2008年12月

屍姫 赫 (最終話)

屍姫 赫

第十三話「契約僧告別式次第」

景世の告別式と回想という名の総集編



屍若?

「白江鈴千と申します。この地区の監査官長に任じられました。最初にもう上げておきますが、田上に屍姫の素養はありませんでした。屍にはならず、天に召されたということです。たまにおられるのですよ。屍姫にして死者を甦させろという遺族が」

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屍姫にしてくれという遺族がいそうなのは分かるけど、男って屍姫になれるの? 今いるの全員女子だから、女子限定だと思ってたんだがw
やっぱ僧侶が男だから、女子でないとテンション上がんねーやwって理由なんですかねw(笑

しかしそれでも男も屍姫にできるなら、一人くらいいてもおかしくないのだがね。

その場合、屍姫と呼ぶのか? 屍若とか呼ぶんだろうか?

実は死んでいた

「あなたには星村マキナとの契約を破棄していただく」

「待ってください!俺は兄貴から預かったんです。契約を」

「まさか自分に契約僧を続けさせていくれと言うのですか? 忘れたのですか?あなたは一方的にルンを吸い取られて死ぬところだった。生きているだけで幸運なのです」

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景世の同僚の背信僧にマディかけられて完全治癒したオーリだけど、放置しておいたら死んでいたそうで。(^ー^;A
そうなると、景世がなんでオーリにマキナを託したんでしょ?(^ー^;A オーリが死にそうになっても背信僧が助けてくれると予想したなんてのはあり得ないし・・・・。結局、その場の勢いで誰もいないからオーリでいいやってこと?

契約僧にふさわしい人間に

「僕は契約僧になりたい!それに相応しい存在になりたいんです!星村さんを誰にも渡したくない!」

「御霊山って山を知っているか?かつて僧兵は、みなそこで修行した」

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御霊山で修行すれば僧侶になれると助言を受け、オーリは五行山とかへ行くのですかね?

結局、今回進んだのはこのシーンだけ。残りは回想でしたね。

次回、なぜかタイトルだけが変わる第二期のためのつなぎの作品で、ストーリー的には全く進んでなく、特筆する内容もなし。
今回見逃して次回二期の第一話を見ても普通に違和感感じないでしょうね(^ー^;A

今回で最終回ってことだけど、題名変えて続きが始まるから、実質2クールものってことでw

今日の5の2 (最終話)

今日の5の2

第十三話「ユビキリ」

ある日、幼稚園時代にチカと結婚の約束をした時の夢を見たリョータ。
その日からチカのことが気になってしまうが、チカは幼稚園時代にリョータがおねしょをしていた夢を見ていた。
チカはそのことをこっそりクラスの女子に広めるが、リョータはそれをチカとの結婚の約束だと勘違いしてしまい・・・


「ねえ、リョータ。私たち大きくなったら結婚するの?」

「・・・・・・するんじゃない?」

「え!? するの!?」

「しないの!?」

「え! じゃあする!」

「じゃあ約束!」

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幼稚園時代にチカと結婚の約束をした時の夢を見るリョータ。 

うーむ、何か懐かしい想いがしますねえ。私の幼稚園時代に一つ年上の幼なじみの子とこんなような約束をしたものですw まあ、小学校入学と同時に引っ越して、以来完全に音沙汰ないんですがね(笑 ・゚・(ノ∀`;)・゚・

幼稚園の頃って妙に大人びたことをテレビとか両親から学んで微妙なニュアンスで使うんですよねえ。このときのリョータとチカも、結婚っていう単語は知ってたけど、それが何を意味するのかまで分かってないんですよねえ。

そしてこんな夢を見ると、女子は結構サッパリしてるからあまり気にしないのだろうけど、男子はロマンチックだから気にしちゃうので、リョータもご多分に漏れずチカのことが気になり出します。

しかし、チカも同じく幼稚園時代の夢を見ていたのですが、こちらがリョータがおねしょ癖があったというもの。

チカの夢はリョータ屈辱の想い出

「チカちゃん、随分ご機嫌だね。何かあったの?」

「今日ね、夢で昔のこと見ちゃって。それでね」

「昔のことってどんなこと?」

「うーん・・・・リョータも忘れてるだろうし、話しちゃっても大丈夫かなあ」

「大丈夫大丈夫!佐藤くんのこと?」

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ユウキがしつこく聴いてくるので、思わず幼稚園時代にリョータがおねしょ癖があったことをバラしてしまうチカ。そしてユウキは早速クラス中に広めてしまいます。


この年頃の子供は結構残酷なこと平気でするからリアルだなあw ほとんど忘れてるような昔の事を噂されるってのは凄く不快なことなんだけど、そーゆーのを平気で嘲笑してしまうのが子供。まあ、そーゆー性癖が大人になっても直らない人もいますけどねw


この噂を耳にしたリョータ。しかし、噂話の一部しか聞こえてこなかったので、チカも自分と同じく幼稚園の時に結婚の約束をした夢のことを言っているのだろうと勘違いしてしまいます。


勘違い

「チカちゃんから聴いた。幼稚園の時の話」

「ああ、昔のことだからな。今はもう・・・・」

「昔のこと? だったらいいけど・・・・もう、なんでもないの?もういいの?」

「何でもないかって言われたら、もういいわけじゃないけど・・・・」

「え!?ひょっとして、今でもずっと?・・・・・可哀想」

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「どういうことだよ!可哀想ってなんだよ!」

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噂になっているリョータのおねしょがもう治ってるのか聴いたカズミですが、結婚の噂と勘違いしているリョータは、まだチカへの想いがあるのかと聴かれていると思ってしまいます。

まあ、この勘違いだってのは、ここに至る展開の前で既に見当つけれたので、そこらへんの掛け合いの面白さはちょっと微妙ですね。

しかし、この勘違い話の出来云々よりもやはりリョータとチカをどう終結させるかが見所ですからね。今までのはただのフリで、いよいよ本題の二人の関係。

勘違い判明

「ゴメン!みんなに言っちゃったんだ。ほら、幼稚園の時、約束したじゃない」

「・・・・・いいよ。昔のことだろ」

「そうだね。・・・・覚えてる?ワンワン泣きながら私に頼んだこと」

「はああ?ちょっと待て!誰が泣いて頼んだって!」

「リョータでしょ!覚えてないの?」

「何言ってんだ!そもそも言い出したのはおまえだろ!」

「わたしが何言ったっていうのよ!」

「結婚するって!」

「・・・・え? なんの話をしてるの? 私が言ってるのは、リョータがおねしょした時の・・・・」

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ここでお互いの勘違いが判明。

しかしリョータとチカって何で同じ部屋で寝てんだ? この二人って昔は一緒に住んでたんだっけか?

まあ実際にこんなに上手く噂を勘違いすることは稀なんでしょうけど、色恋ごとに疎いというかまだ幼いリョータにとっては、結婚の約束だと勘違いしていたのは屈辱的に恥ずかしいことなんでしょうなあ。

拗ねるリョータ

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結婚というのがどういうものか知っているのだけど、女子を恋人とか結婚相手とかには見れない異性への幼い想いと中途半端な性的知識、ハッキリと分からない自分の中の想いとか、この時代の男子特有の感情が入り乱れてワケわかんなくなってしまうのですよねえw 
女子というのは物心着いた時から女子ではなく女性になり、子供時代がないといいますから、この男子の幼い葛藤というのは理解できないでしょうけどw

小学生時代の男子ってのは女子と違ってあらゆる意味で幼いからねえ。はっきり言えばほとんど本能で動いて考えて行動してるようなもんだからね。ほとんど脊髄反射でしか物事を考えられませんw(おまえだけじゃね?w

そんな拗ねたリョータを見て、チカは罪悪感を感じたようで、放課後一人で拗ねて教室に残っているリョータの元にいきます。

リョータとチカ

「おねしょはもう治った? 言っとくけど、おねしょの人と結婚する気ないから」

「・・・・治ったよ」

「・・・・そう」

「・・・・なあ。あのさ、やっぱさ・・・・単なる想い出くらいに思ってる?」

「・・・・うん。だって、約束したから結婚するなんて簡単すぎるでしょ。もっと頑張って、いい男になりなさいよ」

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冬場にしてはえらい鮮やかな夕焼けですけど、やはり教室で二人きりで話をするなんてシチュエーションは、やはりセピア色に染まったこの雰囲気が大事ですよねw

教室の隅で夢や恋を語らっていた幼い頃のセピア色の想い出と夕焼けのノスタルジックな情景がフラッシュバックして、社会人になるとこんな光景に思わず心を打たれてしまうものです。
後ろを振り向かない若さと強さを持った人ってのはそんなに多くないですからなw

そして最後は仲直りして終わり。
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二人が手を繋いでいるシーンは何かこっぱずかしくなりますね(^ー^;A この二人の純粋で無垢な想いがこれからずっと続いていって欲しいと思わずにいられなくなるのは、既に春秋を重ねた身にはこの時代の想い出というのが眩しすぎるからなのかもしれませんあw(老人かw

微エロと小学生時代のあるあるネタを重ねてきたこの作品、最後は二人の想いを再認識してキレイに終わってくれました。

振り返ってみれば、小学生特有の幼さや残酷さ、可愛らしさや醜さなどをコミカルに描いたよい作品だったのではないでしょうか。基本的に日常を描写したインパクトのない作品というのは苦手なのですが、日常でありながら、大人にとっては既に非日常となっているこの時代の物語というのは、やはりどこかで癒しとなっているのかもしれませんね

機動戦士ガンダム00 (第13話)

機動戦士ガンダム00 

第十三話「メメントモリ攻略戦」

カタロンのメメントモリ破壊作戦は、MSの機体の性能差によりほぼ失敗。続いてソレビがメメントモリ攻略を始めるが・・・


ミッション開始

「新型が誘いに乗った!」

「はああっっ!!」

「・・・・イノベーター!」

「ご存じじゃないさ」

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今回の刹那くんの役目は遊撃と陽動。一番厄介な敵であるイノベーターの新型を惹き付け、隙あらばMSを倒していくという感じですかね。
ダブルオーの機動力があればこその役回りですけど・・・・。前回の量子化で単騎突っ込んでいけば勝てるんじゃね?(^ー^;A 
瞬間だけどテレポートできるんだから、砲撃をテレポートで避けつつ内部進入で1機で攻略できる作戦がなぜ採用されなかったのかスメラギさんに説明求む(笑


「衛星兵器の斜線軸上まで、残り10秒!・・・・・トレミー、敵衛星兵器の斜線軸上に入りました!」

「・・・・まだよ、まだ!」

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まずはGNフィールド展開してメメントモリに接近。敵の一斉放射をモノともせず、さらにはメメントモリの衛星ビームが放たれると、今度はアリオスのトランザムを使ってさらなる無敵モードへ。
メメントモリの制御指令部まで一気に突進していきます。

得意の戦法ですねえ。とらんざむっ♡で無敵モード化して敵の中枢まで強襲を仕掛けるってのはw

しかし衛星兵器の直撃受けても兵器ってのはちょっとやりすぎじゃ(^ー^;A


そして途中でロックオンのケルディムがとらんざむっ♡

「ロックオン!」

「シールドビット展開!」

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お次はロックオンがケルディムをトランザム状態にして新兵器、ビットで敵の一斉掃射をかわしつつさらに接近。

ケルディムのビットはフィンファンネルの劣化版のような感じで、単独で動けるシールドを数十個展開させて自動防御するようなものらしいです。ケルディムの身体にぼこぼこついていたシールドが全部その希望を有しているようで、実は結構防御力高そうですねえ。

スパロボに出てきたら自動防御で敵の砲撃は一切効かなくなりそうですな。


しかし、そのビットも全て破壊され、アリオスのトランザムの時間切れ。


「ティエリア!」

「ハイパーバージョン完全解放!」

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そして接近したところでティエリアのセラヴィーが最大出力で砲撃。しかし、これでは外装を破壊しただけでビーム兵器の機能自体は未だ顕在。

このセラヴィーの最大出力の砲撃でも機能停止にならないほど堅牢なのね、メメントモリ(^ー^;A さすがにこれだけやって壊せないんじゃ、カタロンの部隊だけじゃ破壊は到底無理っぽいですねえ。

しかし、ここで続いてトドメの一撃がいます。

「ロックオン・ストラトス!」

「その名の通り、狙い打つぜ!!」

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外装がなくなってむき出しになった衛星兵器の中枢部にロックオンがピンポイント射撃してエンド。

セラヴィー→ケルディムの連続射撃は念の入った攻撃ですねえ。セラヴィーの大雑把な射撃より、ロックオンの精密射撃の方がやはり格好つきますなw

こうして、メメントモリ攻略は損失ゼロで成功。破壊されたのケルディムのビットだけだもんね(^ー^;A

そいで、これはMS戦じゃなくて戦艦の強行突破作戦なんだよねえ。戦艦に乗ってるったってMSで闘ってないし。刹那のダブルオーだけがMS戦してたワケだけど、ヒリングのMSの惹き付けの囮役だから直接戦闘を避けてたしねえ。

ああ、燃えるようなMS戦が見たい・・・・

Zの最終回のコロニーレーザ奪取作戦みたいな感じになるかなと期待してたんだけど、結局、いつものプトレマイオスを無敵モードにして強襲って毎度お馴染みの作戦で終わりましたね。
まあ、これだけ性能差のある機体を保持してるんだから、それにおんぶ抱っこな作戦を樹てざるおえないスメラギさんの立場も分かるのだが・・・。

戦艦を無敵モードにして強襲させる作戦なんて、見ていて燃えない・・・・。

絶対可憐チルドレン (第39話)

絶対可憐チルドレン

第三十九話「夢幻抱擁!サイコダイバーズ」

夢の中に閉じこめられた皆本の元に、薫も閉じこめられる。しかし、完全に夢の中に入っていない薫を通じて何とか脱出を試みるが・・・


二人で夢の中に

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黒巻の作り出した精神世界に二人とも閉じこめられてしまいました。

同じ精神世界を共有してリンクしてるので、同じような夢を見て同じ所で苦しんでいると。シンクロナイズド睡眠は原作でも突っ込まれていたけど、やっぱ原作の方がツッコミが鋭くて面白いんだよねえ。
こちらは見せ方が微妙w

ブラックファントム登場

=== 「パレットの洗脳を解いたあの力、確かにただの高レベルエスパーとは一線を画していますしね」 ====

「もしや、ブラックファントムの!?」

「クイーンが何を指すのか今ひとつ分かりかねますが、我が主に報告させていただきます」

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お、ここで原作でが全く出てきてないブラックファントムのエスパーを出してきましたね。

彼女が高レベルのヒュプノ使いのようですが、見る限りテレポートもサイコキネシスも使えるようで、ほぼ万能っぽいですね。
レベルの高さを除けば兵部とか不二子さんと同じくらいの技倆をもってるようだから、彼女も見た目よりも実際の年齢が高そうですねえw

この存在を原作よりも先に明らかにしたってことは、きっちりアニメオリジナルの終わり方にしてくれそうですねw


パンドラとブラックファントムが接触していた頃、葵たちは黒巻を確保。しかし、自信に催眠をかけて寝てしまい、手がかりを掴めませんでした
現実世界での喧噪を知らない薫と皆本は夢の中でラブラブモード。


薫と皆本

「わたしは別にこのままでも構わないかなって・・・」

「ちょっと待て。脱出できない原因はそれかもしれないぞ」

「今の私、子供なのかな、大人なのかな・・・・だって、今のわたし10歳の頃より10倍も皆本のこと好きなんだもん!」

「・・・・大丈夫。現実の世界でも、僕は君が大人になるまでずっと側にいる」

「じゃあ約束して・・・・・」

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というわけで無事に戻って終わり。展開はほとんど原作と同じな所は相変わらずなので、原作知ってると何のサプライズもない展開できついですなあ(^ー^;A

ブラックファントムを原作よりも先に出してきたことで、いよいよ終わりに近づいてきた感じがしますねw

原作はまだ未完なんで、ここはぜひオリジナルの最終回を作って感動させてもらいたいです☆

黒執事 (第13話)

黒執事

第十三話「その執事、居候」

インド帰りの英国人が次々に裸で吊される事件が発生。人死にこそ出ていないものの、奇怪な事件を調査し始めたシエルは、女中を捜しているというインドの王子ソーマと出会う・・・


吊られた男

「英国は全てを奪い去り、傲慢にも腐った文化を押しつける悪魔の国だ。あばずれの支配する国のバカどもに天罰を。・・・・これで20件目だぞ!」

「インド帰りばかりが狙われる事件か・・・・まだ死人は出てないようだな」

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切り裂きジャック事件に続いてインド帰りの男たちが全裸で吊される事件が発生したようです。

吊された男と言えばタロットカードにもあるので、ひょっとしたらそっち方面の話かなあと最初は思ったのだが、インド帰りというキーワードが出てきたので、関係ないかな?
タロットカードで吊られた男と言えば、奉仕とか忍耐とか避けられぬ運命とかを顕すいわゆる雌伏の時を顕すような意味だったはずなので、犯人たちの現状を顕しているとか思ったんだけどね(^ー^;A

インド帰りってことは、香辛料を扱う商人とかなのかな? それともいわゆるインド成金といわれるネイボッブのことか?
この頃のインドはイギリスの植民地時代でしょうからね。恐らくこの時代の30年ほど前にイギリスの東インド会社による圧政に苦しんだインド人の大蜂起が起こり、そこで失敗はしたもののイギリスは会社での統治に限界を感じ、正式にイギリス領インド帝国とした経緯がありますからね。
君臨すれども統治せず、というのがヴィクトリア女王の統治方針だったけど、植民地として搾取されているのは明かで、インド人の恨みを買ってたでしょうからねえ。
さらにインドで生産したアヘンを中国に輸出し、それを拒んだ中国政府に因縁を着けて戦争ふっかけて香港を強奪するなど、この時代の英国はほんとヤクザみたいな手を使って利益を上げていたので、恨まれるのも当然だったんでしょうな。


そんなワケで捜査を始めたシエル。インド人の密航者が犯人と推定したシエルは、インド密航者が集まるという地区に足を踏み入れ、そこでチンピラにからまれます。
セバスチャンで一蹴しようとしたシエルですが、そこに奇妙な男が現れます。

ソーマ王子と執事アグニ

「決闘でもしてるのか?・・・ん?執事を連れている。おまえ、英国貴族か?」

「だったらなんだ?」

「ならばこの戦い、我が同胞に味方しよう。アグニ。やつらを倒せ」

「・・・・迅い!」

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インドと言えばカースト制度が根強く残ってますからね。この王子様も子供の頃から何不自由なく暮らしてきた人間でしょうか。
5千年もの歴史を持つと言われるカースト制はインド独特のもので、その身分制度は絶対でどんな才能や才覚を持っていても身分制度から逃れることができず、身分を上げることも下げることも事実上不可能で、先祖代々受け継がれていくものらしいですからねえ。

そしてこのアグニ。セバスチャンをも追い詰めるほどの凄まじい武術の達人のようです。
インド武術といえばカラリパヤットでしょうかね? 急所を突いてるとか中国武術の点穴に似た技を出しているし、伝統的にインド武術は拳を使わないとかも来ていますから、それと似ていますしね。

しかし実際、そんな細かい所までしっかり調べて作ってあるようですねえ。原作がそうなのかアニメスタッフかは分かりませんが、特に現代史とリンクする必要もないのに、比較的現代の歴史と文化に沿った世界観を繰り広げている緻密な描写は恐れ入りますw


シエルを守りながらの戦闘にアグニに押されるセバスチャンですが、インド人のチンピラたちが一方的にシエルたちに喧嘩をふっかけていたことが分かるとすぐさま翻心。チンピラどもをぶちのめし、呆気にとられるシエルとセバスチャンを後目に去っていきました。


しかしシエルがロンドンの別邸に戻ると、そこにソーマとアグニが訪ねてきます。

居候

「なんでおまえがここに?」

「なぜって。さっき知り合っただろ?もう忘れたのか? それに助けてもやった」

「たす・・・どこが!」

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「だいたいおまえは何ものなんだ!」

「俺は王子だ」

「このお方はベンガル藩王国第26子。ソーマ・アスマン・カダール」

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このソーマはインド・ベンガル藩の王子さまだそうです。

ベンガル藩といえば、インドが完全に植民地にされる前、フランスと共に共同でイギリスと闘った藩ですね。プラッシーの戦いと言われるその戦闘で圧勝したイギリス軍はインドの植民地化を確立するのですが、その藩の王子というのはなかなか興味深い設定ですねえw

恐らくプラッシーの戦いから100年ほど経ってる時代なのでしょうけど、その後のベンガル藩についての消息はよく分かりません(^ー^;A その王子を持ってきたということは、やはりイギリスに対する挑戦なのですかねえw

ロンドン滞在中のシエルの勉強

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ロンドン滞在中の家庭教師はセバスチャンが務めるとのこと。このメガネをかけたセバスチャンが妙に色気があったのでついキャプっちまったw

ソーマたちの信仰

「我々が信仰するインドの神。カーリー女神は死闘の末悪魔を倒した偉大な女神なのです。その証拠に、倒した悪魔の生首を持ってます」

「そんなにお強い方がいるとは。インドに行く時は気をつけなければいけませんね」

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カーリー女神はシヴァ神の妻として有名ですね。足で踏まれているのが夫のシヴァです。

悪魔を倒したということで、セバスチャンには天敵に当たりますな(笑 しかしインドで崇拝されているのは夫であるシヴァ神や他の三大神(ブラフマーとヴィシュヌ)の方が多いと聴いていたが、調べてみるとベンガル地方ではカーリー女神を崇拝している人が多いそうでw
何とも細かい設定を使ってきますねえ。この黒執事、いろいろ調べていくと勉強になりますよw

セバスチャンと対等の力を持つアグニ

「よし、決闘を許す。アグニ、カーリー女神の名にかけて絶対に勝て」

「セバスチャン命令だ!あのガキを黙らせろ!」

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主人同士の勝負の変わりに勝負することになった二人。しかし、結果は引き分け。

悪魔と引き分けする男か。ひょっとして彼も悪魔か神なんでしょうかねえ。でもセバスチャンはただの人間だって言ってたからなあ。ただの人間で悪魔に匹敵する力ってw アグニの正体は何なんでしょうねえ。
過去の回想から彼が手の着けられない犯罪者で、死刑になる所を王子に助けられて、以来改心して執事になってると言ってましたが、確かにそれを見る限りだとただの人間っぽいですなあ。
その後に悪魔や神と契約したとかなんだろうかね?

シエルはこのソーマとアグニが一連の事件に関与しているのではないかと考え、こっそりと探りを入れてみます。

「おまえらはいつまでここにいるつもりだ?」

「俺は女を捜している。名をミーナと言って、俺の宮殿で召使いをしていた」

「セバスチャン、それで探せるか?」

「・・・・・私でもこれはさすがに」

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このソーマ、何をしに来たかと思えば、小さい頃から世話をしてくれたミーナという女を捜しに来たそうです。彼女は英国人に連れ去れたということで、ロンドンまで来たとのこと。

やはり独立行政権を約束されていた藩内でも、このようなことは多々あったんでしょうねえ。

シエルはそんなソーマを一笑に付します。何もかも失い、絶望と屈辱の中からはい上がってきた自分の苦しみに比べれば取るに足らないものだと。

しかし、ソーマの純真さはそれなりに気に入っていたのか、わざわざ食後にソーマの元に遊びに行くという気遣いを見せます。

「おまえでもババヌキのルールくらい知ってるな? 今日の予定は終わった寝るまでなら開いてしてやる」

「シエル・・・・」

「別におまえのためじゃない。僕が暇だから付き合ってやると言っている」

「悪いがこれから予定がある」

「え?」

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このシエルは吹いたw この眼帯だけはめたシュールな落書き顔がたまりませんね(笑

タイミングも間も絶妙だったので、これは面白かったw 

史実に裏付けされた世界観と歴史が歴史好きにはたいへん興味深いですねえw この作品、さらっと出てくる設定だけでもいろいろ細かく調べ上げているようで、ちょっと調べてみるだけでもたいへん勉強になりますよw

ソーマとアグニもシエルとセバスチャンとは対照的な陽気さがあって、二人とは対照的なペアとして楽しめるしね。

いろいろな角度で色んな楽しみ方が出来るオールマイティーな作品ですねえw これは人気でるでしょうなあw

伯爵と妖精 (最終話)

伯爵と妖精 

第十二話「伯爵と妖精」

ユリシスとエドガー、最後の戦いが始まる・・・


アーミンの正体

「姉はもう人ではないのですね?」

「ああ。海で死んだ人間の魂がアザラシの妖精になるんだ」

「姉はプリンスの手先に従わされているのでしょうか?」

「確か、セルキーは自分の毛皮を盗んだヤツに逆らえない。ユリシスってヤツに毛皮を取られたのかもな」

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アーミンは海で死んで妖精セルキーになって甦ってきたってことでしょうか?

でもアーミンってレイブンの姉なのに人間? レイヴンって確か悪霊の化身じゃなかったっけか? アーミンも悪霊の化身とかじゃないのかね?

そいでアーミンの正体はアザラシの妖精ってことか? 本来の姿に戻った姿は見たくないですねえ(^ー^;A

しかしこの二人、以外と息が合ってるというかウマが合いそうな感じですねえ。レイヴンはニコの前だとやけに饒舌になるし、ニコもリディアやエドガーと話す時よりも気楽な感じだしw

エドガーとユリシス

「あんたは知るべきだ。自分の身の程を」

「君には青騎士伯爵の後継者だと名乗る資格はない。君やプリンスが何を手に入れても、貴族にはなれないよ」

「あなたの武器はその口だけだ」

「貴族としての義務。ノブレスオブリージを知ろうともしない。本気で僕とやりあうつもりか?」

「お忘れのようだが、貴方の命も運命も握っているのは私だ」

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エドガーとユリシスは並んでるとぱっと見よー区別つきませんね(^ー^;A なんで二人がそっくりなのかは不明だけど、そういえば1話あたりで話題になっていた殺人鬼ってこのユリシスのことだったのかな?
あの話もいつの間にかうやむやになってたなあ。

エドガーはユリシスが青騎士伯爵になっても貴族になれないと言ってるけど、プリンスって敵は王族じゃないの? 王族の庶子とかがユリシスを青騎士伯爵にして、自分も王族に返り咲こうとしてるのじゃないのかな?

