布でさえも彼等の存在を無視することはできず、このような策に乗ってしまうのも仕方ないんですけどね。

しかし、野戦において最強の力を発揮する呂布の騎馬軍に籠城しろと奨める陳親子の策略を陳宮はあっさり見抜き、曹操へ内通していることを確信しますが、呂布自身は陳親子の策を採用してしまいます。

陳宮の決意

「徐州の民に、我は君臨する!」

(民!? 殿を動かしたのは民という言葉か。籠城は愚か極まりない判断だ。しかし、いまの呂布殿には王者の格がある。ああ、俺はつくづく呂布どのに魅せられておるのだな・・・)

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陳親子の策略が呂布軍の騎馬軍の威力を殺ぐための策戦であることを知りながらも、呂布が籠城すると決めたならば、それに沿った策を再び樹てようと決意する陳宮。

この時の陳宮は格好いいんだよねえ。呂布の判断が間違っていると知っていても、民を思う気持ちに目覚めた呂布の心境の変化を愛おしみ、その風格に王者の風を纏い始めたのを感じて呂布の王たる姿を夢見て涙する。この陳宮の覚悟は軍師として男子として、まさに命を賭ける覚悟が魂を奮わせます。
まあ、アニメだとセリフもカットされてる上に表情も豊かではないので微妙なんですがw 原作の陳宮の方が10倍格好いいですw

呂布の籠城

「一端決まったからにはこの籠城、何がなんでも勝たねばならん」

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曹操軍は精鋭の青州兵を入れても10万。対して呂布は遊軍の張遼軍1万が城外にいるものの、兵数は5万。まあ、実は普通に守れる数なんですけどねえ(^ー^;A 城攻めには10倍の兵が必要と言われてますが、2倍だもんねえ。
でも呂布が率いるのは北方の騎馬民族。騎馬戦は得意でも城を守るのは苦手なのかもしれませんな。曹操は城攻め得意だしw

「開門!」

「呂布殿がたった一人で討って出ようというのか!? 俺が感じるこの驚き、敵の驚きは何倍ものものであろう!」

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呂布は単騎で城門を出るや、取り囲む曹操軍の兵卒を鏖殺。そして殺し尽くすと悠然と城に戻っていくという驚きの戦法を取ります。やられるのは兵卒ばかりだけど誰も手が出せず、呂布を討とうと武将が繰り出した頃には既に城内に戻っているため、曹操軍は手の打ちようがありません。

この呂布の籠城は漫画だともっと劇的で面白く書いてあるんだけどなあ。陳宮がはしゃぎまくって実に人間味溢れる魅力的な人物に描かれているのですよ。ここの場面は漫画には遠く及ばないなあ。尺が足りないと言う以前にセンスの問題w


この戦法に流石の曹操も困りはてます。

曹操の呂布評

「呂布は絶世の美女だ。抜群の姿形をしており、気まぐれで聞き分けがなく、ひたむきで傲慢。自分の美しさを他と比較する気持ちさえない。抱き留めてやらねば止めようがない。まさに美しい女そのものだ」

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この呂布の籠城の時に魅せる曹操の表情は、これまで見たことがないほど困った顔をしてるんですよねえ。曹操が困った顔をするってのは珍しいのでよく覚えてますw

曹操の呂布に対する想いは美女を思う気持ちと同じ。つまりそれだけ呂布という人物を欲しているのでしょうけど、結局、曹操は飽きちゃうのよね(笑

しかし曹操のセリフを聞いてると、本当に美女のように思えてくるから不思議だw(^ー^;A 美女と純粋戦士というのは、その見るべき世界が同じなのかもしれませんなあw


そして困った曹操の元にひょっこり現れたのは、楽進の所にいたはずの荀攸。

荀攸の策

「普段は目立たぬが、何か言いたいことがあるとさりげなく目の届く所にに現れる。荀攸、いま俺の傍らにはおまえのように美しい顔をしているやつはおらんぞ」

「冬の到来と共にこの戦に決着を着けるべく、進言に参りました!」

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うーむ、ここでも陳宮の策がざっくりカットされてるなあ。曹操が城を攻めあぐねている間に、陳宮は張遼を使って曹操軍の兵糧軍を襲わせます。さらに外交を駆使して山賊を使って曹操軍の背後を脅かし、曹操はいよいよ進退窮まるのですが、その描写がざっくり抜けてんですよねえ。
これじゃ曹操軍の逼迫した状況がよく分からないんだけどねえ・・・

水攻め

「うわああああ!」

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雪が積もり、曹操軍が撤退し、下邳の兵たちは大喜びして呂布を讃えます。陳宮も号泣して悦びますが、その直後、城に水が迫ってきます。
下邳の側を流れる沂水と泗水を堰き止めて下邳城を水攻めしたのは正史でも荀攸と郭嘉の献策ということになってますね。
この大胆な水攻めを考えつき、それを実行に移せる企画力を持った荀攸と郭嘉の凄さが伺えますよw

いよいよ次回は呂布と陳宮の最後ですね

どうやら2クール26話が確定したので、どう頑張っても官渡の戦いにまでは届きませんね。呂布との戦いを負えて劉備の密勅の話で終わりのようですねえ。えらい中途半端な所で終わる予感ですよ。

ここは呂布と陳宮の見せ場なんだけど、ただストーリーをなぞっているだけで感動がないですねえ。アニメだってのにキャラたちの躍動感が漫画に数段劣るというのが哀しいですわ。

原作厨としては寂しい作品になっちゃったなあ・・・( ´・ω・`)

【懺・】さよなら絶望先生 (第8話)

【懺・】さよなら絶望先生

第八話A「ああサプライズよ、と私はうつろに呟くのであった」

何もないという逆サプライズ


サプライズ

「何もないのが逆にサプライズ!」

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小さすぎて読めません(笑 さすがにこれだけ小さいと分からないなあ。そんなヤバいこと書いてあるんだろうか? ってか、このネタが売りなのに、それを読ませないってこれがサプライズ?

中央線って定刻通り来ると逆にサプライズなの?(^ー^;A 東京の交通事情はよく知らないけど、なんか頻繁に止まるイメージがありますw


第八話B「告白縮緬組」

非を認める自首トレの話


自首し過ぎ

「自首トレが浸透すると、大事なコナンさん、金田一さんのお手を患わせなくて済むわけですね」

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確かに自首トレが過ぎるとコナンくんと金田一くんは要らなくw(-"-;)

9割の政治家が汚職を自首するような状況になれば面白いですねえ。でも残念ながら、彼等は汚職を犯罪ではなく当然の権利と思ってるので自首はしないでしょう(笑

大量破壊兵器はなかったと自首して靴投げられるって、これもまた危ないジョークだなw
缶ジュースの中身に限らず、食料品の原価を自首されると確かに購買意欲はなくなりますね。学生時代にいろいろバイトしましたが、数銭とかの単位で買ったものが100倍近い値で・・・(自主規制


第八話C「最後の、そして始まりのエノデン」

結論が分かっている質問


決まった答えを希望

「到着駅の決まっているミステリートレインに絶望した!」

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秋葉とかコミケでインタビューする人のキャラが決まってるようなもんですかねw どれも一級品を捜してくるからなあマスゴミw

少年犯罪をアニメやゲームのせいと結論付けたいインタビューとか識者のインタビューとかもよくありますねえ。オタクを叩くの好きだからなあ(-"-;)


先送りとかその前に、このアバンギャルドな絵はどうしたものかw もうネタが無くてこんな方向に走り出したとしかw

うーむ、いつにも増してツマラナイですねえ。なんかシャフト手抜きすぎでは?(^ー^;A

咲-saki- (第21話)

咲-saki-

第二十一話「追想」

県予選代表選抜個人戦が始まった。各自は健闘を誓って個人戦に挑むが・・・


透華国士無双振り込み

「あ、ありえませんわ!」

「あ、それです。あがりです」

「こ、国士無双・・・・」

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和との再戦を秘めて個人戦に挑む透華。調子づいてどんどん勝ちをもぎ取っていくものの、リーチをした途端にド素人に国士無双を振り込んでしまう大チョンボw

まあ、こんな素人で国士無双とかこの作品しかあり得んから透華のショックはよく分かるw ってか、透華って本当に強いんだろうか(笑 特殊能力も持ってないみたいだし、池田と同じ領域の子だったっけか?

キャラとしては完全にイジられキャラだからなあ。池田とは対照的なイジられ方するキャラだけどw

透華復活

「透華、元気出してよ!原村和に勝って東京に行くんでしょ?」

「!!そうですわ!この私がこんな所で負けるはずありませんわ!」

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役満振り込んであしたのジョー最終回状態の透華。しかし、和と再戦するという決意を思い出してすぐさま復活w

分かり易いキャラだw 故に動かし易いのだろうなあ(笑

透華の場合はいくら負けても暗くならないのがよいねえ。池田は空元気な気がして痛々しい所があるけど、透華は全く動じてないというか、本気で自分が負けるとか信じてない天真爛漫というか危ないのと紙一重な性格が良い方向に向いてますからねw

衣との関係と言い、基本的に人が良いしネガティブなものを全く持ってない「陽気」の塊みたいなヤツだから、仲間にすると一番楽しそうですな☆

風越キャプテンvs清澄キャプテン

「勝ちます!風越のキャプテンとして!」

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ようやく風越キャプテン福路のギアス発動w 最初から発動しておけばいいのに、なんで出し惜しみするんでしょうかね。ギアス発動すると命削るとかロロ的なバックファイアがあったんだっけ?(^ー^;A

(ずっと会ったら話したいと思ってた。話したいことが一杯あった。あなたの声がもう一度聞きたかった。でも、私たちはもう違う路を歩いてきたから・・・)

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ずっと竹井と話しをしたいと望んでいた風越キャプテン福路。しかし、もう二人は過去の対戦の時とは違うと思い直し、全力を尽くして打ってフリテンリーチで一発ツモとかあり得ないw(笑
なんか格好いいのか悪いのか分からない勝ち方だな(^ー^;A

結局、福路は過去の竹井との対戦をずっと引きずっていたってことですかね。それが彼女の成長というか向上心を鈍らせていたって所なのかな?
過去に縛られ、過去をひきずっていた福路が自分の過去を捨てて仲間と共に未来に視点を向けたことで、彼女はより一層の強さを手に入れたような感じだけど、その成果がフリテンリーチ一発ツモってw なんか微妙w

優希予選トップにして負けフラグ?