どうもこのプリンスって敵の目的が不明確ですね。ユリシスは単に青騎士伯爵になりたいだけみたいだけど、それによってユリシスが何をしようとしているのかも分からない。

いろいろ分からないことが多すぎて、なんかもうどうでもよくなってきちゃったよ(^ー^;A

しかしエドガーの武器が口だけというか舌だけというのは言い得て妙ですねw やはり口の巧さは女性を口説いて技倆を挙げたのでしょうかねえ。
しかしエドガーはこの舌さえあれば何とかなりそうですね。中国春秋時代の遊説家みたいにw
彼等は自分の舌を誇りにしてましたからねえ。張儀とかは特にw
張儀は有能な遊説家で諸国を遊説に回っていましたが、最初の頃はどの国でも採用してもらえませんでした。ある国ではドロボウと間違えられて袋だたきに合い、ボロボロになって家に帰ってきました。
そんな彼を見て遊説なんて無理だと妻は言うのですが、張儀は舌を出して妻に見せ自信満々に答えるのです。
「私の舌はまだ着いているか? これさえあれば大丈夫だ」
その自信通り、後に彼は大国の宰相にまで出世します


そしていつまでも口で言い争っていては不利だと悟ったのか、ユリシスは早速バンシーの記憶を呼び覚まそうとします。
しかし、そこにアーミンが乱入。

アーミンは未だエドガーの忠臣

「アーミン何を!?」

「エドガーさま、バンシーがいなくなれば、レディ・グラディスの力は誰にも渡りません」

「止めろ!毛皮を燃やされたいのか!」

「まだ分からないの?私が貴方に従ったのは、エドガー様をお守りするため。命など惜しくないわ」

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バンシーを殺すとグラディスの力が渡らないとのことだけど、バンシーの記憶というのが青騎士伯爵になる必要十分条件の一つってことのはずだが、それがなくなってのはエドガーも青騎士伯爵になれないのでは??
それとも、これは必要十分条件じゃなかったのか? このグラディスの力が手に入るだけ? で、そのグラディスの力ってどんな力??

うむ、もう分からないことだらけですな(^ー^;A どんだけ原作はしょってんだ?


しかし、エドガーはバンシーも仲間だからとアーミンを制止。
バンシーを殺せないと確信したユリシスはアンシリーコートを大量に呼び寄せ、エドガーたちを葬ろうとしますが・・・

レイヴン参上

「遅くなりました。マイロード」

「おまえの相手は僕がする」

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ニコに妖精界まで連れて来てもらったレイヴンが登場。アンシリーコート相手に互角以上の戦いを繰り広げます。

この左目だけ緑色に光って光芒の軌跡を見せる演出はいいですねえw 戦闘に彩りが出るし、暗い中でも動きが分かるから戦闘が分かり易いw

ストーリーもこれくらい分かり易くしてくれればよいのだけどw(^ー^;A


レイヴンが魔犬を相手にしている隙に、ユリシスは他のアンシリーコートを襲いかからせますが、そこにもう一人の強力な助っ人が登場!

ケルピー推参

「よお、どうした?いつもの威勢はどこいった?」

「ケルピーだと!? 行け!足止めしておけ!!」

「よくまあ、これだけアンシーリーコートが集まったな・・・・・」

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結局ケルピーも助っ人に来ちゃうのねえw 存外情に篤いヤツなんだねえケルピーはw リディアが好きつったって、全然好意を向けてくれてないのにねえ。
妖精だからまだよいけど、これ人間だったらホント都合のいい男ってことで女性で苦労するタイプだよねえw

ケルピーとレイヴンの登場で自体は一気にエドガー有利に。
ユリシスは慌ててバンシーにグラディスの力を渡せと迫ります。

「私には、貴方が主人だと思えません!」

「・・・・・バンシー、おまえが迷わずに済むように、いますぐそいつを殺してやろう!!」

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ようやくグラディスの力が手にはいると思ったら、バンシーはすっかりエドガーに籠絡されてましたw
キレたユリシスは増援を読んでエドガーを殺そうとしますが、バンシーが間に入って彼女が殺されてしまいます。

結局、この傷が元でバンシーは死んでしまうのですが、死の前にバンシーはユブラゼルの鍵とかを渡します。でもそれが何かは分からず終いで、結局、グラディスの力は手に入らずに、よくわからん鍵だけゲットして物語は終わるのですが、なんだか中途半端ですねえ(^ー^;A

妖精界から脱出

「夜と夜を繋いだ魔法で建物を囲んだんでしょうけど、つなぎ目を誤魔化すことはできないわ。あの月よ!左側の月は動いていない。あの月を打ち壊せば、この館は太陽の下に戻るわ!」

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リディアによって館は妖精界から元の世界に?

日の光に弱いアンシーリーコートは撤退。ユリシスも、もうすぐプリンスが来ると嘯いて撤退して物語は終了。

うむ、結局何も解決せずに終わりですか・・・。

リディアが活躍したのも最後のこのシーンだけで、あとはエドガーに口説かれるしか出番がないというw

やはり主人公はエドガーなんですかね? リディアはアニメ用の主人公か?

やはり何度見てもストーリーが分かりづらいというか理解できないですね(^ー^;A 物語が難解というわけではなく、いろんな説明を省いてるようで、初見者には少々辛い内容となってますわ。

監督さんはこれを見て小説に興味をもってもらえる作りにしたらしいけど、そんな作りには見えないなあ。(^ー^;A 元々興味があって読んでいなかった人はキャラクターのイメージが掴めて入りやすいのかも知れないけど、全く情報なしの段階だと、エドガーもユリシスも何をいたいのかさえ分からず、敵のラスボスのプリンスなんて名前しか出てきてないからもう何がなんだかw

やはりこれは原作ファンの方のための作品でしたね・・・

鉄のラインバレル (第13話)

鉄のラインバレル

第十三話「黒の執行者」

キリヤマ重工の対マキナ用兵器ジンライのお披露目の最中、突如ジンライは政府施設を制圧。政府高官を人質にとって政治中枢を強奪してしまう。

そして同じ頃、ジュダでも謀反の兆しが。突如、森次が石神所長に向けて発砲。その場に駆け着けた浩一に、ラインバレルとヴァーダントで勝負を挑んできた・・・


噂が広がる

「おめでとうございまーーっす!」

「なななななな、なんだこれわ!!」

「バンザーイ!バンザーイ!」

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前回、南海の島で理沙子とキスしたことを道明寺たちに見られており、さっそく学校で騒ぎになっているようです。
ほとんどノリが小学生なんだけど、今時の高校生がキスくらいでこんなクラス中お祭り騒ぎになるのかね?(^ー^;A

でも、今回のこの騒ぎはただの物語のスパイスにもならず、見終えるまでAパートのこのドタバタ騒ぎはすっかり忘れるほどの凄まじい展開になってきますw


理沙子とキスしたことが学校だけでなくジュダ内部にも広まって女性陣から冷淡な扱いを受ける浩一。
そんな時、ミーティングがあるからと山下に誘われて石神所長の元に行ってみると・・・

森次のクーデター

「社長!!・・・・・おい、あんたら・・・・なにふざけてんだよ?」

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「森次さん、ウソっすよね?・・・社長の冗談なんですよね?・・・・・もりつ・・・・」

「なんでだよ! 何やってんだよ! アンタ、特務室の室長だろ?」

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浩一と山下が目撃したのは、森次が所長を撃ち殺していた瞬間でした。

結局、所長は助かるっぽいんだが、当初はこれもいつものギャグなのかと思ってたからねえ。だからシリアスでギャグを同時にやるのは失敗なんだよねえ。
今回みたいに、本当にシリアスな展開でも、これってギャグで後から所長がのほほ~んと生き返るんでしょ?とか勘ぐってしまいますからねえ。

特にこの作品は、シリアススとギャグのメリハリが悪いから、いきなりシリアスになったり、いきなりギャグになったりするから、こーゆーサプライズ展開はギャグって受け取っちゃうのよねえ。
原作はシリアスムードだっていうから、アニメ化で販促的にエロとギャグを挿入させたのが悪い方向に向いちゃってるのよねえ。

だけどまあ、今回は本気でマジっぽいですw
石神所長を撃ち殺した(正確にはまだ死亡してないみたいだけど)森次は、ヴァーダントを呼び寄せ、浩一に向かってラインバレルでの戦闘を所望します。

「何でだよ森次さん!なんで所長にあんなこと!説明しろよ!」

「ラインバレル・・・・やはりその機体は特別か」

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「それがアンタの答えか!だったら!いっくぞおおおお!!!」

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浩一はワケの分からぬまま戦闘に突入。
森次はジュダ所有の自分のマキナ以外にウィルスを侵入させて起動不能にさせていたようで、それでも動き出したラインバレルを「特別」と称していたようですね。

ここでラインバレルとヴァーダントの戦闘シーンが繰り広げられるのですが、戦闘が昼間の地球で行われているせいでロボットの動きがよく分かり、メカの細かい描写が堪能できてなかなかよかったですよw
CG戦闘のために相変わらず重量感は感じないのですが、ビーム兵器に頼らない剣同士の戦闘とあって、メカ好きにはたまらんですわw

やはりロボ戦闘の基本は肉弾戦だよなあ。射撃とかは補助的に持ってるのはいいけど、射撃戦だけで戦闘が終了するってのはやっぱ盛り上がらないしね。
ロボを己の肉体と化して戦闘するシーンがやっぱメカモノの醍醐味ですわ☆


そしてマキナが動かせずに手をこまねいて見ているしかできないジュダの元に、さらなる凶報が飛び込んできます。

キリヤマ重工のクーデター

「特殊自衛隊のジンライチームが一斉蜂起!官邸を制圧し、非常事態宣言を発令した!」

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ジンライのお披露目でお偉いさんが集まったところでクーデターを起こし、政府高官を人質に取って日本の中枢を乗っ取ってしまったようです。

しかし、特自の五十嵐や道明寺がクーデター興す側でははなく、人質に取られる側になってるってことは、特殊戦略自衛隊のクーデターではなく、あくまでキリヤマ重工としてのクーデターなんだろうかね?

これだけの武装蜂起するのに自衛隊がからんでおらず、キリヤマ重工の手持ち駒だけで成功するとは思えないので、加藤機関もからんでいるんでしょうかね?

まあ、クーデターなら自衛隊と国会の他に、警察と放送局を抑えているはずだから、そちらの状況次第で規模が判明しそうですなw


そして浩一はこんな状況になっているとも分からず、森次と戦闘を続行中。

ラインバレルvsヴァーダント

「17回だ。戦いが始まって57秒経過したが、その間、私がラインバレルに致命傷を与えることができた回数だ。前に闘った時と、おまえは何も変わっていない」

「だまれえええ!!アンタはいつもそうだ!上から人を見下したような態度で!そんなに人を虚仮にして嬉しいのかよ!やっぱりアンタは、人の痛みも感じない最低な人間だ!」

「ならば、おまえは感じることができるのか!! 肉体に痛みを感じない私が唯一感じる痛みを! 人の痛みを知ったからと言って、その痛みから救ってやれなければ何の意味もない!」

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いやあ、今回の戦闘はホントよく出来てますねw ヴァーダントがラインバレルの剣を捌いたり受けたりする仕草一つもキチンと形が出来てるし、浩一の雑な攻撃もしっかり描写できてる(笑

そしてロボ戦になくてはならない、お互いの志操と意思のぶつけ合い! これがなくっちゃロボ戦は楽しめませんよw 
浩一の怒りは自分が騙されたというよりも、森次が山下君まで騙していたことに対する怒りが大きいのではないでしょうか。森次とそんなにつき合いの永くない浩一は、彼を上司以上の関係では見ていなかったですしね。でも山下君は情愛以上の信頼を置いていたから、彼の気持ちを浩一は代弁しているように感じました。

矢島の時もそうだったけど、浩一は友人とか他人のために闘う時は正義の味方然としていて率直で単純で好感もてるんだよねえ。それが自分を中心に据えた途端に自己顕示欲と我が儘の塊になってしまうという、かなり奇妙な性格設定になってるようですな。


今回も山下君の想いを感じて森次に闘いを挑む浩一ですが、やはり想いの強さだけで戦闘が勝てるのはガンダム00の世界だけ(笑 圧倒的な技倆の差を見せつけられ、ラインバレルの右腕を斬り落とされ、さらにはコックピットにまで刃を突き刺され、浩一自身もざっくりと肩口を斬られて致命傷を負ってしまいます。

ラインバレルはヴァーダントに吹き飛ばされてそのまま機能停止。ラインバレルが存在する限り浩一は死なないとのことでしたが、さすがにラインバレルを徹底的に破壊され、浩一も心肺停止状態に。

この状況を見て、城崎は何かを思いだしたのか、突如ビルから飛び降りてラインバレルに搭乗します。

絵美とラインバレル

「ラインバレル!!!」

「再起動した!?」

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「フィールド固定。カウンターナノマシン起動。目標の行動に対し、6,7,2,3,5,8毎にリアルタイムで転送!」

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絵美が搭乗し、ラインバレルが再起動。それどころか、分子レベルで変化が起こります。
ラインバレルの純白の機体がつま先からじわじわと色と形が変わってゆきます。斬られた腕もロケットパンチよろしく元に戻り、僅か数秒でラインバレルは新たな機体へと変身!!

おお、やはり主人公メカは途中でマーク2に変わるというのはリアルロボットアニメの王道ですなw

ガンダムのようにスポンサーの意向が強くないようなので、メカを自由に描写できるのがこの作品の強みでしょうねえw 商業的に色と形状が変わるだけのプラモとかは売れないので、バンダイさんがスポンサーだと確実に却下されそうな変身ですw(笑

そして変身したラインバレルはアノ能力を持ってましたw

機体の量子化(笑)

「ファクター搭乗のまま、リアルタイム転送?!ありえない!!」

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超スピードで動いているかと思ったら、機体を転送しているっていうから、たぶんガンダム00と同じく機体を量子化。つまりテレポートしているようです。

ってか、これこそ脊髄反射で格好いい!と感じるロボ戦闘でしょw 物語を追うのではなく、絵だけを追って見た目だけで判断するのは悪いことだと某方が言ってたけど、ロボ戦なんてのは脊髄反射で格好いいとか格好悪いとか感じるのが大事ですぞ☆

絵美の搭乗→ラインバレルの黒化→驚異的な能力発動してヴァーダントを圧倒。
この展開に燃えないメカ好きはいないでしょうw

個人的には、メカ戦に細かい設定とか細かい描写ってのはそれほど必要ない。もちろんあった方がいいに決まってるんだが、メカ戦に大切なのは、こーゆー追い詰められた状況に持ってくるそれまでの展開と、そこで荒唐無稽でも問答無用でも支離滅裂でもいいから、とにかく勢いで一気に戦闘を盛り上げてゆく技倆なんですよ。
その最高峰ともいえるコードギアスには及ばないものの、今回のラインバレルはしっかりとその燃えるメカ戦の王道を展開してくれてましたよw


しかし、この黒化ラインバレルは搭乗者とラインバレル本体に相当の負担を担わせるのか、ヴァーダントを追い詰めるものの、1分ほどで機能は停滞。まるで短距離走を走り抜けたランナーのようにその場に膝を突いてしまいます。

しかし、森次はトドメを刺さず、そのまま撤退。
社長を失い(まだ死んでいない)、森次に造反され、子供だけになってしまったジュダ。果たして、ジュダはどうなるのか! いやあ、楽しみになってきた!

今回Aパートのおふざけ部分はBパートが始まった途端にすっかり忘却してましたよw

それくらいBパートの戦闘はよかったですねえw 浩一と森次の、お互いの志操と意思をぶつけ合っての戦闘、機体の性能差によらない緊張感のあるバトル、そして何よりラインバレルの最強黒化モードw(笑

この作品、メカ好きの王道をきっちり踏んでくれる作りになっている時と、すげえぞんざいになってる時の差が大きすぎですw 

いよいよ本格的に戦闘が激化してきそうなので、もうエロコメはいいからこの調子でどんどん盛り上がって欲しいですねw

とらドラ! (第13話)

とらドラ!

第十三話「大橋高校文化祭(後編)」

文化祭には顔を出さなかった大河パパ。次のミスコンには来ると信じていた竜児だが、大河パパからメールで仕事でいけなくなったと知らせが。

竜児は大河パパがダメな大人だと断定して自分が間違っていたと反省する・・・



来なかった大河パパ

(おっさん、絶対来るだろ? どんなに遅れたとしても、ダッシュで駆け付けるだろ? そういうもんだろ?)

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たかが文化祭で来ないでしょ。仕事なんだと思ってんだよw バイト休むのとは違うんですよ? 学生でもそれくらい分かるでしょうに(-"-;)


そしてミスコンが始まった時、大河パパから竜児にメールが入ります。

やっぱり来れない

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大河本人ではなく、竜児にメールだけで済まそうってのもヒドイとは思うが、仕事ならしょうがないのでは? 父親側の状況がよく分からないので子供から見た一方的な見方だけしかされてないけど、これで悪者扱いされるのか。
お父さんには世知辛い世の中になったねえ・・・。

公務員でもしてない限り、突発的な仕事なんて入るのは普通だしね。これを大河にではなく竜児に送ってきた姑息さは責められてもいいが、来れないことを責められるのは酷だと思うのだが。

仕事よりも子供の方が大事だけど、子供のミスコンと仕事だったら仕事が大事でしょ?

まあラノベだから青少年の主張が優先で、親側の視点なんて知ったこっちゃないんでしょうけど・・・


自虐ネタ

「この会場に・・・・逢坂さんのお父様が応援にいらしてるそうです。よろしかったらお父様、応援のお声をお願いしま~す・・・・・・・・・えーっと・・・・」

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父親が来ると信じていたのかいないのか分からないけど、かなり自虐的な紹介を強要する大河。こんなことしてどうすんだ? 自虐ネタ?ネタなの?
これで大河わかいそう~とか思う人いるの?? ってか、こんな自虐ネタで同情買えるのかよw 


そして次にミスターコンテストをして竜児が勝利。

物語が一方的過ぎて面白くないですね。しかも不愉快です。今時片方の状況だけで正邪を決めるとは珍しく底の浅いドラマですわ。

大河の自虐的なまでの不幸自慢も不愉快なだけだし、周囲の人間たちの異常性もキモいだけ。

もう最後の希望だった竜児まで異常性に染まってしまってダメになってしまったし。この先も何も期待できませんわ。こんなストーリーが今時の若者にウケるのねえ・・・。

北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 (最終話)

北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王

第十三話「わが赴くは天の道!」

ラオウとサウザーがついに対決する・・・


ラオウvsサウザー

「なに!?」

「拳は防げても気の流れは防げぬ。我が懇親の一点鐘の気がうぬの止動穴を確実に捕らえた! サウザーよ、うぬは一寸たりとも動けぬ!」

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サウザーvsラオウの目にも留まらぬ戦闘の後、ラオウは左方を切られ、サウザーは止動穴を突かれて動けなくなったそうです。

このオッサン顔のサウザーはひどいなw 最終回にしてはクオリティ低すぎるぞ(^ー^;A

戦闘シーンがショボイのは、格闘アニメのお約束だからしょうがないけど、キャラまでクオリティ落としてどーすんだかw


ラオウの一点鐘を手でサウザーはかわしたけど、気が体内を通って止動穴を突いたらしいのだが、もともと北斗神拳って経穴を突いて経絡の流れを止めることで体内の気や身体の動きを制限したり爆発させたり?する技だったと思ったが、経穴でもない所からどうやって気を送り込んでどうやって止動穴を塞いだのか・・・・とかはもう突っ込まなくていいか(-"-;)


しかしラオウの思惑に反してサウザーはぴんぴんして気持ちよく飛翔。

「ふははははは!一寸たりとも動けぬ? 何のことだ!」

「なぜだ!? なぜ秘吼が効かぬ!?」

「我が身に北斗神拳は一切効かぬ!」

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動けないと思ってたら動いたんで隙を突かれて技を食らうラオウ。

サウザーは内臓が全て左右逆になってるんでしたっけ? だから経穴も全部左右反転しているんだったか? とりあえず経穴が左右逆になってるので、その秘密を知らないと北斗神拳は効かないとのこと。

まあ原作読んでいる人は知ってるから早々にバラしちゃっても問題ないんでしょうけど、物語的にはもうちょっと盛り上がってからネタバレした方がいいんじゃないかなあ・・・


しかしなぜか一点鐘の影響でダメージを受けているサウザー。ラオウもなんだかんだでやられて、二人は最後の一撃に賭けます。

サクヤ死亡

「死ねラオウ!」

「砕けよ、サウザー!」

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サクヤが二人の拳の間に割って入って身体を使って制止。これでサクヤは死亡し、それに免じて二人は拳を引いて終了。

北斗の拳の戦闘ってこんなに盛り上がらなかったっけか?(^ー^;A なんか淡々と終わっちゃったけどw

最後にケンシロウ

「ラオウ!カサンドラが陥落した!獄長ウイグルは討ち死し、トキは開放された」

「・・・・・・・ケンシロウか!? ふはははははははは!!大丈夫だ、信じよ。天はここにある!」

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ファンサービスのつもりか、最後にちょろっとケンシロウが出てきてカサンドラが開放されたとのこと。

神谷さんあたりがちょろっと喋ってくれるかなあと期待したけど、セリフもなしで背中だけしか写りませんでしたね。

こうしてラオウくんの覇業はまだまだ続くのでした。ということで終了。


最後はソウガとレイナも死ぬかと思ったら生きたままだけど、本編にも登場したっけか?

もうなんかレビューする気も失せるほどに面白くないねえ。ってか、このつまらなさはヤバイんじゃねえかな? 原作ファンは黒歴史としてスルーするだけだけど、原作知らない人の北斗の拳の印象も悪くするんじゃないかなあ。

原作よりも前の時代を物語にするってことで、奇しくも「喰霊」と同じパターンなんだが、もう全然出来が違いますねえ(^ー^;A

「喰霊」と同時期じゃなけりゃ出来の悪さも目立たなかった・・・と言いたいけど、残念ながら比較の対象にならんほど出来が悪いのでもうフォローしようがない。

北斗の拳ってこんなに面白くなかったっけ?と首を傾げてしまう作品ですね

ケメコデラックス!(最終話)

ケメコデラックス!

第十二話「キリコVSケメコ」

三平太を探しにリョーコと共にミシマ本社に殴り込みを掛けたケメコ。そこで待ちかまえていたのは、同タイプのキリコを操るヴァニラだった・・・


キャラクターを一箇所に

「どうしよう、こんな真夜中に外出するなんて。こんなの不良だよ。・・・・でも、あの中に三平太がいるような気がする」

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夜中にいきなり飛び起きるや、爆発するミシマ本社に三平太がいると直感してそこに向かうイズミ。

って、いくらなんでもこれはヒドイだろw(^ー^;A 三平太とイズミがテレパシーでつながっているとかならともかく、虫の知らせでいきなりこんなことするなんてさ。
最終回だからメインキャラを一箇所に集めた方が分かり易くなるってのは分かるけど、この持って行き方は強引というよりも雑でしょw
なんで最終回でこんな「テレパシー少女蘭」みたいな雑な展開にするかなあ・・・

キリコvsケメコ

「とりあえずあいつは、ぶっ飛ばす!」

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「はあああ!ザ・エクスプロージョン!ケメコキッッック!」

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この戦闘シーンは流石ですねえw ケメコは中盤多少ダレた所もあったけど、初期の頃は戦闘が無駄に格好よかったんですが、最後でまた本領発揮ですかなw よく動く動くw 2頭身キャラの戦闘なのに、まさに手に汗握る展開でしたよw
スピード感もあるし動きもコミカルで面白いし、戦闘シーンに関しては文句なしの出来ですねw

当初はキリコが優勢だったが、必殺のケメコキックでキリコは沈黙。


一方、その頃リョーコもリコアットと対戦して勝利を収めてました。

リョーコvsリコアット

「これでゲームオーバーだ、クソガキ!いちおう両親がお探しなんでな。おうちに帰るぞ。ってか逮捕」

「嫌だ。あんな所には帰らない!」

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リョーコと闘っていたリコアットはIQ400の天才で両親にまで化け物扱いされていたそうな。それで家にいるのが嫌で逃げてきたのかミシマに攫われたのか。まあ、ほとんど印象にないキャラの過去を披露されてもあんまりピンときませんわw

ケメコの正体

「もう少しだけ、貴方の嫁でいさしてくれ。わたしが、この世界から消える時まで・・・・」

「!? それって・・・・どういう」

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エムエムが実父のミシマ社長を殺したというヴァニラ情報を問うたところ、エムエムは狼狽しながら否定。しかし詳細は話せず、相変わらず何も話せないけども、もう少し嫁として側にいさせてくれと三平太に頼みます。

ケメコが「消える」とかここに来てまた一つ謎を増やしてくれたが・・・・もはや収束するの不可能なのに、今更さらに設定1つ増やしてどーすんだ?(^ー^;A

第二期を作る気満々な作り方なんだが、未だ決定もしてないのにこの次回に続く作りは「セキレイ」と同じだねえ。
第二期に続くと思って作ったけどDVD売れなかったから第一期で終わりましたとかは作品の低劣さの免罪符にはならんぞ?


そしてここで実はキリコ=ヴァニラが復活。ケメコと更に一戦交えようとしますが、今度は三平太が間に入って制止。

三平太の割り切り

「正直、ヴァニラさんの話は俺には関係ないっていうか分からないって言うか・・・・俺にはエムエムが悪いヤツには思えない」

「思えないって、それだけの理由ですの?」

「確かにこいつは性格は悪い。可愛げもない・・・・」

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エムエムが悪いヤツには思えないということで、ヴァニラと一緒に行くことを拒否する三平太。

そりゃここに連れて来る手段といい方法といい、ほとんど誘拐&監禁って手段を見せられて、私たちは悪くありませんとかノウノウと言ってる人間は信じれないでしょw(^ー^;A

逆に、なんでこいつら「信じられねえ!」みたいな顔してるのか分かりませんよw 

そしてその時、フロアが瓦解。

「三平太さま!」

「・・・・・・」

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助けに来たリョーコがバイクに乗るよう奨めた時、ヴァニラも三平太に手を差し伸べます。僅かに躊躇した三平太だが、結局はエムエムとリョーコの元に。
ヴァニラ=キリコはそのままフロアもとろも階下に落ちてゆきました。

まあ、結局ヴァニラも情報として披露してくれたのはエムエムの本名と家柄だけで、肝心なことはケメコ同様何も教えず。三平太にとっては、慣れ親しんだケメコの着いていくのは当然で、ここでキリコに着いていくかもしれない!という考えが視聴者の脳裏を全くよぎらないというのは、やはり見せ方がヘタクソなんでしょうね・・・( ´・ω・`)

イズミのサービスで終わり

「・・・・今日から早く寝っかな」

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「会いたかったよ、小林くん」

「残りの6台開発部を緊急招集します。社長がお望みなのですわ。ナノボールの回収、ケメコの破壊を」

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虫の知らせてやってきたイズミが巨乳をぶるんぶるんと振るわせてサービスw

さらに最後に新キャラの巫女が登場し、生きていたキリコ=ヴァニラが本格的に三平太争奪に乗り出すと宣言しておしまい

ナンダコレw 

途中で戦闘シーンのよさとか乳振るわせるサービスがあったけど、ストーリー的には全然ダメですね。

完全に第二期か原作を読んでくれ的な作りで、伏線の回収率はほぼゼロ。広げた風呂敷を畳む仕草さえせずに放置して終わりましたよ( ´・ω・`)

「喰霊」と同じく主人公の気持ちの整理をしただけで終わったんだが、なんで二者の間にはこうも差がでてくるのだろう? この作品は第二期を楽しみに思う気持ちもなければ原作を読む気にもならない。(^ー^;A
やはり、物語自体の魅力の差かなあ。

原作が未完の場合は、最近は「喰霊」とか「鉄腕バーディ」のようにオリジナルで面白いストーリーを魅せて、原作と次回作への期待を煽るような秀作が出てきている一方で、相変わらず原作の上っ面をなぞっただけのアニメが作られているのは悲しいですね。

やはり中途半端な謎とかシリアス展開を入れたのが失敗でしょうねえ。ギャグコメだったらこの放置終了も許容できますが、ストーリーモノでこの放置は許容できないですわ。

テレパシー少女蘭 (最終話)

テレパシー少女蘭

第二十六話「蘭と翠~私の中に何かがいる」

「神」と「神の眷属の末裔」と対峙した蘭と翠。

人間に地球を託したのは間違いだと断言するワンコ神は、人類を滅ぼすと宣言する・・・


無抵抗主義を貫く蘭

「だめえええええ!!! 私たちは傷つけちゃだめ!闘っちゃダメなんだよ!」

「何甘いこと言ってんねん!死んだらそれまでやで!」

「でも闘っちゃだめ!!」

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未来の地球で「神」と対峙する蘭。神は同じ血を引く眷属の末裔たちを呼び寄せ、その身を絶滅危惧種の動物に姿を変え、蘭たちを襲わせます。

この動物たちは、元々この「神」の眷属の子孫だそうで、「神」の目覚めと共に呼び寄せられ、なぜか絶滅危惧種の動物に変化しているそうです。

この「神」がわざわざ未来の世界に蘭たちを呼び寄せ、動物に変化させた自分の眷属に襲わせることにどんな意味があるのかよく分かりませんね(^ー^;A
やはり「神」をも凌駕する力を持つ蘭には叶わないので、蘭の知り合いたちの中にいる自分の眷属の末裔を呼び寄せ、目の前で動物に変化させて殺せないようにした上で、じわじわと殺していくためなんでしょうかね? 随分セコイ「神」だけど、まあ神を越える力を持つ蘭を相手にするならば、「神」といえどもこんなセコイ手を使わないと勝てないと踏んだんでしょうね(笑


しかしこの手のテーマではよくあるけど、地球を人類に託したのはこの「神」で、自分の見る目がなかったとか言ってるけど、この「神」は任命責任は取らないんだよねえw
まあ、日本の総理大臣でも大臣にチョイスした連中がヘマしても任命責任取らないように、自分のことは取りあえず棚に上げてヘマしたヤツだけ悪者にしとくのが簡単なんでしょうねえw

「人間がこの世に生まれてから僅かな時間だ。しかし、驚異的な速さで進化し、この地球を我が者にした。それと同時に、驚異的な速さでこの地球を壊したのだ。これは許されることではない。地球に住む者たちの共存の掟を破った。生命の源を汚した!」

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地球を汚す人間を、「神」や神の名を語る代弁者が人間を粛正するってのは昔からよくあるテーマなんですよねえ。
まあ、最後はどれも人間にもうちょっと任しておこうとか言って終わるのですが、これも同じパターンですね。
もう使い古されてるテーマなんだから、もうちょっと捻ってほしかったねえ。一昔と違い、今では「1つの生態系が自らの生存を維持するため他の生態系の生存を補助するのは遺伝子の仕組みから考えられない」とも言われているし、ある生態系が突出してくれば、その生存を維持するために必要な生態系の絶滅が危惧されるのは自然の流れとも言えるようですし。
まあ、だからと言って汚染や無意味な乱獲などを擁護するわけではありませんが、テーマとしてもうちょっと何か現代的なインパクトが欲しかったですな。

やっぱり人間を信じてみよう

「私、動物たち好きだよ!だから守りたいの!ううん、一緒に生きていきたいって想ってる!」

「俺も・・・・蘭ちゃんを信じる!!」

「みんな!?」

「・・・・なぜだ!?なぜ人間に戻る?」

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(我々も人間を信じます)

(我々の目覚めはもう少し先だと)

「悠長な話だな・・・・まだ、信じていいのだな?」

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動物に変化させた眷属が人間の姿に戻って蘭を擁護。
さらには、全てが死に絶えた未来の地球で生き残った植物たちが突然現れ、これも蘭たちを擁護したことで、ワンコの「神」は自分だけ一人っ子だと実感w(笑 
やっぱり最後は人間にもうしばらく任せようってことでエンドw まあ、予想通り過ぎて吹いたw


この種のテーマで突出した出来なのは、やはり高河ゆんさんの「アーシアン」ですかねえ。
「神」が人類の愚かさを非難して人類を滅ぼそうとするのですが、こちらでは「神」の中からそれに反対する者が現れます。
地球は人類のものだから、「神」が口出しすることではない。地球がこれだけ痛めつけられているのに人類を生かしているのは、地球が人類を愛しているから。地球が育んだ生命である人類。だから、地球はどんなひどいことをされても人類を裏切らない。それが、愛しているということから。
という感じの進め方がすごい斬新でしたw


もはや数十年前に使い古された「地球とそこに住む生命全てを1つの生命と考える理論」を持ってくるとは、やはり原作が古いんですかねえ?(^ー^;A
まあ、示唆的で教訓的なテーマと言うことではNHKらしいし、この作品らしいといえばらしいですがw

地球とそこに済んでいる生物は相互に関係し合い、それら全てが1つの生命体とする仮説は絶滅危惧種とか地球汚染が進み始めた数十年前から小説やマンガでもテーマにされてきましたが、ここ最近ではあまりみなくなってきましたかね?

神のような存在が出てきて、人類の愚かさを非難して絶滅させようとするけど、結局人間のいい面も認めてしばらく様子見してみるとかいうのがパターンなんですが、もうそのまんまの終わり方でひねりも何もないですねw 

神を説得して終わるよりは、どうせなら神殺しくらいして欲しかったですけどねえ。そのくらいの力はあるんだしw
そして死人も生き返らせれるんだから、いっそ神を生き返らせるとかくらいしてくれれば面白かったかもw
そいで蘭が「私はどっかの夜神月がなれなかった新世界の神となる!」とかで終わったらある意味、尊敬したw


喰霊-零- (最終話)

喰霊-零-

第十二話「祈焦 (いのりのこがれ)」

黄泉の前に次々に破れてゆく対魔部隊。神楽は黄泉を斬る決意をし、黄泉の元に向かうが・・・


防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊との共同戦線

「諫山黄泉を追跡していた部隊からの連絡が途絶えた。・・・役に立てなくてすまん」

「役に立てないだって? 結構いい乗り心地だぜ、こいつは。あんたん所の協力がなきゃ、俺たちゃ今毎高速の渋滞にはまって立ち往生さ。感謝してる」

「・・・・なあ、鞄の彼はいるか?髪の短い。銃を向けたことを謝りたい」

「・・・・・死んだよ」

「・・・・・そうか、お悔やみを」

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黄泉にほぼ壊滅させられた環境省に変わって防衛省が代わって黄泉を追跡したようですが、こちらも全滅。

8話に出てきて桜庭に銃を向けて悪霊退治に強引に割って入った防衛省の幹部の方とすっかり共同戦線が取れたようですな。
さりげない場面だけど、こーゆーいがみ合っていた者同士が共通の敵に対して素直に手を組めるってのはよいですねえ。
彼等は環境省と防衛省だから、基本的には命令ソースどころか指令自体も全く別で共同戦線など組めるはずないのですが、恐らくはこれは岩端と防衛省の幹部さんとの超法規的な手段での共同戦線なのでしょうなあw

桜庭に謝意を表したりと、今は味方とはいえ以前いがみ合っていた者に対して頭を下げることのできる人間ってのはそうそういません。これだけでも、この防衛省の幹部さんが相当の人格者であり度量と器量を備えた人物だと分かりますよw


黄泉により観測班を失って、追跡部隊が全滅させられたいま黄泉の居所は杳として知れませんが、神楽は殺生石の共鳴からおおよその位置を特定できるようです。
そして、雑魚は岩端とナブーに任せて、いよいよ黄泉と神楽が対峙。

黄泉vs神楽

「黄泉・・・・」

「遅かったじゃない神楽。お互い無事で何よりね・・・・」

「・・・・ごめんなさい黄泉。わたし、信じてた。黄泉は悪くないって。でも、それだけじゃいけなかったんだね。事実かどうかじゃなくて、黄泉のことを理解して力にならなくちゃいけなかった。本当に信じるって、そういうことなのよ」

「・・・・もう遅いわ」

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「ラングレン!」

「お願い。力を貸して。・・・・喰霊開放。白叡!!」

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誰もが黄泉を疑う中、一人黄泉の無実を信じていた神楽ですが、ただ闇雲に信じるという言葉を掛けてあげるのではなく、黄泉が本当にその時望んでいたことを理解して力にならなければいけなかったと後悔します。

ただ信じるというだけで黄泉を疑わないというのは、黄泉を疑っていると同じこと。あの時、黄泉は家族も恋人も、諫山という名さえ奪われ、悲痛の極みにいました。その黄泉の悲痛な叫び声と理不尽な運命への怒りを神楽だけが共に受け止めることができたのですが、彼女はそこまで踏み込むことをしませんでした。それが黄泉への気遣いだと思っていたのでしょうが、親友であれば、姉妹であればこそ、踏み込まなければいけなかった。
それを痛感した神楽ですが、黄泉のいう通りもはや運命の歯車は回り、覆水は盆に返らず。

黄泉はラングレンを喚起し、神楽は白叡を開放。

白叡を開放する時、梵字が曼陀羅のように並んで背に浮かぶのは格好いいですなあw 雅楽さんの時よりも、やはり小柄な神楽の方がその力の大きさをより感じますw

刀身に噴射口を持つ新型の日本刀をマイケル小原から授かった神楽は、技倆と相まって瞬時に黄泉の首を斬れる剣捌きを見せます。
だが、やはりどうしても神楽は黄泉を斬れません。

「とんだ茶番ね・・・・ラングレン!咆吼波!」

「白叡!」

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うお、ここは細かい演出だなあw 
神楽の自由を奪ってラングレンに咆吼波を打たせて殺そうとする黄泉ですが、神楽は咄嗟に刀身から排出した薬莢を黄泉の目に当てて緊縛から開放。そのまま咆吼波を撃とうとして無防備になったラングレンを襲うよう白叡に命じますが、黄泉は咄嗟に獅子王を神楽に投擲。黄泉の手から獅子王が放れたのでラングレンは消失して白叡の牙から逃れました。

やはり白叡よりラングレンの方がいろいろな意味で扱い易そうだなあw 刀が手から放れると消えるから、ピンチになれば消して、また出現させることも可能。しかも白叡と違ってそれほど集中力もいらないっぽいしねえw
白叡はパワーはあるのだろうけど、やはり制御に難しいのと大技しかできないのが厳しいですなあw


獅子王を投擲して徒手空拳になった黄泉は小枝を掴むや、そのまま神楽を組み伏せて小枝で神楽の肩を突き刺します。

「痛い痛い!」

「命乞いを聴かせて。冥姉さんは命乞いしたわ。幽叔父さんは醜くもがいて死んだわ。桜庭一騎は泣き叫んだ。神宮司室長も二階堂桐も地べたを灰ながら泣き叫んだわ。あなたのお父上はどうだった?よかったじゃない。霊獣が欲しかったんでしょ?聴かせてよ。死んだ時、ちょっと嬉しかったでしょ?」

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「うわああああ!!」

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すごいサドっ気たっぷりな言葉責めで神楽を追い詰めますなあw(^ー^;A これは殺生石が喋らせているのか、それとも黄泉の心の底の想いか。どちらにせよ、黄泉は完全なSでしょうなあw

咄嗟に神楽は岩で黄泉の頭を殴っちゃったけど、でも黄泉は死ぬどころか気絶さえしませんw もはや不死身の肉体だから気絶とかもないんですかね?

肉体的にも精神的にも疲労してきた神楽はいよいよ黄泉に追い詰められますが、そこに現れたのは紀之。管狐を使って神楽を窮地から救い、ラングレンの咆吼波による爆風のドサマギで神楽を助けて逃走します。

紀之の決意

「斬れなかった。わたしも」

「あれはもう黄泉じゃない・・・・。あいつは、俺に殺してくれって言った。殺してくれって言ったんだ!・・・・・わりい神楽。俺のこと恨んでくれ・・・・」

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目の前で親友の桜庭を黄泉に殺され、失踪していた紀之がここで登場。黄泉との決着はこいつがつけるのか?と思ったら、ここで登場してきただけで結局、ケリは神楽が着けるんだよねえ(^ー^;A

何のために出てきたんだかw

そして、神楽と黄泉は再び邂逅
もはや迷いを吹っ切った神楽は、黄泉を殺す決意で戦いを挑みます

神楽vs黄泉の決着

「大好きだよ・・・・大好き。黄泉お姉ちゃん・・・・」

「お見通しだ!相打ちは負けだと教えたはず!これで最後だ!・・・・・!?」

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「・・・・強くなったね神楽。本当に・・・・強く・・・・あなたは、私の自慢の妹よ・・・・ごめんね、神楽。大好きよ・・・・」

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わざと刃を弾かれて隙を作り、黄泉が油断した所を隠し持っていた独鈷杵で腹を刺すことに成功。不死身と思われた黄泉は、なぜかこれで沈黙します。

紀之が置いていった独鈷杵でトドメをさすとはなあ。って紀之って独鈷杵持ってくるだけの役・・・(^ー^;A

そしてここでなぜ不死身の黄泉が滅びたか。彼女の回想に移ります。

「殺生石。私を欲望のままに走らせるというなら、私の本当の望みを知ってるわよね? 私の本当の願い。それは、神楽。あの子を守りたい。あの子を全ての不幸から守りたい。全ての災いから守りたい。・・・・お願い、あの子を守って。不幸を消して。災いを消して・・・・たとえそれが、私自身であったとしても!」

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宿した者を欲望のままに走らせる殺生石。その石に黄泉が望んだのは、神楽を守ること。それが黄泉の唯一にして無二の願い。

黄泉のこの願いは黄泉らしくて哀愁が漂ってますね。「幸せにしてくれ」ではなく「不幸にしないで」というあたり、黄泉がどれだけ辛酸を舐めてきたか分かるというものです。
幸せを知らない者は、超常的なモノに懇願する時、「幸せにして」なんて考えは浮かんできませんからね。幸せになりたいとか、幸せにして欲しいとか懇願できる者ってのは、本当の不幸を知らないまだ幸せな方なんですよ。幸福を望むよりも先に不幸にしないでと望むということは、今まで生きてきた中で不幸の量が多いというレベルではなく恒常的に存在していたということで、黄泉が今までどれだけ悲しい思いをしてきたか分かるというものです


「来ないで・・・・いま、手加減できない!! 白叡!喰らえ!!」

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愛する者を、愛するが故に殺した神楽。彼女にはもう殺せない者などいません。
殺生石に引かれて大量に現れた人間の姿をした悪霊カテゴリD。今までカテゴリDは殺せなかった神楽ですが、ここで初めてそれらを殲滅します。

悲しみも苦しみも忘れて怒りにまかせて白叡を開放する神楽。それは、父が最も簡単だと言っていた痛みも苦しみも悲しみも忘れて役目に没頭すること。
この悲しみと苦しみと痛みを受け止め、なおかつ前を向いて歩けるようになるには、まだ歳月という師が必要なようです。

2年後

「東京の名所がこれじゃ困るもんな。さっさと対峙しちまおうぜ神楽」

「うん。人の世に師の汚れを撒く者を対峙するのが、わたしたち退魔師の使命・・・・喰霊開放。白叡!」

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この2年後というのが原作のマンガとリンクするのでしょうかね?ここまで壮大な前フリをアニメで見せられちゃ、販促と分かっていても原作読んじゃうじゃないかww
 
最後はまさに「俺達の戦いはまだ続く!」ってことで、第二期というよりもマンガに続くってことでしょうねw(^ー^;A
結局、第一話も完全なブラフというかお遊び回で、存在意義は分かりませんし。

基本的に販促も兼ねたこーゆー終わり方は好きじゃないのだが、そう感じさせない勢いと臨場感があってもう終始惹き付けられっぱなしでしたわ☆

やはり戦闘も人間ドラマもよくできている。登場人物のほとんどに感情移入ができるほど多彩な演出と戦闘シーンの見せ場の作り方、間と勢いは今期一でしょうね。悪い見本の某北斗の拳モドキと比べると児戯と国宝級の技くらい違います。

不幸臭の漂う救いのないストーリーは基本的に嫌いな私ですが、内容的には暗いのにどこか天真爛漫とした雰囲気を感じ、救いのない収束感というよりもどこか開放的な感じを受けたのは気のせいでしょうかね。

DVDも原作も買おうという販促手段にまんまと引っ掛かってしまいそうですが、これだけの作品を魅せてくれたスタッフには感謝です。お疲れさまでした。

ヒャッコ (第11話)

ヒャッコ

第十一話「虎口を逃れる 14コメ」

新しい体育館でドッチボールをすることになった虎子クラス。しかし、それは修羅場の始まりだった・・・


新体育館で対決

「で、おかずなに?」

「目玉焼き!」

「納豆とのり!」

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新しい体育かんで自習となった虎子クラス。せっかくだからと朝飯がご飯かパンかでチーム分けしてドッチボール大会をすることに。

朝飯は今では御飯派とパン派は同じくらいなんですかねえ。学生時代は御飯でなきゃ2時間目くらいで腹減ってしょうがなかったけどなあ。
ってか、部活の朝練とかあると、朝飯くって弁当2時間目くらいに喰って、昼食はパンとかやってたけどなw

ドッチボールは危険な勝負

「虎子さん。ああ、虎子さん、虎子さん」

「顔面セーフ」

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「はうっっ!!」

「はい、顔面セーフ。そして退場~」

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常に顔面を狙う女子高生のドッチボール大会w みんなSが多いなあ(^ー^;A 女子高生でこれだけ思いっきりドッチしてる姿は実物で見てみたいけどな。もちろん性的な意味で(アホかw

報復合戦

「龍姫、下がって!」

「へ?ぶっっっ!!・・・・・雀さん。ああ、雀さん。雀さん」

「はい。顔面セーフでアウト~」

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実は雀は怪力の持ち主だそうで、ドッチボールでは最強なんだそうでw なんか安易な設定だなあ(^ー^;A しかも、この回以外だと展開できそうにない設定だし・・・(^ー^;A

「・・・・・生き残ったのこれだけ?」

「・・・・・少なくなったね」

「ドッチボールってこんなにデンジェラススポーツだっけ? 向こうに雀がいる限り勝てっこねえ・・・・・・・お願い先生!先生だけが頼りだから!」

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次々に増えていく死傷者(死人はいませんw)。雀がいる限り死は避けられぬと悟った虎子は大将戦を提案。そして雀と対決するのにチョイスした人選は傘先生!

そして先生は見事散っていきましたとさw

今回は2話構成でなく1話をきっちりやってくれたから、ちゃんとした1つのストーリーとしての流れがあって面白かったですねw

ドッチボールというスポーツを修羅場にまで昇華させた展開も面白いし。

やっぱオムニバス形式で1人にスポットを当てる短編をいくつかやるより、1つのストーリー仕立てにして欲しいなあ

ヴァンパイア騎士Guilty (第12話)

ヴァンパイア騎士Guilty 

第十二話「世界の果て」

学園を襲う教会が隠していたレベルEたち。学園長は一人でそのレベルEたちに立ち向かう。

その姿を見た優姫は、ナイトクラスの面々を率いて自ら李土との決着をつけに征く・・・・


理事長奮戦

「ジュリさん。・・・いや、本当のお母さんのことをおもいだした?」

「・・・・うん」

「みんな、優姫を・・・黒主学園を頼んだよ! こいつらは僕に任せてくれ」

「無茶だ!あれだけの数を一人でなんて」

「理事長!」

「理事長じゃなくて、お父さん」

「おとうさん・・・・」

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教会が極秘裏に飼っていたというレベルEの集団に襲われる学園。夜刈が対応するが、数百という数のレベルEに苦戦。そこに現れたのは学園長。入り口の石門を崩して内部への道を閉ざし、自らは数百ものレベルEに向かって突っ込んでいきます。

優姫パパいつの間にかすっかりイケメン戦士に・゚・(ノ∀`;)・゚・ もとの茫洋とした理事長の方が好きだったんだけどなあw

しかし優姫ママと理事長は何らかの関係がありそうですが、そこは最後まで内緒っぽいですね。

李土も結局はジュリの面影を追って優姫を襲ってるだけだし、理事長もジュリとの約束か何かで優姫を守っているみたいだから、やはりジュリの描写がもうちょっと欲しかったですねえ。優姫パパと一緒にチラっと出てきただけだもんね。
李土と理事長を虜にする何かを持ってたんだろうけど、そこを魅せて欲しかったですねw

そういえば教会は結局バンパイアとつるんでいたってことで、大量のレベルEまで有して元老院に尻尾を振ってたワケですが、それはどうやら教会のトップの私欲によるもののようですね

美を求める協会長

「一翁さま、報酬を!バンパイアの血は人間に生命力を与える!約束したはずです!私に永遠の美しさを」

「私欲のために仲間を売る者に、美しさなど語れるものだろうか。まして人間の分際で血を求めるなど・・・・」

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一翁と密約を結んでいた教会長ですが、その目的は永遠の若さ。思ったよりショボイやつだったようですねえ(^ー^;A
最後は一翁さんにコキっよやられちゃいましたw 結局この協会長さんも大した役割もなかったようですね。


一方、枢は今回の首謀者に自ら手を下すべく元老院に向かい、そこにいた首謀者・一翁と対峙します。
しかし、一翁は一瞬の隙を突いて枢の前から逃走。
そしてそこいに現れたのは・・・

親友一条

「僕に任せてくれないか?・・・・・バンパイアとしての僕は君を裏切った。でも、友人としての僕は君を裏切ることはない。それを証明させてくれ」

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てっきり一翁の爺さん側に着いて枢に殺されることを選ぶのかと思いましたが、あっさりと一翁を裏切るようですね(^ー^;A
まあ、一条が一翁に着いていたのは李土が支葵の身体に乗り移っていたから当然かw

そして拓麻は逃げた一翁を先回りして追い詰めます。

拓麻vs一翁

「拓麻。その刃、私に向けるのか?私はこの元老院をゆくゆくはおまえに継がしたいと思っていた」

「終わりにしましょう、貴方の愛した元老院と共に・・・・」

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友を裏切らせた代償として、伯父?の命を奪おうとする拓麻。

しかし鞘を捨てたところを見ると、一翁と刺し違えるつもりですかね? もはや刃をしまうことはないと、捨て身の決意が感じられますが・・・・。


そして優姫はナイトクラスの面々を連れて李土に決戦を挑みます。

ノープラン優姫

「わたしの、すべきことは・・・・」

「やめろおおお!!!」

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「純血種の姫が、対バンパイア用の兵器を!?」

「わたしはガーディアン!この学園を守る。デイクラスの生徒だけじゃない!ナイトクラスの生徒だって!」

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やはり無謀なヒロイン優姫はノープランで李土に戦いを挑み、あっさりと捕縛w もうね、このノープラン戦闘は止めようよ(^ー^;A
せめて何か奥の手を考えていかないとw

なんかこの手のヒロインは大抵、ノープランでツッコンで行ってヒーローに助けられるパターンなんであすが、余りにそのまんまなんでびっくりしたよw

やっぱ戦闘に関しては期待できなかったですねえ(^ー^;A もうちょっと戦いまでの経緯を丁寧に書いて欲しかったですけど、やはり少女マンガってことでその辺りはスルーされるんでしょうかねえw


しかし、ここでゼロが来ると思いきや何と優姫がよく分からない覚醒をw 対バンパイア兵器のアルテミス(鞭だっけか?)が、デスサイズに変形! 優姫の強い想いにアルテミスが反応し、優姫でも使える対バンパイア兵器を作り出したって所でしょうかw

ここももうちょっと伏線とかあればねえ。アルテミスはまだ真の威力を発揮してないとか、条件が揃うとレベルアップするとか。キャラの心情描写は凄い丁寧なのに、戦闘になると途端に雑になってきたw
男子用にもうちょっと戦闘を丁寧に・・・・無理ですかね?(^ー^;A


これで優姫が李土と対等に闘うのか?!と思えば・・・

「きゃああああ!!」

「ほら、呼んでごらん助けを。ジュリもそうしたよ。僕に初めて血を捧げている間、ハルカ、ハルカと涙ながらに。あれは傑作だった」

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アルテミスの真の力を引き出した優姫!これから反撃かと思ったら、まさかのもう一回囚われというデジャビュを見せてくれました(笑

え、ちょっとw アルテミスがパワーアップした意味は??(^ー^;A


アルテミスのパワーアップでも李土に叶わないのか、あっさりと捕らえられて再び血を吸われそうになる優姫。しかし、そこでようやく真打ち登場!