「明日も当然、ぶっちぎるひじょ!」

「明日も一緒に戦う選手の人たちに一言」

「私を追う者たちに言うことは一つだけだ。全力でこい!だじぇ!」

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初日個人戦予選トップ通過の優希。調子のノリまくってますが、なぜか優希の場合は負けフラグのような気がしてならんw(笑

まあ、これが池田でも負けフラグっぽくなるんだがw どうもこれだけダントツトップだと、次回にぼこぼこに凹まされそうな予感しかしないなあ(^ー^;A

優希に幸あらんことを☆

いよいよアニメオリジナルの個人戦開始。ある意味でここからがアニメスタッフの真のセンスが分かる回でしょうな。まあ、今までのを見てきても、そんなに酷いものにはならないだろうけど、でもオリジナルってのはやはり一抹の不安が付きまといますね(^ー^;A

咲が静かすぎて嵐の前の静けさなのか、それとも個人戦は控えめにしてサブキャラ重視するのか。とりあえず今後の展開が楽しみですねw

グインサーガ (第20話)

グインサーガ

第二十話「紅の密使」

クリスタルではナリスが男も女もたぶらかして味方を増やし、アルゴスでは兵を借りたレムスがパロ奪還を掲げて挙兵する。

リンダと別れて沿岸州に残ったイシュトバーンは、ひょんなことかモンゴールの密使から重大な密書を受け取ってしまう。それはパロとモンゴールの存続に関わる重大な密書だった・・・


偶然の産物

「こいつは俺のダチなんだ。見逃してくれねえか?」

「おまえは?」

「俺は傭兵だ」

「ならばこれを・・・・モンゴールに届けてくれ」

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窓から外を眺めていたら、逃げるように船着き場に向かう人を見つけ、興味を抱いて追っていったら、それはモンゴールの密使だったようですw

この密使の持っていた密書がイシュトの運命を大きく変えるようですが、なんちゅー偶然の産物w たまたま外を見ていたら、たまたま密使が走っていて、たまたま興味を覚えて追っていったらドンピシャだとかw

まあ、世界を動かすのは必然よりもこーゆー偶然なのかもしれませんなあw


「こいつはモンゴールへの密書だったのか!・・・この密書にはモンゴールとパロの存亡が懸かってやがるぞ!こいつと引き替えにモンゴールの貴族にしろと言ったって釣りが来るくらいだぜ・・・」

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モンゴールの密書を見たイシュトは、その内容の重大さに愕然とします。

コレ密書開いちゃって大丈夫かね? 相手に渡す時に既に開封してあれば、持ってきたヤツが改竄したかもしれないとか疑われそうだけどw

そしてパロとモンゴール両方に影響する密書だとすれば、これは沿岸州のどっかの国がモンゴールと結託してパロの背後を突くとか、カウロスと同盟してアルゴス軍を挟み撃ちにするとかですかねえw

最初はモンゴールに持っていこうかと考えていたイシュトですか、そういえばマルスを殺した時に面が割れていたことを思い出し、素直にパロのナリスの元に持っていくことにしたようです。やっぱレムスに渡したんじゃ褒美が値切られそうですからね(^ー^;A


男をたぶらかす男

「貴方にも精一杯働いてもらうよ。心は変わらないだろうね?」

「成り上がり者が一代で築いたモンゴールに、何の忠誠が必要かと仰せになったのはナリスさまではないですか」

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もはやナリスが誑かすのは男も女も関係ないようですなあw すっかりナリスの手中に落ちた黒騎士のカースロンはパロで栄達することを望んでいるようですが、こんな二枚舌のナリスの元にいて無事でいるはずないんだけどねえw まあ、才能はなくても野心は人一倍あるのがカースロンのようだから、騙し易いんでしょうなあw


グインとレムス

「俺はおまえに興味がある。おまえがどのようになっていくのか、おまえは並の人間ではない」

「グイン。これからも僕に知恵を貸してください」

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どうやらグインはリンダよりもレムスに着くのかな? レムスとナリスが争えば、三寸不爛の舌と美貌、そして魔導士の後ろ盾を持つナリスにレムスは勝ち目なさそうですが、グインの後ろ盾があるとそれらを覆してくれそうですねえ。

グインが興味を持ち始め、これからもさらなる変貌を遂げると予言しているので、レムスはさらに別人になっていきそうですね。そのうち豹頭にとかなっちゃうかもね(笑


そんなレムスの元に、モンゴールから刺客登場

モンゴールの刺客

「モンゴールに雇われた刺客か?」

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モンゴールが「キタイ」とかいう暗殺集団にレムスの暗殺を依頼したようです。

でも今やすっかり情勢は代わっていて、殺すならまずレムスよりもナリスなんだろうけど、まあ通信手段もロクにない時代だから旧い情報で動くしかないんだろうねw(^ー^;A

このキタイってのは中華風だけど、暗殺を生業とするような一族なんでしょうかね? まあ、グインにあっさり殺されたので、人外の強さってワケではなさそうだけどw

ナリスの陰謀が一段落してしまったので、視点がそこら中に飛びますねえ(^ー^;A グインにイシュトにモンゴールに刺客にナリスにスカールと、視点が多すぎて全部ちょこっとしか描写できていませんね(^ー^;A

まあ、最終的にはみんなパロに集結するので視点の多さによるブレもなくなるでしょうけどw

しかし既に20話。物語を一段落させるにはどこで落ち着かせるかまったく想像が付きませんなw

タイタニア (第22話)

タイタニア

第二十二話「野望のプレリュード」

ヒューリックを逃したジュスランは、ヒューリックの死を偽っていたエスタールに対し外向的な圧力をかけて傘下に組み込もうと計る。

一方、イドリスとザーリッシュはヒューリックを逃した罪をジュスランに償わせようと迫るが、アジュマーンは罪を問わぬばかりかバルアミーの赴任先にまで温情を見せる。イドリスはジュスランに対して憎悪を燃やし始める・・・


ジュスランの外交

「今回の一連の問題、非はどちらにあるとお思いか?」

「元はと言えば、ザーリッシュ卿正式な書状のないまま、強引にファン・ヒューリックの引き渡しを要求したからだ」

「その事に非はない。しかし、監獄衛星からヒューリックの逃亡を許し、遺体なき柩を用意して欺こうとしたのはいかがか?」

「それは・・・」

「中立の立場を無視し、無頼の輩に手を貸したと疑われても致し方ない状況では?」

「・・・そんなことはない。・・・強大な武力を背景に小国を脅して事を運ぶつもりか?」

「理と非の話をしているのです。まず非を認め謝罪し、その後それを償う」

「タイタニアとの協定を!? 通商貿易の自由を放棄!?」

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ヒューリックをスルーしたジュスランはエスタールに赴き、ウソを着いていたことを迫られてその代償として貿易権をタイタニアに抑えられることに。

相変わらず強引な外交してるなあ(^ー^;A 非と理を話すならば、ザーリッシュが腹立ち紛れに公邸の周りを焼き払った代償や、勝手に領空侵犯して国民に恐怖を与えたタイタニアからまず非を詫びて代償を払うべきだろうにw
自分たちのやった悪事は横に置いておいて、自分たちの権利ばかり主張するタイタニアの外交って某大国の外交と同じでもう理とか非とか関係なく、力関係だけなんだよねえ。

うーん、ジュスランがこんなつまらん外交手段取るとは・・・。これも原作通りなのか? あまりに幼稚で稚拙な外交戦略なんだが・・・(^ー^;A


ヒューリックを無視してエスタール外交に終始したジュスランですが、当然ザーリッシュとイドリスが避難の声を上げます。

「ヒューリックを逃がした責任は!?」

「それは私の任に非ず。先の会議で、ヒューリック討伐はザーリッシュ卿に任されたはず」

「それは詭弁というもの。事に置いて、臨機応変に対応するのは指揮官として当然のこと」

「もうよい、この件についてジュスラン卿の非は問わぬ。それが決定事項だ」

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ヒューリックを逃したことを不問にしたばかりか、バルアミーの赴任先にまで温情を見せる藩王にイドリスは不審を抱き、さらにジュスランに憎悪を抱くことになるようです。

まあ確かに詭弁だけど、藩王がジュスランに対しては他の3公爵よりもかなり信任を置いているのは確かだよな。客観的に見ると凄く顕著にジュスランを買ってるように見えるけどw

そしてこのイドリスの憎悪と不審が今後の物語に大きく影響するようですねえ。

このイドリスの敵愾心の強さと異様なまでの功績への執着、それは彼の過去に関係していたということで、ここからイドリスの過去バナが始まります。

イドリスと父

「こんなにボロボロになるまで・・・・あの時の誓いは決して忘れません!」

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イドリスの父セオドアはイドリスが14才の時に事故に遭い、身体14箇所に取り出せぬ破片が残るほどの重傷を負ったようです。
セオドアは死期の近いことを悟って嫡子イドリスに公位継承をさせようとしますが、イドリスが幼いことを理由に却下されてしまいます。このままセオドアが死ねば五家族公爵から除かれてしまうことを危惧したセオドアは、イドリスに家督相続が認められる2年間、病体に鞭打って公務を続け、イドリスに家督相続が認められた直後に力尽きて死んでしまったようです。
そんな父を見て育ったイドリスは、早くから一人前に認められようと背伸びし、さらに宮廷や重臣たちの私情までも調べ上げて自分に有利になるよう工作するまでになったようです。

セオドアはその性格と生き方からしてきっとイドリスほどには悪辣でも性情の異常さもなかったようですね。ただ自分の家族たちの身の上を心配して頑張ってきた普通のお父さんのような感じです。
しかし、イドリスはそんな父を尊敬しながらも、父の生き方を反面教師としてトップへの異常な執着心を持つようになってしまったようですね。
父がこれだけ苦労して病体に鞭打ってきたのはイドリスたち息子への愛情だったのに、それを権力への欲求にすり替えてしまったイドリスは、性情に元々不穏なものを持っていたと考えざるおえません。

イドリスの苦労と勤勉さはきっとジュスランたちよりも勝っていたのだろうけど、その目指す方向性を見失っていたのと、元々性情に怨猜なモノを持ち、他者に対する恵渥の心の薄さ、愛情と感心のなさがより一層、彼の精神を歪めてしまったのでしょうねえ。

イドリスの過去バナで、彼の異常なまでのトップへの執着心の源が描かれましたが、元々、彼の性情に歪なものがあったから、きっかけは何であれ結果的には同じような人間になってしまったような気がします。

イドリスの父が事故に遭わず、不肖の息子をもっと鞭撻できていれば多少はマトモになったかもしれませんが、自尊心の強さと他者に対する恵渥と優恤の欠如は彼の性情の不穏さを決定づけてたからなあ。

NEEDLESS (第7話)

NEEDLESS

第七話「アダム・アークライト」

ブラックスポットの群衆を集めて自分の下僕とする宣言をするアダム・アークライト。人間を食べるという凄まじいスキルを見せられ、群衆は屈服しかけるが・・・


シメオンの元に

「かなり集まっとるな。儂らは面が割れておる。目立たぬように変装して群衆に紛れこむぞ!」

「目立ちすぎ!」

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相変わらずベタなギャグだけど、こーゆーのは嫌いじゃない(笑 

カボチャにカマを持ったブレイドが似合いすぎw 博士の変装はこなき爺か? コミケだとこんな人たち普通にいそうだけど(笑


アダム・アークライトの能力

「私は神だ! 人間を超越した神は食物連鎖の頂点に立つ。すなわち、成仏せよ!」

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群衆を集めて下僕宣言したアダム・アークライト。その前にレジスタンスが立ちはだかり、彼に襲いかかるが全員瞬殺された上に喰われてしまいました。

どうやらアークライトはフラグメント能力というよりも、全く別の人種のようですね。大方、大戦中に作られた生物兵器とかそんな所でしょうかね?