「汚れた手で、そいつに触るな!」

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「・・・・・危ない危ない。もう一人を食らっても、元が人間ならこの程度か。人間の器には収まりきらない力を手に入れたんだ。そうそうに使いこなせるわけがない」

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ようやく真打ち登場!零が撃った弾丸は、確実に李土にダメージを与えました。ここでいよいよ零と優姫のコンビネーションで李土と対決かと思えば!・・・・

なんと力が暴走(^ー^;A

どんだけ引っ張るんだよww これだけ肩すかしされると逆に凄いなw 

優姫チャレンジ→失敗
アルテミス覚醒して優姫再チャレンジ→失敗
零登場→暴走して失敗

畳み掛けるような戦闘とは逆に、畳み掛けるように肩すかしされるのは、これだけ続くとちょっと新鮮ですねえw 

「優姫、そのアルテミスで俺を斬れ!暴走する力を抑えるためにはそれしかない!」

「でも!」

「それは俺を殺す道具じゃない!約束しただろ?」

「零!!!」

「・・・・・痛みが。生きている証。一縷が、俺の中で・・・・これでやっと一つになった」

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おお!ここでようやく真打ちの最強兵器ブラッディーローズが最終形態になるようですねえw

いやあ、ここまで引かれるとはw もっとあっさりやるかと思ったけど、結構念入りに進めたなあ。ここに至る経緯はともかく、これだけ段階的にやってくれればこそ、最後のこの覚醒が効いてくるのかもしれんなあw


途中の経過にやや冗長としたものがあったけど、機をズらされて知らず知らずの間に気分が高まり、最後の零の覚醒に結びつけたのはなかなかの演出ですw でも引っ張り方はやっぱ強引ですけどねw(^ー^;A

いよいよ来週最終回で、最強のヴァンパイア騎士となった零の活躍ですなw

今まで暗くて好きになれなかった零ですが、全てを吹っ切って清々しい顔をした零はなかなか佳い男ですな☆

屍姫 赫 (第12話)

屍姫 赫

第十二話「夜明け」

身体を乗っ取られた景世は致命の一撃を負うが、最後の力を振り絞ってマキナとオーリを助ける。

そして己の最後を悟り、マキナとの契約僧契約をオーリに譲る・・・


景世最後の反撃

「師兄! あなたは知りたくないのですか!真実を!」

「いらねえ!それを知ったら、おまえのように自分の屍姫を殺さなければならなくなるような真実!知りたかねええ!!!」

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背信僧と七星の一人を相手に最後の力を振り絞って奮戦する景世。背信僧の座壇をぶち壊し、煙になれる七星の一人を毒をもって制します。

景世大活躍ですねえw これくらいの活躍を毎回して欲しかったですけどねw 鬼気迫る景世の勢いは、傍らの二人が棒読みなので余計に凄く聞こえますw

そして背信僧が背信したのは、屍姫を使う光言衆の本当の目的を知ったからでしょうかね? 自分で殺したか誰かに殺されて背信したのか不明でしたが、今回、真実を知って自分で屍姫を殺したようです。
たぶん、殺すことで救いになるっていうような話かな? まあ、それは第二部でおいおい明らかになっていくでしょうね。

景世死亡

「契約僧を失った屍姫は、死ぬかただの屍になる。マキナをそうしたくない」

「わたしのことなんかどうでもいい!」

「俺、やるよ!」

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景世に変わってオーリが契約僧になるわけですが・・・・EDでネタバレしちゃってるからサプライズ感なし!・゚・(ノ∀`;)・゚・

なんでEDでオーリが僧侶になってる姿を出すかなあ。あれで景世が死ぬって予想ついちゃったもんなあ( ´・ω・`)

よっぽどオーリの袈裟姿を描きたかったのですかねえ。あれがなければ結構サプライズな展開だったのに・・・。

「できないよ、私にはできない。・・・景世の命を諦めるなんて、私にはできない・・・」

「オーリの所に行ってくれ・・・・済まない、マキナ。約束守れなかった。おまえと一緒に闘うって」

「約束なんてもういいよ!だから生きて!景世!」

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もうねえ、ここのマキナの演技が酷すぎて・・・。・゚・(ノд`)・゚・。  本来だったら感動する場面なんだけど、マキナの棒演技のため感動も何も・・・。

最後、景世を抱きしめて叫ぶ場面なんですが、声を入れずに無音だったのは、効果というよりも叫び声が余りに棒だったので消したんでしょうねえ・・・

マキナパワーアップ

「消えろ!私の前から、私の記憶から!」

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「おまえにだって脳髄はある。形を変えているだけだ!」

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さっきまで煙になって逃げていたのに、なぜかその能力を使わなくなってあっさりマキナの拳銃の餌食なり、さらにやっぱりあった的な核を握りつぶされて七星の一人はあっさり死亡。

七星がいきなり弱くなったのは、景世にやられていたからってことですかね?
屍姫が呪いでパワーアップしたって背信僧の人がご丁寧にいちいち説明セリフで説明してくれたけど、いつどうやってそんな呪いに掛かったのだ? 景世が死んだ怒りでパワーアップの方がいーんじゃないかなあw



今回は景世が死に、マキナが新たなパワーを手にいるってことで、展開としては一番盛り上がった。

だが、しかし! ダメだ! オーリとマキナの声がヘタクソ過ぎる!! 

これだけ盛り上がる展開で、本来なら景世の死にホロリとし、マキナのパワーアップに身を震わせる所だが、二人の声優のドヘタな演技のため、臨場感はゼロ! 緊張感なし! 感動もない!

もうね、もったいない!としか言えない! 普通の声優さん使ってれば、少なくとも今回は相当面白い回になったはず! それがこうも駄作に見えるのは、もう声優の演技力の問題のみである。

やはりこの声優メンバーをチョイスした段階で、この作品の運命は決まってたんだろうなあ・・・

まぜまぜモンスター

ゆうじさん理村さんがやっていたので早速w


ちはやと野上葵(絶チル)

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今期一番のお気に入りキャラなのでw

ちはやとマリナ・イスマイール(ガンダム00)

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貧乏で不幸そうなマリナ王女は結構好きです。高河ゆんさんのデザインだしw

ちはやと兀突骨(三国志演義)

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いや、なんとなくw

今日の5の2 (第12話)

今日の5の2

第十二話A「ヤキイモ」

下校途中にヤキイモを売っている店を見つけたリョータたちはヤキイモを食べるが、女子はどのヤキイモにするか牽制しあっていた・・・


どのヤキイモを選ぶか

「明らかにサイズに違いがある・・・・」

「どうせなら一番大きいのがいいけど・・・・」

「みんなどう思ってるのかな?」

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小学生の時は下校途中に買い食い禁止でしたが・・・もう今時はそんなナンセンスなことしてないのですね(^ー^;A

まあ、未だにコンビニさえ探すの苦労するうちの実家では、買い食いなんてする場所ないですけどw


第十二話B「コンコン」

雪が降ってきて雪だるまを作るタイミングを見計らっていたリョータたちだが、童謡「雪」の「こんこ」を巡って討論に夢中になり・・・


コンコンは何?

「雪やこんこん。あられやこんこん♪」

「なあ、前から思ってたんだが、この唄の「こんこん」って何だ?」

「雪の降る音じゃない?」

「狐じゃないかな?」

「・・・・・いいやつだな、狐」

「でも、なんで唄に狐が出てこないんだろう・・・・」

「そんなの可哀想だよ!」

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「雪やこんこん。あられやこんこん。は間違い。ただしくは「ゆきやこんこ。あられやこんこ」。それと歌詞に犬と猫が出てくるのは、実は1番ではなく2番。問題解決!」

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こんこんで議論しているうちに、校庭の雪は他のクラスのみんなで雪だるまが作られてしまいまとさw

雪や「こんこん」って思ってたんだが、性格には「こんこ」なんだね(^ー^;A こんこんって言うのが雪が降る擬音語だと思ってたんだが、やっぱゆきは「しんしん」だよねえw

調べてみたら幾つか説はあるけど、「来む此(ここに降れ)」っていう説が有力らしいw


第十二話C「フクビキ」

商店街のフクビキに燃えるリョータたち・・・


フクビキ勝利の方程式

「うおおおおおお!!」

「はい、残念賞」

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リョータ、コウジ、ツバサでフクビキを引くがみんなハズレw

福引きなんて当たったことないんだが、あれって当たり入ってるのですかね?(^ー^;A ティッシュ以外もらったことないですw

全員はずれた男子に変わってやってきたのは女子グループ。

「福引きは気合いやテクニックや笑顔でどうにかなる甘いもんじゃないんだからね」

「じゃあなんだよ!」

「無心よ」

「無心!?」

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ニュータイプの感応能力みたいにピキュンと来たリョータw 
無心で福引きが当たると踏んだユウキだが、やっぱりハズレ。
しかし、その後でカズミがやると4等が当たり。当たるコツを聞いたところ、無欲でやったということから、次に順番が回ってきたメグミに無心で回せとみんなで声援。するとメグミもアタリを引きます

食欲の勝利?

「超一流パティシエによる最高級特大クリスマスケーキの引換券です」

「・・・・最高級・・・・特大・・・クリスマスケーキ!」

「食欲の勝利か・・・・無欲を越えるもの、それは食欲だったわけか・・・・」

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このケーキは食べてみたいw 

食いしん坊のメグミちゃんはダイエットしながらでないとねw

リョータ→コウジ→ツバサ→ユウキ→カズミ→メグミという段階が上手くストーリーを作っていて、珍しくきちんと構成できていた感じw こーゆー形式はこの作品では珍しいなw


第十二話D「アマアマ」

女子の手料理の価値とは・・・・


チョークの味

「リョータ、チョークって食べれるって知ってる?」

「また見え透いたウソを」

「最近のチョークは安全性と健康面を考えて、甘くて美味しいカロリーオフなのよ!」

「なに!?本当か!?」

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「ウソを着いたな・・・・」

「ごめんごめん、ひっかかるとは思わなくて」

「ふん、おまえの作ったケーキよりましだ・・・ぐはっ!」

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リョータがチョークを食べて吹き出すまではテンポよくてよかったですねえw チョークは確かに上手そうだったよなあw 実際喰ってしまったことあるけど、マズくてしょうがなかったw(オイw

しかしチョークの話題がメインではなく、今回はリョータが最後にチカのクッキーを非難したこと。
これにより、チカはへそを曲げてリョータを無視し続けるように。

「・・・・クッキー、うまかったよ」

「ふーん・・・・」

「待てよ、どうしたら許すんだよ?」

「・・・・じゃあキスして」

「な・・・・・・・なんで?」

「思いつき・・・・・できないなら別に・・・・・あ!?」

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リョータはチカに許しを乞いますが、チカの条件はキス。躊躇したリョータですが、すぐにフレンチキスをw

なんか初々しくていいですねえw リョータが力無く「クッキー美味しかったよ」って寂しそうに言うセリフも臨場感があったし、その後のキスまでの展開も、小学生らしい大胆さと純粋さがあってよかったなあw
小学生の恋はドロドロさがないので純粋な目で見て愛でていられますわw 

第十二話E「メリクリ」

雪のクリスマス


ストーリーじゃなくて雪が降るクリスマスの場面だけでしたw


季節感のある話で、内容的にもなかなか楽しめるものでした。最後の「メリクリ」はあんま意味無いけどw

寒い中の下校途中の買い食い、恒例の福引き、積雪と季節の話題を降った後、唐突にリョータとチカの淡い恋バナと、なかなかロマンチックな作りでしたよw

こーゆーこの時代の想い出や記憶を喚起させてくれる話は歳を経るほどにジンときますなあw(年寄りかw

テイルズ オブ ジ アビス (第13話)

テイルズ オブ ジ アビス 

第十三話「開戦」

飛行艇によってセントビナーの民を救うことができたルーク立ちだが、その帰路にキムラスカ軍とマルクト軍が開戦している様を発見してしまう。
そこが崩落の可能性のある地だと知った一行は二手に分かれ、ルークとナタリアたちはキムラスカ軍の本陣に、ジェイドたちは帝都に戻り、それぞれ停戦を進言することに。

しかし、キムラスカ軍本陣に入ったナタリアは、いきなり偽物のレッテルを貼られてしまう・・・


垂直離着陸機で救出

「マクガバーさん!みんな!大丈夫ですか!」

「あんたち・・・・この乗り物は・・・・」

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飛行だけでなく垂直離着陸機能までもってる高性能飛行機の登場で、セントビナーの民達を救うことに成功。
いきなり超兵器の登場かと思えば、遺跡から浮遊機関が発掘されて、それをそのまま仕様しているようです。遺跡から出てきたって言ってるけど、この外殻大地の世界って1000年前だったかにユリアが作り上げた大地じゃなかったっけ? そこに遺跡があるってのも分からないけど、浮遊機関が発掘されるってのもよーわからん話ですな(^ー^;A

戦場を崩落させる

「同じセフィロトが支えている、ルグニカ平野の一帯にも崩落の危険があります」

「・・・・なんだ、あれ!」

「どうして戦いが始まっているのです!」

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ピオニー皇帝からナタリアとルークの無事を知らせる報がキムラスカに送られて開戦はなくなったと思っていたようですが、ルグニカ平野では両国の戦端が開かれていたようです。

しかしこの巨大地上戦艦の側で歩兵が闘ってんだが、こんな戦闘でいいのか? 戦艦があるなら、戦艦同士の砲撃戦からじゃないの?(^ー^;A 戦艦の足下で小舟が出撃して闘ってるようなもので、全く無意味な気がするのだが・・・(^ー^;A

どうもこの世界の政治体系と戦闘方法はよー理解できないものがありますな(^ー^;A


そして戦闘を止めるため、ナタリアとルークらキムラスカ側の人間は、キムラスカ本陣に。残りのジェイドたちマルクト側の人間はピオニー陛下に直訴することに。

しかし、ピオニーは今更自軍だけ引くことはできないから相手次第だと一蹴。
一方のルークたちはとんでもないことになってました。

ナタリアは偽者

「その者らを捕らえよ!この者は偽の姫ですからな!」

「モース!私への侮辱はキムラスカへの侮辱となりますよ!」

「わたしはかねてより、敬虔な信者から悲痛な懺悔を受けていた。自分の孫を王女殿下とすり替えたというのだ。その者の髪と目の色をなんとする?陛下は、国を謀る大罪人としてお裁きになる!さあ、早くこの者どもを捕らえよ!」

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なんか全然理解できない理由で捕まっちゃいましたよ(^ー^;A こんな子供だましの理由で皇位継承権を持つ2人を拘束できるって、この大詠師ってのが国政に容喙できるほどの発言権と、皇室の人事にまで発言権をもつほどの権力を持ってるってことか?
もう全盛期のローマ法王なみの権力を持ってるようだけど、それだったらこんな小賢しい手を取らなくてもキムラスカ王に進言するだけであっさり受理されそうだけど(^ー^;A

まあ、ここは大詠師というものが、忠誠心や常識を越えるとてつもない権力と発言権を持ってるってことで納得するしかないでしょうなあ。

こうして全員更迭されてキムラスカの王都に連れていかれます。
しかし、ルークとナタリアのみ、毒を飲んで自決しろと迫られ、それを拒否して殺されそうになります。そこに、アッシュにより逃がされたガイとティアが助けに来て窮地を脱しますが、納得いかないナタリアは王の真意を問うと、全員を引き連れて父の元に向かいます。

王様まで言いなりに

「ナタリアは貴方の実の娘として育てられたんだ!ありもしない罪で罰せられるなんておかしい!」

「貴公もここで死ぬんですよ。アクゼリス消滅の首謀者として」

「叔父上!こんなヤツの言うことを聞かないでください!」

「・・・・・そちたちの死をもって、我々はマルクトとの交戦を正式なものとする!」

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これも例の予言に記されているから戦争しなくちゃならないってことですかねえ。
そしてナタリアが王家の血を引いてないのは確定のようですね。本物は死産したらしく、それを見かねた乳母が孫を差し出したそうな。
ってか、ナタリアしか子供がいないって時点でおかしな世界なんですけどね(^ー^;A

ここで交戦の命令を出すナタリアパパは王としても父としても失格なんだが、気弱そうな人だから元々モースの言いなりにしかならないようなタイプですね。国をまとめれる人物じゃないってことですか。

王がこの調子だと、若いピオニーの方が求心力も決断力もありそうだから、まともに闘えばキムラスカは惨敗しそうですねえ。


さらにここで6神将のラルゴとディストが現れてまたもピンチになりますが、ここでもアッシュが助けに来て城からの脱出に成功します。

しかし、城の外に出ても衛兵に追われますが、それを助けたのは王都の城民たち。

ナタリアの陰徳

「ナタリアさま、お逃げください!」

「みなさん、私は王家の血を引かぬ偽物です!危険を冒してはなりません!」

「ナタリア様が王家の血を引こうがどうでもいいんです!職を追われた俺達を雇ってくれたものナタリアさまだ!」

「・・・・ありがとう」

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ナタリアは城民に恩徳を施していたようで、城民たちには圧倒的な人気があるようですね。これだけ姫に人気があるってことは、今の王様の権威は既に失墜しているに等しいってことだよなあ・・・(^ー^;A

しかしナタリアがこんな恩徳を施している場面あったっけか? いきなりそんなこと言われてもちょっとなあ。何かそーゆーことを示唆する場面ってなかったのかな?

しかしまあ、「積善の家には余慶あり」というが、情けは掛けておくべきですなあ。

こうして城を後にしたルーク達。もはや王女と公子ではなく犯罪人だが、逆に縛られるものがなくなったので、動きやすくなったのではないでしょうかねw

気付いてみれば展開早いなあw 今回は開戦を止めようとするまでで終わるかと思えば、いきなりナタリア偽物説が出てきてびっくりw なんだか偽物がそこら中にいますねえ。ひょっとして一人一回は偽物疑惑とかあるんだろうかw

王位継承を奪われてしまった2人は徒手空拳で身軽になりましたが、これだけ状況が頻繁に変わるともう今何をして何をしようとしているのか分からなくなりそうで不安ですw

夜桜四重奏 (第9話)

夜桜四重奏

第九話「ユクサキニ」

七郷の花が咲き、世界は滅亡するはずだったが、作品の設定を変更して滅亡しないことにしたので滅亡しなかった。

しかし、七郷の桜が咲いたことで異界から出てきた黒い影を触った妖怪は、力の制御ができなくなって大騒ぎになっていた・・・


滅んでいなかった世界

「そんなにヒドイんですか?」

「人間でいえば重体。しかも、かなり厳しい状態」

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七郷の桜が咲いたら世界が滅ぶって設定だったけど、やっぱり変更になって滅ばないってことになったようです。
まあ、こうやって途中でいいように設定を変えていくんでしょうね。

もう放っておいてもいーんじゃない?

張本人秋名はしらんぷり

「毎度~。ごめん、形態に気付かなくてさ」

「どこに行っていた?」

「いや、別に」

「別に? おまえはいつもそうだ。いつも、そうやってヘラヘラしてるから・・・・。おまえは街をどうしたいんだ!」

「なに行ってんだよ?」

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この状況を作り上げた張本人である秋名は、世間の喧噪など知らんぷり。街中の妖怪がパワー制御できなかったり、自分の身がどうなるか心配して大騒ぎしてるのに、俺、バイトだから関係ないね~っとばかりに一人でサボってひなたぼっこ。
そして暇をもてあまして、気分転換に桃華の見舞いに来たものだから、恭介はキレまくります。

まあ、当然キレますわな。私でもキレるし、フルボッコにしなかった恭介の自制心に乾杯ですよw

しかし秋名のこの責任感のなさと、問題をその場しのぎで片づけて後は知らんぷりするいい加減な性格はどうにかならんもんかね? 主人公としてってより人間としてダメだろ?

円神の過去

「ここに作ろうとしていたのは妖怪の街だ!妖怪の安住の地だ!それを、人間との共存など!」

「・・・・・」

「送るのか!?俺を!? そうやってこれからも、都合の悪い妖怪を送るのか!覚えてろ!」

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どうやら円神は妖怪だけの街を作りたかったけど、比泉のご先祖さんは妖怪と人間が共存する街を作りたかったようです。
そして意見の分かれた二人ですが、いい加減言い争うの嫌になて、円神をチューニングして異世界に送り込んで知らんぷりを決め込んだようです。

それでそんな数千年も前の恨みを晴らしに甦ってきたのが円神のようですねえ。やっぱもう執念深い蛇のようなヤツですな。いくら恨んでいても、数十代も後世の子孫に恨みを晴らすなんて器が小さすぎますわw しかも、自分の理想の街じゃないから壊しちゃえとか、もう子供ですね。

今までにないほど未熟で器の小さい敵ですなあ。こんなセコイ敵に必死になってるとアホらしくなりますわw

見るほどにアホらしくなってきますなあ。設定を変えてやっぱり生きてましたとか、もう放映に耐えられるレベルのストーリーじゃないキガスw

キャラクターは秋名以外はいいのに、本当にもったいない。その場しのぎのストーリーとか展開とか、もう秋名の性格そのもののこの作品が、佳いようになるとは到底思えないので、サクサクっと終わって欲しいですな

ソウルイーター (第38話)

ソウルイーター

第三十八話「修羅への誘惑~ビッグな男の抑えられない苛立ち?~」

オセアニア支部から呼ばれた技術顧問のブッタタキ・ジョー。通称BJは、死神様から魔道具を使った計画を進めるよう指示され、生徒達に内緒で密かに武器開発を行う。

一方、度重なる敗戦にブラックスターの苛立ちは頂点に達し、かつて敗北したキッドに喧嘩を売って決闘をすることに・・・


キッドに喧嘩を売るブラックスター

「どういうこと? なんで二人が?」

「決闘マニアのやることだ。そんな不思議なことじゃねえだろ」

「やれやれ、今度の相手はキッドか」

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度重なる敗戦に、ブラックスターのプライドは崩壊寸前。苛立つブラックスターは、入学式の際にキッドに喧嘩を売って一方的にノされたことを思い出し、腹立ち紛れのリベンジを決行します。

死武専の中では指折りの強さのブラックスターも、いざ外に出れば一流にはまだほど遠い強さだと言うことを嫌と言うほど経験してしまい、彼としては自分の弱さが我慢ならないのでしょうねえ。

しかし強さ以外の事にかけては脳天気なのに、強さということにかけては異常なほどの執念を見せますね。まあ、強さこそがブラックスターをこの世に存在させる意味と思ってるのでしょうね。
これも彼の血のなせる業なんでしょうか。


キッドvsブラックスター

(重いっ!?・・・・・!!ガードが間に合わん! 波長を打ち込まれる・・・・・!?)

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ブラックスターは入学式の時とは比べものにならない迅さで距離を詰め、凄まじい重さのパンチを打ち込みます。
瞬時にガードを崩され、無防備になったキッドの腹に一撃を加え、これで魂の波長を打ち込めばキッドは瞬殺されるところでしたが、魂の波長は不発。

どうやら魂の波長を打ち込むという技はデリケートな技で、心境や体調、心の在りようによって変化してしまうそうな。
やはり心境にムラっ気のあるブラックスターは、絶好調の時は大抵のことができるけど、いざ凹むと本来の力の半分も出せないのでしょうねえ。

そんなブラックスターを見て、キッドは憐憫と共に言い放ちます。

「ブラックスター、体術もパワーも格段に上がっている。しかしおまえ、弱くなったな」

「ああ?」

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ブラックスターにとって禁句とも言える強さの否定。このキッドのセリフに完全に自分を見失い、ブラックスターはさらに迷走。キッドに襲いかかるが、技にもキレがなくパワーも劣るという有様。

シド先生評

「ブラックスターは赤ん坊の頃から知ってる。才能もある。魂も強い。努力もしている。あいつの人生、勝ち続けてきた人生だ。それが、ここ最近の連敗続き。妖刀を上手く使えないことも、あいつの自信を喪失させた原因の一つだろう。あのバカは前にしか進めない」

「そんなに頑張んなくても、大人になれば何とかなるんじゃね?」

「大人は過去にすがり、子供は未来に逃げたがる。あいつは今を生きている。だからこそ正しい道を見据えていなければ・・・・」

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シド先生のブラックスター評価は的確ですねえw 過去にすがることも未来に期待することもせず、ただ今を精一杯に生きようとするブラックスターは、その生き方に一切の妥協を許さないのでしょう。
孤高にして不羈な彼の精神と生き様をよく顕してますw

しかし、今のブラックスターは迷いが多すぎ、その真っ直ぐな生き様から逸脱した方向に向かおうとしているようです。
それを感じ取ったキッドは、ブラックスターに容赦ない一撃を食らわせます。

ブラックスター撃沈

「ブラックスター!もう止まれ!」

「止まれねえよ。止まっちまったら、それこそ死だ!」

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「どうしてしまったんだ、ブラックスター・・・・おまえ、神を越えるんだろ?」

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走り続けるブラックスターの生き方を、キッドは全力を持って否定。全力を出してブラックスターを瞬殺してしまいました。

焦りすぎるブラックスターの生き急ぐ姿に、キッドは何か不吉なものを感じたのでしょうか。留まることも知らず、振り替えることもしない生き方は若者の特権で、その生き方はある意味正しいのですが、そこで暴走してしまってはその先には破滅しかありません。
本来、若さに任せて暴走する若者を止めるのは大人の役目ですが、今回はキッドがその役を担ったようですね。おかげで彼がマカたちと同じ歳の子とは思えないほど大人びてましたが、元々彼は性格的な偏執さはあっても、思考と志操は大人顔負けですけどねw


立ち直るブラックスター

「33460・・・・33461・・・・・」

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キッドに一方的に撃沈されたブラックスターですが、マカとソウルが見舞いに行ってみれば、既にまた筋トレをして次の戦いを見据えているようです。

迷っているくらいなら、強くなるよう努力を続ける。その生き方の爽快さと明確さが、彼の心性の佳さでしょうなw

死武専メンバーそれぞれが持つ迷いと葛藤と見せつつ、アラクノフォビアとの情勢、そして鬼神の行方と、相変わらず見せるところはしっかりと見せ、それでいて情報と伏線と設定を忘れない丁寧な作りですねえ。

これだけ多くの登場人物がいながら、キャラの差別化とストーリーの区別化ができている作品はこの作品くらいじゃないかなあ。
失敗している作品は、今放映中で思い出せるだけでも相当数あるけどw

CASSHERN Sins (第12話)

CASSHERN Sins

第十二話「生きた時を色にして」

荒廃した街で、一人街を色で染めようとしている自称芸術家のマルゴー。街中の者が滅びを受け入れ、その時を戦々恐々と待っている中、滅びを憂いて死を待つのではなく、今をどう生きるのかが大切だと説くマルゴーの志操に感銘したキャシャーンは、彼の彩る世界を見ようとする・・・


芸術家マルゴー

「青年よ、生きるとはどう生きたか。そういうことだとは思わないか?滅びを憂うのではなく、目の前にある今をどう生きるか。大事なのはそれだよ、君!」

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滅びを受け入れるでもなく、憂うでもなく、ただ今を生き、そしてどう生きるかが大切だと説くマルゴー。
滅びという現実に直面しながらも、それに背を向けるのではなく真正面から受け止め、それでなお生きる意味を見出そうとする彼は、今まで登場してきた者たちの中でも飛び抜けて精神力の強いロボですね。