アダム・ブレイドが敵のスキルを自分ものにできるのに対し、アダム・アークライトはただ喰うだけなんでしょうかね。喰った人間のスキルを自分のものにできるくらいの能力がありそうですが、見ただけで自分のものにできるブレイドに対し、喰わないと能力を得れないとすればブレイドの方が優れているっぽいですけどね。
それとも、アダムと同じ名を冠しているけど偶然?(^ー^;A


群衆の中からも子供たちが食べられそうになりますが、イヴを救うために今回は自重しようとするブレイドたちですが、ロリ少女が食べられそうになるや、ブレイドはいきなり喧嘩を売ります。

ブレイド立つ

「ああ!今度は女の子が・・・ダメだ、耐えろ、耐えるんだ」

「許せん!」

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「お食事中、すいません!」

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少年は見捨てるけどロリ少女は見捨てられないブレイド。このロリ設定がこの作品の首を絞めなきゃいいけどな(^ー^;A

まあガチロリ主人公なんて今までエロゲーくらいしかいなかったので少年誌では珍しいといえば珍しいが、今時はかなり危うい設定だよなあw まあ、この手の設定はガチであればあるほど笑いも取れるけど(笑

Aパートは美少女部隊の内部抗争みたいな話だったけど、サービスシーンにあんまり食指が湧かないのでスルーw

Bパートは本筋の話でいよいよ両アダムの対決が次回始まるんでしょうかね。さりげなく挿入されるべったべたのギャグが結構好きだったりw

クロスゲーム (第21話)

クロスゲーム

第二十一話「何はともあれ」

青葉と水輝が付き合っているという噂が流れるが、青葉は特に水輝を意識することもなく普通に彼と接していた。

しかし、水輝は青葉の心が自分に向いてないことに気付きはじめる・・・


噂の二人

「もう!」

「気にしない気にしない、みんな妬いてるだけなんだから」

「・・・アンタの字に似てるわね」

「・・・気にしない気にしない」

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すっかり校内の噂になってしまった青葉と水輝。しかし、それは水輝の裏工作が功を奏していたのが原因のようです。

さりげなく自分と青葉が付き合っているような噂を流すあたり、水輝は積極的なのか消極的なのか分かりませんね(^ー^;A でも直接攻撃ではなく外堀から埋めていくタイプの慎重な人間のようですね。

でも最近の高校生はこんな小学生みたいなことしないようなw 相合い傘のラクガキなんて小学生の時くらいしかしなかったしなあ

青葉とコウ

「いい加減帰れば? コーヒー一杯でいつまでねばるつもり?」

「ありがとう青葉、代わるわ」

「あ、ナポリタンひとつ」

「・・・あんにゃろう。これを待っていたのか」

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「一葉、ちょっといいか?」

「はーい。ごめんね、青葉」

「・・・・え?」

「ナポリタン1つでしたね、お客さん」

「・・・・」

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ここの一連の遣り取りはあだち充らしいですよねえw この間とタイミングと雰囲気が好きなんですよw 
これを漫画とかでやると凄く間が悪くなっちゃいそうだけど、それを凄く自然に流れさせていくのがあだち充の凄い所ですよw

アニメでもこの雰囲気と間を崩さずに映像化しているのはさすがですねw このスタッフはあだち作品の絶妙な間をよく心得ているので安心して視聴できますw

コウと一葉

「一葉姉ちゃんはどうなの? 東のアニキのこと。好きなの?」

「好きよ」

「・・・・その前に好きだった人は?」

「いるよ。別れたら忘れるの。好きになったこと以外はね。ダメ?」

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一葉姉ちゃんは大人ですねえw あっさりと好きと言ったのにはコウは絶句してしまったようですが、こういう素直な心があるのに表に出さない子だからなあw

好きになったこと以外は忘れるという一葉姉ちゃんの姿勢はよいですね。想い出として残して後に引きずらない。でもコウには忘れるというという選択肢はないのでしょうね。別れたのではなく死別した相手というのは、好きになった記憶だけでなく記憶の中で美化されていくだけですからねえ( ´・ω・`)

練習試合

「いつまで月島に投げさせる気なんですか!試合終わっちゃいますよ!」

「しょうがないだろ。1点取られるまでは代えない約束なんだから」

「センター、早く守備につけ」

「ダッシュ!」

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練習試合ではさっそく青葉が活躍しているようです。高校野球は女子参加できないので、こーゆー練習試合しか出してもらえないのが哀しいですねえ。

次回は女子野球の話みたいだけど、青葉は女子野球でも活躍して欲しいんですけどね。今の世の中、競技の人気はプレイしている人の容姿とマスコミの食いつき具合だけで決まりますからねえ。(^ー^;A

水輝と青葉のデート

「去年、俺、雪山で遭難して死にかけたんだ。その時、青葉に会いたいと思った。山はいつも死と隣り合わせ。だから、俺は想いを伝えにきた。後悔しないために」

「山だけじゃないよ・・・・・」

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雪山で死にかけた時に最後に青葉に会いたいと思い、その想いを伝えられないまま死ぬのはイヤだと思ってわざわざ青葉の所に下宿して想いを伝えに来た水輝。

しかし青葉は普通の何気ない生活の中でも死というものは存在し、想いが伝えられてもそれが叶わないことがある辛さが分かっているようで、水輝の決意もあまり伝わらなかったようですね。

死というものをこの歳で初めて意識した水輝と、幼い頃からずっと死というものの怖さと理不尽さを感じてきた青葉では、その認識にかなりの乖離があるようですね。
この青葉の気持ちを理解できるのは、やはり同じく幼い頃から死の傷ましさを感じているコウだけなんでしょうね。

水輝と青葉、そしてコウの関係の行く末を暗示するような回ですね。

野球がメインなのにこーゆー人間ドラマも丁寧に見せてくれるところがこの作品のよいところw でもやっぱ野球に関係している話の方が個人的には好きなんですけどねw 

次回は青葉が女子野球に参加する話のようですが、これって原作にあったのかな? オリジナルならばちょっと楽しみw

真マジンガー衝撃!Z編 (第21話)

真マジンガー衝撃!Z編

第二十一話「遺恨!くろがね屋の一番長い日 後編」

ゼウスの腕を狙って剣蔵のエネルガーが光子力研究所に迫る。その時、光子力研究所の下から巨大な腕が現れる。その腕はマジンガーZと合体し・・・


生きていたくろがね屋五人衆

「くろがね五人衆、遅れてすいやせん!」

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えーっと、くろがね五人衆が復活したようです(^ー^;A あれだけ劇的に死んでおいて今更生き返るってのは引くなあ(^ー^;A まあガンダムなんかと違ってかなりギャグ要素入ってるので、イサイボーグ化して生き返りってのもアリなんだろうけど・・・でもちょっとねえ(-"-;)

この調子だと死ぬ死ぬ言ってる女将もサイボーグ化して生き返りそうだなあ。爺ちゃんも映像とかで頻繁に出てきてるし。気付けば敵も味方もほとんど死んでないじゃんw

「クソ、こうなれば!ブロッケン!」

「任せろ!」

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ピグマンが女将に捕まったと分かると、剣蔵に化けていたブロッケンは正体を見せて逃走に。そしてエネルガーは光子力エネルギーを暴走させて爆発寸前になってしまいます。

どうやら剣蔵に化けていたのはブロッケンのようですが、このエネルガー自体はじゃあドクターヘルが所有してるんだよな? それだったら光子力エネルギーももう手に入れてるんじゃ・・・(^ー^;A

ドクターヘルって光子力エネルギーが手に入らなくてマジンガーに破れてたんじゃなかったっけか? エネルガーがドクターヘルの持ち物ってのは何か変じゃないの??

ピグマンの正体

「私に手を出せるものならやってみな!」

「ドクターヘルのため、相打ちの覚悟はある!」

「うるさい!悪いけどアニキの命令でね。今は俺がおっかさんを守る!」

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ピグマンは黒人みたいな格好していたけど、実はあれはかぶりモノだったらしく、その正体はコビトのようなアフリカ系住民?のようですw

一体どういう仕組みで動いてたんだろう(笑 でも今回、シローが今までのしがらみを捨てて女将を守ろうとする姿はよかったですねえ。「お母さん」じゃなく「おっかさん」というのもシローらしいしw

何者かの助けもあって、シローの気迫の一撃を食らってピグマンは脱出。ブロッケンと合流して逃走に映ります。
そしてブロッケンは空中要塞から機械獣を出撃させ、逃走をサポートさせようとしますが、光子力研究所からも3体のロボが出撃します。

マジンガー軍団復活

「いつもやられる私たちじゃないわ!」

「ちょ、ちょっとづつ変わってる!?」

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「光子力電磁砲!」

「ブレストファイアー!」

「ルストハリケーン!」

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うお!役立たずだったマジンガー軍団が強化してるw マジンガーの武器技術をそのまま模写して作り上げたようですねえ。まあ、十蔵のノウハウがなくてもマジンガーを整備しているうちにこっそり盗んだんでしょうかねw

しかし1体に1つの武器の搭載が限界だったのは、如何にマジンガーの技術が超絶しているかの現れでもありますねえ。これだけコンパクトにはまとめれなかったんでしょうね(^ー^;A

兜十蔵復活

「お祖父ちゃん!? でもちっちゃい」

「儂はな、十蔵がいざという時におまえを助けるようによこしたコンピューターぢゃ!」

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黑鐵五人衆のドサマギで十蔵も復活w まあ、十蔵はコンピューターの作り上げた映像のようですがw そういえば某ラインバレルでも死んだと思わせてずっとホログラムで最後まで登場していた人がいたな(^ー^;A

十蔵は殺されてから回想でも何度も出てるし、なんかもう死んだって印象ないですね(^ー^;A


そしてマジンガーも最終変形に!(笑

ゴッドスクランダー合体

「ゼ、ゼウスの腕が!?」

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「それじゃやるぞ!」

「な、何を!?」

「変身!ゴッドスクランダー!!」

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「なんだあの巨大な腕は!?」

「輝くゼウスの名の下に、全てを原子に打ち砕く!! ビッグバンパンチッッ!」

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ビッグバンパンチってw 中条長官の必殺技ですかw

しかしこの変形は衝撃的だなあ。なんつーか変形の概念を打ち砕く変形だよね。なにせロケットパンチに変形だもんw
普通に変形されるとかなりマヌケっぽいんだが、甲児の熱いセリフと演出効果でえらい格好良くなってるからなあ。この変形する時だけは甲児くんが主役になれる時ですな☆

だけど倒すところが回想になってるのがちょっと残念。あのまま普通に倒してくれた方が盛り上がったような気がするけどw

そしてエネルガーは鎧袖一触で粉砕。空中要塞グールはマジンガーのビッグバンパンチがかすっただけで操縦不能となってバードス島に墜落してしまいました。


そしてボロボロになった熱海には、女将を助けようと日本中から侠客たちが集結。
そこに混じってドイツで行方不明になっていた暗黒寺が戻ってきます。

暗黒寺とガミア

「裸エプロン~。惚れ直したぜガミア」

「うるさい」

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すっかり存在さえ忘れていた暗黒寺が戻ってきました。そういえばドイツでガミアを横取りしようとしてそのままフェードアウトだったな(^ー^;A

ガミアの裸エプロンはロボだからOKですね。でも全く色気がないなあ。これで興奮出来る暗黒寺はある意味幸せなヤツ(笑

なんで今更ガミアを再登場させたのかと思ったら、どうやら暗黒寺を助けてガミアを作り直したのは剣蔵のようですね。女将を迎えに来るっていうから、剣蔵も鉄也も生きてんでしょうね。そういえば第一話で出てきたような気がするしw
しかもさらっと実は鉄也は女将の弟だと判明(笑 鉄也って天涯孤独の孤児じゃあなかったんかw

今回はめずらしく主人公のあしゅらが出てこなかったので、準主人公の甲児くんが活躍できましたねえ(笑 

やはりゴッドスクランダーが格好いいですねえ。最初見た時はなんじゃこれと思ったけど、変形シーンとか甲児くんの雄叫びとか聞いてるうちに凄く格好よく見えてきましたよw

次回からいよいよヘルとの最終決戦に向けて動き出しそうですね。これでループして1話に戻るってことでしょうけど、第一話も決着着いてないからちゃんと決着は着けてねw

戦場のヴァルキュリア (第20話)

戦場のヴァルキュリア

第二十話「愛しき人」

ガリア相手に苦戦した帝国軍は反撃に出る。それを迎え撃つガリア軍だが、ゲッター2となったセルベリアの前に全滅する・・・


セルベリア無双

「出たな、ヴァルキュリア」

「マクシミリアンさま、これより先はお任せください!」

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もはや戦争モノじゃなくてファンタジー格闘モノですね。サイヤ人とか出てきてもおかしくないw

今回が「セルベリア無双」で次回が「アリシア無双」かな? もう戦術シミュレーションとしてよりも格闘ゲームとして売った方がいいんじゃないですかね。


アリシア銃殺

「すまない、アリシア・・・・」

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なぜか見舞いに来たアリシアを銃殺するファルディオ。これでヴァルキュリア人としてスーパーサイヤ人化するってことですかね?

スーパーサイヤ人同士の戦いになるようですね。もう戦争とか関係ないw

07-GHOST (第20話)

07-GHOST

第二十話「二人で捧げるレクイエム」

ミカエルの瞳にヴァルスが入り込んでテイトを蝕む。ミカエルの瞳は自らテイトから離れるが、そのままアヤナミに奪われてしまう・・・


ミカエルの瞳分離

「主よ。このままでは貴方の心が死んでしまう。ヴァルスを連れて離れよう。あなたの内にはさらなる力が眠っている。どうか貴方の愛おしい記憶を思い出して・・・」

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ヴァルスに浸食されたミカエルの瞳は、このままではテイトも一緒にヴァルスに飲み込まれてしまうと判断し、自らテイトと分離します。

テイトとミカエルの瞳って分離できるのね(^ー^;A それだったら最初から分離しておけばテイトは狙われなかったんじゃ・・・。テイトとミカエルの瞳の両方が必要みたいな感じなので、一緒にしておいたら危険のようなw

さらに分離する時にいきなり戦艦やら街を破壊していったけど、それは分離する時のバックファイアなのか? 

どうもその時々の状況がどういう理由から起こっているのかが分からないなあ。ストーリー的な繋がりというか、お話の流れが見えにくいのよねえ。( ´・ω・`)

奪われたミカエルの瞳

「瞳が!フラウ、なんで瞳を取らなかった!?」

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テイトからミカエルの瞳が分離したのをめざとく見つけたアヤナミ配下とフラウ。落下していくテイトとミカエルの瞳を目指し、フラウはテイトを、アヤナミ配下Aはミカエルの瞳を取ってそれぞれ戦場を離脱していきました。

これでミカエルの瞳が手に入ったのでアヤナミの野望は終わりかと思えば、どうもテイトと一緒じゃないと意味がないとかいう設定に変わってるみたいですね(^ー^;A

そしてテイトの方はミカエルの瞳によって昔の記憶の断片を思い出したようで、またいろいろな設定が追加されていくようです(-"-;)

もう20話で残り僅かだってのに、まだ伏線と謎を展開させるとは、もう終わらせる気ないな・・・。まあ、いつもの戦法か。


ミカエルの瞳が奪われて結構深刻な話になるかと思えば、まだテイトがいるから大丈夫とかいう話になって普通に司教試験を受けるそうだから、次回からはまた司教試験の話か・・・

相変わらず状況の説明と設定が分からないので、戦いにもそれぞれの行動にも理由がよく分からないですね。要するに何をしているのかサッパリ分からないw

場面事に何をしているかは分かるけど、理由が分からないしそれがストーリーとどんな繋がりがあるか見えないので、やっぱりお話としては楽しめないなあ・・・

獣の奏者エリン (第32話)

獣の奏者エリン

第三十二話「大罪」

リランに乗って空を飛んでいたエリンは、霧の民ナソンの元に降り立った。

そしてナソンはエリンが大罪を犯したこと、そしてその大罪の源を語り始めた・・・


ナソンとの再会

「貴方は霧の民の巡回者の人!?」

「私は君とその王獣を監視し続けてきた。・・・ソヨンは君を助けるために奏者の技を使ったのだ。私たちは奏者の技を使うものが現れないよう見張るため、その技を教えられる。だが君は自分一人で奏者の技を編み出してしまった」

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奏者の技というのが全ての元凶のようで、動物たちを自在に操るその術を生み出さないよう、霧の民だけは相伝されているようです。

術を生み出さないようにするならば、霧の民の中でももっと限定させてしまえばよいのに、霧の民ならば誰でも教えてもらえるような感じですね。

霧の民から誰か裏切り者が出ればすぐに広まってしまいそうですけど、そこらへんはどういう管理をしてるんでしょうかね?(^ー^;A 性善説に寄りかかっていればいずれ失敗しそうですけどねえ。

そしてナソンはそのように奏者の技を使うのは「大罪」であり、その経緯を語り始めます。

大罪の源の物語

「遙かな昔、オファロンという豊かな国が栄えていた・・・・」

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昔オファロンという豊かな国があり、ある時、近隣の諸国が攻め入ってきたそうです。圧倒的な戦力の前にオファロン軍は次々に破られていきましたが、家臣の一人が霧の民を紹介。その霧の民が操る数十頭の闘蛇が数千もの敵騎馬軍を打ち破ったことで形勢は逆転します。
この闘蛇の強さに目を着けた時のオファロン王は、この力を使って逆に近隣諸国に攻め入り、領土を拡張していったそうです。
しかし、戦争に使われることを嫌った霧の民と家臣の裏切りにあって王は追放され、彼方の雪山まで追ってきた闘蛇に今まさに喰われようとしていた所を、王獣を操るジェに助けられたということのようです。

オファロン王は己の野心のためというよりも、民の生活を向上させ争いをなくすために統一王朝を作ろうとしたようですね。
オファロン王が目指した世界は恐らくは時代の流れに沿うもので、誰にも邪魔されなければ彼はこの大陸を統一し、新たな時代を作っていたでしょう。

しかし、恐らく始皇帝の法治国家が始皇帝以外の誰にも理解できなかったように、世界を統一するという考えはオファロン王以外の誰にも理解できなかったようです。
結果、オファロン王は追放されてしまいますが、その先で出会ったのが、王獣を操る一族の有力者であるジェという少女でした。

王獣の存在を知らなかったオファロン王は闘蛇を食べる王獣に驚き、またその最強の王獣を操るジェの一族が、極寒の地で極貧の生活をしているのを見て同情します。
また、ジェもオファロンの身の上に同情し、仲間たちが豊かに暮らせる地があればそこに移住したいと考えるようになりました。

そこで、オファロンは王獣の軍を作り、オファロンに攻め入るよう提案します。

「どうした貴方のその憎しみは解けるのでしょう?どうしたら貴方の心は夢で輝くのでしょう?」

「私に慰めの言葉を掛けてくれるとは優しい娘よ。・・・あの翼ある獣を数多く育てるのだ」

「王獣の力で戦をせよと!?」

「いや、闘蛇を喰らう力を見せれば、戦わずして王国を逃げ出そう。その暁には、そなたが王座に就くがよい」

「!? 王座に就くことが貴方の夢では?」

「私の夢は、民を幸せにすることだ。そして今、私が望むのは情け深く私を迎えてくれたそなたたちの幸せなのだ」

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どうやらオファロンには王座に返り咲く野心は既に無かったようです。ただこの極貧の生活を強いられている民たちに少しでも裕福な生活をしてもらいたい。そしてこの優しい少女を王に頂けば、民は必ず幸せになれると本気で思っていたようです。

でもその日暮らしをしていた極貧の民族が、既に王制を敷いて統治してある国を継げるとは思えません。恐らくオファロンはジェを王位に就けた後は宰相となって国を管理し、改めてその力を誇示して近隣諸国を従えて統一王朝を作ろうという夢を見ていたのではないでしょうか?

こうして10年かけてジェの一族は王獣の数を増やし、賛同者を増やしていきました。
そして10年後のその日、オファロンに向けて数百の王獣を従えて出撃したのです。


「みんな、もういい!追わないで!・・・・!?待って!!」

「なんだあれは!?」

「様子がおかしい!」

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「なぜこんなことに!?」

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オファロンの天空を埋め尽くさんばかりに舞う王獣と、その背に乗る前王を見たオファロンは虎の子の闘蛇部隊を出撃させますが、王獣の前にあえなく敗走。
しかし、ここから奇妙な出来事が起こり始めます。
闘蛇を襲っていた王獣が人の言うことを聞かなくなり、勝手に暴走し始めます。そして敗走した闘蛇も暴走し、街の中に逃げていきます。
暴走する闘蛇と王獣は町中で同士討ちを初めてお互いを食い散らかす死闘を開始。その戦いに巻き込まれて多くの民が死んでしまいます。
突然の暴走に狼狽したジェはオファロンの民を助けようと王都に降り立ちますが、自らの乗騎の王獣も暴走してしまいます。
この王獣と闘蛇の暴走により、ほとんどの王獣と闘蛇は全滅。王都は完全に破壊され、オファロン王自身もジェを守るために落命してしまいます。
そして生き残った僅かな民と仲間を率いてジェは街を離れ、今のこの国リョザのある場所に身を落ち着けて、初代リョザ真王となったそうです。

王制も知らないジェが王座に就けるわけないので、やはりオファロンの民や臣下の中でも生き残った者たちが手引きしたのでしょうね。
そこにオファロン王の名がないのは残念ですが、恐らくはこの殺戮の様相を見て野心を持たない内向的なものばかりが作り上げた国となってしまったため、未だに殻に閉じこもったような国の作り方しかしていないのでしょうね。
オファロン王が生きていれば、もう少しまともな国になったかもしれませんが、そもそもがオファロン王がジェを唆したようにも見えるため、彼はあそこで死んでいた方が幸せだったかもしれませんね。
ジェの方はもっと過酷な運命を生き抜いたようですが、一体どんな気持ちで死んでいったのでしょうか。そっちの方がきになりますねw

エリンの覚悟

(お母さんは掟を守るために牙を死なせたの?奏者の技を使ったその時も、大罪と感じていたの?人に飼われた王獣は空を飛ぶことさえ大罪だというの?・・・そんなことない!)