芸術家という職業がロボの間で存在していたのか、それとも人間の真似をして自称しているだけなのかは判別尽きませんが、その芸術家であるという自負と尊厳が、彼を滅びという絶対的な恐怖を受け止めてなお生きるだけの精神の余力を遺しているのでしょう。


キャシャーンはそんなマルゴーに惹かれ、彼の表現する者を見たいと思うようになります。

「不思議だよ、フレンダー。僕はルナを捜してすぐにでも旅立たなければいけないのに、どうしてもあの人が塗り替える街を見てみたい」

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場所にも人物にも執着を持たなかったキャシャーンが、初めて見せた興味の対象。それがマルゴーでした。
ルナを捜すという目的以外で、初めてキャシャーンが抱いた感情の一端。それはマルゴーという男の内面から迸る、生々しいまでの生気を彩ったものではないのでしょうか。
滅びの砂色が、生気に満ちた銀色に染まりつつあるのを見るキャシャーンの瞳に、この旅ではほとんど見られなかった安らぎの色が見えるのは、自分以外の生気に満ちた存在を目の当たりにしたからでしょうか。

マルゴーの色彩

「銀色の道!?」

「違うぞ、君。太陽に通じる道の完成だ!僕はついに歴史を塗り替えしたぞ!」

「・・・・・僕には過去の記憶がない。だからちゃんと生きてきた自信もない。でもこうして貴方が時代を塗り替えたように、僕も諦めずに前に進まなきゃいけないな。僕が何ものであるか知る為にも」

「そうだよ、君。進めばそこが道になるさ」

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白銀の道は何色でも染まる純白の道かと思えば、それは太陽に通じる道。すなわち希望への道だったようです。
統治者の好みの色に染められ続けてきたこの街にあって、その色彩に希望の美しさを見出したのは、彼が初めてなのでしょうw

進めばそこが道になる。それは、立ち止まることも戻ることも是としない、彼らしい表現です。常に進み続け、目指し続ける生き方こそ、彼の琴線に触れるものなんでしょうねw


しかし、街にはそんなマルゴーの所業を心苦しく思う連中もいるようです。
それは、滅びを受け入れ、静かに待つことこそ運命と決めつけた者たち

希望を否定する者

「忌々しいやつめ。なぜ我々と共に滅びを受け入れぬのだ?」

「僕は・・・・・」

「貴様がいると、統制が・・・いや、心が乱れるわ!」

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「僕らは生きている限り、希望する権利があるんだ」

「黙れ。我らと共に大人しく滅びを受け入れるのだ」

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前回出てきたジンは自分が滅びを迎えていないこともあり、その口から希望という言葉が出ても滅びで死ぬ寸前の者たちの魂には響かなかず、そのカリスマ性で納得させたような所がありましたが、今回のマルゴーは己が滅びで死ぬ寸前でありながら、なお希望を見つめ、絶望に塞がらないような心の在りようを維持しているとは何とも凄まじい精神力。

死というのは生ある者にはどうしても受け入れがたく、如何に大悟の境地に達した者でさえ恐怖するもの。ただ、そこに人間性の尊卑を見出すことはできません。
己をも疑い己だけを信じて大悟した一休宗純は死ぬ間際に死にたくないと言って逝き、カントは逝去前に一杯のワインを飲んでこれでよし、と言って瞑目したとか。

死を受け入れきれず、生に向かうマルゴーを彼等が厭うのも、ある意味自然なのでしょう。


そしてフルボッコにされるマルゴーの元にやって来たのはキャシャーン。

無謀にも連中はキャシャーンにも襲いかかりますが、案の定、あっさりと逆襲されて全滅してしまいます。

マルゴーの死

「青年よ、頼みがある。僕を僕色に塗ってはくれまいか?」

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「・・・・参ったな。こんなに早く滅びがくるとは・・・・まあ、あちこちガタが来てたからね。・・・・さあ、頼む」

「・・・・・・」

「ならば君の望む色に。君は記憶がないと言っていたが、記憶は日々積み重なる。だから、忘れないでくれ。滅びに抗うことはできない。でも、誰からも忘れ去られるのは悲しすぎるよ・・・・」

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己の生きた証を遺したいと最後まで言っていたマルゴーは、何とも生命力に満ちた存在ですね。
私なんかは死ぬ時は誰からも忘れさられて、できれば記録からも記憶からも存在を消してもらいたいですけどね・・・。

死を前にしてなお、生きる希望を見いだせるか、という重々しいテーマでした。この退廃的な世界でなくてはなしえないテーマでしょうけど、それをまた彩り鮮やかに美しく魅せてくれたものですw

基本的にネガティブで暗い話は好きではないのですが、このセピア色に包まれた滅びの世界というのは、まさに夕焼けの美しさのように、滅びる寸前に出す美しい彩りが感じられるのですが、今回はそれがより一層濃く感じられました。

少ないキャラでここまで人の本質に迫ろうとするこの作品は、ほんと見ていて飽きませんw

黒執事 (第12話)

黒執事 

第十二話「その執事、寂寥」

エリザベスを救出に屋敷に突入したシエルだが、そこには犯人はおず、セバスチャンのみが待つだけ。

シエルはセバスチャンとグレルを引き連れ、封印がされているという塔に乗り込むが・・・


セバスチャンのイヤミ

「坊ちゃん、野暮用を一つ片づけるとおっしゃってましたが、それは惨めな過去を舐めるように愛で、屈辱の快感に溺れることですか?」

「・・・・・」

「氷上マーケットでおっしゃてたではありませんか。その身もその指輪も、一度砕かれ、そして甦ったものだと。今更砕けれることなど畏れはしないと」

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エリザベスを救出できないシエルに、また大事な者を失う過去をなぞろうとしているのかとイヤミを言うセバスチャン。
さらに自分の身も命を度外視しなければそれらは守ることなどできないと釘を指しますが、このセバスチャンのセリフはいまいち整合性がないような・・・(^ー^;A

もっと死ぬ気でエリザベスを救い出せと言っているのでしょうけど、シエルを砕かれないようにするのがセバスチャンの役目じゃないのかな? もっと頑張れっていうエールだけってことなんですかね?
だけど結局、最後にはシエルの身を優先して一時撤退してるから、やっぱりシエルの身が一番なんだよね。

まあ、このセリフの意味は不明ですが、取り合えずセバスチャンと合流。

屋敷にはエリザベスはいないとのことから、封印が施されてあるという敷地内の塔に向かいます。そしてそこに待っていたのは、グレルとプルートゥ。

グレルとプルートゥ

「セバスチャ~~~ン・・・・・何なのよ!・・・・あ、彼ってば、まさか魔犬!?」

「今更気付いたのか」

「イヤ~~~ン。獣と熱い一夜!なんてインモラル~~」

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プルートゥが魔犬だと今更気付くグレル。しかし、獣と一夜を過ごしたということでさらに妄想アップw

もはや節操がないなあ。男というかオスだったら種族関係なしかよw(笑 しかしオブラートに包んでいるからいいけど、グレルって少年誌じゃあ登場しないようなキャラだよなあ(^ー^;A
性格と性質だけなら、エロマンガのキャラっぽいw


そしてセバスチャンは塔の封印をプルートゥに解かせます。地獄の番犬ケルベロスにしか地獄の門は開けないと言いますが、この塔の門も同じ類のもののようです。

プルートゥの先導によって塔に入ったシエル一行。そこで3人が見たのは、人形のように動かなくなったエリザベス

塔の中

「ビジー!ビジー!!」

「ちょっと遅かったみたいね」

「そんな・・・・ビジー!!」

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「あ・・・れ?・・・・・」

「ビジー!」

「指輪喜んでくれたのね・・・」

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塔の中の一室。部屋の片隅の椅子に座らされていたビジーを発見。しかし、その肌は光沢と柔らかさを失い、まるで死人のように血色のないものに。

さすがにビジーは死んでませんでしたが、身体がこんな所に放置されているのはなぜなんでしょうね? 今まで誘拐された少女たちと一緒の場所に放置させてあるなら分かるけど、彼女だけ生きて一人だけ放置されているってのはなぜなんでしょうねえ。

結局、この誘拐事件はストーリーのトリガに過ぎず、このエピソード終了後も少女たちの行方も分からないし死体さえ見付かってないという完全スルー状態なんですがね(^ー^;A


しかし、エリザベスに会えたのも束の間。直後にエリザベスはドロセルの糸に操られてシエルたちを襲い始めます。

「やだああ~~」

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「グレルさん、あなたにも見えてますね?」

「まあねえ。でも刃こぼれしちゃいそうだしぃ」

「・・・・お願いしますよ」

「やだ、私にお願い事? だったら、キスの時に舌を・・・・舌を・・・」

「何のことか分かりませんが、私は舌でサクランボの茎を結べますよ」

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シエルをかばいつつ、操られたエリザベスの呪縛を解くのは難しいと判断したのか、珍しくセバスチャンはグレルに助けを乞います。

どうしてもディープキスにこだわりを持つグレルってばw まあ、フレンチとディープとどっちがいいかって言えば・・・・(自主規制w
でもサクランボの茎が口の中で結べるからと言って情熱的なディープができるとは限らないけどねえ。まあ、確かにあればテクニックいるけど(何の話だw

グレルの盆栽ハサミでエリザベスを操っている糸を切り、その呪縛を解くことができました。

「操り糸です」

「デスサイズだからこそのこの切れ味~♪ どうセバスチャン、あたし凄いでしょ。褒めて褒めて~」

「さすがです。何たらとハサミは使いようですね」

「いや~~ん。光栄DEATH!」

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さすがグレルのバカっぷりは最強ですなあw イヤミさえも褒め言葉として受け取れる彼のスーパーポジティブっぷりは見ていて楽しいですよw
レギュラーメンバーでこれができるのがズッコケ執事3人組だけど、変態っぷりも加えるとグレルに叶わないからなあw


「シエル・・・・シエルのお誕生日会がしたいの・・・・」

「・・・・・そうか、祝ってくれ」

「・・・・・」

「安心して眠れ」

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ドロセルの呪縛が解けてエリザベスは元通りの身体に。理由は不明ですけどね(^ー^;A

しかしこのエリザベスの純粋無垢なシエルへの想いは何とも切ないですね。いつもはウザイだけのエリザベスですが、こんな時までシエルラブを貫いている姿を見ると、その愚直で不器用な愛の形に愛着さえ覚えますねw


そしてドロセルを倒し、敵の親玉とついに対面。

敵は誰?

「なぜ懐いている?」

「申し訳在りません。執事が無能なもので、お持て成しもできませんで」

「おまえが犯人か。なぜ少女たちを人形にする?」

「花も時代もそして人も、美しい瞬間には限りがある。人形作りとは最も美しい、最も完璧な存在をこの世に残すための尊い作業なのですよ」

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少女を人形にするのは、最も美しい瞬間をそのまま留める為と言うことで、真性ロリだったようです(笑
少女に美しさを求める気持は分からんでもないけどw見た目の美しさは少女に限らず大人の女性にもあるんだけど、そこはスルーして少女のみをターゲットにするところがロリのロリたる由縁ですな☆

でもまあ、命短し恋せよ乙女とゴンドラの唄にもあるように、若く美しい時間は驚くほど短いものですからなw 

しかしプルートゥが懐いているってことは、この犯人も悪魔的な存在なのですかね?

結局、この椅子に座ってたのも人形で、真犯人はこの場にはおらず、シエルは犯人も捕まえられないどころか少女たちも見つけれずに惨敗のまま終了。

珍しく女王からの仕事は失敗ってことですかね?

しかし最後に気になる人物が出てきましたよ

アンジェラ再び

「不要で消せ。不毛で消せ。不浄で消せ・・・・・」

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魔犬の飼い主・アンジェラが再び登場。彼女が黒幕とすれば、魔犬が懐いているのも分かるのだけど、人形を操ったり少女に執着したりするのは彼女の性質とは異なるので、たまたま現れただけってことなんでしょうか?
ここで彼女を登場させたのは何か示唆的ですねえw

ストーリー的な流れとしては、結局事件は未解決の上に犯人も分かってませんが、今回はエリザベスのシエルへの想いの深さ、そしてグレルのセバスチャンへの偏執的な想いの深さを披露する回でしたね(笑

最後の引きでアンジェラが出てきたのが気になりますが、彼女にはまだまだ秘密がありそうで、そこは結構この作品の根幹に関わってきそうでちょっと期待ですw

ミチコとハッチン (第7話)

ミチコとハッチン

第七話「雨に落ちるモノトーン」

水に囲まれた街でミチコが出会った男・ブルーノ。ミチコはなぜかその男に惹かれ、ハッチンを置いて何度もこっそり会いに行くが・・・


憂いを帯びた男ブルーノ

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いきなりこのブルーノって男に一目惚れするミチコ。なんかもう運命の出会いなのか、初めて見た途端にいきなり好きになるってパターンのようです。
そんな経験一度もないので、会ったその瞬間から好きになれるって感覚が理解できません(^ー^;A よく芸能人とかも言ってるけど、たんなる記憶錯誤か錯覚じゃねえの?(笑

ミチコもご多分に漏れず、この日以来、もうこの男のことしか考えられなくなります。

そして翌日、偶然立ち寄った床屋にその男がいたことで恋がさらに燃え上がり増すが、相手には嫁さんがいました。

再会

「毛先を整えるでいいのかしら?」

「ああ・・・・」

「昨日あったでしょ? あのたばこ。私のなの。ねえ、どこから来たの?またすぐ立つんでしょ? 残念ね」

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偶然立ち寄った床屋にブルーノがいるのを発見。しかし、奥さんがいることで、燃えるような恋心はやや鎮火。さらに、奥さんはさすが鋭敏でミチコの気持ちと旦那の性格をを看破し、やんわりと釘を指していきますw

この奥さんもブルーノのスケコマシに苦労させられているようですが、まあそんな男を好きになって運が悪かったってことですねえ。イケメンが一人の女だけを好きになるなんてありえません。浮気しない男がいいなら、ブサイクを選べばいいんですよ。でも世の大抵の女性は、浮気しないブサイクより、浮気するイケメンを選びますからねw その時点で負けです(笑

諦め掛けたミチコですが、その帰り道に男が強引に手紙を握らせます。
その手紙には、明日会いに行くというモノ。嫌いならば出かけていればいいとも書いてありますが、当日、ミチコは出かけずにいそいそと着替えて男を待ちます。

男日照りのミチコ

「違うんだ。出かけそびれたんだ・・・・。結婚してたなんて知らなかったし。店に行ったのも偶然だ」

「それを運命だとか思わない?僕は思ったな。だからここに来た」

「アタシには・・・・好きな男がいる」

「ああ、私にも妻がいる。・・・・君みたいな子、悲しませたりしないのにな。名前聞かせて」

「ミチコ・・・・マランドロ・・・・・」

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やはり永い旅生活で男日照りが続いたもんで、心では拒んでいても身体が拒みきれなかったようです(笑

まあ、ミチコもいい歳の女だしねえ。最強の女ファイターっていうものでもなく、ちょっと気が強くて行動が奇天烈だけど、どこにでもいる女子とあんま変わりないですからね。

しかし、この場面をハッチンが視てしまいます。潔癖な年頃の彼女にとって、一緒に旅をしているミチコの情事を見てしまい、ミチコを嫌悪するようになります。
まあこの年頃ならねえ。私の知り合いでは小学生の時に両親のアレを見て嫌いになったってヤツもいましたしねえw(笑
多感なお年頃だからね。

それから何度もミチコとブルーノは情事を重ね、ついにハッチンは我慢できなくなります。

喧嘩別れ

「ヒロシは私一人で捜します」

「な!? 一人で捜すって、おまえどうやるんだよ!」

「触るな!一人でできる!もうミチコなんかいらない!! さよならだ、ミチコ!」

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ミチコと別れて自棄になったハッチンは、この街に来た当初、襲われた子供海賊の所に赴き、その時盗られた荷物を返せと要求。そして大将と潜水勝負で盗んだモノを賭ける勝負をします。

ハッチンvs子供海賊

「これを沈めて先に取った方が勝ち。俺が買ったら、そのバックももらうぞ!」

「だったら私はこの船もらうから」

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子供海賊の大将と潜水勝負。
海だと思ってたこの街の底には、どうやら街が沈んでいるようです。どうりで船の上に家が建ってると思ったら、ここは完全に沈んだ街の上にみんなが船で暮らしてる所のようですね。

そして潜水勝負は根性を見せたハッチンが先に沈めた荷物をゲットしますが、そのまま水中で気を失ってしまいます。


一方ハッチンに逃げられたミチコもピンチに。
ブルーノの浮気に気付いた奥さんが、直にミチコの元に乗り込んできたのです。

ミチコ惨敗

「ブルーノと一緒になるつもりだった? ウソでしょう?どれだけの女だと思ってるの? 言っておくけどね、同じ事を繰り返すだけよ。手に入いったらおしまい。興味なくして去ってゆくのよ。そんな男のために全てを捨てられる?」

「自分は・・・自分はどうなんだ?」

「わたし?そうね。ブルーノは自分のこと釣り人と思ってるみたいだけど、本当は魚なの。結局、最後は私に釣られたいのね。・・・・ねえ、何がよかったの?」

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こちらはミチコの惨敗。反撃どころか、一言も言い返せずに奥さんにやりこめられ、自責と自嘲で凹みます。

相変わらずミチコに同情の余地はないので、どんどん凹んでくださいって感じですか。どうもミチコは個人的には性格的に全く擁護できないなあ・・・。( ´・ω・`)


結局、ハッチンは誰かに助けられて無事。なぜか宿泊先に送り届けられ、そこで酒をかくらって撃沈しているミチコと再会。
たぶんこのまま次回には何事もなかったかのように旅をしてるんでしょうね(^ー^;A
この前回のストーリーがまるでなかったもののように続いていく不連続性の強さも好きになれない要員の一つなんだよなあ・・・

どうもミチコの性格がアレ過ぎて物語の品性が失われ照るなあ。ミチコはよく言えば奔放、悪く言えば無計画で感情的で情動的で男に惚れっぽくて男に弱いという典型的な遊び人タイプ。

当初は彼女の奔放さは、自由を失って縛られた性格のハッチンと比べて情熱的で開放的に感じましたが、回を経るに従って、品性の低さが目立ってきました。
当初は刑務所から脱獄するのに警備員を何人もノしたりしていたから強いかと想えば、実際はそんなに強くなくて単に滅茶苦茶で常識知らずだけってことも分かってきました。

つまり、彼女の美点と思われてたところが全て欠点に変わりつつあり、一方のハッチンも未だ存在感を示せれてないように感じます。

期待していた女版「カウボーイ・ビバップ」とはほど遠い内容でした・・・

伯爵と妖精 (第11話)

伯爵と妖精

第十一話「ふたりの青騎士伯爵」

ポールと共に妖精界に入り込み、エドガーを助けようとするリディア。首尾良くバンシーは見つけることができたが、バンシーがユリシスに呼び出されたので、リディアが変装して赴くが・・・



エドガーとユリシス

「青騎士伯爵の末裔は僕だよ。バンシー君も伯爵家の一員なら、僕と一緒に帰るべきだ。君の主はレディ・グラディスだった。だが、高貴な彼女の精神を着け継ぐ伯爵にどちらが相応しいか分かるはずだあ。あの男には貴族の誇りなどない」


バンシーにどちらが正統な青騎士伯爵か選ばせようとしていたようですが、何でそんなことをする必要があるのか、相変わらずよーわかりません(^ー^;A

メロウの剣とバンシーの涙が伯爵になる条件として必要ということでしたが、バンシー自信にも許可を得ないと伯爵になれないんでしょうか?

そしてキザなセリフでバンシーを口説くエドガーにユリシスは腹を立てて襲いかかりますが、エドガーにあっさり銃を奪われたりと、どうもキャラ的にどんなヤツなのか・・・(^ー^;A ただの貧弱な青年っぽいのですが、実は二人目のユリシスだったなどという意味不明な設定まで飛び出して、さらに理解できない展開に・・・(-"-;)

これどんどん色んな設定が出てくるけど、こんな駆け足で設定だけ披露されても・・・。原作だとどーなってんでしょうか?(^ー^;A


銃を奪った伯爵ですが、ユリシスの飼ってるアンシリーコートの黒犬が襲ってきてリディアとエドガーは撤退。

しかし、すぐにアンシリーコートの黒犬たちに囲まれてしまいます。

そこに助けにきたのはケルピー


ケルピーの助太刀

「どうした、青騎士伯爵。リディアを諦める気になったか?」

「ヤツと行くんだ。あの男は僕よりいい男じゃないが、君を守ってくれるだろう」

「ふざけないで!あなたを置いていけるわけないでしょ! ケルピー、お願い、私たちを助けて!」

「・・・・おい、伯爵!猟犬どもは俺が始末してやる。だから、リディアはおまえが守れ!」


二人のピンチに駆け付けたのは、ケルピー。

ケルピーはもうリディアの頼みなら何でも聞いてあげるってスタンスなんですねえ。すげえ都合のいい男っぽくなってますがw きっと人間だとアッシー君とかになってそうな・・・(^ー^;A まあいい男だからそれはないかw

しかし妖精ってのはやっぱ一途なんですかねえ。ケルピーにしてもレイブンにしてもバンシーにしても、自分の主人(もしくは好きな人)には絶対忠誠ですからね。やはり契約で成り立っている妖精とのつき合いだと、好き嫌いを越えて関係を成立させているからなんでしょうかね。

今回のケルピーもとんだ道化になるのは目に見ているのに、伯爵に花を持たせてやるあたり、結構いいヤツなんでしょうね。
あ、でも伯爵がもうすぐ死ぬって分かってるからかな?(^ー^;A
でも最後に「二人とも死ぬな」と言ってるしなあ。リディアだけでなく、伯爵の身の上も気遣ってるから、やっぱ良いヤツなんでしょうね☆


一方のバンシーと残されたポール君。いきなりユリシスがバンシーの部屋を訪ねてきて見付かってしまいます。部下の黒犬にポールを襲わせたユリシス

バンシーの涙発見

「バンシー、この男を殺すか、それとも生かすか。おまえに選ばせてやる。この男から琥珀を受け取っただろ?」

「・・・いいえ、何も」

「これは?」

「それは、私のためにポールさんが持ってきてくださっただけです」

「ただの絵か・・・・」

「ユリシスさま、あの絵、燃えません・・・・」


ポールが持ってきた絵に琥珀があるとユリシスに分かり、ユリシスはバンシーの封印を解こうとします。

バンシーはエドガーにはグラディス伯爵の血を感じ取ったけど、エドガーには感じ取れなかったようですが、これはユリシスの方が強く血を受け継いでいるからなんですかね?
どっちにしろ、バンシーの記憶を封じても、メロウの剣はエドガーが持ってるからどうしようもない気がするのだが、なんでユリシスがこうも封印を強行に解こうとしているのかよく分かりませんね。
それよりもエドガーを殺してメロウの剣奪えばいいのじゃないかなあ・・・。

ラストに向かって物語が収束してきていますが、やはり設定で意味不明なものが多く、私の理解力ではちょっと意味不明な箇所が多すぎて、大略さえ理解できない状況です(^ー^;A

唐突に出てきたユリシスが何ものなのか、バンシーの封印が解かれるとどうなるのか。今キャラ達がしようとしている意味が分からないので、それがどんな意味を持つのかさえ分からないと言う致命的な状況なんだが・・・・。これ原作未読者の人で理解できてる人いるんだろうか?

鉄のラインバレル (第12話)

鉄のラインバレル 

第十二話「南海より愛をこめて」

南の島に慰安旅行にきたジュダ面々。しかし、そこには加藤機関のメンバーも来ていて・・・


慰安旅行

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慰安旅行で南海の島に。正義の味方が慰安旅行って、この間、加藤機関が襲ってきたらスルーなんでしょうかね(^ー^;A

やっぱシリアスな話とギャグは整合性取れないって・・・(-"-;)

加藤と石神

「おまえたちの理想は俺が継ぐ。安心して眠るといい」

「・・・・どんな犠牲を払ってでも、か?」

「犠牲を払ってきたからこそ、俺は引き返せない。失われた存在を無にせぬためにも、俺は彼等の志を実現する・・・・・石神、戻って来る気はないか?」

「私は犠牲を肯定できない。それが絵空事だと誹られようと。誰も犠牲にならない道を捜したい」

「正義の味方か。死ぬぞ、石神」

「私が死んでも志は継がれる。新たな正義の味方が必ず世界を守るだろう」

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南海の島にバカンスに来た石神ですが、実はこっそり墓参り。そこには加藤も来ていて、どうやら共通の仲間の墓標のようです。

恐らく加藤機関に石神がいた頃の仲間なんでしょうね。その仲間の墓が、どうしてこんな南海の辺鄙な島にあるかは不明ですが。
もし加藤機関の秘密基地があるなら、こんな所にバカンスに来るはずないし、まあハッキリ言ってギャグ回でこんな設定持ち出すなんてどうかしてる。メリハリ悪いし、何より空気嫁って感じですよ( ´・ω・`)

ギャグ回とシリアス回の整合性が取れてないんだから、せめてギャグ回だったらギャグオンリーで攻めないと。前回みたいにギャグなしでもできるんだからさ。
ってか、ギャグ回は1クールに1回でいいのに、2回に一回やってる段階で物語の雰囲気ぶち壊しなんですがね( ´・ω・`)


巨大イカ出現

「なんじゃこりゃ!」

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「怪我はないか、少女?」

「あ、ありがとう」

「全ては俺のまいた種により生じたもの。故に俺がこの手で始末をつける」

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加藤機関のジャック・スミスが誤って何かの薬を海中に散布してしまい、それにより巨大化したイカが加藤機関とジュダの女子メンバーを拉致していたようです。
浩一はラインバレルで対抗しようとするが、エロシーンばかり見て鼻血を出し過ぎて貧血でダウン。その間にジャックが現れてイカを倒し女子を救出。
その後は倒したイカを食して終了。ナンダコレ?(^ー^;A

お遊び回はいいけど、それを2回に1回入れてくるのはどうしたもんかねえ。シリアスな物語まで台無しだよ・・・( ´・ω・`)


ただの水着回でした

機動戦士ガンダム00 (第12話)

機動戦士ガンダム00

第十二話「宇宙で待ってる」

トンデモ性能でアロウズの強襲を退けたダブルオーライザー。ソレビはそのまま衛星兵器破壊に赴くが・・・


新型一機撃破

「くそっ」

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前回出てきて手も足もでなかった新型を数合交わっただけで撃破するダブルオーライザー!