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ナソンに大罪の経緯を聞いたエリンですが、霧の民が奏者の技を警戒する余り、本来の姿を見失っているのではないかと逆に疑問をもったようです。
エリンはただ王獣と話をしたかっただけ。仲良く暮らすだけの生活までも否定する霧の民の考えに同調しかねているようですが、やはり霧の民としては奏者の技自体を禁忌として葬りたいのでしょうね。

エリンの力を利用しようとする者だって現れるだろうし、エリンの身の上を考えれば霧の民の言うことの方が正しいのでしょうが、自分の感情の行き場を押さえれるはずもないエリンには守れるはずもないでしょうねえ。

ほとんどが昔話で終わったけど、その昔話が結構面白いから困るw(笑 エリンの話よりも、オファロン王とジェの一代記として見たかったなあw

己の手に扱いきれないものを使ったものの末路というのは、既に手に負えなくなっている兵器を擁している現代にも通じるものがあるかもしれませんなw

大正野球娘。 (第6話)

大正野球娘。

第六話「球は広野を飛び回る」

基礎練習をこなせるようになったものの、対戦相手が見付からずに困る桜花会。そんな時、小梅が見つけてきたのは野球をする場所が見付からずに困っていた小学生たちだった。

桜花会は小学生相手に試合をするものの・・・


小学生相手に惨敗

「面白かったからまた相手になってもいいぜ。それまでせいぜい精進してくんな」

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アンナ先生が私用で長崎に出かけている間、片っ端から対戦相手を捜して申し込む桜花会だが、どこからも色好い返事がもらえず。
そんな時、小梅が近所の小学生チームに目をつけて試合をすることに。しかし、結果は惨敗。

小学生相手に1点も取れず、相手には2桁点数を取られるとは、これは相当な弱さだな(^ー^;A まあ大正時代という時代を加味すれば、野球など見たこともない少女たちがやるんだから当然こんな結果にもなりますわなw

やはり同じように野球をしている女子がいないから、自分たちの実力のほどが分からないってのもあるんでしょうね。でも小学生相手に惨敗したことで、ある程度できると思っていた彼女たちの自信を完全に折ることになったようです。
スポーツものに挫折はつきものだけど、このままでは勝利を味わうことなく終わっちゃいそうですけど大丈夫かな?(^ー^;A

やはりスポコンものの勝利の方程式は、挫折→努力→根性というルートが必須ですからなw


川島対策

「胡蝶ちゃん。貴方は次から左打席に入ってね。晶子さんの制球力の強化」

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「巴さんは大振り禁止。確実にヒットを打てる打ち方に変えること」

「ヒットなんかいつだって打てるもん」

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乃枝が小学生との対戦を見ていろいろ対策を練ってきたようです。声を掛け合うという初歩的なものから、足の速い胡蝶を左打席に移行させたり制球力の強化など、なかなか目の付け所がよい感じですね。

特に晶子の制球力はボールにスピードとパワーがない分、必須条件でしょうからねえ。コースを攻めるくらいしか方法がないもんね。

あとは巴があっさりとヒットは打てるという技倆に驚いた(笑 動体視力もいいし、筋力も体力も他のメンバーとはダンチのようですねえ。まあ、ホームランってのは女子にはキツイだろうけど、ヒットだけなら打てるだろうからねえw

「バッターとキャッチャーは一心同体。真の夫婦になるよう努力してください」

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最後の対策はバッテリーの絆を深めるために夫婦のようになること。この最後の対策だけいきなり精神論的な話になってちょっと強引ですね(^ー^;A 今までのはかなり効果的で妥当な対策だったのにw
まあ、この小梅と晶子の夫婦関係ってのが今回のメインであり、百合物語の基本なんでしょうけど(^ー^;A

再戦

「晶子さん、大丈夫?」

「私はまだ大丈夫ですわ」

「でも、疲れてきている所為で球が浮いてきているから、川島さんが言っていたように低めに集めた方が・・・」

「それくらい分かっています!」

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練習を積み重ねて再び小学生チームと再戦。最初こそ、川島の作戦が功を奏して小学生を圧倒。しかし、回が進むに連れて持続力がなくなり、特にピッチャー晶子の体力不足は如何ともし難く、ついには連打を浴びて逆転されてしまいます。

晶子と小梅の呼吸が合っていないってよりも、明らかに晶子の体力不足っぽいけどね(^ー^;A 晶子の体力強化には限界があるから、やはりもう一人ピッチャー候補を育てるべきなんだと思うがw

しかし、川島は晶子と小梅の呼吸が噛み合っていないからだと指摘。一緒に暮らして新婚気分を味わうよう指示します(笑

小梅と三郎

「・・・・・」

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川島の作戦で取りあえず小梅の家に泊まりに来た晶子。晶子のために一生懸命食事を作る小梅を見ているうちに、さり気なくサポートする三郎と息がピッタリ合っていることに気付いた晶子が、夫婦の何たるかを翻然と悟ったようです。

お互いに何も言わなくてもツーカーの関係になるということは、お互いに相手の事を気遣うことが出来るということですからね。晶子は自分が独りよがりな投球をしていて小梅の助言忠言をまるで聞く耳持たなかった自分を羞じたようです。
晶子はお嬢様で自尊心が強いけど、自分の悪いところは素直に反省するという素直さと良直さがあるのが良いですねえ。

こうして晶子と小梅は新たな関係を築くことができ、いよいよ小学生との三戦目が始まります。

再再戦

「球が浮いてきてるは」

「うん、低めね」

「それとちょっと思いついたんだけど、今より遅い球って投げれる?」

「分かりました。やってみましょう」

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前回のように小梅の助言をちゃんと受け止める余裕が今回の晶子にはあるようです。さらに、小梅の提案でチェンジアップを投げるようにして、疲れて制球力がなくなってきた所で球に緩急をつけることを学んだようです。

晶子の球でチェンジアップってのは微妙だけど、まあ作劇としてはこーゆー提案をしながら次第に切磋琢磨していくのはなかなかよいですよね。
内野陣も普通にゲッツーとか取れるようになったりしていて驚いたよw でも話しの流れが自然なので、その進歩も普通に受け入れることができますねw

最後は負け

「野球の神よ。願わくば仲人となり話が想いを成就させたまえ!」

「・・・・ストライクバッターアウト!って、貴様はいい加減に学習しろ!」

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結局、色気を出した巴がホームランを狙って最後のチャンスを逃して敗北したようですが、それでも今回の試合でみんなそれぞれ満足はしたようですね。

次第に技量を上げていきながらも、どこか1つ2つ抜けさせているのはこの作品の特徴ですかね。
今後もどんどんと進歩していきそうですが、どこか一つ弱みを持たせていきそうですねえw

今回は晶子と小梅を中心にして、メンバーがさらなるレベルアップをしていく話でしたね。他のメンバーが技術的な上達を遂げている描写に対して、晶子と小梅はメンタル面の成長ということで、よりドラマ性を帯びた成長物語を見せてくれましたねw

素直な二人の成長は見ていて微笑ましいので、他のメンバーたちもこんな心の交流ができるようなエピソードを見せて欲しいですね。
でも最終的にこれで中学生男子に勝つのはちょっとまだ無理だろうけど(笑

CANAAN (第7話)

CANAAN

第七話「慕漂」

カナンを捕らえ、合衆国大統領一同をウーアウィルスに感染させたアルファルド。

合衆国はついにステルス戦闘機を使って大統領もろとも会場を爆撃する選択を取る。カナンを救いに会場に入っていたカナンは・・・


ステルス発射

「残念ながら親交を深めている時間はない。あと数時間もすればあなた方はウーアウィルスが発症して死に至る。しかし、貴方の優秀な部下はそれが気に入らないらしい」

「・・・・まさか」

「そう。ご自慢のステルス爆撃機がグアムから飛び立った」

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ウーアウィルスの抗ウィルス薬の入手が困難になり、感染した大統領一行を助けることができないと判断した合衆国首脳陣はウィルス感染して死ぬ前に、爆撃で大統領を殺そうと計ったようです。

どうやらマリアのオヤジさんが抗ウィルス剤を開発したようですね。マリアの親父さんがそんなお偉いさんだったとはねえ。だからごり押しで記者になんてなれたんだ(^ー^;A

しかしこの状況で爆撃機でピンポイント爆撃するような判断をするんでしょうか? 抗ウィルス剤がどの程度の潜伏期間をおいても効果がある物か分からないけど、とりあえず会場を制圧しないとダメなんじゃないんだろうか?(^ー^;A もう中国政府に期待できないって判断したんですかね?

カナンとアルファルド

「昔、間の悪い傭兵がいた。その男は二度に渡って同じような仕事を引き受けた。銃も持てない小娘を一人前に育てあげる。間の悪いのはこの後だ。その教え子はどちらも同じ名前で呼ばれることになった」

「あなたは、カナンのなに?」

「おかしな事を聞く。私もカナンだ。今はその名を捨てたがな」

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アルファルドとカナンは同じ師匠についた兄弟弟子みたいなものだったようですね。年齢的に見るとアルファルドの方が兄弟子になるのか?

カナンとアルファルドという2人を育てたとなると、間は悪いけどかなり凄腕だったんでしょうかね? でも同じ名前を付けたってことは、時期的にはダブってないんでしょうね。
同じ師匠に就いて同じことを学んだってことで、傭兵としての技倆や考え方は似たようなものなんだろうけど、劇中では超能力がメインになってるので傭兵の能力や考え方ってあんまり問題じゃないような・・(^ー^;A
どっちかてーと、カナンとアルファルドの特殊スキルが問題じゃないのかね?

カナン登場

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いきなり敵のまっただ中に突入。その特殊スキルで拳銃の弾を全部避けながらマリアの元に向かいます。

この拳銃の弾を避けるスキルってのは時間を遅くするとかそんな能力なのかね? 強感覚とか呼んでいたけど、どういう理屈で弾丸を避けるのかよく分からないですね。そしてその強感覚でマリアの居所まで一瞬で分かっちゃうみたいだし(^ー^;A

「マリア!」

「カナン。地下にウーアウィルスに感染してる人がいるの!それに爆撃機がここに向かっているらしくて・・・」

「やっと繋がったわね」

「何か名案でもあるのか?」

「状況は把握しているようね。米軍のナブスター衛星群にハッキングをかけます」

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アルファルドが早々に撤退したためか、かなりあっさりとマリアの元に到着するカナン。
しかし、カナンは地下に閉じこめられている人や爆撃機を何とかしてくれとカナンに懇願します。

こんなことまでできちゃうのカヨw カナンの仲間もアルファルドたちも米軍の機密にあっさりハッキングしたりしちゃってるなあ(^ー^;A まあ、そうしないと物語が成立しないんだけど、なんか簡単に機密に辿り着き過ぎw(笑

電子使い

「落とした!? 奴ら落としたぞ!」

「着弾まで40秒近くあるはずです。集中してください」

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なんか今度は「電子使い」みたいな能力を使ってGPSで誘導されている爆弾の誘導を切ってしまったようです(^ー^;A これにより、爆弾は会場の数十メートル手前に着弾して爆発。さらに死んだと思っていた大沢パパが抗ウィルス薬を持って会場にたどり着き、会場のみんなは無事に助かったってことのようです。

カナンは弾丸を避けるだけじゃなくて「電子使い」の能力もあるみたいね(^ー^;A もうそのうち「ラフノールの鏡」とか「光の剣」も使えるようになるんじゃね(笑

展開が現実離れし過ぎてどうも乗り切れないですね。最後はカナンの超能力で全部解決しちゃうみたいだし。

カナン最強って設定はそれでもいいんだけど、何でもあっさりと解決し過ぎちゃうので物語の緊張感があんまり感じられないなあ・・・

アラド戦記 スラップアップパーティー (第20話)

アラド戦記 スラップアップパーティー

第二十話「争乱!ウェストコーストの燃える空」

妹ステラの病状が悪化し焦るイルベクに、ハイネが天界にある「ベヒーモスの涙」があれば助かると言い始める。その言葉を信じたイルベクは天界に攻め込もうとするデロス皇帝と共に天界への道、天城を奇襲する・・・


ベヒーモスの涙

「ベヒーモスの涙・・・」

「イルベク様のお力なら、必ず手に入れることができるはずです」

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妹ステラの病状が悪化し、冷静な判断ができなくなているイルベクに、ハイネは天界にある「ベヒーモスの涙」があればステラを助けることができると嘯きます。

ハイネは怪しいですねえ。皇帝の命令でイルベクが天界に攻め込むよう唆しているのか、それともイルベクを天界に行かせたいのか。
ともあれ、ステラの呪いは天界に行くだけではどうしようもなさそうなので、イルベクは最後には皇帝かステラに利用されて終わりそうですねえ(^ー^;A

まあ、イルベクは元々滅茶苦茶なことしてるので、志半ばで倒れても同情はできないんですけどねw

天界へ続く天城

「天界に続いているんだよな、あの城は・・・・「ベヒーモスの涙」って天界のどこに行けば手に入るんだ?」

「「ベヒーモスの涙」?・・・うーん、博学の私でもベヒーモスというのは聞いたことがない」

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ジェダが本当に博学かどうかは不明ですが、やはりベヒーモスの涙なんてのは存在していないようですね。

ベヒモスってのはリヴァイアサンと共に神が創世したとされる生物ですね。「最強」の冠を着けられたリヴァイアサンはよくRPGとかに出てくるけど、「傑作」という冠は微妙なのか、あんまり出てきませんね(^ー^;A

イメージとしては象みたいなものと思ってたんだけど、wikiを見るとカバとかサイみたいなものらしいです(^ー^;A

リュンメイの仇

「レオン!」

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天城の近くの街でベヒモスの情報を集めようとした一行ですが、そこにデロス帝国皇帝のレオンが現れます。その姿を視たリュンメイは敵意を剥き出しにして睨み付けます。

そういえばすっかり忘れてたけど、リュンメイの爺さんってデロス皇帝に殺されたんだっけか。
今回、リュンメイがようやく過去を話始め、リュンメイの祖父は元々デロス帝国の高官だったようで、全世界に戦争をふっかけようとする皇帝レオンを諫言した所為で三族皆殺しにあったようです。

臣下の諫言を煩く思って殺してしまう皇帝ってのは歴史上も散見されるけど、三族皆殺しまでするとはまた横暴ですなあ(^ー^;A これでリュンメイは皇帝レオンを仇と狙うようになったそうですが、一回の冒険者と皇帝じゃあどうしようもないですなあw
リュンメイもそれが分かっていたのか今まで何も言わなかったけど、仇がすぐ近くにいると分かって仇討ちを決意したようです。


リュンメイはバロンたちに別れを告げて一人皇帝の元に向かいます。

襲撃失敗

「そ、そんな・・・」

「やってくれるじゃねえか」

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皇帝が夜半に何故か単独で移動している道を察知したリュンメイは、皇帝の乗る馬車に向かって大木を投げつけます。そしてわざわざ生死を確認するために近くに寄ったところをハルセンによって捕らえられてしまいました。

皇帝の馬車に大木を投げつけて殺すのは、始皇帝を暗殺しようとした漢の軍師・張良がやったとされる方法と同じですね(笑 まあ、この時も暗殺は失敗したんですがw
でもリュンメイはお忍びで行動しているハズの皇帝の馬車の存在をどこで知ったんでしょうかねえ。しかもわざわざ生死確認なんてしなくてもいいのに(^ー^;A
とりあえずリュンメイが捕まってしまったという状況が欲しいようで、その後、バロンたちに助けられるってことのようです。


天城襲撃

「こんな夜更けに何の用だ?・・・・これは!?」

「天城は我々が頂く」

「許されると思っているのか?」

「全ては承知の上」

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「悪いがおまえら、死んでくれ!」

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バロンたちがリュンメイを助け出している頃、皇帝はイルベクを率いて天城を攻略。天城の長であるダークエルフの長をイルベクが殺して天城を制圧。さらに天城の麓にあるダークエルフの郷をハルセン率いる鬼の手軍団が攻め込んで村を全滅させてしまったようです。

天城の守りが薄いのは、禁忌としてこの城はみなに恐れられているとかからでしょうかね?僅か数百の兵であっと言う間に制圧しちゃったもんなあ。しかも、ダークエルフは魔法とかで何かすると思えば何の抵抗もしないし(笑 ダークエルフって設定が完全に死んでますなw

そしてリュンメイを助け出した後、天城の麓の村が焼き払われているのを知ったバロンたちがそこに向かえば、そこにはダークエルフを全滅させたハルセンたちが。

バロンvsハルセン

「またおまえたちか。今回も邪魔するなら手前らも血祭りだ!」

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バロンとハルセンが一騎打ちするところで次回に。

悔しいけど、なんか微妙に面白くなってきたぞw 相変わらずストーリー作りは杜撰で適当過ぎるんだけど、風雲急を告げる展開がなかなか見所かもw 野心を持った皇帝が、超絶な技術を欲して軍を起こすってのは「グインサーガ」に似てますね。まあ、あっちと比べたら申し訳なほど作りが荒いし雑だけどw

とりあえず初めて次回が楽しみな展開(笑

ようやく大きなストーリーが動き始めたみたいですね。今まではサブストーリーのコメディがくだらなすぎてどうしようもなかったけど、メインストーリーはしっかり作って欲しいですねw

とりあえず、次回が楽しみだと初めて思えたよw

シャングリ・ラ (第20話)

シャングリ・ラ

第二十話「連之調音」

メデューサが暴走して世界がどうになかっちゃったので、国連はメデューサを作ったカリンを殺すべく出撃したらしい・・・


実はオカルトファンタジーでした

「アトラスの外周を回ったらあれと同じものが見えた。これが全体図だ」

「この中心にあるのって!」

「アトラスだ!」

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「東京の大地には龍脈が横たわっていた。その中心にアトラスを築き、天地を結ぶことで大地の気を天に昇らせ支える。アトラスは世界の中心となって私たちに繁栄をもたらすだろう!」

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えー、いつの間にかオカルトですか?(^ー^;A 先端科学をフォローするのにオカルトを使って説明って・・・なんだよこの説明放棄的なオチww

結局、アトラスを建てた理由もその建造技術も全てオカルトが関係しているってことで、これは近未来の日本を部隊にしたリアルな物語ではなく、単なるオカルトファンタジーだったってことねえ・・・。

炭素指数だとか世界汚染の状況を中途半端に組み立てているかと思えば、肝心な所は全部オカルトで何となくそうなってます的な説明で誤魔化してるってことか。
道理で世界観説明できないワケだw もともと、中途半端で世界観が構築できてないので、説明できない所は全部不思議な出来事で終わらせてるのだね・・・

ミーコ死亡

「こ、これは」

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「さあ、ミーコ。我らと一緒にアトラスへ・・・・ミーコ!?」

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メデューサが暴走して何かを画策しだしたらしく、国連がメデューサ討伐に。その国連にカリンのいる秋葉原にメデューサがいると涼子が偽情報を送ったようで、国連が秋葉原を攻撃。
たまたまミクニがそこにいたけど、ヒルコ=ミーコがなぜかミクニのピンチを知って培養液の中からテレポートしてミクニを守ったけど死んじゃったってことのようです。
ちなみにカリンも死んだと思わせてるけど多分生きてんでしょうね。

ミーコは人格としてはまるで確立されてないキャラだったけど、あんぽんたんなキャラ設定ばかりのこの作品の中では、唯一といっていいくらいに素直なキャラだったので、彼女?の死によってこの作品の理性的なものは全て失われたんじゃないかなあ。


なんつーか、ストーリー運びが杜撰すぎて何でもアリになってますねえ(^ー^;A まあいつものことだけど、最終回が近いとあって、その傾向がかなり顕著になってきてる感じですか。

もうストーリーを進めるためには設定なんてどうでもいいって感じです。

ますます酷くなってきたストーリー展開。
もうどうやってもギャグかコメディな結果にしかなりそうにないけど、それでも真面目に作ってるつもりなのでびっくりw
説明不足な箇所を全部オカルトにして幽霊の仕業でエンドでいいんじゃないかな。もしくは夢オチでもw

化物語 (第6話)

化物語

第六話「するがモンキー 其ノ壹」

バスケ部のエース、神原駿河が阿良々木の周りをつきまとい始めた。戦場ヶ原と親しかった彼女は阿良々木に何かを訴えようとしているようだが・・・


神原駿河

「やあ、阿良々木先輩!奇遇だな」

「こんな仕組まれた奇遇がありえるか!」

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バスケ部のエース神原駿河。相当な運動神経とスター性を備えた少女のようで、学校で知らぬ者はいないほどの有名人だそうです。

そんな彼女が、なぜかここ数日、ありゃりゃぎ(失礼、かみました)じゃない阿良々木の周りをうろつくようになっているようです。

どこがぎこちない会話、かみ合わない話題、神原の一方的な言い分と、何か阿良々木に言いたいことがあるような感じなんだけど、そんな雰囲気を拒否するかのような彼女の言動はどこかチグハグ。このチグハグさが彼女がまさに阿良々木に相談したいことなんでしょうかね。

「おまえ放課後は部活じゃないのかよ」

「ああ、ほら。いま私はこんな手だからな」

「で、今日は何の用なんだ?」

「ああ・・・・そう、今朝の新聞の国際面読んだろ? 今後のロシアのこれからの政治情勢について阿良々木先輩の意見を聞きたいんだ」

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左手全体に撒かれた包帯。これが神原の「何か」なんでしょうね。阿良々木に言いたくても言えない、相談したくてもできないこと。

なぜ阿良々木の元に来たのかは謎ですが、エロゲー主人公ってワケじゃないので何か理由があるのでしょうな(笑


そしていきなり現れてつきまとうものの、今回も神原は何もせずに阿良々木の元から去っていきます。
不審に思うものの、実力テストの勉強のことで頭がいっぱいな阿良々木は深く考えるのを止めて戦場ヶ原の元に勉強を教えてもらいに行ってしまいます。

戦場ヶ原の嫉妬

「神原駿河って知ってる?」

「神原駿河・・・懐かしい名前だわ。あの子は私の中学時代の後輩よ」

「神原は今でも後輩だろ」

「神原・・・えらく親しに呼ぶげじゃない!あの子がどうかしたの?阿良々木くん」

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相変わらず過激な女だな、戦場ヶ原ひたぎ(^ー^;A 口内とか眼球とか鍛えようのない箇所を堂々と文房具を凶器として襲い掛かってくるところが恐ろしいw 阿良々木が戦場ヶ原と普通につきあえるのは、怪異で精神が麻痺しているからか、それとも怪我ならばすぐに治るという得意体質からかw

一般人じゃあとても付き合いきれそうにないがw

「神原はね、阿良々木くんよりも1年先に私の秘密に気付いたの」

「神原はおまえのことを助けようとしたんじゃないのか?」

「ええ、その通りよ。拒絶したけど。阿良々木くんの時と似たような対処をさせてもらったわ。神原はそれきり戻ってはこなかったわ」

「じゃあ何で神原は俺に付きまとうんだろうな?」

「おおかた私と阿良々木くんが恋人関係になったことを知りもしたのでしょう」

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神原をえらく気にする阿良々木に戦場ヶ原の情緒はますます不安定になっていきそうです(笑

どうやら神原と戦場ヶ原は友人というだけの付き合いではなく、怪異に取り憑かれていた戦場ヶ原を助けようとした敬意があるようです。しかし、そこで戦場ヶ原が猛烈に拒絶し、それ以来疎遠になってしまったようです。

戦場ヶ原はたんに神原が戦場ヶ原の彼女というだけで阿良々木に興味を持ったと思っているようですが、神原という女がその程度の女には見えないけどねえ。視聴者的に見てもそうは見えないのに、つきあいの長い戦場ヶ原がそう見たのには何か理由があるのでしょうかね? 単に女同士だから軽く見過ぎているだけか?