公式がまるで更新されないので、このMSの名前さえ分からずに2話で消えましたなw とりあえずキャラの名前もよく分からないので、新型に乗るモブキャラって具合にしか記憶に残りそうにないですw

相変わらずトランザムはもう神の御技だね(笑

そしてもっと神化現象が起きましたよw


機体が量子化

「バカな!? だが私は、イノベーターだ!!」

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「機体が量子化した?! 僕も知らないガンダムの力だと!?」

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リボンズもびっくりの機体の量子化w つまりは瞬間移動、テレポートしたってことですわな(^ー^;A

ガンダムがテレポートかぁ・・・・。
なんか「テレパシー少女蘭」みたいなことにならんか心配だよ。ガンダムと冠打ってるのに、そのうち心霊現象とか超能力とか出てきてMSの強化してきそうだなあ。あ、だけどそれはそれで面白いかもしれんな。ネタガンダムとしてだけどw

しかしもう行き着くところまで行っちゃった感じですねえ。MSがテレポートするようじゃあスーパーロボットと大差ないよ。あくまでも現実的にあり得そうなラインのメカが出てくるからリアルロボットでありガンダムなんだが( ´・ω・`)

こうして戦闘は終わったけど、やっぱ黒田さんはメカ戦苦手なんですかね。ギアスと比べると全く盛り上がりに欠けます。
というか、うおおお!すげええ!!みたいな展開がないんだよねえ。紅蓮聖天八式とかランスロットコンクエスタの登場シーンと比べると、どうしても盛り上がらない。
何がどうダメなのか明文化できないのが悔しいけど、やっぱ一番は刹那の性格的な問題かなあ。黙々というか淡々と敵を倒していくのがどうも盛り上がらない要員の一つのような。
まあ、テロリストがそんな熱血しても困るんだろうけど。
あ、でもヒイロも同じような感じだったけど、あっちはウィングゼロとか出てきた時燃えたしなあ。

やっぱり演出的な問題なのかなあ。なんでいまいち盛り上がれないか、誰かすぱっと快刀乱麻の如く表してくれないものか。


すれ違う二人

「沙慈、いた。CBに・・・・。刹那。彼も組織の一員だった。その彼の隣に沙慈は・・・・関係してたんだ、あの頃から・・・」

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最悪の形で再会し、最悪の結果を招いてしまいましたね。あの状況だと、ルイスは沙慈がソレビの一員という結論にしか達しないもんねえ。
よもやカタロンと間違えられてソレビに助けられ、カタロンの一勢力が全滅したのおまえの所為だからなと恫喝されながらずるずるとソレビにいるなんて想像もつきませんからねえw

沙慈との記録を一切消去してしまい、いよいよ現実世界から決別して戦いに邁進していくルイス。

でもガンダム倒すためにアロウズ入隊した時点で、沙慈との関係は終わらせてもよかったと思うのだけどなあ。アロウズ入ってさんざん殺人して、ガンダム倒したら沙慈と幸せになれるとか考えていたとは到底思えないのだが。ルイスが全財産を投じてアロウズ入った時点で彼女は沙慈と決別するくらいの決意をしていたと思うのだが、なんでここまでズルズルと関係を維持させてきたのか・・・

「君らのせいでルイスはアロウズに入って・・・・どうしてこんなことに」

「戦え。ルイス・ハレビィをアロウズから取り戻すには、闘うしかない」

「人殺しをしろってのか?」

「違う。彼女を取り戻す戦いをするんだ」

「そんなの詭弁だ!闘えば人は傷つく!」

「おまえのための、戦いをしろ」

「冗談じゃない!僕はおまえらと違うんだ!一緒にすんな!」

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どんどん不幸になっていく沙慈くん。ルイスに誤解されているということにまだ気付かないのがまだ救いか。どうせすぐにルイスが誤解していることを痛感させられるんだろうけど。

刹那君は沙慈におまえも戦え(肩ぽむ 
っと励ましますが、意味分かんねえ! っと沙慈くんは刹那君に殴りかかり、捨てセリフを残して去っていきます。
沙慈にしてみれば、ソレビの所為でルイスが復讐鬼となりアロウズに身を投じたのは推測するに難くなく、それでそのソレビはといえば、過去の悪行などすっぱり忘れて俺達は未来のために闘ってるんだと詭弁を弄して過去の罪をすっかり清算した気分。
そりゃ沙慈くんでなくても怒るわw パンチ一発だけで済ませた沙慈くんの自制心を逆に褒めてあげたいよw

まあ刹那たちソレビにしてみれば、ずっと戦闘の中で暮らしてきて闘うことが恒常化している世界で生きてきたので、沙慈くんのような普通の生活するなんて許せねえ!ってトコなんでしょうけど。

沙慈くんは平和な世界が基準で戦争に明け暮れる世界を異常とし、刹那たちは戦争している状態がデフォルトで平和は世界中の人々が甘受するもので一人でも不幸な人がいれば、その不幸な人のために世界全員が闘う、もしくは不幸になるべきだという極端な考えだからねえ。


そして衛星兵器から第二射が放たれ、リチエラ王国が消滅。そして衛星兵器破壊を試みるカタロンの宇宙部隊に第三射が放たれ、その兵力の1/4を持っていかれます。

カタロンの言い分

「基地の近くには、100万人規模の難民キャンプがあったんじゃ・・・」

「罪なき人々の命を奪い、何が世統一だ! そんなやり方で、ホントの平和が訪れると連邦政府は思っているのか!」

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カタロンはアロウズを非難してるけど、前回戦死したアロウズのナントカ中尉の嫁さんは、カタロンのテロで死んだって言ってたから、事の大小の差はあれ、どっちもテロ行為で一般市民殺してんですよねえ。
まあ、両方とも自分のやってることは棚に置いて、相手のしてることだけを非難するってのは戦争してるお互いの言い分としては当然だけど。

けどこの世界のソレビもカタロンも、どうも人を多く殺した方が悪で殺した数が少なければ正義って言ってるようで、どうも共感できないなあ。

ロボ戦とカタロンとアロウズのお互いの非難し合いはまあ置いておいて、ルイスと沙慈の物語が嫌な方向に向いてきましたが、面白そうな感じになってきましたね。

沙慈はルイスの誤解を解くことができるのか、そしてルイスは再び沙慈と普通の生活に戻ることができるのか。不幸な二人には最後は幸せになって欲しいモノです。

北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 (第12話)

北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王

第十二話「いま堕つ、拳王府」

拳王府を襲うユダ軍。しかし、戻ってきた拳王にあっさり撃破。でも聖帝サウザーも現れて次回決戦



ラオウ到着

「北斗神拳といえど、1000本の矢の前ではカカシ同然!」

「見くびられたものだな。たかが千本でこの拳王、死ぬと思うたか!」

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拳王が戻ってきてユダが矢を射掛けますが、拳王にきくはずもなくw

そしてユダは拳王に闘いを挑むけど敗退。殺さないのは本編との整合性ですw

サウザー到着

「おまえがのこのこと会談場所に現れた時には、既に聖帝軍本隊は進軍を開始していたのだ!」

「我が前に立ち塞がる者は打ち砕くのみ!」

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サウザーが現れて次回決戦。サウザーの秘密に気付くかとか、本編で二人とも生きてるからどーでもよくw

いよいよ最終回。これほど盛り上がらないアニメも珍しい。ってか、本編を知ってるから、この作品の結末がだいたい想像つくので盛り上がるはずもないけど。

まあ分かったのは、拳王がケンシロウと闘う前に幼稚な国盗りゴッコをしてたってことくらいですかね

のだめカンタービレ 巴里編 (第10話)

のだめカンタービレ 巴里編

第十話「Lecon10」

のだめの初リサイタルが開始した。

一曲目のモーツァルトの「キラキラ星」から観客を魅了したのだめは、モーツァルトだけでなくリストやラヴェルでも観客と城主を引き込んでいく・・・


のだめコンサート入場

「12ユーロ!?そんなに取るの?」

「運営費ですので」

「私たち、主催している城主のゲストなんですけど」

「みなさんゲストなので」

「・・・・ちょっとお金貸してよ。残り7ユーロ」

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のだめコンサートが始まりましたが、ゲストで呼ばれたターニャたちは無料と思ってたらしっかり入場料を取られましたw
料理も手抜きだし、かといって困窮しているわけでもなさそうなので、本気でケチなだけっぽいですねw

12ユーロと言えばだいたい1500円くらい。コンサート料金としては安いけど、普段聞いているのだめのピアノ、しかも貧乏学生の身分では1500円はちょっと高いかもですね(^ー^;A

ターニャは7ユーロしかなくて黒木くんに借金して入場しましたが、7ユーロといえば900円足らず・・・。高校生の所持金にしても少ないですわなw

コンサート衣装

「ウケなんて狙わなくても、おまえの演奏はきっと楽しんでもらえるから」

「千秋先輩、ありがとうございます。でも、のだめはこれが着たいんです。分かってください」

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日本からもってきた衣装が太りすぎのために着れず、ついには破いてしまいます。城主に裁縫道具を借りにゆくと、当時の衣装を無料レンタル。
仮装に馴染みのない千秋は困惑しますが、コスプレ好きののだめは喜んで衣装を選定w


のだめじゃなくても、こんな衣装貸してくれるなら着てみたいけどねえ。千秋はなんでこうも拒絶すんのかw スーツに半ズボンという格好が耐えきれないんだろうかw

のだめコンサート一曲目~キラキラ星~

(まん丸の美しい形の音の粒。どうしてこんな音が出せるのか。そうやっていつも、音遊びをしてるから・・・・)

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のだめが一曲目に選んだのは、キラキラ星変奏曲。美しいテンポと鮮やかな音程で繰り返される軽妙なメロディーは、子供たちにもウケがよいようですね。幼稚園とか小学校時代によく謡いましたw

このキラキラ星、モーツァルトが作ったのかと思ったら、そうじゃないんですね。
元々はフランスのシャンソン曲で、イギリスの詩人が替え歌を作ったのがキラキラ星のようです。モーツアルトは変奏曲としてメロディを着けただけのようです。当時はまだキラキラ光る♪(Twinkle, twinkle, little star♪)という歌詞もまだできていなかったようですし。

しかしこの曲は全世界で歌われているようで、それだけ美しくて覚えやすい旋律ですよねw

続いてモーツアルトのピアノソナタ第18番ニ長調kv576を演奏してのだめのモーツァルト演奏はおしまい。
モーツァルトが終わって城主が居眠りをしようとしますが、のだめはそれをめざとく見つけていきなり大胆な編曲を奏でます。

のだめコンサート3曲目~リスト:2つの伝説~

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音を控えめにするメゾフォルテの出だしをフォルテ・フォルティッシモという最大級の強さで演奏。この強烈な出だしで居眠りしようとしていた城主は一瞬でお目覚め。


曲目はリストの「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」。重厚な音階の重々しい曲は、後年僧籍に入ったリストらしい重々しい曲ですが、恐らく本来はこんな感じの曲じゃないんでしょうね(^ー^;A

アニメだと音が聞こえるのでホント原作の説明を加えるといろいろ勉強になりますよw

のだめコンサート4曲目~ラヴェル:水の戯れ~

「水の曲か・・・・ならばこれは・・・・サンマロの海・・・)

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流れる水を思わせる美しい旋律、広がる海と空を喚起させる壮大な音の広がり。色鮮やかなラヴェルと称されるように、音質に色彩を感じさせる鮮やかな曲ですね。緻密で色彩感覚豊かなラヴェルらしい曲といったところでしょうかw


こうして、のだめリサイタルは盛況のうちに終了。

次におはちが回ってきたのは、ゲストであるはずの千秋たち

タダで泊めないケチ城主

「さあ、今度は君たちの出番だ。いい仕事期待してるよ」

「仕事?ただのパーティーじゃないの?」

「演奏する方はこちらの衣装を着ていただきます。お好きなものを選んでください」

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ケチな城主は音楽学校生を呼んでそのままスルーするはずもなく、仮装して全員に演奏を強要w

愕然とする千秋に対し、オシャレして城主の息子を狙うターニャは大喜び。一方の黒木くんものだめに付き合っていろいろ仮装している間に耐性ができたのか、この程度の仮装は意にも介さぬ様子w

こんな衣装着る機会そんなにないのだから、千秋ももっとノリノリで着ればいいのにねえ。女性はこーゆーの大喜びでしょうねえ。もちろん、サイズが会えばの話ですがw あ、それは男性も一緒かww

ターニャアタック

「演奏なんてしてられない!わたしはこのすっごいドレスを着て、今夜この白のマリー・アントワネットになってやるのよ!・・・・・・みんなが着てたら目立たないじゃないの!」

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いよいよターニャにとってのメインイベント、パーティが開催!しかし、参加者全員が仮装しているため、ターニャのドレスはまるで目立たず!

それでも、必死に城主の息子にアタックしようと、獲物を狙うサメのように狙いを定めますが・・・

「これが3男のロマン。弁護士で28歳独身。嫁さん募集だ」

「募集!? は~~い!わたしはのだめの友人で・・・・」

「おうあ、君は残り7ユーロの。でも、お友達にちゃんとお金返さなくちゃだめだよ」

「・・・・・」

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ターニャの息子パーティ終了! 乙w って感じですねw

今回はほんとターニャがひっそりいい活躍してますw 主役はのだめなんですが、裏方で必死で盛り上げてる感がステキですw 今回でターニャの好感度かなりアップしたからね~。

そして千秋とブノワ家私設音楽団の演奏があるのですが、そこで黒木くんがオーボエ四重奏を奏でます。

さりげなくアピールの黒木くん

「恵ちゃんや千秋くんばかり楽しい思いをさせておくのもね。・・・・一緒にオーボエ四重奏しましょう」

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このモーツァルトのオーボエ四重奏ってのは何とも爽やかな曲ですねえ。オーボエの音って初めてしっかり聞いたような気がするけど、凄く爽やかな音なんですねえ。
早朝の目覚めを思わせるような軽快にして爽やかな旋律、木漏れ日を思わせるような柔らかな色合い。今回聞いた曲では、このオーボエ四重奏が一番お気に入りですw


そして黒木くんに感化され、ターニャもピアノを弾くことに

情熱的なターニャのモーツァルト

「イ短調ソナタ・・・・モーツァルトには珍しく悲哀と感傷がこもった短調の名曲・・・・」

「・・・・パーティでやる曲ですかね? しかもあんなにねっとりと」

「いいじゃないですか。ああいうモーツァルトも。いや、本当にいい・・・・」

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このロマンチックなねっとりとしたモーツァルトはどんな曲なのか聞きたかったんですが、どうもそのねっとり感というのがいまいちピンときませんでした(^ー^;A

やっぱ元々も曲を聴いてからこの曲を聴くとターニャの情熱が分かるんでしょうねえ。音楽に造詣の浅いことが恨めしいですよ( ´・ω・`)

今週の髯男爵

https://livedoor.blogimg.jp/chihaya1023/imgs/f/2/f227bc1a.jpg

思いっきり本人として最後のパーティーに出てましたね(^ー^;A しかも声優もしっかりと本人だしw

でも二人とも一言しかセリフないけど、普通に違和感なかったですねw

のだめ初コンサートはのだめの音がいかに皆に愛される曲かってのを広めるきっかけになるコンサートなのでしょうね。

このコンサートをきっかけに、各地のサロンとかに呼ばれて後々名声があがっていくのかもしれません。

でもこののだめのコンサートは巴里編の中ではそんなに好きなエピソードじゃなかったのですが、これだけいろんな曲を聴けると楽しいですねえw そこはやっぱアニメの強みw

ストーリー的にはやはり千秋のマルレ復活劇がメインだと思ってたのでほとんど印象に残ってなかったのだめコンサートですが、アニメではそれを何とも印象深い作品にしてくれましたw

さあ、次回はいよいよマルレ再生ですが、1話でどれだけ・・・(^ー^;A

絶対可憐チルドレン (第38話)

絶対可憐チルドレン

第三十八話「胡蝶之夢!ドリームメイカー」

ある日、皆本に送られてきた一通の手紙。中身は意味不明のピンぼけ写真。しかし、その写真を見た途端、皆本は夢の中に連れていかれて目覚めなくなってしまう・・・


皆本に届いた手紙

「皆本さん、これ・・・何か変な手紙。中身は写真一枚だけ。他に何も感じ取れないのよ」

「葵、中身だけ抜いてみてくれ」

「諒解!」

「・・・・・なにこのピンぼけ写真?」

「どこかで見たような・・・・・っ!!??」

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皆本に送られてきた手紙。その中の写真を見た途端に皆本は気を失ってしまいます。

今回は原作を相当遡りましたねえ(^ー^;A 前回が単行本12巻くらいのエピソードだったのが、今回いきなり4巻のエピソードですからね。
原作の方はそれくらい永く薫のクイーンへの道と、運命の分岐点での皆本の行為をずっとほのめかして来たのですが、アニメはそれらを上手く後半に集約してきている感じですね。
全体的な構成という点では、やはりアニメの方が上手いですね。まあ、原作は考えながら作ってるので、後付けで作り始めたアニメの方が優れてなくちゃ困るんですがw


こうして、皆本は夢の世界へ。その夢の世界は・・・

皆本の夢?現実?

「皆本!」

「薫?・・・・なのか?」

「どうしたの?気分でも悪い?・・・・風邪かもしれないね」

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皆本が見ている夢は、夢で作られた仮想現実なのか、それとも実際の予知を具象化したものなのか不明ですが、薫といちゃいちゃしている夢。

でも大人になった薫ってあまり魅力を感じないんだよねえ(病気かw

やっぱり子供時代から終始葵ちゃんは可愛いのですがw やっぱ薫が一番可愛いのは中学生編の時なんだけどなあ(病気かw


そしてこの事象を企てたのが、パンドラの黒巻。

黒巻節子

「捕まえた! イッツ、ショータイム」

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皆本の意識を夢に閉じこめたのは、元バベルのエスパー訓練生・黒巻。彼女の能力は精神内に一つの仮想世界を構築し、そこで延々とシュミレーションを繰り返すようにするもののようです。

まあ戦闘というか普通の生活でさえ余り意味のない能力のような(^ー^;A 特務エスパーの訓練生だったらしいけど、いったいどういう方向に役立てようとしてたんでしょうかね?(^ー^;A

自由に夢の世界を体験できるとか、欲望まみれの夢を自在に魅せれる風俗業くらいしか思い浮かばないけど(最低だなw


「賢木先生、皆本さんは?・・・・・何か妙に楽しそうね?」

「レム睡眠に入るといつもこうだ。A10神経が刺激されて、要するに幸せな夢を見てるらしい。それが10分もすると決まって悪夢になる。毎回その繰り返しだ」

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A10神経を刺激してる快楽的な夢を見せるってのは、強制的にドーパミンを放出し続ける覚醒剤の依存症みたいな状況なんだが、かなり後遺症が残りそうな予感w まあ超能力でそのあたり上手くセーブしてるのかもしれませんが(^ー^;A

皆本が見ているのは、薫を撃つ例の夢。破壊の女王と呼ばれ、全世界のエスパーを束ねてノーマルに戦争を仕掛けた直後の薫ですね。
しかし、薫自身が戦争を仕掛けた首謀者というより、回りの声に押されて奉戴された女王のようだから、西南戦争を起こした時の西郷隆盛みたいなもんなんでしょうね。
同胞達の苦しみに心を痛めていたからこそ、彼等が決起するのを止めれず、心ならずも大将に奉戴されて非業の死を遂げた西郷隆盛とリンクするような運命をたどりそうですね。

西郷の決起を止められたであろう、小松帯刀や島津斉彬が既に鬼籍に入っていたという不運もあるが、薫を止めれる皆本がまだ存命しているのが最後の希望ってところですね。

兵部が皆本を生かし続けているのは、薫の成長のためというのもあるけど、最後の最後で皆本が西郷に対する帯刀や斉彬のような役を担って欲しいとの想いが深層の中ではあるのかもね。薫を殺されないようにするには、皆本を亡き者にしておくのが一番だし。


皆本をこんなにしたのが黒巻だとは分かったものの、その捕獲作戦は失敗。
そのまま何も手がかりが掴めずに日が経っていきます。

兵部の誘い

「元気を出して、クイーン。そんな顔されたら、僕はどうしていいか分からなくなってしまう」

「兵部さん!皆本になんであんなことを!」

「彼は僕の敵だ。いろんな意味でね。だが、君の悲しむ顔はみたくない」

「お願い。皆本の目を覚まして!・・・・あたしはミサイルだって跳ね返せるのに、自分の力じゃなにも・・・・」

「バベルを離れて僕の元においで、クイーン。夢の中にも現実でも、出口はそれ一つしかない」

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皆本を目覚めさせる条件で、バベルを抜けてパンドラに来いと誘う兵部。

原作だと当然まだ4巻だし着いて行くことはないんですが、アニメだとそろそろ締めに入るためにオリジナルルーチンに入る可能性もあるかなあと思ったんですが、次回予告を見る限り、あくまで原作と同じ展開のようですね(^ー^;A

まあまだ1クールあるので終了ルーチンに入るのは早いのかなあ。原作がまだ終了していないので、きちんとオリジナル展開で終了させて欲しいのですけどねえ。
女王となった薫を皆本が撃つシーンをスルーして、俺達の戦いはまだまだ続く!とかで終わられると糞作品と言わざる負えなくなってくるのですが・・・。

きちんとアニメ版の終了を見せてくれることを切に願いますよ

原作ではかなり前のエピソードをここにわざわざ持ってきたというのは、ここらへんから終了までのルーチンが決まってきそうですが、このまま余分なエピソードを省いて皆本と薫の未来に決着を付けれるのかかなり疑問になってきましたね。

原作でも未だ敵の正体でさえ明確になってないブラックファントムまで出しちゃったので、ブラックファントムと薫と皆本の未来のどっちかは完全にスルーされそうです。最悪の場合、両方ともスルーして「俺達の戦いはまだまだ続く!」で終わるって展開ですが・・・・。

残り1クール、原作に頼らないオリジナル展開できちんと締めて欲しいですな☆

のらみみ2 (最終話)

のらみみ2 

第十二話A「付け鼻大捜査線」

朝、のらみみ君が起きて働いていると、みんなの奇妙な視線が。いつのまにか、のらみみ君の着け鼻がなくなってのっぺらぼうになっていたのだ。
そんな時、ちょうどのらみみ君の鼻の形が気に入ったという居候先が現れ、慌てて捜索することに・・・


鼻が無くなった

「のらみみ君・・・・何かわかんないけど、違うって言うか・・・・あああ!!」

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着け鼻を無くしてしまったのらみみ君。みんなにバカにされるわびっくりされるわで、いたくご立腹。

もともと雷小僧キャラで鼻がない方がデフォルトなんですが、なぜか小坊主キャラになって鼻を着けているのがみんなのデフォルトになってしまったんですね。

メガネっ子だと思ってたら伊達メガネで実はいつもはつけてないとか、そんなのは時々ありますが、さすがにのらみみ君の鼻がないってのは衝撃的ですなあw 別キャラだもんねえw


余りにバカにされるので、のらみみ君は別の着け鼻でもいいからと注文しようとしますが、そこにのらみみ君の鼻の形が好きだという居候先が現れ、慌てて捜すハメに

着け鼻大捜査線

「捜すで、兄ちゃん!」

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のらみみ君とシナモンは必死になって捜すが結局見付からず。今回は最終回ということで、捜査して聞き込みする相手が今まで登場したキャラ総出演でしたw ほとんど忘れてるけど(^ー^;A

探し回っても見付かりませんでしたが、ひょんなことからボロボロになった鼻を発見。どうやらみんなでいじくり回してポイ捨てしているうちにボロボロになってしまったようです。

面談

「・・・・あの、写真と比べて若干違うような・・・・」

「いろいろと諸事情がありまして・・・ただいま発注中でして・・・」

「でも、うちの子はクローバーのような鼻を気に入ってアナタを指名したんですよ? 着け鼻だなんてキャラファイルに書いてないじゃないですか」

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居候先の子供はクローバーにこだわりがあるようで、着け鼻と分かった途端に興味半減。のらみみ君は必死に説得しますが、間の悪いことにちょうどクローバーの鼻をしたキャラが現れ、結局、最後までのらみみ君の居候先は決まりませんでした。 

やはりこのままのらみみ君は、居候せずに終わるのですなあw


第十二話B「はじめの一歩」


勉強家のオタマジャクソンに出会ったのらみみは、自分も字の読み書きができるようになりたいと考え始める・・・


オタマジャクソン

「何かを書こうとしたんだけど、僕はそもそも字というものを知らなかったんだ。自分の字さえも書けない。仕方ないから数字の練習から始めてみてるの」

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のらみみ君が働いている姿を見て自分も何かしようと思い立ったオタマジャクソンは、字の勉強を独学で始めます。

基本的にキャラは勉強というか、何か新しい物事を覚えようとする者がほとんどいなかったのですが、このオタマジャクソンは特別のようですね。
居候先を捜すよりも何かを覚えたいという彼の向上心はキャラには珍しいタイプですね。


しかも、オタマジャクソンの勉強は日に日に上達。次にのらみみ君が出会った時には平仮名の読み書きまでマスターしてました。

のらみみ君も慌てて自分の勉強しようと、戸板を見つけてきてそこで二人で書き込み勉強を始めますが、いつの間にかそこは伝言板になってしまいます。

みんなの伝言板

「しっかしホント、いろんなヤツがいろんな事を書くようになったな」

「僕、気がついたんだけどさ。難しい機械類をいじくるキャラってほとんどいないよね。だから、キャラはお知らせしたいことをこうやって書くんだ」

「・・・・・この街には、こんなにキャラがいたんだな」

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自分たちの街に一杯キャラがいることを再認識したのらみみくん。
向上心に目覚め、オタマジャクソンから字を習おうとしますが、その前日、オタマジャクソンは居候先が突然決まっていなくなってしまいます。

というわけで、ちょっぴりしんみりとして物語は終了。

第一期はもうちょっと面白い話が多かったんだけど、第二期になると1/3くらいしか面白い話がなかったですね。

やはりキャラと居候先に子供の絡みが面白いのであって、キャラ同士のからみが多かった第二期は微妙といわざる負えませんw 人とキャラだと人に感情移入すぐできるけど、キャラとキャラだとワケわからん存在2匹ですからねえ(^ー^;A

でもまあ、それなりに楽しめたからいいかな。のらみみ君のストーリーの雰囲気は好きだしね。

とらドラ! (第12話)

とらドラ!