気になった阿良々木は、なぜか困った時の羽川翼に頼ります。

羽川と電話

「バスケ部の神原さんと陸上部の戦場ヶ原さんとでバルハラコンビって呼ばれてたわ。・・・・・戦場ヶ原さんは難しいよ。難攻不落のセルフフィールド作っちゃってるからさ」

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ATフィールドですね。分かります(笑 誰もが持っている心の壁。
しかしこの後に続く羽川の「人付き合いが嫌いなのと人間嫌いは違う」というのは興味深いですねえ。
それに続く「世の中に人の来るこそうるさけれ、とは言うもののお前ではなし」という蜀山人の狂歌がぴったりと当てはまっているのがまた凄いw

やはりこの作品の中の「会話」というのは秀逸だなあ。今回は羽川が阿良々木と電話している態で実は殆ど独白に近いセリフなのだが、その洒脱さと流れるように紡がれていくセリフは思わず聞き惚れてしまうw

そしてこの電話の会話が終わった直後、阿良々木の身に異変が起こります。

怪異の襲撃

「!?」

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突然、怪異に強襲される阿良々木。

最初の一発目のパンチなんて阿良々木の顔面陥没して反対側から出てるほどの衝撃なんだが、これは効果なのか実際にこのくらいの衝撃受けたけど吸血鬼の力で瞬時回復したのかどっちだろう(^ー^;A

この怪異がなんかエヴァみたいな動きで奇怪ですわ。幽霊や妖怪というよりも操られた人形のような恐怖感を感じる動きですわ。
そしてこの怪異の左腕には、千切られた包帯が。これで阿良々木はこの怪異が神原本人、もしくは彼女に関係するものと察したようですが、そのまま気絶してしまい、次ぎに目覚めた時には戦場ヶ原が目の前に立っていたところでエンド。

羽川との会話から羽川の独白という流れで静かに、そして淡々と進んでいた流れが、この怪異の登場で突然崩された感じですね。まさに青天の霹靂にも似た衝撃。
このメリハリの付け方は衝撃的なほどに凄いわw

物語そのものは単調で未だ本筋には入らない序章部分だというのに、物語への引きこみ方が相変わらず凄まじいですね(^ー^;A

2009年夏期アニメレビュー予定

あまりに数が多くてどれを切ろうか迷ってましたが、ようやく決まったので改めて1週間の視聴予定をまとめてみました。

なお、切ったアニメは個人的に視聴できない判断しただけで、一般的な評価の良否に関係ありませんのであしからず


◎:期待大
○:普通
●:ちょっときついかな
×:期待小

下記は放映日であり深夜番組は翌日にレビューしますが、偏っているので一部は一気に週末に移行します。


月曜日
 ○:咲 -saki-

火曜日
 ●:【懺・】さよなら絶望先生
 ○:宙のまにまに
 ◎:化物語 
 ○:涼宮ハルヒの憂鬱(視聴のみ)

水曜日
 ×:うみものがたり~あなたがいてくれたコト~
 ○:忘念のザムド
 ×:バスカッシュ 
 ○:狼と香辛料Ⅱ

木曜日
 ●:CANAAN
 ◎:大正野球娘。
 ○:東京マグニチュード8.0
 ●:タイタニア
 ○:PandoraHearts 
 ×:シャングリ・ラ
 ●:アラド戦記~スラップアップパーティー~

金曜日
 ○:蒼天航路 
 ×:戦場のヴァルキュリア 
 ●:07-GHOST 
 ●:NEEDLESS

土曜日
 ○:獣の奏者エリン
 ○:真マジンガー衝撃!Z編
 
日曜日
 ○:クロスゲーム
 ○:鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
 ○:グイン・サーガ



現状全24作品です

レビューしないアニメ
プリンセスラバー
かなめも
うみねこの鳴くころに
Phantom~Requiem for the Phantom~ 
ハヤテのごとく2
エレメントハンター

当地域では未放映アニメ
花咲ける青少年
ティアーズ・トゥ・ティアラ
GA-芸術科アートデザインクラス-
青い花
よくわかる現代魔法

狼と香辛料Ⅱ (第7話)

狼と香辛料Ⅱ

第七話「狼と戯れの日々」

ホロの伝説が残る街レノスに辿り着いたホロとロレンス。しかしその街は、異様な雰囲気に包まれていた・・・


城壁の外の商人

「これは門前市というやつかや?」

「それは教会の前に並ぶものだ。市壁のすぐ外で堂々と店を出すのはちょっと変だな。門が閉ざされてるわけじゃないから、政変というわけでもないはずだ」

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レノスの街に辿り着いたロレンスとホロ。しかしその街を囲む城壁の外に、なぜか大勢の商人がたむろしているのでした。

怪しげな商人が城壁の外でたむろしているのは嫌がらせでしょうかね(^ー^;A
そういえばこの世界の街も城壁で囲まれていたんだったっけ。城はないから市壁というらしいけど、中国風にいえば鎮とかって街の単位になるのかな。

この市外にたむろしている商人たち、これが今回の事件の嚆矢というわけですかね?

証明札

「これは外地商人証明札だ。余所から来た商人が街の中で仕入れをする時は、これを見せなければ売ってくれないので絶対なくさないように」

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厳重な検問と身体検査。さらに余所者には証明札を発刊し、それがないと商売できないようなシステムになっているようです。

外にたむろしている商人たちは、この証明札をもらえなかた商人なのか、それともこれから起こる何かを期してたむろしているのでしょうかね?
商人の出入りを証明する札を発刊するってことは、関所のように出入りする人間を管理する必要があるってことだから、あるとすれば戦争とか政変とかまあ危なっかしいことしか思い浮かびませんわな。

この街の変事に巻き込まれていくのか、それとも自分から巻き込まれに行くってところでしょうかね。

バカップル

「どうにも納得いかない。確かに事件の起点におまえがいたことはないのだが」

「主がそれにうなずきがたいのは至極当然じゃ。主は主の行動の基準に常にわっちを置いてくれるからの。それでわっちに振り回されておるような気がするんじゃろ?」

「・・・こいつ」

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なんか今回は表題がそうなっているためか、二人がベタベタする場面が多いのよねえ(^ー^;A なんか新婚夫婦ってよりもバカップルな感じがするのが微妙なんですがw
賢夫妻のような遣り取りは見ていて楽しいのだがけど、自分たちが楽しいだけのバカップルな遣り取りはどうも劇中の描写としては微妙ですよねえ。(^ー^;A

この二人にはもうちょっと賢い遣り取りを期待しているのですが・・・まあ、たまにはこーゆーのもいいのかなあ。

ホロの伝承集め

「まずはおまえの話を集めるのが先だろ。まず年代記作家に当たろう」

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とりあえず今回も年代記作家から伝承を聞くことから始めるようですね。

そういえばディアナはもう出ないのかな? 彼女はホロと同じく妖怪のようだったけど、その本性も見せないままだったからなあ。
結構ミステリアスなキャラだったのであれだけではもったいないのでこの後も出て欲しいところなんだがw

しかし伝承集めのパターンをこれからも続けるのかねえ。1クールでホロの故郷に行けるとは思えないので、伝承集めをメインに据えられると中途半端に終わるような気がするが・・・

街の記録

「なんと、そうか。街の旧い知識はこうして書物にしか存在しなくなってゆくのか・・・」

「となると、リゴロさんの元で記録を見せて頂くしかないですか」

「そうなるな。年月は石の建物でさえ風化させる。いわんや人の記憶をや。恐ろしいことだ」

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文字があって記録を後世に残せるだけよいですよね。文字を持たない民族は、その記録どころか存在自体を忘れ去られてしまい、勝者の中の敗者としてしか記録が残らないですからなあ。

その点、やはり紀元前から歴史の記録が明文化されて残ってる中国ってのは凄いなあw

この作品では統一王朝のような存在は見えないけど、各国で記録や歴史を刻む史官のような仕事はないのですかね? あっても商人ごときにおいそれと見せないものなのかね?

街で出会った謎の人物

「・・・・わっちを見て驚いておったの?」

「まさか人ならざる者とか?」

「そんな感じはせんかったが。あの娘、私の見目麗しさにたじろいだのかもしれん」

「・・・・娘? 女だったか」

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ロレンスたちと同じ宿に泊まっている、常にフードで顔を隠している謎の人物に街でばったり出会います。
しかしその人物は、なぜかホロを見てびっくりし、逃げるように去っていきました。

女だってことも気付かせないような風体と仕草ということは、何かを隠しているんでしょうけど、ホロの正体にも何か気付いた風でもあり、何やらミステリアスな雰囲気の女性ですねえ。

とりあえず今回もロレンスは女性関係で苦労しそうな予感ですねえ。ホロが一緒になってから、所持問題が起こってるのはホロの所為じゃないけど明らかに女難の相が出ている気がするw

前回の物語は綺麗サッパリ終わって次の章に突入したようですね(^ー^;A 前回の物語の余韻くらいは感じさせて欲しかったところですが、まあ尺の問題とかもあるんでしょうね。

しかし今回は物語の序章だけあって、謎と伏線の振りまきで終わってしまって微妙ですね(^ー^;A ホロとロレンスの掛け合いも前期のような洒脱さとか多彩な見識さというよりも、若いカップルのような雰囲気が強くて見てるだけでは楽しめない感じ。
次回以降に期待かなあ・・・( ´・ω・`)

うみねこのなく頃に (第8話)

うみねこのなく頃に

第八話「EpisodeII-III week square」

最初の6人の犠牲者が礼拝堂で殺される。しかし、それはエピソード1とは別の人物だった。

さらにカノンが魔法使いになって悪魔と戦いをする?・・・



うーん、バトラがエピソード1の殺人のネタを考えるのかと思えば、次々に違う事件を起こしてそのネタを考えていくというパターン? エンドレスに推理して行って終わりなしなのかね?

新キャラの悪魔とかカノンが魔法使いだとか真実の赤いセリフだとか、なんかかなり意味不明になってきてるのでそろそろ限界かなあ。
これにて切ります

バスカッシュ! (第19話)

バスカッシュ!

第十九話「ターン・オーバー」

ダンたちの月行きを賭けたエキシビションマッチが始まった。相手はセラのバスケの先生たち。

しかも、ゴールはセラのかつての家の真上にあり・・・・


的確な老人たち

「特別なことはしていない。ただ基本に忠実なだけ。でもそのレベルが恐ろしく高い」

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敵はかつてのセラのバスケの先生にしてマフィアの一員たち。

かなりの強敵のようですが、バスケをしている間にセラが何かを吹っ切ってダンたちの勝利。なんかすげーあっさりw ってかバスケしてるだけでセラが過去や親父との関係を清算できた風になっているのが理解できんけどw(^ー^;A

Bパートは総集編

総集編とかいるのかなあ。今の話と全くつながりないような気がするんだがw せめて監督交代してからの総集編にすればよかったのに、何で第一話からの総集編をわざわざw

蒼天航路 (第20話)

蒼天航路

第二十話「不動の魔神」

新たに楽進、荀攸という逸材を手中にした曹操は、彼らの力量を推し量るべく賈?と張繍との戦いに勤しむ。

一方、曹操から兵を借りた劉備は呂布に強襲され、再び呂布に降伏する・・・


楽進

「名は?」

「楽進」

「最近従軍したのはいつだ?」

「今年正月。宛城」

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史実の楽進は曹操が董卓討伐を掲げる頃には既にそれなりの身分になるほどに古参の武将ですが、この作品ではこの張繍戦の後に曹操に見出されて将軍に抜擢されたということになってます。

楽進は剛毅な武将で、ほとんどの戦で手柄を立てているほどの勇将です。魏の五将軍に選ばれているほどで、曹操の身内の夏侯と曹一族を除けば、張遼に継ぐほどの勲功を挙げてますからね。

その割に目立った活躍が描かれないのは演義で目立たないためなのかもしれませんが、この作品ではそれなりに見せ場があるのでファンにはたまりませんw


荀攸

(この自由闊達さは羨ましい。しかし、僅かに漂うこの危うさは何であろう?・・・・なるほど、曹操殿が不在の時もその存在を意識して論じておられる。意外な危うさとはこれかもしれん)

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荀攸は荀彧の甥ですが、年齢は6歳年上になります。

荀彧ほど清廉潔白で理路整然とした所はなく、郭嘉ほど剛胆な軍略家でもなく、程昱ほどに剛性のある軍師ではないのですが、曹操に一番信頼され、最終的には筆頭軍師ともいうべき身分になった英才です。

荀彧や郭嘉ほどの目立った突出さを見せず、慎み深い性格でありながらここぞという時には的確な進言をして誤ったことがないという人物で、その生き方、人との接し方までをも総括すれば、恐らく曹操陣営の中でも一番の人物だったでしょう。

個人的にはやはり派手で目立つ郭嘉や冷徹な賈詡の方が好みなんですけどね(^ー^;A


そして荀攸最初の仕事は楽進に同行して兵法をたたき込むことでした。

楽進の戦

「なんと!無造作に敵に突っ込んでいく!? 楽進どの!!」

「・・・・全軍、進むぞ」

(この人はこういう将であったか!何を求めて楽進を抜擢したのか分かった。この果断さは兵たちを奮い立たせる!)

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楽進の戦は恐れることなく真正面から敵に当たり、これを食い破る剛胆さと勇猛さにあるようです。
実際の楽進も沈着果断で一番槍を多く取っているというから、戦にあって躊躇と逡巡をせず、常に果断に向かっていくような男だったんでしょうな。でもそれだけではただの命知らずの無謀だから、しっかりと戦の全体像を見極める才覚も当然あったと思いますw

曹操vs張繍&賈詡

「この局地戦は賈?が描いた絵図だ。必ず二枚腰の罠に仕立てるはず・・・」

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「計算通りだ。今こそこの賈詡は曹操を葬った男になる!」

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賈詡の描いた戦術図は分かりやすくていいですねえw 原作だと賈詡の独白の説明が結構多かったんだけど、アニメにするとセリフの多さは尺を採るのでこんな風に図示説明させたのでしょうけど、これが結構分かり易いw
兵数を見ると張繍軍は1万、曹操軍じゃ6千と圧倒的に少なく、本来なら野戦でこの差は致命的な少なさになるんですけど、そこを人材で切り抜けていくのが曹操という見せ方なんでしょうね。

賈詡の敗北

「曹操の速度は、全てを見通したものであったか!」

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賈詡と曹操の読み合いは曹操の方が上手だったようです。

でも実際に史実からすれば、賈詡と曹操が戦術で読み合いをすれば賈詡の方が勝ちそうですけどね(^ー^;A 賈詡という軍師はそれほどに冷徹で明敏だから。でも結局、賈詡が読み勝ちしても曹操は討ち取れないでしょうね。それが曹操という男だから(笑


張繍との戦は曹操にとって軍事演習を兼ねたもののようで、この小競り合いを続けることで楽進ら将兵を次第に精鋭へと育てていくのでした。

そしてもう一方の曹操から兵を借りた劉備は、呂布との小競り合いを続けながらもただ漫然と状況を待ちに徹していました。

呂布軍出撃

「高順!張遼!先陣を任す」

「「御意!」」

(まずはこれで良し。呂布どのは冷静だ)

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高順と張遼といえば呂布陣営の中でも飛び抜けて優秀な二人ですね。きら星の如く人材を蒐集している曹操軍の中にあってもこの二人の武勇は曇らぬほどの勇将です。

特に張遼の後の活躍は冠絶しており、恐らくは呂布亡き後で騎馬を率いさせれば最強の武将だったんじゃないでしょうかw

この作品では張遼と高順の活躍というよりも、常に先陣を駆けてきた呂布が王者の風格を得て軽率な行動を取らなくなったってのが見せ所なんですけどね。
原作では、呂布が一介の武人から王を意識し始めたことで、その戦い方や考え方に変化を見せ、それが呂布の表情にも表れくるのですが、アニメではそこまで細かい描写はできないようですね・・・(^ー^;A

逃げる劉備、追う張遼

「先陣に呂布の姿が見あたらん。しかし、これほど猛進しながらまるで隊列を崩さぬ。この追撃から逃れるのは不可能に近い。何としてもこの関羽が勢いを止めねばならん」

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逃げる劉備を追うのは呂布軍の先鋒・張遼。関羽は呂布のいない先鋒に不審を感じつつ、その凄まじい追撃に瞠目して自ら殿軍に移ってその追撃を阻もうとします。

張遼と関羽の一騎打ちはなかなか見応えがありますなw しかし動きがいまいち微妙だなあ。(^ー^;A 原作の方はマンガなのにすごい躍動感を感じるのに、なんでアニメの方が躍動感を感じないのか(^ー^;A

呂布に降伏

「久しぶりだね、呂布どん」

「張遼はどうした?」

(部下を気遣ってやがる。それにおいらのことなんかまるで眼中にねえ・・・・悪い予感がするぜ)

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呂布に襲われているのは曹操の兵を率いているからだと気付いた劉備は曹操の兵を逃がし、自らは張遼軍を突っ切ってそのまま呂布の本陣に赴いて降伏。
しかし、弟と劉備を慕っていた呂布には既にその面影はなく、劉備を眼中にも入れないその変貌に劉備は不安を感じるのでした。

史実では呂布軍に劉備は撃破され、さらに曹操から援軍として派遣された夏侯惇も高順に撃破されており、呂布軍の圧倒的な強さが分かります。
劉備は呂布には捕まらずそのまま曹操と合流し、再び呂布と闘うという展開なのですが、この作品では劉備は呂布に降って呂布陣営から劉備の視点で呂布を見る形を取ります。

この後は曹操よりも呂布の見せ場が多く、呂布が死ぬまでの呂布と陳宮の遣り取りは秀逸です。
それを見せるべき劉備を呂布の下に置いた作者の配慮はさすがというべきですが、尺の都合からか展開が拙速で心情描写を薄くしてあるこの作品が、どれだけ呂布と陳宮を描ききれるのか不安ですけどね・・・

東京マグニチュード8.0 (第5話)

東京マグニチュード8.0

第五話「慟哭の、学び舎」

真理が二人を連れて避難してきたのは、偶然にも未来の通う学校だった。

いつもとは違う雰囲気の学校に戸惑う未来だが、そこで多くの人の死に直面し、己を見つめ直すことに・・・


未来の学校に

「お姉ちゃん、何があるの?」

「ステンドグラス! 凄い綺麗なんだから。ほら、あそこに・・・・・!?」

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「・・・メグ」

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真理たちが避難してきたのは偶然にも未来の通う学校。未来は悠貴に講堂のステンドグラスを見せようと中に入りますが、そこは死体安置所になっていたようです。
さらに、一緒のクラスのメグが、彼女の母の遺体を前に呆然としているのを見てしまった未来は愕然とします。

これはショックだよねえ。普段見慣れた場所が全く違う雰囲気の場所になってしまって、さらにそこには悲愴な表情の友達がいるとか、ほんといたたまれなくなりそうです(-"-;)

遺体の側に蝋燭と線香が備えてあるのが余計にモノ哀しいですね。神秘的な美しさがありながら、悲しみしか存在しえない空間ってのは、そこに立つだけで胸が苦しくなってきそうです。


悲しみで動けなくなってしまう未来。
そんな彼女の前に、一人の老人が現れます。

ボランティアの老人

「夜になってもちっとも涼しくなりませんなあ」

「そうですね」

「でも、ほんのちょっとですが、涼しい所があるんですよ」

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「いろいろお有りだと思いますが、せめて今夜はゆっくりと休んでください」

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悲嘆する未来たちの前に現れたのは、古市という老人。古市さんは暑苦しい夜を少しでも涼しく過ごしてもらおうと、3人を比較的涼しい水辺の側に案内します。

季節は夏だからまだよかったですよね。これが冬とかだったら、もっと厳しい状況だったでしょうし。
昔は地べたとかに寝て徹夜もできたけど、もう今は無理だなあ。被災したらこんな生活が続くんでしょうねえ。悲しんでるヒマもなくなりそうで、なんか麻痺してきそうですね(^ー^;A


そしてその後も何かと気を効かせてくれる古市老人。近所に住んでるボランティアの方のようですが、この古市さんは実は未来たちよりもずっと哀しい想いをしていたのでした。

古市さんの奥さん

「怪我はない? 怖かったでしょう?もう大丈夫だからね。パパもママもすぐ迎えにきますよ。そうそう、飴を上げましょうね」

「美佐子。講堂の中にいなさい」

「奥様ですか?」

「え、ええ・・・・家内がご迷惑をおかけしませんでしたか? さあ、行くよ」

「でも、子供たちが・・・ちいちゃん、こうちゃん」

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いきなり未来と悠貴に声を掛けてきたお婆さん。まるで自分の孫たちのように親しげに接してくるお婆さんに戸惑う未来ですが、どうやらこのお婆さんは古市さんの奥さんだったようです。

普通に親しげに話しかけて来るから未来たちの知り合いかと思えば違うようですね。田舎とか行くとこーゆー親しげな爺ちゃん婆ちゃんって結構いるんですけどね。


未来たちに向かってちいちゃん、こうちゃんと別人の名前を呼んでいたことを不審に思った未来たちは、同じボランティアの人から古市さんたちの哀しい現実を知らされます。


「多分、お孫さんたちと勘違いされてると思います」

「!!」

「古市さん、昨日の地震でお孫さんを亡くされてるんです・・・・。たまたま地方からお孫さんたちが遊びに来ていたそうで・・・」

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どうやら夏休みだからってことで、古市さんがお孫さんをこちらに呼んでいた時に地震に合い、運悪く二人とも亡くなってしまったようです。

これは辛いですねえ・・・(-"-;) 孫や子供など自分より年下の人が死んで自分が生きているってのは、凄く辛い気がします。こんな体験はしたことがないのですが、できれば経験したくないですねえ・・・

呆然とお孫さんたちを見つめる二人の表情が一層悲しみを誘いますね。泣き叫ぶでもなく、泣き崩れるでもなく、ただ呆然と眺めているだけというのは、それだけで悲しみが伝わってきそうです。


そんな状況でも、みんなの役に立てればと一生懸命ボランティアで働いている古市さんを見て、未来は自分を見つめ直すようになります。

「喉乾くでしょう。お水いかがです?」

「ありがとうございます。いただきます。・・・本当に助かります。みなさんも大変でしょうに」

「いやいや。こんなことくらいしかできませんから・・・・どうしたの?」

「だってお爺さん、たいへんなのに・・・・」

「お聞きになりましたか・・・・私が呼んでしまったばかりに、可哀想なことをしました。死ぬべきは私でした。生き欲しい。お若い方々に・・・・」

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古市さんを見てるだけでいたたまれなくなってきますねえ・・・。こんな状況だからこそ、動いてないとおかしくなってしまうってのもあるんでしょうけど、悲しみのどん底にあるのに、それでも他人に親切にしてあげれるってのは凄いことですからね。
悲しみの中にあると人間は自分のことで精一杯になってしまうのですが、それでもなお他人に気遣いをしてあげれる人ってのは素晴らしいですね。

お若い方に生きて欲しいという言葉は、こんな世界つまらないと愚痴っていた未来の心にグサリと突き刺さったことでしょう。

自分にできること

「凄いね、古市さん・・・それなのに私は、メグに何もしてあげられなかった・・・・。あるんですね、こんな時でもできること」

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古市さんの姿を視て、未来は何か悟るものがあったようですね。この状況で未来に何ができるのか分からないけど、彼女がどんな風に受け止めて自分を変えていくのか楽しみですねw

今回は前回までとは打って変わって直接的な人の死が出てきましたね。こんな状況ならば当然ある状況なのですが、やはり大勢の人の悲しみがある場所というのはアニメで見るだけでも苦手です(^ー^;A

こんな状況でも人に優しくできる古市さんの心根の良さにほっとします。

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