第十二話「大橋高校文化祭(中編)」

文化祭でクラス中が盛り上がる最中、竜児は実乃梨と喧嘩をしてしまう。大河が父親と仲良くするのが気に入らない実乃梨と、大河と父親の仲を取り持とうとしている竜児の間の溝は深くなり・・・



豹変する実乃梨

「あいつ、オヤジが文化祭見に来るんだ。いいとこ見せたいみたいでさ。櫛枝もだいたいの所は知ってんだろ? あいつんちの事情。最近さ、親子の縁ってヤツを結び直そうとして・・・・」

「なんだそれ。ふざけんじゃねえ」

「ま、待てよ。急にどうしたんだよ?」

「大河の目を覚まさしてやんなくちゃ。あんなお父さん信じちゃダメだって言ってやらなきゃ」

「どうしてそんなひでえこと。大河の親友だったら喜んでやったっていいじゃないか!」

「喜ぶ?今頃ノコノコ現れたお父さんに親友が騙されるのをどうして喜べるの?」

「おまえそりゃあんまりだろ!何にも分かってないくせに!」

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大河と父親が仲良くしていると知った実乃梨は、いきなり激怒して仲を裂こうとし、竜児と喧嘩になります。


うーん、もう昼ドラ展開ですね、こりゃ。たぶん実乃梨の言ってることが会ってんだけど、一回だけ会った父親からそこまで推察するのは不可能。お節介な竜児なら、仲を取り持とうとするのが自然で、そういう竜児の心遣いを考慮せずに一方的にまくし立てて悪者扱いする実乃梨の飛躍した思考の方がよっぽど気持悪いですな。

やはりどうも実乃梨というキャラは好きになれないわ。毒電波受けてるゆな言動といい、不幸自慢なセリフといい、ナニもかも分かってる風な口振りと言い、イタタな女を通り越してもう気分悪くなってきそうです。

なんで竜児みたいないい男が、こんな女を好きになるのだろう?


この一件で、竜児と実乃梨の仲はぎくしゃくと。

そしてそのまま文化祭の日がやってきます。

来なかった大河パパ

(結局、大河が主役を演じることは一度もなかった・・・・)

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結局、大河パパは来なかったようです。その前にも、大河のアパートを勝手に引き払うなどの行為でオヤジさんに裏に何かありそうな伏線は一杯張ってあるのですが、常識的に見れば高校生一人で高級マンション暮らしさせてるのを止めさせただけで、文化祭に来れなかったのも仕事が入ったと解釈すれば別に変でもなんでもない。
まあ、実際は違うんだろうけどね。

なんだか気分悪い方向に物語が進んでいきそうです。学園ドラマを期待してたのに、家庭環境のゴタゴタを持ち出してそれをテーマにするなんて昼ドラみたいな展開は期待もしてないし見たくもない。

とらドラと昼ドラをかけてるわけでもあるまいし、こうもドロドロした展開が前面に押し出されると視聴意欲をごっそりと持ってかれるな( ´・ω・`)

ケメコデラックス! (第11話)

ケメコデラックス!

第十一話「ミシマ」

エムエムの謎を知りたい三平太は、ヴァニラと約束した場所に向かう・・・


イズミちゃん、サービス満点w

「ちょっと、何やってるのよ!」

「イズミ!? なんでこんな所に?」

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三平太がケメコ先生と同棲していると思いこんでいるイズミちゃんは今日も不機嫌。だけどさりげなり三平太にパンチラサービスするなど、なんかもう恋のライバルというよりサービス要員になってきてるような・・・(^ー^;A

まあ、恋のライバルってのも的が外れてるけど。ラブコメがテーマじゃないしw


エムエムとは?

「なあエムエム、一つ聴いていいか?」

「一つといわず、2つくらいならいいぞ?」

「おまえって何者なんだ?」

「・・・・」

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ミシマのヴァニラとの約束の時間が迫り、三平太はヴァニラとの約束を公使するか迷います。ダメもとでエムエムに聴いてみますが、エムエムは全部スルーw

このエムエムの正体については最後まで秘匿事項でしたね。これだけ秘密にさせておくとマクロスFを思い出すのだが、あちらと違って1クールだからマシか。
しかしこれ、本当に隠しておく意味があるのだろうかねえ。マクロス某みたいに、別に隠しておく意味なかったんじゃね?って内容だとちょっと困りますがw

そしてエムエムにスルーされた三平太は、ヴァニラとの約束の場所に向かいます。


ヴァニラとの邂逅

「来て頂けると信じてましたわ。小林さま。ヴァニラ・メイク・リペアーズ、お迎えにあがりました」

「本当に教えてくれるんですよね? エムエムのこと・・・・」

「もちろん・・・・・でも、焦っちゃだめですわ。小林さま」

「あ・・・・・」

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約束の場所に赴いた三平太ですが、さっそく眠らされて拉致されてしまいます。

エムエムへの好奇心が三平太の身を滅ぼしそうですねえ。まあギャグアニメだからそうキッツイことにはならんでしょうけどw

でも、三平太がヴァニラと会おうとしたのはエムエムのことを知りたかったため。エムエムは自分の正体を秘匿し、それをダシに三平太にミシマが接触してくるってことまで頭が回らなかったのですかね?
どうも三平太を守るというワリには、自分の正体を完全秘匿させて不信感を与えるなど、エムエムの行為はやっぱり謎だらけですね。

エムエムが正体を明かしていれば、三平太がここに来ることはなかったのでしょうけど、正体を明かしてるともっとマズいことになると推測されないと整合性がw


そして三平太はミシマ本社に拉致。
ケメコはいつまで経っても三平太が帰ってこないので、不信を覚えて探しに行きますが見付かりません。そこに現れて情報を与えたのは黒崎リョーコ

いきなり戦闘

「まんまと出し抜かれやがって。もっと旦那には優しくしてやれよ。そんなんだから浮気されちゃうんだぜ」

「・・・・失せろ。まず貴様をここでバラしてもいいんだぞ」

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リョーコが三平太の居所のヒントを言い渡しに来ましたが、非難されたケメコが半キレになってリョーコに襲いかかります。

戦闘は相変わらず無駄にいいね。まあ第一話ほどじゃないけど、ケメコの身体の姿勢制御バーニアが所々光る演出がたまりませんw


そしてその頃三平太は三島本社で目を覚まします。

エムエムの秘密に迫る

「本日のテーマはこちら。エムエムちゃんって何者?ですわ」

「なぜ水着!?」

「10年前に起きた、一人の科学者の悲劇を知る必要があります。・・・・その科学者の名はミシマソウイチロウ。ミシマ電気の創建者。初代社長ですわ。ある時、彼は最高の発明をしたのです。しかし、その究極の発明は悲劇と共に完成することなく人々の前から姿を消した・・・・」

「何の話してんだ? 俺が聞きたいのはエムエムのことだってば」

「まさに彼女なのです。ミシマソウイチロウを亡き者とし、究極の発明を奪った張本人こそ、エムエムさん。ミシマソウイチロウ最愛の娘、ミシマメイ・・・・・」

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エムエムの正体は、ミシマ初代社長の娘だった!!・・・・・って、だからナニ?(^ー^;A

ミシマソウイチロウが発明したのが三平太が飲んだ変なボールで、彼がエムエムに殺され(たことにされている?)、その発明を奪われたのでミシマは取り返そうといているってことかな?

社長が殺されたってのは眉唾だし、それをエムエムがしたってのはもっと怪しいですねえ。

って結局、恐らく確定しているのはエムエムはミシマ初代社長の娘ってことだけで、その他の情報の信憑性がかなり疑わしいのだが・・・。この程度の情報は、もっと前に出しておいてもいーんじゃないかなあ。
エムエムの正体がヴァニラから披露されましたが、一方の意見なのでかなり眉唾。

最終回一話前のエンドで大々的に披露するほどのネタバレじゃない気がするのだが。あくまでミシマ側の意見で、恐らく信憑性も疑わしいのでミスリードというかブラフなんでしょうけど、誤解されている情報だとしたら、それを最終話1話前のエンドで披露する意味がわからんw

また、これが本当だとしても、政党的な理由がありそうなので、やっぱり情報としてはそんなに大々的にアピールするようなものとは思えないが・・・

喰霊-零- (第11話)

喰霊-零-

第十一話「運命乱(うんめいのみだれ)」

殺生石を埋め込まれた黄泉と土宮雅楽との戦闘が始まる。白叡を制御しつつラングレーに当て、自らは黄泉と対決する雅楽は、さすがに黄泉の力を僅かに凌駕していた。

しかし、神楽を盾に取られて咄嗟にかばってしまい、隙を突かれて重傷を負ってしまう・・・


黄泉vs雅楽

「白叡。喰らえ!」

「ラングレー!咆吼波!」

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神楽のピンチに駆け付けたのは、オヤジさん土宮雅楽。いきなり戦闘態勢に入った二人は霊獣を呼び寄せ、霊獣同士の戦闘と、己同士の肉弾戦を始めます。

ラングレーと白叡の戦闘は何かホントに野生の獣同士の戦いみたいな感じですね(^ー^;A もっとビームとか出し合って怪獣大決戦するかと思ったら、以外と獣っぽい戦闘をしていたので新鮮ですね。
最近では何でもビームとか出したりして画面的にはキレイだけど、やっぱ泥臭い肉弾戦に方が迫力ありますからねw

一方の雅楽と黄泉の対決は流石ですわw 雅楽がどんな武器で闘うのかと思えば、白叡を制御している鎖で応戦だもんね。しかも、それで日本刀の黄泉と対等以上の戦闘を繰り広げてるしw

やはり肉弾戦に関しては、たとえ殺生石を得た黄泉であろうと、雅楽の方に一日の長があるようですねw

そして黄泉はついに雅楽の鎖に簀巻きにされてしまいますが、雅楽がトドメをさせと神楽に叫んだところ、神楽は完全に躊躇。その場から一歩も動けません。
そこで黄泉は雅楽の弱点があることに今更ながらに気付きます。

「ラングレー!」

「む!? 白叡!!」

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最強の使役獣・白叡を操るだけあって、雅楽の体術も精神力も圧倒的に黄泉を凌駕。しかし、雅楽唯一弱点は、溺死している娘の神楽。あらゆる物を失った黄泉に対して、雅楽が持つ唯一無二のものがそこにありました。
黄泉はラングレーに神楽を攻撃させます。雅楽は咄嗟に白叡で神楽をかばいますが、その一瞬の隙に黄泉に真正面から斬られてしまいました。

この場合、もう雅楽でもどうしようもないですねえ。黄泉の判断力と、神楽がいたという運の問題でしょうか。
このまま戦闘していれば、雅楽の負けはほぼなかったはずなのですが。

しかし、神楽は目の前で、愛する姉が、愛する父を殺す様を見てしまいましたね。しかも、その原因は、自分を守ろうとしたためとあり、神楽のショックは相当なものになるでしょう。
黄泉が雅楽にトドメを刺そうとした時も、神楽は一歩も動けませんでしたし。

しかし、ここで神宮司室長と二階堂女史が参戦。
黄泉の殺生石が暴走しかけたために、黄泉は撤退。雅楽は何とか即死を免れましたが重体という有様。

取りあえず黄泉が撤退したことで、この場の戦闘は終了。
一方、対策室メンバーの戦闘も終わったようで、飯綱が連れてきた桜庭の死体を見てみな愕然とします。

「殺せなかった・・・・。一騎は俺が殺したんだ・・・・殺せなかったから殺されたんだ」

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神楽が実父と姉の用に仲のよかった黄泉とどちらかの選択を迫られて黄泉を殺せなかったと同様、飯綱は親友と黄泉の選択を迫られて、結局黄泉を殺せずに親友を見殺しにしてしまいました。

ここから飯綱はずっと苦悶と葛藤を続けるようですが、もう尺がないなあ。
飯綱は最終的に黄泉を愛したまま殺せるのか。それは恐らく神楽の役目なんだろうけど、彼自身の決意も見てみたいですねw


神楽と雅楽

「大丈夫か? 神楽」

「そんな。父上こそ・・・・」

「私のことはよい」

「申し訳ありません。私が未熟なばかりに・・・・」

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もう1日生きてるのも辛い傷を負いながらも、それでも神楽の腕の傷を心配する雅楽。ホント、雅楽はこんなお役目なんて仕事についてないと、神楽をメチャメチャ甘やかして溺愛してそうですねえw まあ、今でも溺愛してるんですがw

そして雅楽は自分の命がもう持たず、白叡を制御するのも困難になってきたと告げます。

=== 「聴きなさい、神楽。わたしはもうすぐ魂を引き裂かれて死ぬ。その前におまえに、言っておかねば
ならないことがある」 ===

「はい・・・・」

「済まなかった。土宮に生まれた者は、白叡を継承しなければならない宿命にある。そして白叡を使役する者は長生きはできぬ。・・・・おまえには母のように短い命で終わって欲しくなかった。少しでも永く生きて欲しかった。そのためには強くなるしかない。おまえには少しでも早く成長して欲しかった。年端もいかぬころから修行ばかりの日々。さぞ辛かっただろう。済まなかった、神楽。許してくれ・・・・」

「・・・・・お父さん」

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土宮家に生まれた者の運命として、命を削りながら白叡を継承しなければならない。恐らく、土宮家の当主は神楽のママで、神楽パパは母親から白叡を受け継いだのだから本来なら別の生き方もできたはず。
しかし、この家の運命を知ってなお神楽ママと結婚し、その跡を継いで白叡を継承するというのは、相当な苦難の道があったはず。
元々土宮の血は引いてないから、その苦難は神楽の比ではないはず。それはただ、神楽が大人になるための時間を1日でも延ばすためだったのでしょうね。自分が1分1秒でも我慢していれば、その分神楽が楽になれるという想いだけで生きてきた人なのでしょう

そんな父がなおも自分に気を遣ってくれているという想いが伝わったのか、神楽は今までのように「父上」とは呼ばず、「お父さん」と呼んでいます

「お父さん、わたしどうしたらいいかな?」

「神楽・・・・愛しいか?悲しいか?憎いか?・・・・・全て忘れるといい。それが一番楽になれる方法だ。この務めに就く者はみなそうしている。・・・だが、本当に強くなるなら、全て背負え。人として人を守るなら、想いを捨てるべきではない。それがどんな辛い想いであっても。しかし、それはとても苦しい道のりだ。どちらを歩むかはおまえが選べ」

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人を守るため、己の感情を全て押し殺して任務に就いてきた雅楽は、それが己の限界だと分かっていたようですね。余計なことを考えず、ただ任務に没頭していれば苦しみも悲しみも感じないでいられるということでしょうけど、しかし、それでは本当に人を救うことはできない。悲しみを知る者、憎しみを知る者、愛を知る者でなければ、本当に人に救いは与えられないと言うことでしょう
しかし、それを知ってなお、この過酷な任務に就くというのは極めて強い精神力を持たなければなりません。雅楽は神楽にそうなって欲しいようですが、恐らく神楽はそこを目指すのでしょうね。
黄泉の悲しみも、黄泉への想いも、黄泉への憎しみも、忘れるのではなく、全て飲み込んでなお彼女を救おうとする。その菩薩の如き境地に達することが、神楽の目指すところになるのでしょうね

時間切れ

「もうこれまでのようだ・・・・神楽、受け取れ」

「そんな!お父さん!まだ・・・・」

「私は十分に生きた。・・・・さらばだ、神楽」

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雅楽は手に埋め込まれた殺生石を神楽に託し、死んでいきました。人間としての幸福な時間などほとんどなかったでしょうに、最後は神楽を悲しませまいと、痛みを我慢して笑顔で終始神楽を励ますなど、やはり雅楽は恐ろしいほど立派な人間だったようです。
己の保身と家の存続しか考えていなかった諫山家や飯綱家とは違い、雅楽の想いは神楽への労りと思いやり、そして愛に溢れています。

最後まで一言も泣き言も恨み言も言わず、ただ後身を励まして死んでいくという彼の生き方は、まさに漢の鏡ですな☆


一方、その頃。対策室メンバーは、使い物にならなくなった飯綱を除いた全メンバーで黄泉討伐に。

対策室vs黄泉

「・・・・・・まさか現役だったとはね」

「あら。その言い方は失礼じゃない?」

「部下を殺しても兵器なの?」

「元部下でしょ。私、もっと大切な人を自分で殺してるの。冥府魔道に堕ちた者は、例え誰であろうと容赦しないわ」

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ナブー兄弟と岩端をラングレーで相手をしている間に、黄泉は対策室室長の神宮司を狙います。車椅子の女など一撃で屠れると思っていたのでしょうが、いきなり車椅子からマシンガンが出てきて黄泉に掃射。何とか避けて接近戦に持ち込もうとしたところ、今度は車椅子の軸から刀が出てきて、まるで両足で捌くが如く流麗に動いて黄泉に斬りつけます。さらにダメ押しに、車椅子のタイヤには呪文が書き込まれ、ブレーキ後にもくっきりと呪文が表示され、黄泉は逃げることさえままなりません。

おお、室長やるなあw 車椅子での戦闘は、車椅子バスケの選手みたいに華麗だなあw 実際、プロの人はあれくらいできそうですがww
まさか車椅子にギミックがあるとはねえ。てっきり歩けない振りしてるだけかと思ってたからw

そしてさらっと出ましたが、室長は結婚していて旦那を自らの手にかけた過去がるようですね。最愛の者さえ手に掛けることができる彼女に、元部下の黄泉を殺すのに躊躇はないようです。

さらに、二階堂女史の「糸」を駆使して黄泉を追い詰め、マシンガンでハチの巣にした上で糸で切り刻みますが・・・・それでも、黄泉はまだ生きていました。

「室長!!」

「桐ちゃん!」

「室長・・・・」

「黄泉。涅槃で会いましょう」

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桐が捨て身の盾となって室長を守り、刃で貫かれます。そしてこの千載一遇のチャンスを逃すまいと、二人はすぐさま黄泉の首に糸を巻き、その糸を車椅子に縛り付け、車椅子をいっきにロケットで加速させて黄泉の首を切ろうとします。

もはや桐は助かりませんね。室長もこれで黄泉をやったと安心していたようですが、最後の最後でまたも黄泉は復活。
殺生石の力でもう不死身の肉体となったようです。そして、室長と二階堂さんは黄泉により惨殺。さらに、ラングレーと闘っていたナブーも片方がやられ、岩端は両目を失うという怪我を負いながら、ラングレーを逃してしまいます。

いやあ、黄泉だけじゃなく、登場人物のほとんど全てをこれでもか!ってくらい不幸にしてきますねえw

この畳み掛けるような不幸と恨みの連鎖が、次第にとぐろを巻いて物語を加速していくのでしょうなあ。

でももう11話だからなあ。せっかく面白くなってきたのに。これは是非第二期を期待したいですね。そのためにもDVDは買いますよw

テイルズ オブ ジ アビス (第12話)

テイルズ オブ ジ アビス

第十二話「水の都」

マルクト帝国の首都、水の都グランコクマに辿り着いたルーク一行。しかし、首都は厳戒態勢でジェイドしか入国できなかった。皆の身の保証をするためジェイドが皇帝に謁見している間、関所で休んでいたルーク立ちに六神将のラルゴと、シンクに操られたガイがルークに襲いかかる。

ジェイドが戻ってきたことで敵は去ったが、ルークはイオンから、シンクの呪いは元々ガイに殺意がないとできないと言われ・・・


ルークに襲いかかるガイ

「ガイ!?」

「いけません!カースロットで操られています!どこかにシンクがいるはず!」

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マルクトの国境にたどりつき、入国するためにジェイドが皇帝に謁見している間、突然ラルゴが襲いかかってきます。さらに、シンクに着けられた呪い・カースロットにより操られてガイまでもがルークを襲い始めます。

カースロットは導士しか使えないとここでも指摘があり、シンクの正体がほぼ100%イオンのクローンだと判明しましたね。どっちがコピーでどっちがマスターか分からないけど。

しかしこの作品にしては珍しくまだネタバレはしないようで。後述するように、サクっとガイの正体は分かっちゃったのに、イオンとシンクについてはまだまだ秘密にしておきたいのは、やはりストーリー的に今ではダメなんでしょうね(^ー^;A
もうちょっと盛り上がってからでないと、イオンたちは出さないってことですかねえ。

そういう意味では、早々にネタバレしたガイとかは特に重要な役割でもないってことなんだろか?(^ー^;A


操られたガイは執拗にルークを襲うが、側の木の上に隠れているところをナタリアの矢で射抜かれて負傷。さらにジェイドの応援もあってシンクは現れた時と同じような唐突さで去っていきます。

そして導士にしかできないカースロットの呪いに侵されたガイは、イオンが治療することに。

カースロットの効果

「いずれ分かることだから、今のうちに話しておきます。カースロットというのは意のままに相手を操れる術ではないのです。カースロットは、記憶を揺り動かし、理性を麻痺させる術。つまり、元々ガイに貴方に強い殺意がなければ攻撃するようなマネはできない・・・・」

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なんかカースロットって、導士しか使えないとかいう割りには、かなり役に立たない術っぽいな(^ー^;A
'まさにガイのためにあるような術で、他には何にも使えそうにないんだが・・・(^ー^;A

普通に人を操れる術だと、後述するガイの秘密が解けないから、強引にこんな術にしたんでしょうねえ。もうちょっと凄そうな呪いにできなかったのかねえw


イオンによりガイの呪いは解け、ここでガイの正体が判明します。

ガイの正体

「俺がおまえのことを殺したいほど憎んでいたのは、おまえのせいじゃない。俺はマルクトの人間なんだ。俺はホドの生まれなんだ」

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「ホド戦争・・・・ホドを攻めたのは確かファブレ公爵ですわ」

「え!?」

「そう。俺の家族は公爵に殺された。だから俺は、公爵に同じ思いを味合わせてやるつもりだった」

「あなたが公爵家に入り込んだのは復讐のためですか? ガルディオス伯爵家、ガイラルディア・ガラン」

「おおっと、ご存じだったわけか」

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ここでいきなりガイの正体が判明するイベントが発生しましたw なんの前フリもなく、いきなりだったなあw シンクのあの都合のよい呪いがきっかけだけど、この一連のイベントはなんか微妙ですね。

ガイが元々キムラスカの人間で、復讐するために公爵家に入り込んだってのは面白い設定なんですが、それのバラし方がちょっとねえ(^ー^;A

自分の身内や家臣、全てをルークパパ・ファブレ公爵に殺されて復讐のためにルークに近づいたのに、結果的に一番のルークの理解者になったのには何か理由がありそうで、今後はそこに焦点が当てられそうですね。

「俺の側なんてイヤじゃねえか?俺はレプリカとはいえ、ファブレ家の・・・・」

「まったくわだかまりがないと言えばウソになるけど。・・・おまえが俺に着いて来られるのがイヤだってんなら、すっぱり離れるさ。そうでないなら、もう少し一緒にいさせてくれないか? 確認したいことがあるんだ」

「分かった。ガイを信じる。いや、ガイ、信じてくれ」

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ガイが何を確認したいのかが気になりますが、とりあえずまだルークに付き合っていくようですね。

ガイを信じる、のではななく、俺を信じてくれと言い直したルークは明らかに昔よりも成長しており、
その点、まだ付き合っていく価値はあるかもしれません。
でも、まだティアに結論を依存しているなど、まだ少々知能の方は発展登場のようですなw 後々、ティアとくっつくのだろうけど、今のティアとルークは恋人というよりも親子って感じがするw


そしてルークらはジェイドの取り計らいでピオニー9世皇帝陛下に謁見することに。

ピオニー9世

「よお、あんたらか。俺のジェイドを連れ回して返してくれなかったのは。こいつ、アンチフォンスロットなんてくらいやがって。使えないヤツで困ったろ?」

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やたら気さくに話しかけてくる皇帝だな(^ー^;A 他国の者の謁見するのに、側にいるのは近臣の者のみってことは、これは正式な謁見ではなく、たんなるジェイドが連れてきたよそ者を見ただけってことなんだろうか?
しかし、それにしても皇帝にしては貧相な玉座だなあ(^ー^;A ただのイスじゃん・・・。

ルークのファブレ家も、ナタリアのランバルディア国王もそうだけど、この国の王様はえらく貧相な格好が多いのだが、それはこの世界の流行なんだろうかね?
始皇帝やナポレオンのような姿を想像していたのだが、これじゃどっかの地方官のお偉いさん程度にしか見えねえw


そしてセントビナーが崩落するとルークたちは訴えますが、ルークとナタリアが殺されたと思っているキムラスカ王国が宣戦布告してきたので、セントビナー救出に向けるだけの人員を割けないとのこと。
そこで、ルークが自ら救出メンバーを買って出ます。

セントビナー救援活動

「私が向こうに降りて、譜歌を・・・・」

「ダメだ!距離が有りすぎる! どうしたら・・・・・!?」

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セントビナーの市民を避難させることには成功したが、最後に救出部隊が去ろうとしたとこで地盤沈下が発生します。
数十メートルも陥落した大地に取り残された人々をどうやったら救えるかと扼腕するルークですが、そこに、突然1機のジェット機が現れたところでエンド。

魔法で飛ぶジェット機でしょうかね? まあ魔法で浮くホバークラフトとか戦車とかもある世界だしねw

しかし以前のアクゼリュスを救いに来た時とは大違いでルーク君頑張ってるなあw あの時はウザい時代が極まる寸前だったが、こーゆー改心した姿を見ると成長の具合が伺えていいですねえw 
なんか段々と物事を覚えていって賢くなってゆくペットを見ているような感じで(笑


前半はガイの正体のネタバレ、後半は新たな展開への序章ですかね?

キムラスカとマルクトは次回開戦するようですが、どうせこれもスコアにあるとかいって避けられないものなんでしょうね。

予言を絶対視する余りにそれが起こるように差し向けるこの世界の常識よりも、それがおかしいとして変えようとするヴァンたちの行為の方が基本的に納得できるんだよねえ。

とりあえずまだ伏線と謎が一杯ありそうなのでヴァンとの確執は暫く先なんでしょうね。ガイみたいなコネタを何度か挟みつつ物語を進めていくのだろうけど、今回のように設定は面白いのだけど、それのバラし方とかがいまいちだとちょっと萎えてくるので、そこらへんもきっちりやって欲しいですな☆

ヒャッコ (第10話)

ヒャッコ

第十話「虎に翼 15コメ」

虎子は入学する前に出会った風茉莉冬馬と友達になろうとするが、彼女は虎子を嫌っていた・・・



風茉莉冬馬

「うっひょ~~。いい風~~」

「いい加減にしろよ、おまえ!アタシなんかに構って何が面白いんだよ!」

「確かに。何一つとして面白くないな。逆に不快だもん」

「ああ!もう嫌いだ!おまえみたいなの!」

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虎子は何とか冬馬と仲良くなろうとするが、虎子のようなタイプが嫌いな冬馬は完全拒否。しかし、実は入学前に学校で出会っており、その時に一緒に入学できたら友達になろうと言っていたことを指摘され、そのままずるずると虎子ファミリーに加わっていくという話。

冬馬というキャラが増えたってだけで、特にそれ以上でもそれ以下でも・・・(^ー^;A

相変わらずこの作品は私には合わないようで、どこがどう面白いのか・・・。というか、どういう切り口で見ればいいのか分からない・・・・

ヴァンパイア騎士Guilty (第11話)

ヴァンパイア騎士Guilty

第十一話「二人の命」

枢の仕掛けた遠大な計画に乗らざる負えなくなった零。しかし、優姫への愛憎と枢たちバンパイアへの嫌悪から躊躇していたが、そこに一縷が現れて・・・



一縷と零

「一縷・・・・・」

「刻が来たよ、零・・・・」

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己の進むべき道に迷う零。そこに現れた一縷は、零に銃を向けます。

一縷の行動と思考はここにおいても謎なのですが、今回はようやく決着が付きそうです。それでも、一縷の行動と思考は結局最後まで理解不能でしたがw(^ー^;A

一方の零は散々に運命を弄ばれたのだから葛藤するのは分かるけど、やはりこいつは思考がネガティブ過ぎてどうしても好きになれない。
なんつーか、女の腐ったのと言っては腐女子に失礼だが(笑)、過ぎたことにいちいちウジウジウジウジしてんのが何とも女々しい。
自分の過去のトラウマで好きな女も守れないような男のどこがいいのか。この零というキャラ事態に疑問を持たざる負えないw
さっさと割り切ったり前向きになれないのは、その不幸な生い立ちからしょうがないのだが、モブキャラならまだしも、メインメンバーでこの暗さと後ろ向きさはハッキリいってウザい(-"-;) せめて零が藍堂先輩くらいの前向きさと明るさを持っていたら、もうちょっと好きになれたのだが・・・


そしてその藍堂先輩といえば

「英。優姫さまと一緒ではなかったのですか?」

「ああ・・・・それが・・・・いなくなってさ」

「何をやってるの! 敵はあの子を狙ってるのでしょ!」

「おまえ、今度こそ寮長に殺されるぞ」

「大丈夫だよ。まだきっと。敵は純血種だよ。これくらいで済むはずがない。よほど僕等のことを舐めているのか、それとも・・・・」

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ほら、この戦闘の一番のキーというか、全ての鍵である優姫を守る大役を仰せつかりながら、肝心の優姫を見失うという大失態をやらかしても、まだ大丈夫とか言ってその場しのぎの言い訳を考えるお気楽さと前向きさ!(笑

この脳天気さを零ももうちょっと見習ってほしい!(笑 藍堂はまだ大丈夫とか言ってますが、優姫が最終的な狙いなんだから、先に手中に収めておいてもいいわけで、まだ無事だからこの程度だというのは論点がズレすぎてるしねw

うむ、やはり藍堂先輩はいいねえ。どんな時でも雰囲気が和むw もちろんいい意味でw


そしてこちらは優姫パパ

別人だよ優姫パパw

「なにかご用ですか?協会長」

「大人しく、錐生零をこちらに渡しなさい」

「それはできない」

「愚かな。せっかく最後のチャンスを与えてやったのに。地獄を見るがいい!」

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協会長と優姫パパンのバトル。協会長の飛刀を剣捌きで受け流し、衝撃波を見舞わすなど、もはや昔のパパンの面影が・・・(^ー^;A

しかしこのハンター協会も、裏ではバンパイアの貴族院とツルんでいたとか言ってたが、一体どんな利害関係で結ばれていたんだろうね?
今回も協会側は零を殺すつもりのようだけど、それは枢の計画で零が最強のハンターになったことを察知したからなのか?
零が最強のハンターとして李土抹殺のためにだけ作られたハンターと化したと知っているのは枢くらいじゃないのかな? まあ李土も当然気付いてんだろうけど。
それをどうやって協会が知り得たのがいまいちわからんね。まあ、協会とバンパイアの利害関係が分からないのが全ての元凶なんだがw


そしてそれぞれの状況を説明しおえた所で、一番のメインとなる零と一縷

零と一縷

「零。こんな所で大人しくしてるなんて。昔もそうやって自分を貶めるのを止めなかったね。贖罪のつもり? おかげでイヤでも気付かざる負えなかった。俺が存在しなければ、零がもっと自由だったと」

「安心しろ。贖罪なんて甘い考え、とっくに消えた。あの夜、笑うおまえを見た時に!なぜ笑った!父さんと母さんの死を」

「別に死を願っていたわけじゃない。閑様の思いを寄せていた方が俺たちの父母によって始末された。でもとてもイヤだった。その手で、俺たちを抱きしめていた・・・・」

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子供の頃からずっと一縷に気を遣っていた零だけど、それによってイヤでも自分が不自由な身だと実感させられていた一縷は、零の事が好きだけど、本心から好きになれずに戸惑っていたのでしょうね。
自分を気遣うあまりに、不自由な自分と同じくらい不自由になる零の姿に、愛情と嫌悪、感謝と嫉みを同時に抱いていたのでしょう。さらに、両親の心ない会話に傷付けられ、その救いを閑という家族とは別の女性に見出したといったところでしょうか。

一縷を気遣いながらも疎ましさを見せる両親。罪悪感を感じるほどに一縷を気遣い過ぎる零。このネガティブ家族の中に入れば、一縷でなくても気が滅入ってきそうですよw

やはりこれは二人の両親が全て悪いような気がしますね。ハンターという家系だからか、ハンターになれるなれないで善し悪しを判断んしすぎました。一縷にはハンター以外の生き方もあったのではないでしょうか。ハンターになれなきゃゴミみたいなことを匂わせていれば、言葉にしなくても子供は気付くもの。
その両親の歪んだ職業差別意識が、零と一縷、二人の双子の運命を歪曲させたように思います


「・・・・・一縷、なぜそんな深手を負ってる?」

「閑様の望みをを叶えようとしただけだよ。俺は初めからあの男だけが目的だった」

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一縷の今までの一連の行動は、自ら李土に一矢報いるためだったようですが・・・・なんかかなり後付な感じが(^ー^;A
李土のようなバンパイアが一縷に滅ぼされるはずもなく、ただ一刀だけ切り伏せるためだけに復活を手助けしたというのはあまりにナンセンスのような気がするのだが・・・。
それなら復活を阻止した方が、まだ納得いくけど。(^ー^;A

「零。俺の最後の命、食ってよ」

「なに言ってる!」

「俺を取り込めば、零が本来もって生まれるはずだった力を取り戻せる・・・・」

「そんなこと俺にはできない!」

「いや、零はするよ。何のためにブラッディローズで痛めつけたと思ってるの?」

「イヤだ!もうこれ以上失うのは・・・・」

「・・・・・零。おまえは生きて、目的を果たせ・・・・・。もうすぐ、零と一つに戻れるね」

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李土に一刀を見舞うためだけに復活を手助けした一縷だけど、その本当の目的はやはり零と一つとなることだったんでしょうかね?
零が自分を取り込まざるおえないような状況を作り上げるため、零にしか殺せない化け物=李土を復活させ、零が自分を取り込んで最強のハンターになるための枢のお膳立てに乗った感じでしょうか?

それなら、やはり枢と一縷の間で密約でもあったようあ描写が欲しかった気がするが。枢も一縷も、目的は違えど零に最強のハンターになって欲しかったんだしね。

最後に一縷を取り込んで最強のハンターが完成するとなると、一縷の行動まで予見できない枢の計画自身破綻してくるし。
やはりここは、枢と一縷の密約で、最終的に零を最強のハンターにしたかったという計画が合った方が説得力ないかなあ?


何人もの純血種の血を取り込み、そして欠けていた最後のピースをはめ込んだ零が、最強の化け物になって最凶の化け物と対決ですかねw

格闘ものじゃないし女性向けとあって、戦闘シーンにそれほど期待はできないけど、しかし化け物となった零がどんな戦いを見せてくれるか見物ですねw

そして結局、全てを零に託すようにし向けた裏の仕掛け人、枢が最後どんな手を打ってくるか。優姫に知られずに零を殺すのが手っ取り早いけど、枢に零が殺せるかどうかも疑問だし。

やはり最後は零の判断でどんな方向にも進みそうですね。結局、最後の切り札を握っていたのは優姫でも枢でもなく、零になるような気がしますw

屍姫 赫 (第11話)

屍姫 赫

第十一話「ある夜」

景世はオーリに、マキナの星村家が七星に滅ぼされた経緯を話し始める。

しかしその夜、七星に目をつけられたオーリは操られ、七星と戦闘中の景世の元に向かう・・・


七星&背信僧vs景世&マキナ

「おまえの目的はなんだ!?」

「光言衆と屍姫の消滅。まずあなた方からです」

「・・・・・思った通りだ。今度の触媒は完全ではないな」

「あなたの弱点は分かってるんですよ。かつて、わたしもそうだったから」

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景世と同期の僧侶A(名前忘れた)が背信僧になった具体的な描写はありませんが、大事な女性が死んだのが原因のようで、たぶんそれが屍姫なのかな? それとも屍姫に殺されたのか。 まあキャラ立ちどころか名前さえ覚えてないモブキャラ同然なので細かい設定はどうでもいいけどw

七星と組んだことで、ようやく出番が増えそうですね。景世と因縁がある関係でありながら、まるで出番がなかったのは、景世を道連れに死ぬのか、それとも第二期のオーリに倒されるのか。・・・・あ、あんまり興味ないやw(^ー^;A


一方、マキナは七星のコワクと戦闘。
マキナ一家を惨殺し、マキナを殺した張本人である七星が相手ってことで、マキナのテンションはいつもよりアップ! でも棒読みなのでいつもより萎え度もアップw

「おまえはその小娘を救うつもりか? だが、おまえのしてることは、地獄に堕ちた小娘を、別の地獄へ案内してるだけのことさ」

「うるさい!」

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コワクってくらいだから、蠱毒使いなのでしょうか? 銃で撃たれても煙みたいになってまるでダメージがないのだけど、銃しか武器がない屍姫は、あくまで銃で対戦。

まあ、盛り上がらねえな(^ー^;A 煙相手に銃で戦闘してる姿なんて盛り上がれないでしょ?

でも敵討ちだから頑張って闘うみたいです。一念岩をも貫くの例え通り、気合い入れて撃ってると何発かに1発くらいは煙にダメージを与えれるのかも知れませんな☆



一方の景世は、契約僧が景世の弱みである孤児院の子供を狙っていると分かって慌てて部屋を見にいきます。
幸いに子供たちは結界に守られて無事のようですが、そこに突然オーリがふらりと現れます。

オーリに刺される

「オーリ? おまえ何でここに? おまえは眠らなかったのか?」

「眠ってなんていられないよ。こんな楽しい夜に」

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七星に操られたオーリに刺されてしまう景世。この傷が元で景世が死んでオーリが跡を継ぐのでしょうかね?
EDからオーリが契約僧になるのは確定だし、だとすればマキナの契約僧だと思うのだが、契約僧が死ぬと屍姫も死ぬとかいうルールはどうするのかねえ。まあ、実はこういう例外があるとかいってくるんだろうけどね。設定杜撰だしw

実際、これで景世が死ぬってのも単純だからなあ。これで死ぬと見せかけて死ななくて、ほっとしたところで死んでしまうというパターンが最近の流行か?


11話にしてようやく何となく面白くなりそうな展開になってきた。まあそれでも、主人公クラスの声優が全員下手くそなんで、ドラマとしてはもうダメダメなんですが・・・

とりあえず、主人公でありながらいつも蚊帳の外にいたオーリが景世の変わりに契約僧となるであろう下準備が着々と進んでいますね。最終話で景世が死んで、第二期でオーリが契約僧となって一人前になって開始ってところですかね。

敵も七星と背信僧に絞られそうだし、オムニバス形式のドラマが全然面白くないので長編であろう第二期に期待したい。
ついでに第二期は屍姫とオーリの声優は全員総入れ替えでw 

今日の5の2 (第11話)

今日の5の2

第十一話A「ヌキウチ」

保健室でスリーサイズを測定し合うユウキたち。そこに、風邪気味のリョータが保健室に現れて・・・


目撃第一弾

「うわああああ!」

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気分悪くて保健室いったら、女子がスリーサイズを測定していて追い出されましたw

まあ明らかに女子が悪いのだが、リョータも人が良いからこのままそそくさと下がっちゃうのよねえ。

そして悪夢は再び。

目撃第二弾

「うわああああ!」

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二回も目撃して女子にフクロにされるリョータ。まあリョータには同情するが、見れたならいーじゃん(いいのかw

第十一話B「カモ」

たまたまプールにやってきたカモを見つけたリョータたちは・・・


世話をしてやる

「よし、俺達がちゃんと面倒見て・・・・あ!」

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プールで見つけた野生のカモをみんなで育てやろうと決意。しかし、そう決意した途端にカモは飛び去ってしまいました。

小学生の頃って、捨てられた猫だとか傷着いた鳥だとかをよく世話したなあ。結局、どれもいつの間にかいなくなっちゃってるんですけどね(^ー^;A

まあ、小学生の頃って、それだけ寄り道しながら帰ってた証拠ですかね


しかしこのカモ、実は野生のカモじゃなくて近くの合鴨農場のカモだってことで落ちがつきましたw

合鴨の肉は美味いらしいが、残念ながらまだ食したことねえなあ(そんな感想かよw

けど合鴨って、こんなに高く飛べたっけか?(^ー^;A


第十一話C「カミガタ」

普段オシャレをしないカズミが髪型を変えてきたことで、5-2女子の髪型激動時代が始まる・・・


髪型激動時代到来

「これは大変な自体だぞ、リョータ君。あのオシャレに興味なかった相原が髪型に目覚めたと言うことは・・・・5-2女子の髪型の平均点が跳ね上がるということだ。90点の人間が100点を取ってもクラスの平均点はさほど上がらないだろ。じゃあ30点の人間が70点を取ったらどうだ!」

「おお!なるほど!」

「5-2女子、髪型オシャレ激動期の始まりかもしれんな」

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なるほど、なんて分かり易いコウジの説明w(笑 男子はまるでそんなの気にしないだろうけど、女子はやっぱ子供とはいえ、本能的に他人よりキレイになろうという競争心がたぎるのですかねw

小学生の頃の女子の格好なんてまるで眼中になかった私は持てないワケだw こーゆーコウジのような慧眼があれば・・・

そして翌日から激動の時代に突入!

髪型激動最盛期

「今日も一段と凄くなったね。でも、みんな前の髪型の方が似合ってると思うんだけどな」

「今更前の髪型なんて無理無理」

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もうオシャレというより、どれだけ目立つかって勝負になってますなあw これこそ激動期の最盛期w なんでも流行が極まった時は変な方向に偏っていくものですw

そしてこの髪型激動期も、カズミが髪型を元に戻したことで集結。カズミは首にできたアセモのために髪を上げていただけと分かり、みんなの興味は急速に衰えていったようですw

まあ、流行りなんてこんなもんだよねw

しかし、ここに一人流行りに乗り遅れた男が一人w

コウジの失態

「おはよう!みんな!5-2男子ファッションリーダーとしては、たまには存在感を見せつけるのもいいかと思ってさ・・・・・あれ?」

「おまえ、実は刺激されてたんだ」

「コウジって、年に2回くらい大滑りするよね」

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このコウジの滑りっぷりは笑ったw 何げにいそうだしねw 年に二回くらい大滑りするってツバサの指摘も絶妙だしw

でもこれ、最初リョータかと思ったよw 髪型でしか区別ついてないからw



第十一話D「コオリ」

季節は冬。道ばたの水たまりの氷を割ってはしゃぐリョータたちをバカにしていたチカだが、帰り道、ふと公園の中で凍った水たまりを見つけ、自分もしてみたくなった・・・


冬の風物詩

「せえの・・・・」


「・・・・なんで俺がおまえをおんぶしなけりゃならないんだ?」

「だって靴がぐちょぐちょで気持ち悪いんだもん」

「おまえが勝手に水たまりに足を突っ込んだんだろ」

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リョータにおぶってもらっていい感じになって終了。

道路にある凍った水たまりを割ったり、それで滑ったりはよくやりましたねえ。そういえば男子だけしかしてなかったようだし、女子は結構冷たい目で見てたのですかね。

まあ、リョータとチカが仲良くて佳きかな佳きかなということでw

まあ、比較的楽しめた方ですかね。 やはり微妙ですけどw

でもコウジの滑りっぷりは面白かったw

ミチコとハッチン (第6話)

ミチコとハッチン

第六話「愚か者たちのサウダージ2」

ファンタズマに拉致されたハッチンを助けるため、敵の組織に潜入を計るミチコ。しかし、成り行きから闘牛士として闘技場に来てしまい、最強の牛と対決するハメに・・・


孤児院のババアに殴り込み

「バアア!!てめえ、なんでハッチンを放り出しやがったんだ!」

「フザけんじゃないわよ。ロクに挨拶も来ないで子供だけ頼むって?これが親に向かってする挨拶かね?」

「誰が誰の親だ!」

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ハッチンがファンタズマに拉致されてしまい、ミチコはハッチンを頼んだ孤児院のババアに殴り込みを掛けますが、さすがにミチコの育ての親。ミチコを手もなく捻って力づくで伏せてしまいます。

この婆さんがミチコの育ての親で、人身売買をしている孤児院の責任者のようです。しかし、この上に首謀者のような女がいるようで、この婆さんはイヤイヤやってるような感じ・・・なのかな? 直接的な描写が一切ない上に、説明がないものだからよく分かりません(^ー^;A

この作品、「カウボーイビバップ」のような退廃的な世界の中にもノスタルジックな美しさを見せる雰囲気はあるのだけど、メインストーリーが主人公抜きで展開していくもんだから、展開がサッパリ掴めない上に何がしたいのかよーわからん。
「妖精と伯爵」でも同じようにキャラだけ動かして全体的なストーリーの流れが見えないけど、これも全く同じ感じですね。


そしてミチコはハッチンを助けにファンタズマに潜入?

旧知の友人の手伝いで食品鍋に隠れて潜入しようとしますが、鍋の蓋を開けられてバレてしまい、強行突破することに。

「・・・・なんだおまえ・・・・ぐがっ!!」

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こっそり潜入するがずが、大暴れして目立ちまくってしまうミチコ。

この立ち回りの動きの良さは、この作品で褒められる数少ない箇所ですね。とにかくキャラがよく動くw 細かい動作や回りの物の動きまで丁寧に描かれていて、クオリティは相当高いですねw

もうちょっと分かり易い脚本だと楽しめたのになあ。


そして逃げている内に闘技場に入り込み、マタドールの待合室に入ってしまいます。
こうして、なぜかマタドールとして最強の牛と対決するハメに

闘牛士ミチコ

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ここでミチコがマタドールになる理由が不明なんだよねえ。マタドールの部屋に隠れたのは分かったんだけど、そこから何でマタドールになる必要が?
マタドールになって闘技場に出た方が目立って敵に見付かり易いと思うのだが・・・・(^ー^;A

そして案の定、敵に見付かって狙撃されますが、狙撃手が下手くそなのか銃が悪いのか、ミチコには全く当たらず、そのうちに指示している敵のボスをめざとく見つけて闘技場から一気にVIP席にいる敵のボスの所に強襲をしかけます。

「ここで会ったが100年前だ。ミチコ・マランドロ」

「100年前だ? タイムスリップしてどうする。このデブ!はは~ん、思い出したぜ。使い走りのパシリ坊や!」

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このファンタズマのボスと知り合いのようですが、具体的な描写がないのでどういう関係か不明。今回、時系列がごっちゃになっていて、どこからどこまでが過去話なのかも分からないので、回想の場面で出てきたのかもしれないけど、まったく分かりませんw

そしてその頃、ハッチンも自力で抜け出してきて、ミチコはファンタズマのボスをノして終了。

そのままヒロシの手がかりを持っているというサトシという男に会いにフォッサの街に。

うーん、段々と分かりにくい展開になってきた上に興味も持てなくなってきたなあ(^ー^;A
作画クオリティが高いのが救いだけど。

たぶん、「カウボーイビバップ」や「ルパン三世」みたいなドタバタのピカレスクドラマをやりたかったんだろうけど、世界観に凝ってしまい、スタッフの中だけの世界で物語が展開されているようで、客観的第三者に見せる作品として描かれていないような気がします。

今回の敵も結局、何だったのか分からず、ミチコとの因縁がありそうだったけどそれも分からず、何をする組織でどういう規模なのかも不明で、結局、「どっかの小さなマフィアグループ」というだけでいいのに、そこにいろいろ細かい設定を加えちゃったもので分かりにくくなちゃったんじゃないかなあ。

ソウルイーター (第37話)

ソウルイーター

第三十七話「名探偵・第一の事件~キッドが暴く死武専の秘密?~」

BREW奪回に失敗した死武専。その思うところは諸々だが、キッドは極めて深刻に考えていた。さらにBREWのみならず、父である死神様の考え、この死武専そのものにも疑問を持ち始めたキッドは、シュタインに問う・・・


キッドの疑問

「シュタイン先生、BREWとは何ですか?あれを使い、父上は何をしようとしていたのか。BREWは使うと何が起こる魔道具なのか。知らなければ推察でもいい。博士の意見を伺いたい」

「それを聴いてどうする?何かを期待しているようだが、俺が何を言おうとそれは何の足しにもならないはずだ。俺の言う言葉を素直に受け入れられるのか? それを聴いて、おまえは何をするつもりだ?」

「う・・・・・」

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先生も生徒も死神様を疑うことさえしないので疑問にも持たないようだけど、キッドだけはさすがに立場の違いで気になるのでしょう

確かに、死武専の全勢力を投入したBREW争奪戦。しかし、BREWとは何でどういうものなのか、どんな形をして何ができるのかさえ誰も知らない。しかもそれを奪われたというのに、死武専側は何の対抗手段も取らずに慌てた様子もない。無論、こんなことで慌てては底が知れるのだが、あそこまで大規模な作戦が展開され、失敗した後にしてはあまりに動きが少なすぎるですからね。

いずれ、死神様の後を継ぐであろうキッドは何もかも知らされるのでしょうけど、それよりも今、彼の探求心と知識欲を満たすだけの答えを求めているようです。

シュタイン博士もそれを知っているから、「今」の何もできないキッドの探求心と知識欲を満たすためだけの答えを敢えて言おうとしないのでしょう。


一方、クロナはシュタイン博士がおかしくなったと聴き、ひょっとして自分がマリー先生に植え付けた蛇が原因ではないかと心配になり、連絡にきたエルカに問います。

クロナの疑問

「あの・・・マリー先生の蛇のことなんだけど。あのせいでシュタイン博士は?」

「ああ、言ってなかったわね。あれはあなたのお手柄よ」

「!!」

「あの蛇のおかげでBREWが手に入ったも同然だったわ。闘わないであの二人を戦闘不能に追い込んだんだから」

「やっぱり、そうなんだ・・・・」

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クロナがマリーに植え付けた蛇が、じわじわといろいろな効果を現しているようですね。
とはいえ、メデューサの死武専に対する目的は徹頭徹尾シュタインのみ。確かに彼を除けば死武専の戦闘力は30%はダウンするだろうけど、シュタインに固執し過ぎているのがメデューサの危うい所。

そしてクロナはシュタインの症状の悪化と作戦の失敗が自分に原因があると責めることになるでしょうけど、彼の葛藤は精神を蝕み続けるのでしょうなあ。そして最終的にメデューサを選ぶか、死武専を選ぶかで彼の心の持ち用は変わってきそうですが、今のままだとメデューサよりですねえ。

心性に良質なものを持っているクロナですが、その精神力が徹底的に惰弱なものにさえている今、彼がメデューサを裏切ることはないでしょうねえ。
彼がメデューサと決別するのは、やはりマリーの死が必要な気がしてきました・・・( ´・ω・`)

キッドの疑問

「疑いは晴らすべきだ。見て見ぬふりなどできない」

「それが父親であっても?」

「無論、それが誰であれ、道を外れようとしているなら止めるだけです」

「その道は誰が敷く? 外れているとなぜ分かる?」

「道理を弁えていれば誰にでも分かるはずです」

「道理ね。純粋だなあ。その道理を君に植え付けたのは誰なんだ?おまえの言う道理とは、形骸化された概念のようなものではないのか?」

「揚げ足を取るだけの質問は止めて欲しい。・・・・現にいま、一番遅れを取っているのは死武専じゃないのですか?」

「そんな風に思ってたんだ。その件に関しては断固否定するね。死武専は、そんな甘い組織じゃない」

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大人達の植え付けた都合のいい形骸化した概念を基幹とした道理では、真実にはたどり着けないとあざ笑うシュタイン。だが、質問の本質をはぐらかされていることに気付いたキッドは彼の質問には取り合わず、質問を変えてシュタインに迫ります。

この言葉の応酬は戦闘シーンのように見事ですねえw 攻め手のキッドに対し、のらりくらりとはぐらかし、キッドの放つ刃を受けようともせず、その軌道を変えて惑わしていくようですよw

しかし、最後はシュタインが折れてキッドの質問に答えたのは、彼の道理が決められた枠組みの中にあるものではなく、純粋な心より発せられた真摯な感情の吐露そのものであることに気付いたからでしょうか。

実際に死武専はアラクノフォビアに遅れを取っているばかりか、メデューサにも裏を掻かれている状況ですからねえ。しかも、メデューサの件に関しては双方とも気付いてさえいないという手抜かり。
情報網の広さと規模ならばアラクネが独断。最強のBREWを手に入れ、漁夫の利を狙うメデューサはその存在を秘匿し続ければさらに上をいき、死武専はどう見てもメデューサとアラクネの後塵を拝するしかないように見えるが・・・・。さて、新たなキャラの登場が、新しい流れを作り出せるのでしょうかw

表題からてっきりお遊び回かと思えば、意外とまともなストーリーでした(^ー^;A エクスカリバーとか出てこないかなあと期待してたんだがw

今回は戦後処理ということで、各キャラの戦後の心の置き所がメイン。一心不乱に修行するマカ。悩み続けるブラックスター。死神様に疑問を持つキッド。自分の行為に葛藤するクロナ。

それぞれの立ち位置と心の置き所を明確にし、次のステップに進むための回ということで、次回に期待ということですかねw

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